ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

エリカ夫反撃!ブログで“保身の反論”

 全身マーク・ジェイコブスでさながらファッションショーのようだった沢尻エリカ(09年2月15日、成田空港)
 全身マーク・ジェイコブスでさながらファッションショーのようだった沢尻エリカ(09年2月15日、成田空港)

 所属事務所から契約解除を通告された女優・沢尻エリカ(23)の夫で、マルチクリエーターの高城剛氏(45)が27日、自身のブログで“反撃”した。鹿児島・奄美大島で警察に事情聴取されたとの報道に対し「『事件を創作』された」と反論。覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴された酒井法子(38)・高相祐一(41)両被告とは面識がない、と関係を否定。一方で、高城氏が沢尻に特定のファッションブランドの服を着せるなど“広告塔”として利用した疑惑もあり、事務所からの解雇宣告は覆らないとみられる。

  ◇  ◇

 所属事務所「スターダストプロモーション」から“クビ”を宣告された沢尻。弁護士をたてて契約続行を主張する高城氏が、“反撃”を開始した。

 7月に皆既日食観賞に訪れた奄美大島で、酒井被告夫妻が高城氏が主催する音楽イベントに参加していたとの情報から、一部で関係を指摘する報道があったことに「一度も面識がない僕らは、いまやすっかり『親友』になっているそうだ」と否定。また奄美では「フル電動自転車」をヘルメットをかぶらずに公道を無許可で運転した沢尻が警察に事情聴取された、と伝えられていたが「警察に問い合わせれば、すぐにわかることだろう。調べれば絶対にわかる」と重ねて否定した。

 26日午後、単身ロンドンに旅立った高城氏。2016年東京オリンピック招致運動にクリエーターとして参加しており、関係者によると『(契約解除で自分の)ブランドイメージが傷つく』という趣旨の主張をし、契約解除に反対しているという。

 フル電動自転車は“エコ五輪”を掲げる東京五輪招致のテーマにも合致し、PRの仕掛けに絡む高城氏がマスコミの前で、宣伝のため沢尻を乗せたという見方もある。

 今年2月に夫妻で渡米した際は、サングラス、バッグにいたるまで全身を米ファッションブランド「マーク・ジェイコブス」で固め、関係者が身につけたものの値段をマスコミに告知するなど、宣伝のにおいはプンプンだった。

 女優にとって、洋服や化粧品メーカーとのタイアップ(CM契約含む)はイメージ戦略も含め、最も重要で神経を使うテーマの一つ。にもかかわらず、「マーク-」の一件は所属事務所に無断で“決行”され、高城氏が同ブランドのPRのため、沢尻を利用したことは否定できない。

 挙式のため今年1月にハワイに旅立った際には、赤いバラが描かれたルイ・ヴィトンのバッグを肩にかけていた。高城氏はヴィトンと村上隆氏のコラボレーションをプロデュースするなど、同ブランドとは関係が深い。またマーク・ジェイコブス氏はヴィトンのプレタポルテのデザイナーも兼ねている。

 10月からクランクインが予定されていた大作映画への出演のために9月中旬に帰国していた沢尻だが、同映画への出演も取り消された。実母が住む都内の実家は27日も応答がなかった。このピンチにマスコミの前に姿を見せるのか、注目される。






Copyright(C) 2007 Daily Sports All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp