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自民党総裁選:谷垣氏が新総裁に 河野氏も健闘

自民党の新総裁に選出された谷垣禎一・元財務相=東京都千代田区の衆議院第2議員会館で2009年9月23日、手塚耕一郎撮影
自民党の新総裁に選出された谷垣禎一・元財務相=東京都千代田区の衆議院第2議員会館で2009年9月23日、手塚耕一郎撮影

 麻生太郎前首相の後継を決める自民党総裁選は28日投開票され、谷垣禎一元財務相(64)が党所属国会議員票と地方票合せて300票を獲得し党両院議員総会を経て第24代総裁選に選出された。谷垣氏の得票は国会議員票(199票)のうち120票、地方票(300票)のうち180票といずれも過半数を占めた。

 河野太郎元副法相(46)は計144票(国会議員票35票、地方票109票)。西村康稔前外務政務官(46)は計54票(国会議員票43票、地方票11票)だった。無効票は国会議員票で1票。

 河野、西村両氏は世代交代や派閥解消などを訴えたが、衆院選惨敗を受け挙党体制構築を強調した谷垣氏が2氏を圧倒した。

 谷垣氏は両院議員総会で「もう一回我が党が国民の信頼を取り戻し、政権復帰できるように全身全霊を傾けて職務にあたりたい」とあいさつした。谷垣氏は今後党役員人事に着手する。

 谷垣氏は衆院京都5区選出で当選10回。財務相、党政調会長などを歴任。06年9月の総裁選に出馬し「消費税率10%」による財政再建などを訴えたが、当選した安倍晋三元首相、麻生前首相に次ぐ3位だった。

毎日新聞 2009年9月28日 14時39分(最終更新 9月28日 15時03分)

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