中国映画「南京」に最高賞 サンセバスチャン映画祭【パリ共同】旧日本軍による「南京大虐殺」を題材にした中国映画「南京!南京!」(陸川監督)が26日までに、スペイン北部で開かれていたサンセバスチャン国際映画祭で最優秀作品に与えられる「金の貝殻賞」を獲得した。 4月に中国で一般公開された「南京!南京!」は、捕虜の大量殺害や従軍慰安婦の強制徴用などを生々しく描く一方、罪悪感にさいなまれた日本兵が最後に捕虜を逃がし、自殺するという異色の作品。5月には上海で日本人留学生らが企画した上映会や、監督との交流会も開かれた。 同映画祭のウェブサイトによると、金の貝殻賞の対象作品は、25日の審査員の会合で決まった。 【共同通信】
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