2009年9月28日 12時15分更新
通常の柿の倍近くの大きさになる岡山市東区瀬戸町特産の「太秋柿」が岡山市内のデパートにことし初めて、入荷されました。
瀬戸町で作られている「太秋柿」は直径およそ10センチ、重さおよそ400グラムと通常の柿の倍近くになり、甘みが濃厚で果汁が多いのが特徴です。
岡山市北区表町のデパートではこの太秋柿、およそ30キロを初入荷し、28日から生鮮食品売り場で販売を始めました。
柿は大きさによって1つ500円から600円の値段が付けられ、通りがかった客たちは鮮やかな色と大きさに目を見張りながら、じっくりと品定めをしていました。
また、試食用の柿も用意され、訪れた人たちは店員から一口サイズに切った柿を受け取って味見していました。
このデパートで生鮮食品を担当する那須孝子さんは「ことしは日照時間も十分で糖度の高い柿に仕上がった。岡山の秋を代表する味ということでたくさんの人に召し上がっていただきたい」と話していました。