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連休目前、ソウルのおすすめ

2009年9月15日

  • 筆者 鄭銀淑

写真主人公・朱蒙(チュモン)の扮装は、意外と女性にもぴったりくる写真笑いあり、涙あり、時事ネタあり。スピーディな展開であきさせないドローイングショー写真『食客』の料理監督、キム・スジン先生から修了証が授与される食文化体験教室写真豚肉の美味しさに開眼させられる「タンプンナムチプ」のチョンギョプサル写真漢江に面した「Wソウル・ウォーカーヒル」。川の向こうには“ソウルの北千住”「千戸洞(チョノドン)」があるので、セレブ感覚と下町情緒をともに楽しめる写真「Nソウルタワー」地下1階にある「テディベア・ミュージアム」。チャングム風の衣装を着たベアたち

 今回は5連休にソウルを旅行されるみなさんのために、注目スポットのいくつかをご紹介します。

■韓流スターになりきれる「MBC カフェ・ドラマ」(梨大)

 MBCで放送された『大長今』『宮』『黄真伊』『イ・サン』『朱蒙』などの登場人物になりきれる撮影スタジオ。それぞれのキャラクターのキメポーズで、プロのカメラマンが撮影。その場でCDに焼いて渡してくれます。左の写真は時代劇『朱蒙』の主人公に扮した日本女性。とても凛々しいですね。

http://www.cafedrama.com/re/intro.asp(MBC カフェ・ドラマ)

■非言語コミュニケーションの極致「ドローイングショー」(大学路)

 大学路(テハンノ)の専用劇場「ziller hall」で行われている美術パフォーマンス。鍛え上げられた肉体から繰り出されるダンスとドローイング(絵描き)にびっくり! 1回のステージで描かれる作品(約10点)は時事問題などを取り入れ、インパクト絶大。出演者はプロの画家ではなく、ショーのために独自の画法を学んだ人たちだと聞いて2度びっくり!!

http://www.drawingshow.com (ドローイングショー)

■東大門から地下鉄で5分のショッピングモール「BIT・PLEX」(往十里)

 地下鉄2号線、5号線、中央線が交差する「往十里(ワンシムリ)」駅にできた複合商業施設。食品、日用雑貨などの韓国みやげを安く買える店として日本人観光客にも知られている「Eマート」、「よいものを安く」がモットーの大型アウトレット「Enter6」、スクリーン数10のシネコンプレックスなどを擁しています。大規模ホテルも近く開業予定なので、このエリアでは東大門市場に続く観光拠点となりそうです。日本のショッピングセンターを研究したという同社のチョ・チュンレ社長の人柄や物腰のやわらかさを見る限り、接客も大いに期待できます。

http://www.bitplex.co.kr/(BIT・PLEX)

■食文化体験「フード&カルチャー・コリア・アカデミー」(景福宮)

 韓国料理をテーマとした映画&ドラマ『食客』や、大ヒット映画『王の男』で料理監督を担当したキム・スジン先生や日本語ができるスタッフが指導する食文化体験教室。所要時間は60分〜90分。日本でも入手しやすい素材で、簡単にできる料理を習うことができます。キム先生は今や巨匠と言ってもいいくらいの有名人ですが、とても気さくな方なので日本人受講者の評判も上々です。

http://www.fnckorea.com(フード&カルチャー・コリア・アカデミー)

■ソウル三清洞の焼肉店「タンプンナムチプ Maple Tree House」(三清洞)

 観光地化が進みすぎた仁寺洞に物足りなくなった人たちが流れてくる三清洞(サムチョンドン)にある高級焼肉店。もともとは豚焼肉専門店だったので豚肉が充実。なかでも、霜降りの肩ロース「チョンギョプサル」はやわらかくてジューシーです。

鍾路区三清洞31−1 TEL02−730−7461

■一度は泊まりたい「Wソウル・ウォーカーヒル」(広津)

 アジア初の「W」として注目された「Wソウル・ウォーカーヒル」。室内装飾のすべてに赤が効いていて、最初は「!」と思いますが、次第に心地よくなってくるから不思議。連泊すればするほど、その良さが実感できます。ベッドのシーツの肌触りのすばらしさも忘れられません。カジノや免税店を擁するシェラトングランデ・ウォーカーヒルはすぐお隣り。そして、ホテルの目の前を流れる漢江ではクルージングを楽しむことができます

http://www.whotels.com/seoul(Wソウル・ウォーカーヒル)

http://www.marinajefe.co.kr(漢江クルージング)

■おしゃれに生まれ変わった「Nソウルタワー」(南山)

 一昔前まで“お登りさんの集会所”だったソウルタワーですが、数年前からおしゃれなデートスポットに生まれ変わっています。特に空気が澄んでいる秋と冬は、479メートルの高さから美しいイルミネーションを堪能することができます。地下1階には「テディベア・ミュージアム」があり、さまざまな衣装を身にまとったテディベアたちを通して、韓国の近・現代史の暮らしを知ることができます。

http://www.nseoultower.com (Nソウルタワー)

http://www.teddybearmuseum.com(テディベア・ミュージアム)

※取材協力:ソウル観光公社(http://www.seoulwelcome.com/)

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