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9月26日の土曜日午後に東京で開催されました約3時間に及ぶ「JanJan市民記者懇談会」に参加してきました。 編集部の方と市民記者との交流会に参加するのは2、3年前の記念パーティ以来久しぶりでしたので、ある種の期待を持って参加しました。 結論的に言いますと、今回の懇談会は4名の編集部スタッフと23名の市民記者にとって大変有意義な懇談会だったと思います。 日本インターネット新聞社の竹内社長が参加されなかったことは大変残念でしたが、次回は是非参加していただければと思います。 以下に有意義であった点を箇条書きに書きますのでお読みください。 1)市民記者同士の顔合わせと意見交換ができたこと ネット上では名前と記事だけの関係ですので、このように市民記者同士が直接顔をあわせて意見交換できることは大変貴重なことです。 編集部主催の「JanJan市民記者懇談会」を年に1、2度開催することをお願いしましたが、それとは別に「週刊金曜日読者会」のように市民記者が地域別に勝手に集まって意見交換する会を勝手に立ち上げてもよいかと思います。 2) 編集部スタッフと市民記者との顔合わせと意見交換ができたこと 編集スタッフの方ともネット上や電話だけの関係でしかなかったのですが、今回のように直接会って話ができたことは大変有意義でした。 毎日送信されてくる膨大な量の投稿記事を実質的には鈴木デスクと山口デスクのお二人で編集されているとの話を初めて聞き、さすが編集のプロだと驚きました。最近、16000字の長い記事を編集した山口デスクは、編集作業というより格闘技に近かったと話されていました。 投稿する我々は、編集作業がほとんど要らないくらいに完璧な状態にした記事を送るようにしたいものです。 また、会の後、喫茶店で歓談した際に、山口さんは編集者は「よい記事に出会うと勇気や元気をもらう」とも言っていました。 山口さんにとって「良い記事」とは、敢えて言えば、文章の巧拙にかかわらず他にないユニークな視点や指摘をしている記事、小さくてもなにか人に感動を与える記事とのことです。 3)「JanJan」の存在理由がますます高まってきていることが全員で確認されたこと 編集部山口デスクのお話では、「JanJan」の読者層は着実に広がり、6年間続いて来れたのは何よりも市民記者からの投稿記事の「質の高さ」であると断言されていました。 市民記者の皆さんの「まじめさ」と「意識の高さ」と「熱意」が「JanJan」を支えているのだと思います。 編集部山本さんのお話では、毎日平均20万ページヴューがあり登録市民記者は7700名とのことです。2年前にお聞きした時は12万ページヴューでしたので読者数は着実に増加しています。 私見ですが「JanJan」は日本における「マスコミ世論」に対抗した「ネット世論」の形成に大きな役割を果たし始めたと思われます。 参加された市民記者からは【「JanJan」は自分にとって「生活の生命線」になっているのでなくなっては困る】との悲痛な意見が多く出されました。 4)市民記者が日頃思っている「JanJan」に対する疑問が忌憚なく提起され認識されたこと おもに話された問題は以下の2つです。 1)財政問題 日本ではインターネット市民新聞の「ビジネスモデル」はどこも確立していません。広告収入で採算をとる「オーマイニュース」方式は失敗して撤退しました。 富士ソフトさんが社会貢献事業として年間2億円位の資金を投入してくれていることは大変なことで、富士ソフトさんへの感謝は大いにすべきです。 しかし「JanJan」の財政を1企業のメセナ事業に100%依存することは大変なリスクがあります。そのことは編集部も市民記者も十分感じています。 市民記者の意見では「他人の会社の財布の中身まで市民記者が詮索すべきでない」という意見と「自分にとって『JanJan』はいまや生活の生命線になっているので突然閉鎖されるのは大変困る。今から財政問題の解決策を市民記者も一緒に考えるべきだ」との両方の意見が出ていました。 私がたたき台として書きました【インターネット市民新聞「JanJan」の更なる発展の為に!】をよろしければお読みください。 2)「JanJan」を意図的かつ組織的に妨害する「コメント荒らし」や「妨害コメント」の勢力にどのように対応するのか ある一つの投稿記事に対して650以上のコメントが付けられ、その多くが民族排外主義的な罵詈雑言の類の「妨害コメント」だったとの話を編集部の方から聞きました。 これは明らかにある組織がある意図をもって「JanJan」の新聞活動を妨害する「威力妨害」の犯罪行為ですので、懇談会の席でも言いましたが断固とした対応を編集部は取るべきだと思います。ひどい場合は刑事告訴すべきだと思います。 これらの行為は投稿した市民記者の「言論の自由」や「表現の自由」や「思想・信条の自由」を犯すだけでなく、これから投稿しようとする市民記者への恫喝や威嚇であり「記事投稿の自由」を妨害する卑劣な行為です。 もしも我々がこの妨害行為を許せば、日本における「ネット世論」の形成が阻害されマスコミが流す大本営発表記事をベースにした世論操作の「マスコミ世論」が主流となる戦前と同じ暗黒社会を許すことになります。 |
9月14日〜9月19日
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