2009年9月28日 12時15分更新
岡山県が日本一の生産量を誇る「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の出来栄えを競う共進会が岡山市役所で開かれています。
この共進会は、マスカットの生産技術の向上につなげようと岡山市や生産者が毎年この時期に開いているものです。
市役所1階のロビーには岡山市の生産者が温室で育てた「マスカット・オブ・アレキサンドリア」96点が並びました。
そして、県農業普及指導センターの職員らが重さや甘さそれに見た目のツヤなど16の項目でマスカットの出来映えを調べていました。
ことしのマスカットは夏に雨が多かったことから2週間ほど成熟が遅れたものの、今月に入って良い天気に恵まれ甘さが増してきているということです。
生産者などでつくる岡山市温室園芸振興協議会の入江澄会長は「岡山市は県内でも有数のマスカットの産地です。生産技術を高め、全国にPRしていきたい」と話していました。
また会場の一角では共進会にあわせて30日までの3日間にわたって市価より20%ほど安くマスカットが販売され、市民らが訪れていました。