HTV初号機の曝露パレットを「きぼう」に移設

Image credit: NASA

宇宙ステーション補給機（HTV）技術実証機（初号機）に搭載された曝露パレットを、国際宇宙ステーション（ISS）の「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームへ移設する作業が9月23日に行われ、無事終了した。

第20次長期滞在クルーはISSロボットアームを操作し、日本時間9月23日18時6分にHTV初号機の補給キャリア非与圧部から曝露パレットを取り出し、20時13分に「きぼう」ロボットアームに渡した後、22時33分に「きぼう」の船外実験プラットフォームに取り付けられた。

今後、曝露パレットによって運ばれてきた2台の船外実験装置を「きぼう」船外実験プラットフォームの所定の場所に設置した後、曝露パレットは再びHTV補給キャリア非与圧部へ収納される予定。

なお、HTV初号機がISSから切り離されるのは11月初旬頃に予定されている。

写真＝ＮＡＳＡ。

■HTV技術実証機の曝露パレット、移設作業完了
http://iss.jaxa.jp/htv/htv_ep_install.html