麻生首相(右)と会談する民主党の鳩山代表=14日午後、国会 首相「針路間違わないように」 鳩山代表に注文民主党の鳩山由紀夫代表は14日午後、新内閣発足に先立ち麻生太郎首相と国会内で会談し、政権運営について「首相経験者として今後も指導、協力をお願いしたい」と要請した。これに対し首相は「ぜひ頑張ってほしい。外交、安全保障の在り方などで日本の針路を間違わないようにしてほしい」と注文を付けた。 鳩山氏はこれまでの政権引き継ぎへの協力に謝意を示した上で「内政、外交ともに難問がいろいろある。インフルエンザ対策もしっかりやりたい」と述べた。 首相は、国際金融問題で日本が引き続き積極的に関与していく重要性を指摘。北朝鮮問題については「日朝平壌宣言は生きており、複合的な視点で取り組んでほしい」と要望した。 会談は民主党側が申し入れた。河村建夫官房長官と、官房長官に内定している平野博文民主党役員室長が同席した。 【共同通信】
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