7割が「メタボを意識」 20~50代男性調査
2009/04/02 10:56更新
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昨年4月にスタートした「メタボ健診」(特定健診・特定保健指導)の義務化から1年。この間、国民のメタボ対策への関心がますます高まっていることが、江崎グリコが、3月に全国の20~50代男性 600人を対象に行ったインターネット上の意識調査で浮き彫りになった。
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記事本文の続き それによると全体の68%が、健診以前に比べて「メタボをとても意識するようになった」「少し意識するようになった」と回答した
特に30~50代では70%が「意識する」と答えており、年齢が高いほどメタボに関心が高いことが分かる。また、運動や食生活の改善などを「している」と答えたのは20代、30~50代とも80%を超えた。
具体的な対策(複数回答を含む)としては、「全体的なカロリー摂取量を調整する」が35%と最も多く、「食事メニューのバランスを考える」(31%)が次いだ。
調査結果について、東京医科大学八王子医療センターで栄養相談を行う管理栄養士、福元敦子さんは、「今回の調査では、これまであまり健康に気をつけないと思われた20代男性の意識が予想以上に高いことがわかり、この問題への国民的認識が出てきていることが証明された」と指摘。その上で、「甘いものを控え、夜食べ過ぎないようにすることなど基本的なことへの理解も深まっている。具体的には80キロカロリーを1単位として考えるカロリーコントロールなどが、遠回りのようでダイエットの近道になる」と話している。
低カロリーをうたう商品は増加傾向にあるが、江崎グリコが2003年に病院向けに販売を始めた80キロカロリーのアイスは、今ではコンビニなど全国約2万店で販売されるヒット商品になっている。「若い女性や高齢者から健康に関心の高い人に売れている。アイス好きでも食べた後に後悔しなくていい商品」(江崎グリコ冷菓開発企画部)という。
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