2008年11月23日

■ 戦いはこれからだ

 私がエントリを書くまでも無く、コメント欄を読んだ方が色々載っているのですが、先ずこれを。

 
 手軽にやれる事は、
 1. 陳情書を書き(上部の動画を見ればどう言うものを書けばいいか丸分り)、署名捺印。
 2. FAXを送る。
 3. でもってそれを封書にして送る。
 です。1時間くらいでフルコース出来ると思いますので(私はもう少しかかっちゃったけど;;)、ここをご覧の方は是非。
 日本人、草莽の手で日本を守りましょう!
 
 私はこの頃ほんの少し考えが変って来ました。
 今までは正直、一般国民に出来る事等殆ど無くて、無力さを感じて腹立ててばかりいて、出来る事ってテロくらいだな!と思っていました(極端すぎ)。が、怒りも過ぎると段々冷静になって来ました。
 考えて見れば一般人が無力なのは当たり前よね。腹立ちはむしろ当然で、重要なのは怒りを持続させる事かも知れない。
 今の日本は狂ってます。しかも、マスコミも政府もナチュラルにそれに気付かないどころか、はっきりと敵に与して日本解体を一生懸命推進しています。一般国民の大多数はのほほんと危機に気付かず、ごく一部が気付いてワタワタしているのが現状。
 先日、「騒ぐ事に決めた」と書いたのですが、やっと自身で納得。「騒ぐ事」をしつこくしつこくしつこくしつこく繰り返すしか出来ないのですな、私には。
 じゃ、やる。しつこく繰り返します。
 微力ながら草の根活動。それと。
 実は、漫画家としての「富田安紀子」は、エンターティメントは現実から生まれると思っているので、「移民」だの「愛国心」だのを濃く含んだネームを出しては、編集者に嘘ついて捨てられたり、堂々と「何故中国を悪者にするのか。気分が悪い」と非難されて没ったりをこの二年程繰り返しています。
 決めた。この手のネーム、諦めずに地下活動しますわ。
 私は、いかにも「お勉強」と言う漫画は描きたくなくて、エンタメとして現状を描きたい。「〜論」や「〜流」と言うものを否定するのではなく、あれはあれで素晴らしいけど、私にはとても真似出来ないだけの事。私は私の方法でやらなくちゃ。私はその作品を、普通〜の漫画雑誌で、他の作品に混じって普通〜に発表したいんです。極々一般のエンタメとして。読んだ人が最初はちょっと違和感を感じても、その内普通に思えるくらいの、静かで速やかなやり方で。
 それが私の理想。何かを知るとか感じるとかってそう言うものだと思ってます。
 が。今の状況ではまずまず無理。門前払い。差別主義者扱い。凡て綺麗にボツですよ〜。「面白くない」と言われりゃ抵抗も出来ない。。・゚・(ノ∀`)・゚・。
 でもしつこく続けます。「面白くない」を「面白いんだけど、まずいよねこれ」に。「まずいんだけど、面白いなこれ」に。
 「まずいんだけど、一回試してみようか」になる日を目指して。何か無理っぽいな〜と、今も思ってしまうけど。
 でもね。このジャンルで私は(私だけかもしれないけど)「絶対面白いって!」と思うネタ、今も二つは持ってるんです。これを暖めて行くぞ。……出来るだけ諦めない方向で。
 
 PS:
 元厚生次官殺害犯、自首して来ましたね。言い方が不謹慎で申し訳ない、先に謝罪しておきますが、このネームは凄く面白い。
 
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2008年11月20日

■ 国籍法の裏側

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 何も申しますまい。
 直ぐに上のリンクから飛んで「So-TV」をクリックし、「日本よ今…闘論!倒論!討論!2008:【日本が危ない!密かに進む法改正】」を見るべし。
 無料だから、先ず見るべし。
 WEBの人々は本当の敵と味方を知らねばなりません。仲間に刃を叩き下ろしちゃイカンのだ。戦うために。勝つ為に。
 そして知ったら。
 次の一歩を知る為にも、チャンネル桜の委員になってくれ。利害関係ありませんが、頼みます。桜をどうか守って下さい。
 今のTVの情報なんて本当に何も信頼出来ません。そこにあるのは儲けと流行だけで、真実なんて無いのです。
 自分の無知を良く知った上で言いますが、桜は今の私に唯一、「真実」を含む情報をくれるマスメディアです。良くも悪くも無加工の情報をくれるメディアです。 非常に大切な情報源だと、心の底から思います。
 私だけじゃない。今回の「国籍法」一つとっても、良い証明になったでは有りませんか。
 真実を語っていたのは、ネットと桜だけでした。凡ての大手メディアは、一切この事に触れなかった。メディアが最も必要な決戦期間にも触れなかった。危機を危機と民衆に教えるのが勤めのメディアが、一切その責務を果たさなかった。
 こんなメディアが人を救えますか?
 これからの時代、必要なのは嘘つきの大手メディアじゃ有りません。小さくても、無力でも、「真実」を伝えてくれるメディアなんです。
 私は「真実」が欲しい。「真実」が必要なんです。私だけじゃない。生き残りたいなら、貴方も「真実」を知らねばならない。
 この「真実」を知る為に。「真実」の灯を消さない為に、日本を少しでも愛するならどうか、桜を救って、守って下さい。
 知らなきゃ、戦えない。知って、戦わなきゃ。
 
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2008年11月19日

■ 自然な流れ

 いや〜〜。いつもの事ではありますが、昨日はドタバタッて申し訳ない。
 例の「国籍法一部変更」がこれ程のデキレースとは気付かず、非常に腹を立てておりましたのだ。手前ェの状況の所為で腹痛は治まらないし休めないしで苛々してたのも手伝いまして。でも、一日過ぎてみれば。
 失望するのはまだ早い。廃案にする事もまだ可能だし、それが無理でも罰則の強化やら別の法案(何とは言いませんがアレとアレですな)の工作やらを応援する事も出来る訳で、諦めるのは愚か者の決断ですな。
 これから日本は良い時代になりますな。
 売国政治家と官僚が支那と在日と組んで日本を切り売りする。国民の中の聡い人がそれに気付いて警鐘を鳴らす。警鐘にアンテナを張っていた人が行動を起こす。それで切り売りが止まればよし、止まらなかったら……テロル。
 獅子身中の虫が多少多過ぎるのを除けば、この点普通の国ですわ。精々神経とがらせよう。
 普通〜〜〜のアンテナ人口の中の一人だから精々「行動」するぞぉ〜〜。
 兎にも角にも今は目の前の原稿を終えてからなのですが。(^^;;
 

▼「許し難い犯罪」厚労省緊迫 次官経験者ら「ショック」2008年11月19日3時10分 Asahi.com
元厚生次官  厚生労働省では18日夜、午前中に刺されて死亡しているのが見つかった山口剛彦さんに続き、次官経験者の吉原健二さんの家族が襲われたとのニュースに、「これは一体どうなっているんだ」(幹部)と衝撃が走った。幹部らは事件の一報が伝えられると、相次いで庁舎に戻り、情報収集にあたった。
 担当者は幹部に対し、電話で注意を呼びかける作業に追われた。特に都内で元厚生事務次官宅にいた家族が襲われた事件では、宅配便業者を装っていたことから、類似ケースに気をつけるよう指示した。
 また、歴代の事務次官や社会保険庁長官の経験者、年金局の幹部らに事件の内容を伝えるとともに、身辺の安全確保への注意を呼びかけた。その上で、警察庁に幹部らの住所などのリストを渡し、身辺警戒を要請した。
 厚労省の庁舎では、入り口で身分証明書の確認を徹底。19日朝からは、警備員を増員したうえで出入り口に金属探知機を設置し持ち物検査を実施する。
 舛添厚生労働相は18日夜、さいたま市と東京都中野区で相次いで元厚生事務次官宅が襲われた事件について、「許し難い犯罪だ。情報収集を急ぎ、身辺に注意するよう事務方に指示した。いち早い真相の究明と犯人の検挙を期待する」と語った。
      ◇
 厚生事務次官や社会保険庁長官経験者たちは、元同僚らが襲われた事件に、戸惑っている。
 99〜01年に厚生事務次官を務めた宮内庁長官の羽毛田信吾さん(66)は「ショックを受けている。組織として何か狙われているとは思いたくないし、見当もつかない」と語った。さいたま市で殺害された山口さんは厚生省の同期。10日あまり前にも都内で会食したばかりだった。「いつもと変わらない様子で、冗談も言い合っていた。とても悲しい」と言った。
 山口さんが官房長時代、厚生事務次官だった多田宏さん(69)は「山口さんはまじめで、しっかりした男。誠実な人だった。こんな事件が相次ぐなんて、信じられない。経験者なら、だれでも狙われるというのか。なにが狙いなのかわからない」と言った。
 社会保険庁長官も務めた厚労省元幹部は「1週間ぐらい前、吉原さんと後期高齢者医療制度についてたまたま電話で話をした。変わった様子はなかった」と言った。85年、吉原さんは年金局長、山口さんは年金課長。「一般の人は2人の関係を知らないはず。二つの事件は、仕事とは関係ないと思う」と語った。
 元幹部によると、年金問題の不祥事が報道されると、すぐに今の勤め先に抗議のメールが来るという。「ネットには、今回の事件の記事の下に歴代長官一覧が出ていた。まねする人が出ても不思議はない」と不安を口にした。
 90〜92年に厚生事務次官を務めた坂本龍彦さん(74)は「全く不可解」と言った。テレビのニュースで事件を知った。「自宅を狙っているようなので十分に気を付けるしかないが、どう自衛すればいいか思いつかない」という。
 元厚労事務次官は「行政官として恨みをかったとしたら本当に気の毒なことだ。理由はわからないけど、年金絡みのテロだとしたら、正常とは思えない許し難い行為だ」と話した。
 別の元次官は「万が一、過去の職歴のことで襲われているとしたら、信じがたいことで、あってはならないことだ」と語り、「家族にも気をつけるようにいっている」と語った。

 
 いや、驚きました。
 上記の通り、昨日の一件でも最終的にはテロが起きるなと思っていた矢先のこの事件ですから、タイミングのよさにびっくり。
 私は上記二人の被害者につき、全く知識が有りません。ので、テロ云々との関連性については何の意見も持ちません。ただ予想出来るのは、またぞろ原因を辿る気の無いマスゴミがテロは許さないと煽り、正義のブロガーが暴力は許さないと仰る事。もう綺麗ごとは沢山だなぁ。
 一番気になったのは「組織として狙われているとは思いたくない」だの、「年金絡みのテロだとしたら、正常とは思えない許し難い行為だ」等、この期に及んでまだ載せるマスゴミの自覚の無さですわ。
 
 あのさ。省庁の関係者、マスゴミ、政治家。そろそろ自覚持つべきだよ。
 今のような状況が続けば、絶対にテロは増えます。利口な日本人は、自らの手を汚すより、これから増えるであろう「新日本人(移民、新戸籍所得者等々)」を使える事も知ってます。テロのみを悪の化身の様に言うけれど、テロは前後の脈絡無く唐突に発生する訳では有りません。理由が有って発生する物です。もしそうして起きるなら。
 狙われるのはまず貴方たちだ。
 公務員は国民の税金で暮らしています。その税金でいわば、国を運営している構成員な訳です。その点を忘れているから「組織として狙われているとは思いたくない」と言う発想が生まれ、情報の危険性を忘れているマスコミが、この期に及んでその言葉を載せる。政治家も同じ事。「国民の代表」である分、罪は重いよね。社会に不満が堪れば、その不満の矛先が向くのは、むしろ当たり前の事ではありませんか。
 しかるに現在。
 民意を「好ましくない」「他人の迷惑を考えない」としか思わない政治家と、利権塗れの官僚と、嘘八百支那プロパのマスゴミしかないこの日本。牙を抜かれた日本だからこその奇蹟の平和。日本が日本で有る為には、こんなおためごかしの平穏、続いちゃイカンのではないかね。
 今回の事がテロかどうか、私は知りません。敢て定義もしませんし、この人達についても何も言う気は有りません。ただ、もしそうでも無理は有りません。
 少なくとも「暴力はどんな理由があれ許せない!」とは、家は言いません。
 一般論ですが。
 そう言う時代が来たのでしょうかねぇ。
 国家の重みに比べれば、人一人の命なんて塵芥以下。因果応報、とか、万死に価するとか言う言葉も有りますし。身の程知らずに国を売ろうとするゴミが、掃除される時代はむしろ健全かな。フムフム。
 
 ★参考リンク (ニュースそのものより評価されているコメントが凄い)
 歴代次官ら全員、異例の警戒=最大公約数で展開−元厚生次官宅連続襲撃・警察当局
 
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2008年11月18日

■ 日本ブランド終了のお知らせ。

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 まずはこちらを。


 まさかと思っていたのに、国籍法一部変更法案(誰が改正なんて言うか!)通っちまいましたよ……
 ありえないだろう……。
 マジで私今ギリギリでして、ストレスで腹痛が止まらないまま原稿やっているのですが、本当に間に合わないんですが、編集者に初めて「ギリの締め切り日を教えてくれ。゚(゚´Д`゚)゚。」攻撃をしているんですが。
 仕事にならねーよ!
 どう言う事なんだこれは!!
 有り得ねーだろ、法務省の鬼畜ども。ノンポリ政治家。お前ら日本の文化の特異性、全く分りもしないでそこに居るだろ。日本の貴重性、ブランド、文化、全く知ろうとしてねーだろ!本気で願う、呪われろ。
 他人様の悪口を言ってはいけない? その通りですとも。これだけ多くの日本人の不安を、正味の民意を平気で踏みにじれる奴なんざもう「人」じゃありません。少なくとも、「日本人」では有りません。
 マジで地獄に落ちろと、心の底から祈らせて頂きます。
 しかも千葉11区出の法務大臣クソ森は、大挙為して来た国籍法変更反対の陳情を「紙の無駄」「好ましくない人達」「決めるのは我々」と一蹴しやがりましたよ。
 あ〜〜〜、ええともう、どうしたら良いんだ。
 
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2008年11月15日

■ 日本を守れ。

 とにもかくにもまずはこちらを。


 
 もう皆様ご存知だとは思いますが、チャンネル桜でもやっていたので貼り付けました。基礎知識さえあれば非常に分り易いです。
 しかし、私にはこの状況の理由が全く分りません。この急展開は一体何なのでしょうか。
 本当にWEBで言われている河野一派の企みでしょうか。勿論、噛んで無いとは言いませんが、そんな「一部」の力には、私にはとても思えないのです。
 もっと中央ですよねこれ。一般政治家発では無いよねむしろ。がっちり官僚噛んでるよね。
 水間さんの仰る「クーデター」と言うのが一番ピッタリ来るのですが、ではその元は誰か。
 「文民」と軽く水間さんは仰るけど、それは「大臣」の事ですよね。もっと言えば「総理大臣」の。。「総理官邸」とも仰ってますが、そっちの方がしっくり来ます。個人を指している訳じゃなく、その単位じゃないと出来ませんよねこれ。
 つまりそれは、他でもない、既に日本の中枢は凡て他国の傀儡だと証明されたと言う事ですよね。
 …………物凄く気持ちが暗くなるわ。
 もしかしたら既にもう、"日本"なんて国は無いのかもしれない。幻を掴んでいるのかもしれない。でもそれでも。
 我々の大事な国、"日本"を守れ。
 皆様も是非、Let's抗議FAX、抗議メイル。
 ▼ 国籍法改正案まとめWIKI
 
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2008年11月12日

■ 何が国籍法改正だか

 間に合わなくなるとまずいので、リンクだけ貼って置きます。決戦は14日らしいですよ!
 有志の方は是非、メイル、電話、FAX等で活動してね。
 反日支那人の人海戦術が始まる前に何とかしないと。
 ちなみに我が家のblogでは、"2006年03月30日:「国籍商売」"で、これ関連の問題について毒吐いてます。
 この頃はまだ改正法案云々ではなく、地裁で判断が出ただけだったんですけどね。この時も世のお優しい方々は同情しきりでしたわ。
 本能無さ杉。この正味ヤバ〜イ匂いに気付かない事が信じられん。
 
 でもって改正(けっ)問題は、詳しくは以下の頁に。
 ■ 国籍法改正案まとめWIKI   
Posted by akito3ta at 13:43Comments(0)TrackBack(0)

■ フルボッコ、カコワルイ

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 ども。10日に仕事場から帰還し、ネーム提出後に別の原稿中の管理人です。
 今回はアシ君二人に40枚仕上げて貰って、帰る彼らに「今月中に後60枚描くから、出来たらまた手伝ってね〜〜」。二人、「はぁ?」
 だよね。40枚で既にヘロってる奴が普通に考えて後60ってギャグ。でもヤルのよ(´;ω;`)
 
 さてさて。そんな訳で、にどうにもこうにも脳がリアル浦島です。
 仕事場では田母神閣下の国会招致は知っていてもいつ何処でやるのか分らず、帰って来たら既に当日でアワワ。見たい聴きたい、でも何処で見られるのかが分からない。これだけ話題になっているにも関わらず番組表見ても何処にも国会中継は無い。NHKに先ず電話。
 「番組について聞きたいんですけど、今日の国会中継は何処」と聞くと、やらないと。勿論、知ってて聞いてるんですがね。
 「どうしてやらないんですか。公共放送って、多くの国民が注目している事を放送するのが仕事じゃないんですか。報道がNHKの存在意義じゃないの」
 「国会中継には色々規定が御座いまして」  「へぇどんな?」 長々と色々言い出したので、「NHKオンラインに載ってるの?今見てるのでどこか教えて」まぁ、結論から言えば載ってませんが。
 「そう言う言い訳は良いです。今日は参考人招致でしょ。どうしてこれ程話題になって居る参考人の証言を放送しないんですか。どう言う基準で放送する参考人を決めてるんです。明らかに意図を持った基準がありますよね。え?嘘嘘。違法建築問題で姉歯や、あのデベロッパ(小嶋進です)が証人喚問されてたの、毎日嬉々として放送してたでしょNHK。参考人映さない事無いよ。私その頃毎日見てましたよ。全ー部やってたじゃないですか。初めから終わりまで。何で今回は全くやらないの」
 「お客様の意見として承っておきますが」「その基準には意図が有りますよね、何らかの。情報をシャットアウトしているとしか取れません。公共放送は誰の為の公共放送よ。それで受信料とかあつかましく無いですか」
 で、結局、NHKの映らないTVを出してよ、それ買うから、に話は決着して終わるという。時間が無いのよ。10時から始まっちゃうのよ。
 その後にやっと「国会TV」を見つけ出し、慌てて登録してログイン。部分的にですがやっと見る事ができました。
 で、見ましたがね。
 
 10:00 参議院外交防衛委員会(中継)
  新テロ対策特措法案   参考人   田母神 俊雄前航空幕僚長

  質疑者  浅尾 慶一郎(民主): 犬塚 直史(民主): 小池 正勝(自民): 浜田 昌良(公明): 井上 哲士(共産): 山内 徳信(社民)
 
 何このフルボッコするほうが必死で、される方が悠然としている不思議な苛めオンステージは!
 詳報が産経に乗っていたので、別エントリでそちらは纏めさせてもらいました。

▼【田母神氏招致】発言封じる異例の展開 2008.11.11 23:46 産経
  「村山談話」など政府見解と異なる内容を含む論文を公表し更迭された田母神俊雄前航空幕僚長を参考人招致した11日の参院外交防衛委員会は、与野党とも田母神氏の発言を可能な限り封じるという異例の展開をみせた。それでも田母神氏は持説を繰り返し、懲戒処分の審理を経ずに解任された不当性を訴えたが、政府側は「時間がなかった」と繰り返すばかり。あいまいな決着に、自民党からは政府の対応を疑問視する声も出ている。
 民主党の北沢俊美委員長は委員会冒頭、「決して本委員会は参考人の個人的見解を表明する場ではない。簡潔な答弁をお願いする」と語り、田母神氏にクギを刺した。これに先立つ理事会では、田母神氏が制止を聞かずに持説を展開した場合、衛視により退場させる可能性にまで言及、審議中に田母神氏の発言を制する場面もたびたびあった。
 委員会を田母神氏の主義主張を宣伝する場にしたくないとの思いは与野党共通で、質問の矛先は浜田靖一防衛相らに集中した。
 民主党の浅尾慶一郎氏は、懲戒手続きを経ずに田母神氏を退職させたことが「規律違反の疑(ぎ)がある隊員をみだりに退職させてはならない」と定めた自衛隊法施行規則72条に違反すると追及したが、浜田氏は「懲戒手続きの審理には時間がかかるため、迅速な対応が必要と考え退職していただいた」との主張を繰り返した。
 11日朝の自民党国防関係合同部会では、こうした政府側の対応を危惧(きぐ)する声が相次いだ。
 防衛省が田母神氏の懲戒処分を検討したことについて、岩永浩美参院議員は「田母神氏の持論がなぜ悪いのか」と発言。土屋正忠衆院議員も「ものの考え方で懲戒処分しようというのなら、憲法の思想信条の自由はどうなる」などと田母神氏を擁護した。別の議員は「論文で政治問題化させたことの当、不当と歴史認識は別問題。政府がそこを混同するととんでもないことになる」と吐き捨てた。
 「何というか、言いたかったことを十分いえなかったな」。田母神氏は委員会終了後、国会内で記者団にこう感想を語った。一方、麻生太郎首相は同日夜、記者団に「言論の自由は誰にでもあるが、文民統制をやっている日本の中にあって幕僚長というしかるべき立場の人の発言としては(論文は)不適切。それがすべてだ」と述べた。

▼【主張】田母神氏招致 本質的議論聞きたかった2008.11.12 03:08 産経
 先の大戦を日本の侵略とする見方に疑問を示す論文を発表したとして、航空幕僚長を更迭された田母神俊雄氏が、参院外交防衛委員会に参考人として出席し、更迭の経緯や文民統制に関する質疑が行われた。
 しかし田母神氏の発言はあらかじめ制限され、質疑は懲戒処分とせずに退職させた防衛省の責任に集中した。安全保障政策や歴史観をめぐる自衛隊トップの発言がどれだけ許容されるのか、論文内容のどこが政府見解や村山富市内閣の「村山談話」に抵触し、不適切かといった議論は素通りした。
 本質を避ける政治の態度が、憲法論や安保政策のひずみを生んできたのではないか。
 委員会の冒頭、北沢俊美参院外交防衛委員長は「参考人が個人的見解を表明する場ではない」と指摘し、質問に対する簡潔な答弁だけを認める方針を示した。このため、田母神氏が論文の真意や歴史認識についてまとまった考えを示す機会は失われ、答弁の多くは浜田靖一防衛相が立った。
 このような委員会運営となった背景には、田母神氏に持論を展開する場を与えたくない与野党共通の思惑もあったとされる。
 政府は田母神氏を更迭する際にも本人に弁明の機会を与えなかった。政府見解や村山談話を議論することなく、異なる意見を封じようというのは立法府のとるべき対応ではない。
 田母神氏は、論文で示した見解は今でも正しいと考えており、政府見解や村山談話を逸脱するものではないと主張した。理由の一つとして「村山談話は具体的にどの場面が侵略だとまったく言っていない」と指摘し、政府見解による言論統制への反発も示した。政府や与野党議員はこれに十分反論できただろうか。
 政治の軍事に対する統制は確保されなければならず、田母神氏が部外への意見発表の手続きをきちんととらなかった点は問題だ。ただ、集団的自衛権を見直すなどの本質的な議論を制限することがあってはなるまい。
 この問題を契機として、民主党は自衛隊の統合幕僚長や陸海空幕僚長の4人を国会同意人事の対象とする考えを打ち出した。何を基準に人選するのか。歴史観など思想統制につながるものなら許されない。政府・与党にも事態収拾の一環として導入を検討する動きがあるが、慎重に対処すべきだ。

 
 まあ、兎にも角にもね。
 「再教育」とか「思想統一」とか本気で言い出してる国会、異常。
 マスゴミは一斉に「反省の無い態度で」云々言ってますが、反省すべきはお前らだバカモノ。
 だから先ず、日本以外の先進国で、自国を「侵略国家」と「首相」が「謝罪」した「談話」を「閣議決定」している国が有るのか考えなさいよ。その上で日本が歩いている道が何処に繋がっているのか考えなさいよ。
 原爆を落として無辜の民を二十数万焼き殺したどっかの国は何と言っています?反省してます?謝罪してます?虐殺国家と言ってます?「自国の兵士を守る為の正しい判断だった」そう言ってるんですよ未だに。でも、国策としてはそれで正しいんです。そう言わなければ「いけない」んです。
 田母神閣下は航空幕僚長ですよ。日本の空を守る人です。その人が「日本はアジアの諸国にご迷惑をおかけした悪い国だ」と思っていて戦えるか、っつーの。悪い国のために死ねるか、っつーの!そんな事すら分からない政治家もマスコミも、お前らにはもう生物としての本能が無いから死んだ方が良い。マジでそう思いますわ。
 田母神閣下に一点も反省する点は無いです。むしろ何か、格好良くて笑っちゃう。損得考えなさ杉だよ閣下。そう言う損な性分の人、大好き。
 あ、退職金は勿論、ビタ一文返す必要ありません。まるで悪い事したみたいですもんね。がっちり堂々と受け取って下さいませ。
 これから是非野に下り、腐った日本をガンガン叩いて下さいよ!
 
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■ 産経:田母神氏招致・詳報纏め1

▼【田母神氏招致・詳報】(1)「後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする」委員長冒頭発言で2008.11.11 11:21
 11日に参院外交防衛委員会で行われた田母神俊雄・前航空幕僚長の参考人質疑の詳報は以下の通り。
【記事一覧】田母神・前航空幕僚長参考人招致
【委員長の冒頭発言】

 北沢俊美・参院外交防衛委員長「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし質疑を行います。本日は参考人として前防衛省航空幕僚長、田母神俊雄君にご出席をいただいております」
 「この際、田母神参考人に一言申しあげます。現在、本委員会ではいわゆる補給支援特措法改正案を審議しておりますが、今般、参考人の論文をめぐる問題を機にわが国の文民統制に対する国民の懸念が高まり、そのあり方が問われる事態となっております」
 「本日、参考人に出席を求めた趣旨は、国民の代表機関たる国会の場において政府に対し、この問題をただす一環として招致したものであり、決して本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません。参考人におかれてはこの点を十分に理解し、質疑に対し、簡潔にご答弁をいただきますようようお願いをいたします」
 「さらに本日の委員会の質疑にあたって、質疑者ならびに答弁者に対し、委員長から一言お願いをいたします。今回の前航空幕僚長の論文事案は、制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕(きょうがく)の事案であり、政府防衛省において、文民統制が機能していない証であります。このような中で国民が文民統制の最後の砦(とりで)として期待するのは国会であります」
 「昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われ、また、国家が存亡の淵に立たされたことは、忘れてならない過去の過ちであります。国家が存亡の淵に立った最初の一歩は、政府の方針に従わない、軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。こうした歴史を振り返りつつ、現在の成熟した民主主義社会の下において、国民の負託を受けた国会がその使命を自覚し、もって後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする次第であります。それでは質疑のある方は順次、ご発言をお願いします」
【浅尾氏の質問】
 浅尾慶一郎氏「冒頭、2、3、参考人に伺いたいと思いますんで。事実関係ですので簡潔にお答えいただきたいと思いますが、いわゆるアパの論文につきまして、235件の応募のうち、94件が自衛官だということが判明しておりますが、参考人は記者会見でですね、「こういう論文があるということを紹介はしたことはあるが、組織的に勧めたことはない」といっておりますが、自衛隊のどなたに紹介をしたのかお答えいただきたいと思います」
 田母神氏「私は、航空幕僚幹部の教育課長にこういうものがあるというふうに紹介をいたしました。そして、私が指示をしたのではないかというふうに言われておりますが、私が指示をすれば、多分98とか70なんぼとかいう数ではなくてですね、もう1000を超えるような数が集まると思います」
 浅尾氏「次に、参考人はアパの代表である元谷氏とですね、さまざまな個人的な関係もあるというふうに報道されておりますが、私が調べましたところ、参考人の公用車運行記録、都外、自衛隊の施設所以外というところでですね、本年の6月2日、アパグループ会長元谷氏の出版記念行事に行かれておりますが、このとき参考人は代休をとっておられますが、公用車を使っていかれたということで間違いありませんか」
 田母神氏「公用車を使って行っております。休暇については、とっていなかったのではないかというふうに思います」
 浅尾「あの、今朝、防衛省からはですね、代休をとっておられるという説明があったもんですから、ちょっとその辺を明らかにしたいと思いますが、防衛省、分かりますか」
 浜田靖一防衛相「当日、代休をとり参加したという記録があると承知しております」
 浅尾氏「代休をとったときに公用車を使うのがいいのかどうか。これは非常に不適切ではないかなあということだけは指摘をさせていただきたいと思います。次に、アパとの関係で、その出版記念パーティーで、あるいはその他のときに、車代等の授受はございますか」
 田母神氏「車代などをいただいたことはございません」
 浅尾氏「すなわち一切、資金提供、その他便宜を受けて、提供を受けたことがないということでよろしいですね」
 田母神氏「はい、資金提供などは一切受けておりません」
 浅尾氏「次に防衛省に伺いますが、防衛大臣はですね、今回の田母神参考人の論文がですね、自衛隊法第46条の、懲戒処分の規定にある、隊員たるに相応しくない行為について、それの疑義がある、しかし、定年との関係で疑義があるんで、審理の時間がないので、審理はしなかったと答えておられますが、そういう理解でよろしいですね」
 浜田防衛相「あのー、私、今回の事案につきましてはですね、基本的に、政府見解と異なる答弁を、というか論文を公表したことが極めてわれわれとすれば問題でありますし、まあご自分の職種というものに対して、そこの自覚という部分に対して、その立場にありながら、そういった論文を公表したということが問題だというふうに認識をしているところであります」
 浅尾氏「私の質問は、まず政府見解と異なるものを発表したので、人事上の措置として空幕長の職を説いた、その次に、過去にも国会の中で、懲戒処分はしないのかという質問に対して、時間がないという答えだったので、懲戒処分にあたる自衛隊法第46条に規定する隊員たるに相応しくない行為があったと、あった可能性については否定しないという理解でよろしいですかということなんで、簡潔にお答えいただきたい」
 浜田防衛相「今回の今、委員のご指摘の点につきましては、われわれとすれば今回時間がないというようなお話をさせていただきましてたけれども、今回の手続きなどを考えれば、われわれすれば、この田母神幕僚長に対して、いろいろな形でお働きかけをさせていただいて、辞任を説得いたしましたけれどもですね、ご自分がそういった意味では、この処分に対してですね、えー、いろいろな審理に対してですね、お答えをしていくということでお話しをされましたので、そういった意味で、今回その手続きにあたってですね、時間がかかるというお話しをさせていただいたわけですんで、そういう意味ではわれわれとすれば、その点も含めて、しっかりと判断をさせていただいたいということであります」
 浅尾氏「長く答えていただく必要はないんです。疑いがあったけど、審理の時間がとれなかったので、定年退職という措置をとったということで間違いないかどうかだけお答えいただきたい。
 浜田防衛相「結果的にそういう判断をしたということです」
 浅尾氏「私は、審理に時間がかかるということであっても、述べられている中身を争ってもそんなに時間がかかるものではないので、その判断間違っていると思う。ちなみに、自衛隊法の施行規則があり、自衛隊法施行規則の第72条、勤務の停止、任命権者は、規律違反の疑がある隊員を、みだりに退職させてはならない。自衛隊法施行規則に反するんじゃないですか」
 浜田防衛相「人事監督権は私にございますので、総理というよりも私の人事監督権と思っておりますし、その中において、むやみということではなく、私とすれば、今回の田母神幕僚長のとった立場、そしてまた、そのお考えが、私共政府と見解が違うということを考えたときに、当然、われわれとすれば、今、こういう形で、懲戒処分ができないということであるならば、当然、それを私どもとすれば、しっかりとこのまま長くこのままとどまっていただくことが、今後自衛隊に対してのいろいろな士気の影響というものも考えて、そういう部分で勘案をしたと思っておりますので、決してそれに該当するものではないと思っております。」
 浅尾氏「規律違反の疑がある、どういう場合はみだりに退職させて、なぜみだりにじゃないかということをお答えいただきたい」
 浜田防衛相「基本的に今回の場合は、みだりということではなく、その理由がしっかりあるからそういう形をとったということです」

▼【田母神氏招致・詳報】(2)「村山談話の見解と私の論文は別物」 2008.11.11 11:50
 浅尾氏「手続きにおいて時間がかかるから、ということだが、過去の平均日数54日。私は時間をとらなかったのは(規則が禁じる)『みだり』(に退職させてはならない)にあたると思う。鵬友という雑誌の昨年の5月号に今回の論文と同じ趣旨の意見を発表しているが、間違いないか」
 田母神氏「間違いございません」
 浅尾氏「鵬友に寄稿されたときに内局などから何から注意はあったか」
 田母神氏「注意はありません」
 浅尾氏「そうすると、昨年5月の段階では問題なかったことが、今年になって問題になってきているというのは、マスコミが本件を大きく取り上げたから問題になったと田母神参考人は思っているのか。別の聞き方をすると、内局としては昨年5月に同じことを認識していたが、注意をしなかった。本年になって世間が騒いだから注意をするようになったとの認識を田母神参考人はもっているか」
 田母神氏「騒がれたから話題になったという風に思います」
 浅尾氏「では、防衛大臣にうかがうが、なぜ昨年5月の段階でまったく注意がなかったのか」
 浜田防衛相「鵬友の雑誌の性格が部内誌あったということもありますし、そこまでわれわれとしてはそこまで目が及んでいなかったのは事実だ」
 浅尾氏「鵬友が部内誌というのは任意のサークルがつくっている。国会図書館にも出されている資料で、しかも大臣のところには100冊ぐらい届けられている。従って部内誌だから政府の見解と異なることを発表してもいいということをおっしゃっているのか」
 浜田防衛相「われわれとすると、その今回の件を含めてそうだが、自分の意見、考えを決していってはいけないということはいっているわけではない。当然、専門知識などを私どもにいってもらうのはいけないといっていない。監督不行き届きといわれても今の状況からいえば当時の同人雑誌への寄稿をチェックしていなかったのは事実だと思います」
 浅尾氏「なぜ今回はチェックをしたから航空幕僚長の職を解いたのか」
 浜田防衛相「私とすれば、さきほど来、今回の皆様方のシビリアンコントロールの指摘を受けた際に、航空幕僚長の立場で見解を通知せずに、立場において発表したのは極めて問題と思っている。その意味では、私どもの判断としておやめ頂いた、ということ」
 浅尾氏「確認ですが、政府見解と異なることを発表しても、通知があればいいと。あるいは政府見解と異なることを申し上げても気づかなければいいということか」
 浜田防衛相「そのようなことではございません。これを手続き上、こういった形で応募しました、内容はこうですということを報告いただければ適切な指摘をさせていただいて、その認識についてわれわれとすれば、われわれの考えを伝えて当然そこでどのような判断されるかを含めて、幕僚長の立場としての意見を正していかなければいけない立場であるから、ですから言わないからとか、いったからではなくて、今回の航空幕僚長の立場において極めて不適切であるという判断をした」
 浅尾氏「政府見解と異なっても思う可能性もあるので、雑誌にのせた段階で政府側がチェックをし、指摘するべきではなかったか。その点に政府に誤りがあったかどうか」
 浜田防衛相「その時にチェックできていなかったのは事実だ。そしてそれを多くの隊員に影響を及ぼしたかという可能性は否定しないが、まだその点をチェックしていないわけで、要するに影響がでたとか、でないとかについては。まだそれは今ここでお答えすることはできない」
 浅尾氏「チェックできなかった責任は」
 浜田防衛相「いま雑誌に関しての記事はチェックしていなかったのは事実でそれは問題」
 浅尾氏「その責任はどなたがとるのか」
 浜田防衛相「これはそういった場合には上司の判断をうるので、いま田母神幕僚長のそのときの地位の、あとのきは自衛隊幹部学校でしたか、ここの上司がチェックする責任があった」
 浅尾氏「そのときは航空幕僚長でありましたので、従って官房長が責任があるとの理解でいいか」
 浜田防衛相「そういうことになると思います」
 浅尾氏「官房長に対し処分するのか」
 浜田防衛相「これは昨日処分させていただいた。今回の処分でしたが、そのときの処分に対してわれわれとしては考えておりませんで、今回の件に関しての処分をした」
 浅尾氏「田母神参考人は東大で講演されている。かなり論文と異なっている。当時の講演は石破大臣が原稿をチェックしたと聞いているが、その理解でいいか」
 田母神氏「原稿は書いておりません。チェック受けていないが、石破大臣から発言には十分注意してくださいとの指導は受けた」
 浅尾氏「東大のときとアパの論文のときと内容を変えた理由は」
 田母神氏「それは大臣の指示でありますから、これには従わなければいけないということで、アパの論文に比べればやわらかい表現にした。ただ、私は村山談話の見解と私の論文は別物だ。村山談話は具体的にどの場面が侵略だとかまったくいっておりませんので、私は村山談話と違った見解を書いたとは思っていない。われわれも憲法19条、21条、23条の自由は…」
 浅尾氏「小松基地での論文は田母神参考人と同じ趣旨の論文だが、すべて中身をチェックをしたのか」
 浜田防衛相「いま調査しているところで、今回チェックした中身は同じ趣旨のものはなかったと聞いている。ただ、聞き取りの形しかとれないので、まだ調査段階」
 浅尾氏「94人のうちの小松基地所属の分については事前に読んでいたのか」
 浜田防衛相「いま調査している中では項目立て 本人に対して確認というとこまで、すべて読んでいるというわけではない」
 浅尾氏「小松基地においては提出期限をのばして、とりまとめて出したということなので、全部読んだということではないのか」
 浜田防衛相「私への報告は、全部読んだと聞いていない」
 浅尾氏「企業がメセナ活動とはいえ、主催する論文に航空の教育課長が通知するのは一般的に行われていることなのか」
 浜田防衛相「今回のような形は初めて。ただ、論文提出に応募することは禁止していない。ただ、今回のように極めて異例の、異例というかそういった状況で応募するというのは今後考えないといけない」
 浅尾氏「特定の企業が主催している懸賞論文をすすめるのは異例か」
 浜田防衛相「今回の案件に関しては委員のおっしゃるとおり」
 浅尾氏「隊員にふさわしくない行為ではないのか」
 浜田防衛相「いま指摘の点は検討しなければいけないので、お時間をいただきたい」
 浅尾氏「参考人は論文で集団的自衛権や武器の使用など政府解釈と異なる見解を述べているが、その解釈を変えた方がいい。あるいは憲法改正の気持ちをもって書いたのか」
 田母神氏「その時点では紹介されておる、一般に話されていることをまとめて書いて、日本の状況はこうなっていますと書いただけです」
 浅尾氏「集団的自衛権の行使を認めるべきだという趣旨で書かれたのではないということか」
 田母神氏「とくにそこまでは訴えていません」
 浅尾氏「私が読んだ限りにおいてはそういうものがなくて大変だと書いている気がするが、気持ちが変わったのか」
 田母神氏「いまは改正すべきと思っている」
 浅尾氏「憲法をか」
 田母神氏「国を守ることについて意見が割れるようなものは直したほうがいい」

▼【田母神氏招致・詳報】(3)浜田防衛相「憲法に関し見解を述べることは一概に禁止されているわけではございません」
【浅尾慶一郎氏の質問は続く】
 浅尾氏「自衛隊法施行令の87条、『政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用すること』に当たる可能性がある、と理解していいんですか?」
 浜田靖一防衛相「今回の、憲法に関して見解を述べる行為というのはですね、隊員の思想信条、表現の自由、そういうものを有するわけでありますので、憲法に関し見解を述べることは一概に禁止されているわけではございません。政治的行為との関係においてはですね、日本国憲法に定められた民主主義政治の根本原則を変更しようとする意思を持って特定の政策を主張し、また、これに対するものでない限り、自衛隊法61条で制限される政治的行為だとは思っておりません」
 浅尾氏「先ほども申し上げましたが、1年前に雑誌でまったく同じことを書いたときは問題になっていないのに、懸賞論文では問題になっている。ということはそもそも、防衛省のなかの基準が非常にあいまいだ、ということを指摘させていただきたい。これは、田母神参考人個人ということではなく、中の基準がはっきりしなければいくらいろんなことを言えといっても…たぶん田母神参考人は、石破茂前防衛相が退任時に『どんどん意見を言え』ということで、自分の意見を言ったんだ、ということだと思うが、その意見を言ったら、過去はよかったが今度はダメだと、ダブルスタンダード(二重基準)が一番の問題だ。ダブルスタンダードを改めない限り、シビリアンコントロールは効かないと思うが、どういう反省で取り組むのか」
 浜田氏「今、委員ご指摘のとおり、そういった基準というはですね、やはり明確であるべきだと思っておりますし、今後、われわれとすれば、その点をしっかりと直しながら、こういったダブルスタンダードがないようにしていきたいというふうに思っているところです。その点、しっかりとした基準を作りながら、またいろいろとご指摘をいただきながら、そういったものを作りあげていきたいと思っているところです」
 浅尾氏「田母神参考人に、過去は問題になっていないが今回問題になったことについて、また更迭されたことについて、なぜそうなったのか、ご自身の感想をうかがいたい」
 田母神氏「私はあの、言われております、村山談話と異なる見解を表明したということで更迭をされたということでありますけれども、これについてはまあ、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から、私は、見解の相違はないと思っておりますが、大臣が『見解の相違がある』と判断をされて、不適正であると判断をされて、解任をするというのはまあ、政治的に当然だろうというふうに思います。私は、私の書いたものがいささかも間違っているとは思っていませんし、日本が正しい方向に行くためには必要なことだというふうに思っております」
 浅尾氏「私の質問は、1年前はまったく問題にならなかったのに今回は問題になったことについて、どう理解しているかだ」
 田母神氏「まあ、今回はやはり、多くの人の目について、マスコミなどで騒がれたからではないかと思っております」
 
【民主党・犬塚直史氏の質問】
 犬塚直史氏「今日は田母神参考人に立法府にお越しをいただいた。全国の有権者らが見ているだろう。何よりも、24万の自衛官のみなさんも非常に注目している審議だと思う。今、『自分の書いたことは間違っているとは思わない』という発言がありました。私は、家族、国を思って世界の平和を願うという気持ちは、立法府も行政府も1つの変わりはないと思う」
 「しかし、今おっしゃったような侵略の定義は、一国の憲法を超えた問題。立法府の議題だということをご認識いただきたい。外から見て、国会がしている議論に歯がゆい気持ちをお持ちになるかもしれない。ただし、立法府で決まったことについては行政府が粛々と実行していく、という国家運営の基本をないがしろにするような言動について、私は田母神氏の個人的思想信条についてうんぬんするつもりはないが、しかし、この件への政府の受け止め方は軽すぎる。首相のぶらさがりの答弁も、非常に軽いことをおっしゃっておられる。防衛相は、今回の田母神氏の言動は3権分立という原則に対する重大な挑戦だとは思われないか」
 浜田氏「私も、委員ご指摘の通り、大変憤慨をしているところでございます。ですから、その方法論はいろいろな、辞めていただくための方法論はあったかもしれませんが、私とすれば、今、委員がご指摘になったように、われわれ国会の重要性、そしてまた世界のおける今の情勢、等々を考えれば、こういった発言というのはあるべきものでないと思っておりますし、極めて不適切で、極めて重大な発言だと。私としてはその責任の重さというのは感じていただかねばならない。私はそう思っております。ですから、航空幕僚長としての職を解いた。そしてそののちに、われわれとすれば、今一番早い形でお辞めになっていただくのが重要と思ったので、その点で退職をしていただいた、ということであります。それは、われわれとすれば迅速な対応が必要だと思ったので、この方法を選ばせていただきました」
 犬塚氏「防衛相は思いを共有していただいているという答弁をいただいた。しかし、一般の有権者、自衛官に伝わってくる印象は、非常にあいまいなまま、まあまあとなだめている。きちっとした対応をしていないとみえる、ということは指摘をしておきたい。防衛相、防衛副大臣、防衛政務官が給与の自主返納を決めたが、その理由は」 
 浜田氏「今般の給与の自主返納はですね、田母神前航空幕僚長の行為がその職責にふさわしくない、不適切なものでありまして、防衛省・自衛隊の信頼を損ねたことを、防衛省を預かる最高幹部として重く受け止めたということでございます」
 犬塚氏「それならば、張本人の田母神氏に対し、どうして懲戒手続きに入らなかったのかなあ、というのがごく常識的な感想。そこでうかがうが、田母神氏の懲戒手続きには入ったのか、入ってないのか」
 防衛省の渡辺人事教育局長「防衛省といたしましては、田母神前航空幕僚長を10月31日付で航空幕僚監部付とし、さらに11月3日付で勤務延長期限の繰り上げにより退職させる人事措置を講じたものでございまして、懲戒処分の手続きには入っておりません」
 犬塚氏「このときの10月31日の経緯を見ると、副長が田母神氏に2つのことを聴いている。1つは、ごめんなさいと言って辞表を出してくれと。2つめは懲戒手続きに入った場合は審理を辞退してくれないかと。早急に、迅速にそれを終わらせたいと。その2点を聴いたと。これでよろしいか」
 田母神氏「はい、そのとおりです」
  犬塚氏「それに対する参考人の答えは、辞表は出さない、辞めない。そして懲戒処分の入るなら審理の辞退はしないと。自衛隊法施行規則に決められた手続きが数カ月かかることもある。規則違反の該当性について徹底的に議論する、といわれた。これでよろしいか」
 田母神氏「はい、よろしいです」
 犬塚氏「どうして懲戒手続きの対象にしなかったのか」
 浜田氏「今、田母神参考人が言われたように、徹底的にこれを審理するということでございますので、空将に私は降格をさせたわけでありますんで、当然、これは退職の日が、1月の末までとなるので、あくまでの現職の自衛官ということが条件となりますので、定年ということが確定をしてしまいますんで、徹底抗戦ということであるならば、これは時間がかかるということでありますんで、われわれとすればそれを勘案して早期退職、退職として取り扱ったということでございます」
 犬塚氏「時間がかかるからまずい、だから退職扱いにしたということか」
 浜田氏「そうではなく、われわれとすれば時間がかるということではなくて、実質上審理をしている間に、同じように退職ということがせまってくるわけでありますので、私の立場からすれば私の立場で判断して退職をしていただいたということであります」
 犬塚氏「その判断は非常に軽い判断だと思う。重大問題。国権の最高機関である立法府に対する挑戦行為で、ほっとけば、国の形が崩れるほどのもの。なぜ、懲戒処分にしないのか」
 浜田氏「私とすれば、常識的に言えばですね、航空幕僚長を解職、解いた時点で、更迭をしたという時点で、ご本人とすれば極めて判断を大きくするところだと、私は思っています。ですからその時点で懲戒処分をする、しないというよりも、その重さをご本人に自覚をしていただきたかった。そういう思いがあります。ですからわれわれ、自衛隊という組織がありますんで、そのなかにおいて、政府見解と異なることをまた新たに主張されて、その主張が表に出て、そしてまた自衛隊員の士気が落ちる、ということにつながることをさけたかったということです」
 犬塚氏「今の説明は問題がある。国民の目の前で、自説を述べてもらう。有権者の信託を受けているわれわれの前で述べてもらう。徹底的に審議していることについて、時間がかかるからまずいとか、逃げているような印象を持つ」
 浜田氏「そのように取られるとしたら大変残念なことであります。私はそうは思っておりません」
 犬塚氏「懲戒手続きに入ったときに、審理辞退をしてください、という条件を出した。それに対し田母神氏が乗ってこなかったから、今回の手続きになったのではないか」

▼田母神氏招致・詳報】(4)「自衛官にも言論の自由。どこが悪かったか審理してもらった方が…」 2008.11.11 13:13
 犬塚氏「副長が電話、訪問により意思確認をしたことについてどう感じたか」
 田母神氏「はい、あのまず、先にあの先生が、私が立法府に対して挑戦をしているというふうにおっしゃいましたけれども、私はいわゆる村山談話なるものを、あの公然と批判したことはまったくありませんし、論文の中でもまったく触れておりません。従って、それは、あの、妥当ではないというふうに思います」
 「それから、航空幕僚副長が私にいってきたときに、私は私が書いたもの、それから、私が当然、自衛官も言論の自由が認められているはずだから、言論の自由が村山談話によって制約されると、いうことではないんではないかと思っておりましたので、この、岩崎副長に対しては、ぜひ、どこが私が悪かったのかを、あの、審理してもらった方が問題の所在がはっきりするという風に申し上げました」
 犬塚氏「田母神氏の反応は当然だと思う。この当然の反応に対して、それを受けて懲戒手続きに入らなかった方が遙かに問題だと思うが、大臣、どう思うか」
  浜田靖一防衛相「私は、そうは思っておりませんで、その懲戒手続きの最後まで審議ができるというものはですね、えー、その時点で私どもとしては、時間がかかってですね、その意味では途中で尻切れトンボになる可能性があるということを、これを私どもとすれば、判断したということでございまして、今、議員のおっしゃるように、その判断がといわれても、私どもとすれば、それが最善の判断だと思っております」
 犬塚氏「懲戒手続きが尻切れトンボになるというのはどういう意味か」
 浜田防衛相「先ほどから申し上げておりますように、要するに定年が来る、まあ、54日というのは平均日数でございますから、あのいろんなお話が、今こちらの方にヤジが来ましたけれども、基本的には、一番その懲戒免職にいたるまでの日数からすれば、これは10カ月くらいかかるというわけでございます」
 「そういったことを含め、また、先ほど田母神前空幕長がおっしゃっているように、ご自分の意見をですね、しっかりと自分の意見を述べ、なおかつそこで、自分の一つづつ、いろいろな違反などについても審議をして頂くということを勘案すれば、我々とすれば、決して短い期間で終わらないだろうということを思い、そして1月ということでございますので、われわれとすれば、われわれの判断として今回の決断をしたということであります」
 犬塚氏「自分の意見を述べることは何か都合の悪いことがあるのか」
 浜田防衛相「私どもとすれば、その、いろいろな隊員などに対する影響も勘案してと、先ほど申し上げた通りでございますので、そういった影響をわれわれとすれば一番いい形で、処分することが重要だということを考えて、今回決断に判断をしたところでございます。
 犬塚氏「それが、非常に国民に対して不信感を与えている対応だと思う。総理の発言をみても、あまりにも今回の話を軽くとらえている。大臣、時間がないとかという話ではあまりにも軽すぎる。これは、総理も同じような見解か」
 浜田防衛相「私とすれば、決して軽い判断とは思っておりませんので、その中で一番選びうる判断をしたということでございますので、決して軽い判断だとは思っておりません」
 犬塚氏「時間がかかることが、どうしてそれは都合が悪いのか」
 浜田防衛相「今回の、それこそ今、私はそのいった内容が極めて政府見解と異なって、それが問題であるということをお話申し上げました。これに関してわれわれとしては、毅然とした態度を示す必要があった。ですから、そういったものに対しては、一刻も早くおやめをいただきたいという思いでそういった形を取った訳であります」
 犬塚氏「辞める形として、どうして懲戒手続きに入らなかったのかということを先程来聞いている」
 浜田防衛相「ですから、われわれとすれば、それを長期化することによって、今回途中で審議が終わってしまうということに対する、これを防止するためにも、われわれとすれば、辞めて頂くというのが極めて重要だと思ったわけであります」
 犬塚氏「長期化することがどうしてまずいのか」
 浜田防衛相「長期化することによって、私は別に長期化してもそれはいいのでありますけど、しかし、それが1月でですよ、要するに定年退職が来るということが、これが一番の問題だと思います」
 犬塚氏「長期化して1月に定年退職を迎えることがどうして問題か」
 浜田防衛相「そこで審議が終わるということであります」
 犬塚氏「1月で審議が終わってしまうから懲戒手続きに入らないというのは、あまりにも非合理な決断だと思うが」
 浜田防衛相「私は決してそうは思いません」
 犬塚氏「これは、懲戒手続きに入る事案だったのか、そうでなかったのか」
 浜田防衛相「入ろうと検討いたしましたが、それを最後まで審議、そして結論を得るまでに至らないという判断をしたということであります」

▼【田母神氏招致・詳報】(5)「絶対に意見が言えないと…どこかの国と同じくなっちゃう」 2008.11.11 13:22
  犬塚氏「こういうやり方で政府は本当にいいのか、懲戒しなくていいのか」
 浜田靖一防衛相「事の重要性というものを考えて、逆に言えば、われわれの判断に対して、今日この委員会において、参考人として田母神さんをお呼びをして、そしてわれわれの政府としての考え方をいっているわけですから、その意味では、国会の極めて正常な形で、今、やっているというふうに、私自身は思っているところであります」
 犬塚氏「なぜ、懲戒の手続きに入らなかったのか。一つの大きな原因は、6000万円といわれる退職金の問題だと思うが、そういうことも勘案し、54日といわれているが、審理が54日であれば、1月の退職の前に終わるはずなのに、どうして途中で、止めてしまったのか、どうして懲戒手続きに入らなかったのか。もう一度うかがう」
  浜田防衛相「われわれとすれば、なぜ入らなかったのかといわれれば、われわれとすれば、この懲戒手続きに入った際に、航空幕僚長から空将に格下げをした、その際に、定年の日数というのは、統合幕僚長(ママ)においては、定年の延長はできますけれども、空将の定年延長はできませんので、その意味では、1月の終わりに定年がくるということでありますので、その中で一番重要な一番厳しい措置をすべきだというふうに考えて、われわれとすれば、今回懲戒の手続きに入らずに、早期退職を求めたということでございます」
 犬塚氏「それは田母神参考人に伺うが、もし審理に入ったら、ご自分の政治的な意見をそこで述べる気持ちがあったのか」
 田母神氏「はい。審理に入れば、私は、まあ、村山談話というのは政治声明だと思いますから、われわれにも表現の自由やら、言論の自由は許されているはずだからというところは主張させていただくつもりでおりました」
  犬塚氏「村山談話の話をされているが、この件は村山談話、あるいは一国の憲法解釈を超えた話だ。侵略の定義は安全保障にかかわる国会論議の中心的課題だ。こういうことは、行政府のことじゃない。こういう話は、立法府が徹底的に議論すべき話だ。このファクスの送信票を見ると、懸賞論文の募集について。送信元が航空幕僚監部人事教育部教育課。あて先が各責任者に向けてでている。内容は懸賞論文募集について。歴史に重点を置いた精神教育の趣旨に合致するものとして、紹介願いますということが上から来ている。田母神参考人は統合幕僚学校の校長先生としての経歴をお持ちだ。純真な自衛隊員が入ってくる。そういう人たちがこれから日本の専守防衛の自衛隊のこの立派な原則に基づいて行動する自衛隊員にたいして、政府見解と違い、こういうことを上から出すことに私は大きな危機感を持つが、田母神参考人は、そのような自覚はお持ちか」
 田母神氏「あの、統幕学校の学生は、一等空佐であるので、とてももう純真とは言えません。40過ぎて。それから、私が、学校ではですね、国の方針とかいろいろありますけれども、それはまた、学校の中ではですね、いろんなことを議論、学校の中だけですから、例えば専守防衛という決められた枠からわれわれがはみ出て行動するとかいうことではわけですね。だから、それを、結局、議論をして、自由に議論をしましょうということですね、学校では。それも議論ができないというと、日本って本当に民主主義の国家ですかと。何か決められるとですね、絶対に意見が言えないと。政治将校がついていて、どこかの国と同じくなっちゃうんじゃないですか」
 犬塚氏「今問題にしているのは、こういう田母神参考人の受け止め方、議論をしてもいいだろうと。しかも大きな影響力を持つ、いわば行政の長たる人物が、しかも、教職にある人物が、政府方針とは、違う、しかも、あくまでも立法の範囲である話を、このような形で上から下に下ろしているということについて大きな危機感をお持ちにならないのか。どうして懲罰の対象にしないのか」
 浜田防衛相「そこは大変問題であるから辞めていただいたわけでありまして、その辞めさせ方についてはご議論があるかもしれませんが、私としては今回、迅速な対応で辞めていただいたということでございます」
 犬塚氏「最後にもう一度うかがう。どうして懲戒処分しないのか。一番はじめは懲戒処分をしようと思っていた。本人がもし、自分で退職しなければ、懲戒手続きに入るということを前提としてはじめは本人に連絡している。にもかかわらず、本人が徹底的に論戦をするといったら辞めてしまった。これは不思議でしようがない。どうしてそういう弱腰になるのか」
  浜田防衛相「先程来申しあげてますように、この審理の時間、先ほど申しあげたように、退職の時期というものを考えて、私とすれば、辞めていただくには一番それが早いということがございましたんで、私とすればそれをとったということでございまして、委員のご意見に関しては、私はそういう指摘もあるだろうなというふうには思いますが、しかし、私の判断としてはそういう判断をとったということでございます」
 犬塚氏「これは防衛大臣だけではなくて、麻生大臣も類似のことを述べております。定年になるから、その段階で決着しないと具合が悪い、というようなことを述べております。私は、このような政府の取り組みは問責に値するということを申しあげて質問を終わります」

 
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■ 産経:田母神氏招致・詳報纏め2

▼【田母神氏招致・詳報】(6)「ワインの会に都合3回ほど出席した」 2008.11.11 13:25
【自民・小池正勝氏の質問】
 小池氏「日本を語るワインの会はご存じか」
 田母神氏「しっております」
 小池氏「この会が平成16年9月15日に開かれて、参考人は出席したか」
 田母神氏「はい、私は都合3回ほど出席した」
 小池氏「その平成16年9月15日のワインの会の出席者は参考人、鳩山由紀夫民主党幹事長ご夫妻、懸賞論文のアパグループ代表の元谷夫妻なのか」
 田母神氏「はいその通りです」
 小池氏「ありがとうございました。文民統制と再発防止という観点から質問します。自衛隊は国民の意思に基づいて運用されるのが文民統制で、この文民統制についてどのような考えをもっているか」
 浜田靖一防衛相「文民統制とは軍事に対する政治の優先。軍事力に対する民主的な政治統制を意味する。軍事力は国民を守る力であると同時に、使い方を誤ると国民に対する脅威にもなる。軍を政治の統制下で活用するとともに、軍の政治介入を防ぐ文民統制を確保するための制度がつくられたと招致している。わが国の文民統制について具体的にいえば、国民に代表する国会が自衛官の定数、主要組織などを法律、予算の形で議決し自衛隊を民主的コントロールのもとに置いている」
  「2番目として国の防衛に関する事務は内閣の行政権に属しており、内閣総理大臣および国務大臣は憲法上すべて文民でなければならないとされている。3番目として内閣総理大臣は自衛隊に対する最高の指揮監督権を有しており、内閣には国防に関する重要事項を審議する機関として安全保障会議が置かれている。4番目として防衛省では文民たる防衛大臣が国の防衛に関する事務を分担管理し、主任の大臣として自衛隊を管理し運営している。その際、副大臣と2人の政務官が政策と企画について防衛大臣を助けることとされている。以上のように国会、内閣、防衛大臣とさまざまなレベルで文民統制が担保されている」
 小池氏「文民統制からして田母神論文は問題があったか」
 浜田防衛相「その通りであります」
 小池氏「懲戒手続きは時間がかかるから、定年退職の形にしてのか」
 浜田防衛相「その通りでございます。そしてまた今回の自衛隊員のとりわけ幹部たるものについての自らの立場を踏まえて節度ある行動をとること、そして政治家が隊員の行動に最終的に責任をとるという信頼関係に基づいたシビリアンコントロールがあるべき姿と考えており、今回の航空自衛官の身分を保有したままで政府見解と異なる自らの意見を主張することがあれば自衛隊の内外に与える影響が大なものと思いまして、今回もシビリアンコントロールの観点からしても退職の措置は適切だった」
 小池氏「現行の制度では最高の措置だったということか」
 浜田防衛相「とりうるべき最善の処置だったと思います」
 小池氏「懲戒したくても審理手続きなどがあるから時間かかってできないことについてどう考えるか」
 浜田防衛相「できないといっているわけではなく、審理が定年でできなくなるということを申し上げている。われわれからすると、できないといっていない。そういうことを勘案したときに、手続きをするよりも早期退職をしていただいた方が同じ退職を選ぶことであるならば早期にやめてもらう方が重要だと考えた」
 小池氏「審理の手続きに時間がかかるから懲戒手続きをしなかったのではないのか」
 浜田防衛相「途中で審理が中断されて定年退職が施行されるということは、要するに懲戒処分の審理は現職なので、その時点で現職でなくなるということであれば当然そこで退職が決定し、審理がストップするので、われわれとしては断念した」
 小池氏「審理の手続きが制度的な問題になっているとは思わないか」
 浜田防衛相「審理手続きの認識は違っていて我々の自衛隊のやっている方の議論で、それを一般職に合わせてやった方がいいとの議論があると思っている」
 小池氏「審理の制度的な問題が障害になって懲戒の手続きに入らなかったとの理解でいいのか」
 浜田防衛相「私どもとすれば総合的にそういう判断を下したということ」
 小池氏「わかりました。施行規則の72条2項には任命権者は規律違反の疑いのある隊員をみだりに退職させてはならないという規定がある。みだりには定年退職は入らないと私は考えるが、どうか」
 浜田防衛相「依願を排除したものはそういうことになろうかと思います」
 小池氏「定年退職はみだりに入らないのか」
 浜田防衛相「そういうことです」
 小池氏「すると、今回の措置は規定に違反していないということでいいのか」
 浜田防衛相「その通りでございます」
 小池氏「文民統制の観点から定年退職をとったと。もう一度答弁を」
 浜田防衛相「われわれとして、とるべきことをしっかりと考えて決断をした。方法論としてはいろいろな指摘はありますが、今回の事案に関しては不適切、不適当な論文であったし、ご自分の立場というものも含めた中で、われわれとすると、問題があるという判断を下した。その中で最大の判断をして処分を決めた」
 小池氏「こうした議論を聞いて感想は」
 田母神氏「とくに感想はありません」
 小池氏「再発防止に向けてどうするのか」
 浜田防衛相「われわれとすると、基準の明確化、そしてそれに対する周知徹底、また隊員個人個人の自覚をしっかり指導しないといけない。まず指摘のあったことを踏まえて今後検討してまいりまいりたい」
 小池氏「再発防止についてどう考えるか」
 河村官房長官「まさに再び起きないようにするのが大事だし、国民も心配を抱いている。いま防衛大臣が述べられたように、まず省内において規律をきちんとすることが大事で、シビリアンコントロールの重要性はどういうものなのかということを防衛省には教育研修機能をもっているから、そこでもう一度きちんとおさらい、勉強することが大事。政府としてもきちんと検証しながら、一方で防衛省改革が進んでおり、そうした中できちんと考えることが重要と考える」
 小池氏「防衛省改革は官邸でやっているが、その中でシビリアンコントロールを第一義に考えてやっていくということでいいのか」
 河村官房長官「シビリアンコントロールは大前提で、ご指摘の通りです」

▼【田母神氏招致・詳報】(7)「日本の国はいい国だったと言ったら解任された」 2008.11.11 13:57
 【公明党・浜田昌良議員の質問】
 浜田氏「国民が一番知りたいのは、文民統制と、自衛官の言論の自由とはどういう関係なのか。それをはっきりさせることによって再発を防止することが求められている。事実関係をうかがう。論文を対外的に発表する前に官房長に文書で届けることになっているが、今回は口頭での報告だったと聞く。ルール違反だが、なぜそういうことなったのか」
 田母神氏「はい、これについてはルール違反と報道されておりますが、私はルール違反とは認識はしておりません。通知通達については、職務に関し部外に論文などを発表する場合、となっておりまして、今回の私の論文につきましては、別に自衛官の職務をやっていなくても書ける内容でありますし、職務に伴って得た知識を持って書いているものではございません。私の歴史研究の成果として書いたもので、職務に関係していないので私は通知をしておりませんでした」
 浜田氏「今回の論文については、参考人以外にも、航空自衛隊員が94人も投稿している。その方々は職務に関係するという前提で了解を得ているが、参考人の場合は関係しないというのはなぜか」
 田母神氏「これはですね、各部隊などごとに指示が出ておりますので、市ケ谷においては、まあそういう指示が出ておりますけれども、それぞれ部隊は部隊ごとでいろいろ指示が出ているかと思います。部隊が決めたルールに従ってやっていると思います」
 浜田氏「今回の論文と同じ内容について『鵬友(ほうゆう)』という雑誌に載せたことがあった。この件は、官房長に文書で了解を得たのか」
 田母神氏「これについては、同じように連絡しておりません」
 浜田氏「一般国民からみればルールにのっとった手続きを取っていないと映る。懸賞論文について全国の部隊に応募要領を送ったということだが、参考人はこれを紹介したという。どういう意図で紹介したのか」
 田母神氏「あのー、日本にはですね、今、日本の国が悪かったという論が多すぎるというふうに思います。そして今、歴史を見直すということで、日本の国はいい国だったという見直しがあってもいいんではないかとそういう論文を募集しているから、勉強になるから、ということで紹介をいたしました。それで私も今回びっくりしてますのは、日本の国はいい国だったと言ったら、解任をされたと。そしてまた、責任の追及も、いい国だと言ったような人間をなぜ任命したんだといわれる。すると…いいですか? しゃべっていいですか?」
 外交防衛委員長「参考人、質問者がそこまでは求めていませんので…」
 田母神氏「すると、変だなあというのが私の感想です。日本の国が悪い国だという人をつけなさいということですから」
 浜田氏「個々人の見解を述べられるんではなく、質問に的確に答えていただきたい。では、航空自衛隊の方々に投稿してもらう、ということを意図していたということか」
 田母神氏「はい。投稿することによって勉強になって、結果として自学研鑽(けんさん)というか、能力向上になるということで紹介をいたしました」
 浜田氏「東大で講演をしたときは文書で連絡したのか」
 田母神氏「はい、連絡していると思います」
 浜田氏「東大での講演と、今回の論文と、どういう違いがあるのか」
 田母神氏「これはあの、東大で講演をする前にですね、制服自衛官が東大安田講堂で講演をするのは初めてだということで、(当時の)石破茂防衛相にも話をいたしました。で、石破防衛相の方からもいろいろ諸注意があったこともあってですね、通知をしております」
 浜田氏「東大で話したことも論文に近いと思う。矛盾があるのではないか。国民がどのように受け止めたかという問題がある。航空自衛隊のトップが第二次大戦の日本の侵略を正当化するような発言があった。そうすると、自己増殖的に戦争に突入するんではないか、シビリアンコントロールに対する不安を持ったのではないかと思う。まず、政府側に見解をうかがう」
 河村建夫官房長官「今般の田母神前航空幕僚長が政府見解と明らかに異なる見解を公にされたということ、これは憲法に関することでもあり、不適切な表現、誠に不適切だということで、文民統制上の問題あるからということもありまして、われわれの認識のもとでございます。そのことについて、国民のみなさま方に対しても、今ご指摘いただいたようなことのご懸念もある。
 このように考えて、極めて遺憾であるという認識をいたしているところであります。防衛省ではこの問題については、文民統制上の観点からですね、必要な人事措置をとったということでありますけれども、まあいずれにいたしましても、日本において、主権者たる国民を代表する国会議員で構成している国会がございます。ここを始めとして、内閣、また防衛大臣というさまざまなレベルで文民統制が行われている。
 制度的に担保されている。このように考えておりますが、さらに政府としても今後とも、文民統制というものが常に確保される、ということが大事でありますから、努力して参りたい。このように考えます」
 浜田靖一防衛相「今、官房長官が申し上げた通りでございまして、われわれとしても大変遺憾に思っているところでありまして、今、委員会におきましていろいろな委員のみなさんからご指摘を受けましたことを踏まえながら、改善に向けて頑張ってまいりたいと思っております」
 浜田氏「田母神氏の後任の空幕長、外薗空将ですね。就任会見でこういう発言がある。『今般、航空幕僚長という要職にあるものが、政府見解と異なる見解を発表するという不適切な行動を取ったことによりまして、結果的に国民のみなさまの信頼を損なうような事態を招いたことを真摯(しんし)に反省し、心より、深くおわび申し上げます』。こういう表現がある。各大臣、同僚後輩がこういう発言をしていることに、田母神氏は良心の痛みを感じないか」
 田母神氏「私は、日本ほどですね、文民統制が徹底した軍隊はないと思います。諸外国では、文民統制は一般的には政治が軍を使って問題を解決するか、軍を使わないで問題を解決するか、それを政治が決めるという文民統制が普通の形だと思います。
 日本においては、これが自衛官の一挙手一投足まで統制すると。論文を書いて出すのにですね、大臣の許可を得ているという先進国は多分、ないと思います。だから、これだけ徹底していてまたやるとなったら、ほんと、自衛隊は動けなくなります。
 で、私は、大臣がですね、とにかくこれを徹底をするといわれればですね、現職である人たちはですね、大臣の指示ですから、従わざるを得ないと思います。ただ私は、そういう言論統制が徹底したような軍にはですね、自衛隊をすべきではないと思います」
 浜田氏「では、自衛隊においては言論の自由はまったく制限がなくてよいのか。平成4年、陸上自衛隊の3等陸佐が週刊誌上でクーデターを呼びかけたとして懲戒免職になっている。そういう意味では、なんらかの制約がついて回ると理解しているが」
 浜田防衛相「さきほども申し上げましたが、われわれとしては意見を発表する、というは言論の自由も当然あると、われわれも考えなければなりませんので。しかしながら、あくまでも政府見解、そしてまたわれわれの考え、政府の考え方に沿ったなかで議論をしていただくということでありまして、決して言論を抑圧とか、そういったことではないわけではありますんで、しかしながら、それもしっかりとした政府の意向に沿ってやるという前提がですね、まず確保されるということが大事だと思っております」
 浜田氏「今、大臣から答弁がありましたように、政府見解をしっかりベースにして、そのうえで考えていくというのが基本だと思う。その意味で、参考人に聞くが今回の論文はちょっと逸脱を感じないか」
 田母神氏「あの、私は逸脱を感じておりません。政府見解による言論統制だとですね、結局、政府見解で言論を統制するということになりますね。それは私はおかしいと思います」
 浜田氏「言論のあり方について、再発防止のためにもう少し自衛隊・防衛省のなかで徹底していただきたい。防衛相のご決意は」
 浜田防衛相「さきほど来、浅尾委員からもご指摘がございました。しっかりした、そういった基準を含めて、作ってですね、それを、あくまでも基準は作っても、最後は隊員1人1人の考え方、そしてまた自覚ということになるわけで、昨日も訓示のなかでお話をしましたが、まさに服務宣誓にあたっての思いを、もう一度思い返していただいて、われわれとしてはしっかりとした基準を明確にして、それを破らないようにしっかりとした体制を取っていきたいと思っているところでございます」

▼【田母神氏招致・詳報】(8)「yahooでは…58%が私を支持している」2008.11.11 14:02
 浜田氏「一つのアイデアだが、自衛隊の方々がずっと自衛隊という組織の中で上がっていくだけじゃなくて、ある一定のタイミングでいいんだと思うが、外に出てみる、他省庁に出向したり、民間に行ったりするということで、外から自衛隊を見るという経験が重要だと思うが、大臣の見解をお聞きしたい」
 浜田靖一防衛相「現在、幹部自衛官については、広い視野に立った人材育成の観点から、他省庁への出向とか、民間企業での研修も行っております。また防衛省改革では、プロフェッショナリズム、職業意識の確立のために、文官、自衛官を問わず、自らの任務について、その意味を理解して、より高次元の倫理観、使命感、責任感を持って仕事に当たらなければならないとされております。そのために国内外への留学やさまざまな行政経験の機会を与えていくように、提言されております。いずれにせよ、この事案を受けまして、このようなことが二度と起きないように人事上の施策や教育を含めて、どのような防止策があるのかも含めて、検討してまいりたい。今、委員の指摘のあったことを、さらに一層進めていきたいと思っているところでございます」
 浜田氏「今回の件、国民には文民統制についての不安を覚えさえた。また、後輩の外薗現幕僚長に対しては、さっきいった謝罪会見をしなきゃいけなかった。そして防衛大臣はじめ、事務次官、局長などが懲戒処分を受けることになった。こういうことを受けて、それなりのトップの座におられたわけですから、退職金の一部でも返還する、そういうようなことはお感じないですか」
 田母神氏「あの、その意思はありません。で、あのー、今、何だったですかね、ちょっと忘れちゃいましたけど。最初の質問はちょっとすいません、もう一度お願いします」
 浜田氏「本人としては、言論の制約を受けないという答弁を続けているが、私は、もう一度、文民統制、シビリアンコントロールと、自衛官の思想信条の自由、これはあるでしょう。で、言論というものについては、それぞれの立場があるんだと思うんですね。そういう意味では、一自衛官の場合と、航空幕僚長の場合と、いろんな形で、何らかの制約が多分あるんだと思うんです。この辺のシビリアンコントロールと、自衛官の言論の自由、思想の自由について、官房長官に再度ご答弁をお願いします」
 河村官房長官「当然、自衛隊が厳格な文民統制の下にあるわけでございます。そのことを考えますと、自衛官の場合には、特に、航空幕僚長のような幹部がその立場において見解を公にする場合、これは文民統制との関係、あるいはその社会的影響、こういうものをしっかり十分考え、考慮すべき、当然そういうことだというふうに思います。やはり、ノブリスオブリージュといいますが、高い地位にある方は、非常に社会的責任が大きい。そういうことをしっかりわきまえて対応していただく。これもシビリアンコントロールの一つの根幹にある考え方だと思っておりますので、今回の問題が不適切だといわれるその所以だというふうに考えております」
 浜田議員「今官房長官からもご答弁をいただきましたが、ご発言を、短くご答弁」
 田母神氏「国民に不安を与えたと、文民統制についておっしゃいますけど、今朝9時の時点で、私はYahoo!の『私を支持をするか』『問題があると考えるか』『問題がないと考えるか』っていったら、58%がですね、私を支持しておりますので、不安を与えたことはないと思います」
 浜田議員「どういうデータを使っているか分かりませんけれども、トップであった方が、そういうことをもて自分の行動を正当化するのは非常に私は問題だと思っております。そういう意味では今回のことを防衛大臣、官房長官、外務大臣、受け止めていただきまして、こういうことの二度とないようなしっかりと対策をお願いさせていただきまして、私の質問を終えさせていただきます」

▼【田母神氏招致・詳報】(9)「国家観なければ国は守れない」2008.11.11 14:36
【共産党・井上哲士氏の質問】
 井上氏「小松基地でアパグループ会長の元谷氏以前に自衛隊協力者として民間人をF15に搭乗させた例はあったのか」
 浜田防衛相「現在確認できる範囲では小松基地における部会者のF15への体験搭乗は平成18年度において6月に1回、同年8月に1回、同年12月に1回、計3回実施している。また20年度においては4月に1回、7月に2回の計3回を実施している」
 井上氏「戦闘機に搭乗するのはまれだが、民間人の搭乗手続きとその決裁者はだれか」
 浜田防衛相「部外者を自衛隊の航空機に同乗させて飛行する場合は航空機の使用および搭乗に関する訓令に基づいて幕僚長、または権限を委任された部隊などの長が自衛隊の広報業務を遂行するにあたり、とくに有効な場合において部外者の搭乗を承認している。昨年の8月21日の元谷会長らのF15体験搭乗については当時の航空幕僚長が承認している」
 井上氏「なぜ異例の便宜供与をされたのか」
 田母神氏「元谷代表は平成10年から小松基地金沢友の会の会長として、第六航空団および小松基地所在部隊を支援していただいた。この10年間の功績に対して元谷代表の希望もあり、部隊の要請もあり許可をした」
 井上氏「アパグループはホテルも経営しているが、自衛隊員がこのホテルを利用する場合、何か特別な利用契約があるのか」
 浜田防衛相「自衛隊員は私的にホテルに宿泊する際は福利厚生を目的に防衛省共済組合が契約した株式会社JTBベネフィットに申し込むことができる。この場合、JTBベネフィットが提携する複数の宿泊施設のひとつとしてアパグループの施設が含まれていることから、結果として同ホテルの宿泊料金の割引の適用を受けることができる」
 井上氏「今年の1月30日に熊谷基地を視察して講話されていることが埼玉新聞に報じられているが、記憶にあるか」
 田母神氏「はい、講話を行った記憶はあります」
 井上氏「基地視察などに航空幕僚長が行う講話とか訓話はどういう性格のものか。職務権限に基づく教育的な中身と考えていいのか」
 浜田防衛相「講話とか訓話について厳密な定義はないが、講話は部会者に対して広報目的で実施して、訓話は上級者が部内のものに対し教えを諭すことが多い」
 井上氏「当日、1月30日に我が愛すべき祖国日本と題した講話の記録文書では、専守防衛は国策だが、これがずっと続くかは検討されなくてはいけないとか、南京大虐殺はだれもみていないとか、決して日本が侵略のために中国にいったわけではないと述べているが、記憶にあるか」
 田母神氏「私はいつも前置きをしてしゃべるが、これは私の私見である。正しいかどうかはみなさんが判断してください、と。これは私の考えですということで話しているが、内容は論文と同じだと思います」
 井上氏「今年の4月1日に空自の訓練の場で訓話にたって、南京大虐殺に触れ、自虐史観を悲観したと報道されている。論文と同じ趣旨の内容をさまざまな場所で訓話や講話をしている。その場で教育をしている。その内容が政府見解にも反しており、一自衛官の言論の自由という問題ではない。強力な権限をもっている人がその権限として講話をしている。重大ではいか」
 浜田防衛相「大変重大との認識のもとに今回おやめになってもらった」
 井上氏「参考人の講話では、自衛隊は親日派、保守派の代表として外に向かって意見をいわないといけない。問題が起きたときは航空幕僚長を先頭に、航空自衛隊が頑張るしかない。問題はなんぼ起こしてもいいから頑張ってください、と言っている。これはけしかけている。今回の集団応募の背景にもこういう問題がある。参考人は基地視察でどういう懇話や訓話をしてきたのか明らかにしてほしい」
 浜田防衛相「すべて確認していませんので、今後検討させてください」
 井上氏「田母神氏は平成16年の雑誌で『統幕学校では今年の一般過程から、国家観・歴史観という項目を設け、5単位ほどわが国の歴史から伝統への理解を深めさせるための講義を計画した。主として外部から講師を呼び実施している』。これは事実か」
 田母神氏「はい、事実です」
 井上氏「この一般過程の創設を主導したということでよろしいか」
 田母神氏「はい。日本の国をですね、やっぱりわれわれがいい国だと思わなければですね、頑張る気になれませんね。悪い国だ悪い国だと言ったんでは自衛隊の人もどんどん崩れますし、そういうきちっとした国家観、歴史観なりをですね、持たせなければ国は守れない、と思いまして私がこの講座を設けました」

▼【田母神氏招致・詳報】(10)「カリキュラムの中身は把握しておりません」と浜田防衛相2008.11.11 14:41
 井上氏「当時、統合幕僚学校長だったわけだが、陸海空のすべての幹部教育の体系を改定したということ。この教育はすでに4年間行っている。教育目的としては、上級部隊指揮官または上級幕僚としての職務を遂行するに必要な広範な知識、技能を習得させるとなっている」
 「具体的に平成16年度の教育目標をみると、健全な歴史観・国家観を育成し、防衛戦略研究および将来の部下指導に資する、となっている。平成20年のものをみると、例えば『大東亜戦争史観』『日本国憲法の本質』とある。ほかの年度をみると『東京裁判史観』という項目もある。こうした呼び名自体が侵略戦争を否定する中で使われる言い方だ。大臣は先日『今後とも、村山談話などの政府見解を踏まえた適切な幹部教育に務める』といわれたが、こういう内容の歴史観、国家観教育が適切とお考えか」
 浜田靖一防衛相「いやあの、私もですね、今、委員からお話があったようなそのカリキュラム、中身については私も把握しておりませんので、今、その件に関して私の考えは申し上げられません。中身をみさせていただいて、どういうことなのか、ということは確認したいと思いますけれども、今この場で、発言はひかえさせていただきたいと思います」
 井上氏「何が行われているかを把握していない。重大だ。資料では、講師名は伏せてある。なぜ伏せる必要があるのか。実は、平成18年の内容の一部は、大正大学の福地惇教授が4月17日に行ったとホームページで明らかにしている。講義目的は、第1に昭和の戦争は東京裁判の起訴状と判決によるような侵略戦争ではまったくなく、自存自衛のためにやむを得ない戦争だったこと。それが了解できれば、現憲法体制は論理的に廃絶しなければならない虚偽の体制だと断言できることを論ずることであります、と言っている。論文で明らかにしたにとどまらない、村山談話にも政府見解にも反するような、特異な歴史観を自衛隊幹部全体に職務として教え込むというやり方が、田母神氏が主導したといわれる。大臣、重大だとは思わないか」
 浜田防衛相「その部分につきましてはですね、われわれ、統幕学校において平成15年度から一般過程でですね、歴史観国家観という科目を設けられておりまして、その科目がわが国の歴史について部外講師を講義などに実施している、ということも招致しております。ただ部外講師による講義は、歴史認識を含めさまざまな事項についてバランスの取れた見解と幅広い視野を有する自衛官を育成するために有意義であると考えております。他方、部外講師の選定については、自衛隊員が偏向した歴史認識を有することなく、歴史を客観的に理解することができるよう考慮しつつ、慎重に行う必要があると考えているところであります」
 「今、ご指摘にあったことがですね、逆に言えば、これを確認するという意味ではまだわれわれとすればそういったことも意識のなかにございませんし、逆に言えば、今、先生からご指摘のように、これは重大なことではないかといえば、まだこの影響がどのようにでているか把握をしておりませんので、今この場でお答えすることは控えさせていただきたいと思います」
 井上氏「公然といえるような雰囲気、土壌を作ってきたことが問題だと思う。およそ、バランスが取れた中身だとは私は思えない。講師名を明らかにすること、幹部教育の内容の全容を明らかにしていただきたい」
 浜田防衛相「先生のご指摘のことに関しましては、ご本人の意思の確認もさせていただかねばならないし、それに関してはお時間をいただきたい。ただ、こういうことを自由に議論しているからこうである、というご指摘がある半面、他の議員の先生からもっと議論をしてしっかりとはき出させることも重要だというご指摘もあり、われわれとしては今後、よい方法を選んでいきたいと思います」
 井上氏「一自衛官の議論の自由という問題ではない。幹部教育として、任務として集めて教育している。もっと認識していただきたい。こういう事態のまま、自衛隊を外に出していくことは厳しく問われているし、この問題の一層の徹底究明が必要であって、テロ新法の採決は論外だ、ということを申し上げて質問を終わる」

▼【田母神氏招致・詳報】(11)完「日本だけが悪いと言われる筋合いはない」2008.11.11 14:44
【社民党・山内徳信氏の質問】
 山内氏「職責にある人が、個人と同じように論文を書くこと、あるいは若い自衛官の前で講話することが許されていいのか。本人は『逸脱していない』といった。したがって、政府として、防衛省として、自衛隊の再教育、自衛隊の中の総点検をする必要があると思うが、大臣、決意のほどを」
 浜田靖一防衛相「それこそ、この案件というのが先程来、委員の先生方から極めて重大な問題というご指摘を、私自身も受けておるわけでございますので、その点は、今委員からご指摘の思いをしっかりと体してやっていきたいと思っておりますし、この問題、今日の委員会というものをですね、終わったからそれでいいというふうにも考えておりません。われわれは、しっかりと答えを出していかなければならないと思いますので、今の先生の決意ということでございますので、しっかりやっていくということを申し上げておきたいと思います」
 山内氏「悪かったこと、教訓にしなければいけないこと、反省しなければいけないことは、政府はもちろん、現職の自衛官諸君もそういう視点に立って、国家観 歴史観を持たなければ、偏った歴史観、偏った国家観を持つと、その刃はどこに向くかは、戦前の日本の軍隊が示している。私は、怒りと、この時点で伝えておかなければならないことを言った。一言でいいから、私のこの見解に対して、反省する所があるかないかだけ尋ねる」
 田母神氏「先生のおっしゃっていることが、私は、全面的に正しいとは思いません。悪いことを日本がやったというのであれば、じゃあ、やらなかった国がどこですかと、私は論文に書いてますが、日本だけがそんなに悪いといわれる筋合いはないし、また、私の論文が論文といえないということです。それは私が評価したのではなくて、審査員の先生方が評価してくれたことですから、それは私には関係ありません」
 山内氏「集団的自衛権も行使できない、武器の使用も制限が多い、攻撃的兵器の保有も禁止されていると、田母神氏は文章の中で強調している。私は文章を読んで思った。田母神さんは相当、不満を持っていると。あなたは、集団的自衛権も行使し、あるいは武器も堂々と使用したいというのが本音ですね」
 田母神氏「ええ、私はそうするべきだと思います」
 (終わり)

 
 何と言うか……質問に「それ!」と思えるような所は一個も無く、ひたすら馬鹿な自虐史観に囚われた戯言が続き、特に最後の社民党の戯言は聞くに堪えませんでした。
 随分略されてますが、こいつ未だに「集団自決を教科書から取り除いた事への反対で11万人もの…」と口走ったんですよ。大江健三郎礼賛で赤松隊長をコキ下ろすって、いつの時代に生きてるんだかこの老人。余りにも頭に来たので、事務所に文句を言ってやろうと調べたらこいつ、HPは無いわメアドは無いわ、事務所の所在地も連絡先も凡て空白の卑怯者。お前が議員を辞めることから先ず始めろ。
 一箇所面白かったのが、民主の犬塚の時。人気取りなのか何なのか、時々この野郎は田母神閣下を庇ったりするのですが、統合幕僚学校の校長だった閣下に「純真な自衛隊員に、こういうことを上から言う危険性を自覚しているのか」と聞いた時の答弁。
 「あのー、幕僚学校の生徒は純真ではありません。みなもう40を過ぎていますし…」
 周りはどっと笑うわ、犬塚悔しそうだわ。そんな事も知らずにイメージで物言うからそうなるんじゃボケ、と言うお手本でした。
 この頃、「議員の7割はノンポリ」と当たり前に言われる事が不思議でなりませんでした。ノンポリの政治家って一体何。漫画アレルギーの漫画家って事?ならその職業辞めた方が良いだろう。幾らなんでも有り得ない。でもどうやらこれ、本当のようですね。
 議員の殆どは脊髄反射で田母神閣下を叩いてるだけ。皆と一緒のポリシー持ってる風にしているだけ。それを考えても。
 田母神閣下一人に議員は全員かかっても敵わないわ。他人様をどうこう言う前に勉強しろや、議員ども。素人の私の目から見ても酷かったわ〜〜。
 
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Posted by akito3ta at 10:00Comments(1)TrackBack(1)

2008年11月04日

■ 正しい者は消される2

いい加減にしろ日本政府!!防衛省!!麻生!!
 
 田母神閣下の論文関連で「再発防止」っつったら、普通の国家では「更迭」だの何だの騒いだ失態に関してですが、日本では。
 「思想」を「再発」防止だぁあああ!?
 しかも、村山クソ談話に比していたって健全な「プライベート」な論文に対して「偏向」「再発防止」ぃい!?
 どんな国だよ、日本!! あーもう今日は毒が止まらないので嫌な人は回れ右で!!

▼首相「関係者厳しく処分を」 前空幕長問題で防衛相に2008.11.4 12:51
  航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄・前幕僚長(60)が日本の侵略や植民地支配を正当化する論文を発表して更迭され、3日付で定年退職となったことを受け、麻生首相は4日、浜田防衛相に対し、関係者を厳しく処分し、再発防止策を講じるよう指示した。
 浜田氏が首相と会談後の記者会見などで明らかにした。浜田氏は「(論文投稿を)事前に把握できなかった。厳正な処分と総理からも言われたので検討したい」と述べ、自身を含む関係者を処分する意向を示した。再発防止策については「自衛隊員が偏向した歴史認識を有することのないよう、政府の歴史認識を踏まえた適切な幹部教育を進めていく」と述べた。
 田母神氏を定年退職扱いにしたことについては「辞職意思もなく、処分手続きに協力する見込みもなかった。懲戒免職は審査に時間がかかり、手続きが長引く間に定年が来る」と説明した。6千万円程度とみられる田母神氏の退職金については「制度上、定年退職なので、支払われることになると思う」と述べた。

▼田母神前空幕長が記者会見、スーツ姿で謝罪・反省の弁なし2008.11.4 01:14 読売新聞
 記者会見する田母神前航空幕僚長(3日夜)=高橋はるか撮影 政府見解と異なる論文を投稿して更迭された田母神俊雄・前航空幕僚長(60)の処遇は3日夜、定年退職という異例の形で決着した。
 田母神氏は3日夜、東京都内で記者会見し、「(論文の内容について)今でも間違っていない」「日本は決して侵略国家ではない」などと述べ、持論を撤回しない考えを示した。
 37年間にわたり愛用してきた制服ではなく、スーツ姿で会見に臨んだ田母神氏。冒頭、「退職にあたっての所感」を読み上げたが、防衛省・自衛隊を混乱させたことに対する謝罪や反省の弁はなかった。
 「日本が悪い国だという認識は修正されるべき」などの持論を、終始、繰り返した田母神氏。「戦後教育による『侵略国家』という呪縛(じゅばく)が国民の自信を喪失させ、自衛隊の士気を低下させている」とし、現役自衛官に対しても、「自分のことより国家、国民のことを常に優先した言動を取ってほしい」と神妙な面持ちで語った。
 論文が政府見解と異なる点についての質問では、田母神氏は「政府見解に一言も反論できないとなると北朝鮮と同じだ」と語気を強めた。論文の懸賞金300万円については受け取るという。民主党が要求の構えを見せている国会での参考人招致については、「応じるつもりだ」と答えた。会見は20分余りで終了した。

▼更迭の前空幕長、「空将」扱いで60歳定年退職に2008.11.04 01:14 読売新聞
 田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)(航空幕僚監部付)が、昭和戦争などに関して投稿した論文の内容を巡り更迭された問題で、防衛省は3日、田母神氏を同日付で定年退職とした。
 同省は結論が長引けば連休明けの国会審議に影響が出ると判断、更迭後の処遇としては異例の対応に踏み切った。
 同省は、田母神氏の定年を今月30日まで延長していたが、本人から辞表の提出がないため懲戒処分なども検討。しかし、手続きが長引く恐れがあり、民主党も国会で追及する構えを見せていることから、早期収拾を図ったとみられる。
 自衛官の定年は役職や階級によって異なり、空幕長は62歳。田母神氏は空幕長の役職を解かれた時点で単なる「空将」となり、他の14人の空将と同じ退職年齢(60歳)に達していた。
 定年退職の場合、数千万円の退職金も支給される。同省幹部は「辞表を出して辞めるべき。組織のトップまで務めた人物の身の処し方ではない」と批判した。

 
 有り得ない。
 マジでこの国って何ですか。民主主義って国民其々の思想信条の自由は確保されているんじゃないんですか。どこの統制国家ですか。
 例えば空幕僚長が、公式に論文のような発言をしたら、百万歩譲って問題だとしよう。でもそうじゃねーだろ。プライベートで論文出して、それがクソ談話と食い違っていたら何ですか。間違った談話を正して「麻生談話」を首相が新しく出せば済むだろう。
 一体全体、田母神閣下は何の罪で更迭ですか。プライベートで正しい論文を書いた事の何処に罪がありますか。例えばどこかに罪があるなら。
 この人の前に村山と河野だろ。もっと言えばその後にそのクソ談話を踏襲した総理全員だろ。外患誘致罪なり反逆罪なりで全員死刑にした後にこの人の罪を問えよ。
 

▼田母神・前空幕長を参考人招致へ 民主方針2008.11.4 12:38 Asahi.com
 民主党は4日、小沢代表、鳩山由紀夫幹事長ら執行部の協議で、「我が国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と主張する論文を投稿し、更迭された航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)について、参院外交防衛委員会(北沢俊美委員長)で参考人招致を求める方針を決めた。
 同委では現在、補給支援特措法改正案が審議されているが、野党が多数を占めており、民主党が要求すれば実現する可能性が高い。田母神氏は3日の記者会見で、国会の参考人招致について、「積極的に応じる」と述べている。
 一方、4日の民主党政策担当者の会合では、田母神氏から事情聴取する前に定年退職とした防衛省の判断に批判の声が上がった。

▼空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走Asahi.com 3日社説
 こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である。
 田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が日本の植民地支配や侵略行為を正当化し、旧軍を美化する趣旨の論文を書き、民間企業の懸賞に応募していた。
 論文はこんな内容だ。
 「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」「我が国は極めて穏当な植民地統治をした」「日本はルーズベルト(米大統領)の仕掛けた罠(わな)にはまり、真珠湾攻撃を決行した」「我が国が侵略国家だったというのはまさに濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である」――。
 一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張がこれでもかと並ぶ。
 空幕長は5万人の航空自衛隊のトップである。陸上、海上の幕僚長とともに制服の自衛官を統括し、防衛相を補佐する。軍事専門家としての能力はむろんのこと、高い人格や識見、バランスのとれた判断力が求められる。
 その立場で懸賞論文に応募すること自体、職務に対する自覚の欠如を物語っているが、田母神氏の奇矯な言動は今回に限ったことではない。
 4月には航空自衛隊のイラクでの輸送活動を違憲だとした名古屋高裁の判決について「そんなの関係ねえ」と記者会見でちゃかして問題になった。自衛隊の部隊や教育組織での発言で、田母神氏の歴史認識などが偏っていることは以前から知られていた。
 防衛省内では要注意人物だと広く認識されていたのだ。なのに歴代の防衛首脳は田母神氏の言動を放置し、トップにまで上り詰めさせた。その人物が政府の基本方針を堂々と無視して振る舞い、それをだれも止められない。
 これはもう「文民統制」の危機というべきだ。浜田防衛相は田母神氏を更迭したが、この過ちの重大さはそれですまされるものではない。
 制服組の人事については、政治家や内局の背広組幹部も関与しないのが慣習だった。この仕組みを抜本的に改めない限り、組織の健全さは保てないことを、今回の事件ははっきり示している。防衛大学校での教育や幹部養成課程なども見直す必要がある。
 国際関係への影響も深刻だ。自衛隊には、中国や韓国など近隣国が神経をとがらせてきた。長年の努力で少しずつ信頼を積み重ねてきたのに、その成果が大きく損なわれかねない。米国も開いた口がふさがるまい。
 多くの自衛官もとんだ迷惑だろう。日本の国益は深く傷ついた。
 麻生首相は今回の論文を「不適切」と語ったが、そんな認識ではまったく不十分だ。まず、この事態を生んだ組織や制度の欠陥を徹底的に調べ、その結果と改善策を国会に報告すべきだ。

 
 売国政党民主党が閣下を国会に呼ぶとさ。むしろそうしてくれ。
 閣下の一連の発言で、管理人はすっかり閣下に惚れました。こう言う人が日本の空を守ってくれていたんだと、感激いたしました。
 この人なら、民主の馬鹿が絡んでも毅然と持論を述べて下さいます。むしろ国会招致して。単純に閣下のスピーチが聞きたいわ。国会が例えブーイングの嵐でも、ネット上はシュプレヒコールで溢れかえるだろうさ。
 で、アカヒの社説。何だろうこれ。ぞっとするって、何に?滅茶苦茶言い続けてると殺されそうって自覚でもあるのか、アカヒ。非難が抽象的過ぎて分かりません。何処がどう間違っていて、どう正せば良いのか教えて欲しいなあ。
 植民地支配ってどこの事?一部の右派言論人?実証的データの"乏しい"歴史解釈?日本の国益が「傷ついた」?
 植民地ってもしかして併合してくれしてくれ言ってたどっかの朝鮮の事? 右派言論人?日本にそんな人居るの?中道とサヨクしか知らないんだけど。実証データが乏しいって、それは沖縄渡嘉敷島の"軍関与"自決やら、従軍慰安婦やら、南京大虐殺やらの事?逆のデータだったらしこたま出て来てるけど?
 それに、国益は失われる物で「傷つく」なんて言わないよ。支那と朝鮮の「傷つき芸」を身に着け過ぎだよアカヒ。
 いや〜本当に「多くの自衛官もとんだ迷惑だろう」ですよ。手前ェらの所為で。
 明日またあちこちに抗議の電話かな。
 
 最期に田母神閣下の会見がiZa!に載っていたのでここにも。yahooでやっている意識調査もリンクして置きますので、一票投じてみて下さい。
 チャンネル桜の「今日の自衛隊」11月03日号にて、佐藤守閣下が田母神閣下の事を「たもさん」と呼ばれたのにチョと萌えた管理人は、当然「全く問題なし」に投じました。

▼【田母神俊雄前航空幕僚長会見詳報(1)】「一言も反論できないなら北朝鮮と同じだ」11/03 23:53 iZa!
 民間懸賞論文に政府見解とは異なる歴史認識を主張する内容を発表して航空幕僚長を解任された田母神俊雄氏が3日夜、時事通信社(東京・東銀座)会議室で記者会見を行い、「一言も反論できないなら北朝鮮と同じだ」などと語った。詳細は以下のとおり。
【冒頭発言】
 このほど自衛隊を退職するにあたって一言所感を申し上げます。私は10月31日付で航空幕僚長を解任され、11月3日付で自衛官の身分を失うことになりました。自衛隊に勤務して37年7カ月、防衛大学校から数えれば通算41年7カ月になります。自衛隊関係者や国民の皆様方の支えがあって今日まで勤め上げることができました。感謝に堪えません、誠にありがとうございました。
 解任の理由は、私が民間の懸賞論文に応募したその内容が「政府見解と異なって不適切である」というものでした。しかし、私は国家国民のためという信念に従って書いたもので、自ら辞表の提出は致しておりません。その結果、解任という事態となりましたことは自衛隊とともに歩んでまいりました私にとりまして断腸の思いであります。もとより私にとって今回のことが政治に利用されるのは本意ではありません。また、航空自衛官、ひいては自衛隊全体の名誉が汚されることを何よりも心配致しております。
 私は常々、「志は高く熱く燃える」ということを指導してまいりました。志が高いということは自分のことよりも国家や国民のことを優先するということです。熱く燃えるということは、任務遂行にあたりいかなる困難に突き当たろうとも決してあきらめないということです。論文に書きましたように、日本は古い歴史と優れた伝統を持つすばらしい国家です。決して「侵略国家」ではありません。しかし、戦後教育による「侵略国家」という呪縛(じゆばく)が国民の自信を喪失させるとともに、自衛隊の士気を低下させ、従って国家安全保障体制を損ねております。
 日本の自衛隊ほどシビリアンコントロール(文民統制)が徹底している「軍隊」は世界にありません。私の解任で、自衛官の発言が困難になったり、議論が収縮したりするのではなく、むしろこれを契機に歴史認識と国家・国防のあり方について率直で活発な議論が巻き起こることを日本のために心から願っております。

▼前空幕長会見詳報】(2)「これほど、大騒ぎになるとは予測しなかった」2008.11.3 23:57 産経
 (質疑応答)
【論文を書いた理由】
 −−(論文は)持論ということだが、政府見解と異なる歴史認識の論文を現役のこの時期に書いた理由は何か
 「私が常々考えていたことでありますけれども、日本が21世紀に国家として発展してゆくためには、この自虐史観、そういった歴史観から解放されないと、日本のいろんな政策に影響が出て、なかなか国とした、いわゆる日本が自主的に判断する政策がやりにくいのではないか、と常々思っていまして。日本が悪い国だと、日本のやってきたことはみな間違っていたと、いったことが修正される必要があるのではないか、と思います」
 −−現役をおやめになって発言されるのは比較的自由だと思うが、どうして現役の今、書かれたのか
 「私、実は、これほどですね、大騒ぎになるとは予測していませんでした。もうそろそろ日本も自由に発言できる時期になったのではないのか、という私の判断がひょっとしたら誤っていたかもしれません」
 −−きょう記者会見を開いた理由は?
 「みなさんの一部から私に電話があって、ぜひやってくれという話があったからであります」
【解任について】
 −−解任され、任半ばでおやめになることで無念なことは何か
 「日本はまさにシビリアンコントロールの国でありますから、大臣が適切でないと判断して、やめろということであればそれは当然のことであるというふうに思います。結果が出たことについて、無念とかそういうことを考えていると次に前進ができないので、これは気持ちを切り替えて次、またどうしたらいいかということを考えていきたいというふうに思っています」
 −−後輩の自衛官に言い残すことはないか
 「これは私がずっといってきたことですが、われわれは国家の最後の大黒柱である。従って、志を高くもって、どんな困難があっても常に情熱を燃やし続ける、と。志が高いということは、さっきいったように、自分のことより、国家や国民のためを常に優先した言動をとる必要があるというふうに思います」

▼【田母神俊雄前航空幕僚長会見詳報】(3)完「参考人招致があれば、積極的に応じたい」01:20更新2008.11.03 iZa!
 【参考人招致問題】
 −−今後は。政治家に転身しようとか
  「いや、まだまったく今のところ心の中は白紙です」
 −−民主党などが国会で取りあげようという動きがあるが
  「それはまことに遺憾であります。今いったように、政治にこれが利用されるということについては、まったく私の本意ではありません」
 −−参考人招致には応じるつもりか
  「はい、参考人招致があれば、積極的に応じたいと思います」
 −−会見を行うことは内局は知っているか
  「たぶん知らないと思います。私、今日は朝の零時から、なんか民間人になりました。それを知ったのは夕方でしたけれど」
 −−さきほど国家、国民のため、とおっしゃったが、対外関係に影響を与えた。それでも国家、国民のためになったと思うのか
  「私はですね、やはり日本が今まで相手の言い分にできるだけあわせて、日本国民はいわばイイヒトだな、ということだと思うんですね。相手がいえば、ちょっと譲歩してやろうとやってきた結果が、だんだん良くなっているかというとそうではないんではないかと。やはり国際社会の中で日本がきちんと主張していくことが、やはり長期的にみたら日本の国益にかなうことではないかな、と思います」
 −−自衛官官退任の連絡は夕方だということだが
  「航空幕僚副長から、そういう辞令がでたと電話で連絡がきました。夕方5時くらい」
【歴史認識】
 −−政府の歴史認識が誤っていると思うか
  「私は検証してしかるべきだと思います」
 −−自分の考えが偏っているという風には思わないか
  「私はさほど偏っているとは思っておりません」
 −−有る意味、田母神さんの気に入った雑誌などだけを引用をしているようにみえるが
  「日本が悪いことをしたということも、そっちの方が山ほど多いわけですから、そういうのはいっぱい読んででいるわけですね、もちろん。そうでないという歴史観の方も勉強してらっしゃる方もおられますね。その両方を読んで、いったい何が真実かということを、私なりに判断したつもりです」
 −−大臣とはこの件についてどんなお話を
  「中身についてはなにも話しておりません」
 −−31日、大臣とはお話になりましたか
  「電話で、31日に」
【懸賞論文応募の経緯】
 −−応募は単独で
  「単独で」
 −−自衛隊内で誘い合ってではない
  「こんなのあるよ、といったことはあるが、出せとか強制はない」
 −−懸賞論文募集はどこで知ったのか??
  「アップルタウンというAPAの雑誌で。私は航空自衛隊小松基地の司令をしていた関係でAPAグループ代表が航空自衛隊金沢友の会の会長をしておられました。そういうことから、小松にいるときからアップルタウンの雑誌を送っていただいてました」
 −−会長(APAグループ代表)とは親しいのか
  「小松時代にだいぶお世話になりました」
 −−会長がF15にのっている写真がありましたが、便宜供与などもあったのか
  「特定の方だけに便宜供与をあたえるというわけではありません。みなさんに航空自衛隊をよく知っていただくために、公平に公正に自衛隊の飛行機にのったりということはしてもらっています」
 −−中国、韓国が不快感を示しているが。
  「それは見解の相違ですから、相手がどう思うかはこちらがコントロールできませんから。向こうがこちらが言ったことに対して不快感を感じることもあるでしょう。そこは大人と大人で、相手はこう思っているとお互い理解しあってつきあえばいいのではないかと思います」
【言論の自由】
 −−制服組のトップの立場で発言をされたことについては
  「私はさきほどいったようにですね、このくらいのことを言えないようでは、自由民主主義の国ではないんではないかと思います。政府見解とかに一言も反論できないというなら、北朝鮮と一緒ですね」
 −−一論文で集団的自衛権の行使や武器使用についてマインドコントロールがある、とあり、一読するとそういうことを認めるべきだと読めるが
  「書いてあるとおりです、論文に」
 −−「つまり集団的自衛権を認めるべきだと」
  「そう思います」
 −−今までも、外部の雑誌に投稿されたことは
  「それはありません。部内では相当書いていましたが、外部に論文を発表するのは初めてです」
 −−旧軍の反省にたって、自衛隊がつくられたが、旧軍に対しての反省はないのでは
  「そんなことはありません」
 −−では何を反省しているのか??
  「軍が政治的な決定に対し、いろんな手段をもちいて反旗を翻すという、そういうところが昔は少しあったかなというふうに思います。もちろん226(事件)とか515(事件)などテロが行われることもありましたしね、それによって政治目的を達成すると。現在は自衛隊はまったくそんなことを考えてませんし、現在は政治の決断が下れば機関銃一丁でも、自衛隊はどこにでも行くと」
 −−政府の見解と違うことを今の立場でおっしゃるのは、それに通じるところはないか?
  「私はともかく、大臣の決定に従ってやめろといわれれば、やめていますしね。まさにシビリアンコントロールに屈服しているわけですね。私がこれに対していろいろ抵抗するとすれば、それは問題があるでしょう。政治の決定が下れば、それに反することをやるというのは問題があると思います。ただ、民主主義社会ですから、一度決めたことが時代が変わってちょっと違うのではないか、ということは、私は議論されてしかるべきだと思います」
 −−政府の見解とはあるいみ政治の決定ではないか
  「それは、政治が決めたんですが、その村山談話なるものが、私は論文の中ではまったく触れていませんが、本当に検証されて、日本国民がみな納得できるものなのかは疑問があります」
 −−今回の論文の授賞式や賞金の授与は堂々と受けられるのか
  「そうですね。はい」
 −−自衛隊には同じような考え方は多いのか
  「多いか少ないかは分かりませんが、調べたことがないので。私と同じ意見を持つ人もいると思いますね」

 
 何この無礼千万の質問の数々。

 意識調査: 《航空幕僚長の論文発表は問題あり?》  ……必死だね工作員…
 
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2008年11月03日

■ 騒ぐ事に決めた

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 文化の日い?日本国憲法発布ぅ?いらねー、と思ったものの、明治天皇のお誕生日で御座る。そ、それは祝わねばならぬ。
 

▼インドが北朝鮮機の領空通過を拒否 8月、目的地はイランか 2008.11.2 23:45
 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は2日までに、インド政府が今年8月、イランに向かっていた北朝鮮の高麗航空機の領空通過を米政府の要請に基づいて拒否したと報じた。
 高麗航空機は8月7日に経由地のミャンマー中部マンダレーに到着。同機はインド航空当局に領空通過の許可を求めたが、インド当局は拒否した。拒否は、大量破壊兵器の移転阻止を目指す拡散防止構想(PSI)に基づく措置。PSIの措置は、航空機が核物質や長距離ミサイルの部品などを積載している疑いがある場合に限りとられるという。
 米政府は北朝鮮がイランやシリアにミサイル関連技術を提供しているとして非難を続けてきた。(共同)

 
 日本以外の国は国は皆マトモだと思う。今のインドは強いな、とも。
 明らかにパキスタン対策として核を開発し、持ったのでしょうが、「持つ」と言うのは凄い事。「使える」と言う事は「使われない」と言う事です。即ち、核攻撃は、まずされないという事。どころか途端に米政府が後ろ盾に付きましたからね。
 力を持つと色々出来るなぁ。としみじみ。
 転じて我が国。どんどん衰退していく。駄目になっていく。オバマ(頑張れマケイン!)になったらジャパンパッシングされそうだし。おかしい。世界の覇者にだってなれる国なのに。
 かつて、有色人種の解放を行った国ですよ?2600年ずっと日本と言う国を保ち、皇室を頂き、奴隷を持った事の無い国なんて他に無いのに。
 国内で政権だけに固執して国益を考えない売国野党と、宗教に毒されてすっかり変質した馬鹿与党は、近々の未来すら考えて無い。円高結構じゃないの。内需を増やせよ。ゴチャゴチャ言うより、まだ反支那デモに60万人が参加する台湾を放って置くな。深く結びつけ。国際貢献と言う意味では、バシー海峡を保持する為にも、給油だけじゃなく協力すべき。支那を立ち入らせるな。
 今時、どんなドシロウトだってそう思うのに、何やってるんだろうこの国の政府。
 国の基本権を取り戻し、核を持たないと本当に日本はなくなっちゃうのにな。
 
 木っ端国民に出来る事は騒ぐ事だけだなと思い始めました。
 blog見ていて痛感するのは、日本人は直ぐに「今の情勢では仕方ない」「政府の姿勢としては仕方ない」。ただのちっぽけな国民が国や政府の事を直ぐに「仕方ない」と慮る。諦める。そんなの、実際にやる人に任して置けば良いのに、すぐ理解者ぶる。そこがイカンのだと思う。
 こちとら木っ端の末端ですわ。末端がすべき事は刺激を伝える事。騒ぐ事。刺激に興奮してCaチャネルでも何でも開いて脱分極しまくる事。アドレナリンでもセロトニンでも何でも出しまくる事。馬鹿に見られたって構わない。小利口ぶって何の足しにもならないより幾分かマシ。痛みを感じたり危険を感じたら、騒ぐ事が、私に出来る唯一の事なんじゃないかと、この頃思うようになりました。
 なので、これからは地道に騒ぎます。賛同して下さる末端の方々も、其々に是非。
 
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2008年11月01日

■ 正しい者は消される

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 ありえねぇだろう、この更迭は!!

▼繰り返される「過去の歴史発言」での更迭2008.10.31 23:18
 航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄幕僚長は、「日本は侵略国家であったか」と題する論文を書いたことで更迭が決まったが、こうした「過去の歴史認識」に関する発言では、これまでに何人もの閣僚らが更迭に追い込まれてきた。歴史認識をめぐって繰り返される更迭劇は、日本が「過去の歴史の呪縛(じゅばく)」から解き放たれない現状を物語っている。
 浜田靖一防衛相が田母神氏の更迭を決めたのは、論文に野党が強く反発、今後の国会運営に大きな支障を来すことが明らかなうえ、「平和の党」を掲げる連立相手の公明党も、更迭を求めることが確実だったためとみられる。外交上も中国や韓国などが反発するのは避けられない。先送りされたとはいえ、衆院解散を任期満了の来年9月までにやらねばならない政府・与党としては、ダメージを最小限に抑えるためには、やむをえないと判断してのことだろう。
 「過去の歴史認識」をめぐる発言では、昭和61年に藤尾正行文相が「日韓併合は韓国側にもいくらかの責任がある」と発言して更迭。63年には奥野誠亮国土庁長官が「第2次大戦は日本の安全のための戦いであり、侵略ではなかった」と発言し、辞任した。
 平成に入っても、6年に永野茂門法相が「南京大虐殺はでっち上げだと思う」、桜井新環境庁長官が「日本は侵略戦争をしようと思って戦ったのではない」と、それぞれ発言して辞任。7年には江藤隆美総務庁長官がオフレコ懇談で「植民地時代には日本が韓国にいいこともした」と発言したことが、韓国の東亜日報に報道され、辞任に追い込まれた。
 こうした「言葉狩り」のような更迭劇が続くのは健全とは言い難い。確かに田母神氏の論文の内容は政府の公式見解と異なる。しかし、「過去の歴史」の判断は事実の検証の仕方や立場などによって異なるのは当然だ。政府の公式見解が、綿密な検証や議論によって作られてきたかも疑問だ。
 日本が「真の歴史認識」を構築するためには、たとえ政府部内であっても、自由に議論を交わせる土壌があってもいいのではないか。田母神氏の更迭は「過去の歴史の呪縛」を示している。(高橋昌之)

 この更迭の原因となった論文の論旨も載っていたので以下。
 

▼空幕長論文要旨「わが国が侵略国家だったというのは正にぬれぎぬだ」2008.10.31 22:44
空幕長の論文の要旨は以下の通り。
一、わが国は戦前中国大陸や朝鮮半島を侵略したといわれるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も、条約に基づいたものだ。日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めたが、相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。
一、わが国は中国で和平を追求したが、その都度、蒋介石に裏切られた。蒋介石はコミンテルンに動かされていた。わが国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者だ。
一、1928年の張作霖列車爆破事件も少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。(文献によれば)コミンテルンの仕業という説が強まっている。
一、満州帝国の人口は成立当初からなぜ爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからだ。侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけはない。
一、日本が中国大陸などに侵略したため、日米戦争に突入し敗戦を迎えたといわれるが、これも今では日本を戦争に引きずり込むために、米国によって慎重に仕掛けられたわなであったことが判明している。米国もコミンテルンに動かされていた。ヴェノナファイルという米国の公式文書がある。
一、東京裁判は戦争の責任をすべて日本に押し付けようとしたものだ。そのマインドコントロールはなおも日本人を惑わせている。
一、自衛隊は領域警備もできない。集団的自衛権も行使できない。武器使用の制約が多い。このマインドコントロールから解放されない限り、わが国は自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。
一、日本軍の軍紀が厳正だったことは多くの外国人の証言にもある。わが国が侵略国家だったというのは正にぬれぎぬだ。

 APAグループ 「真の近現代史観」懸賞論文
 
 すみません、教えて下さい。何処にも間違いが見つけられないんですが。
 その通り、じゃねぇか!マッカーサーだって認めてる事を、何で日本人が言っちゃいけないんだ!? 害毒村山、河野談話を丸めて捨てて、こっちを通せよ!
 正しい者が抹殺されて、ゴミや害毒が通るこの国、腐ってますよ!! 本当に許せない!
 ので。速攻で防衛大臣の浜田 靖一の事務所に電話しました。事務所の電話もFAXも載ってましたので、有志の方は是非。
 〒292-0066  千葉県木更津市新宿1-3柴野ビル2F TEL0438-23-5432  FAX0438-22-3911
 
 こいつだけの責任じゃないのは分ってますが、まずは分かり易い所から行動しないと。こいつは防衛大臣なんですから、こいつが悪い。さあ、Let's電話。
 電話に若い元気の良い人が出たので、田母神俊雄幕僚長更迭は取り消せないのかとスタート。若いだけにのらくら逃げず、「大臣は国の政策として正しいと思って更迭した」「取り消す筈が無い」とはっきり言ってくれました。良いね、こっちの意見に怒る対応係は初めてだよ。
 村山談話が間違っていて、その間違った考えを正しいというのか。「政府の考えですので正しいと思って行動しています」正しく無い。「其々の考えがあります」防衛大臣の行動が"其々の考え”な訳ないだろ「防衛大臣は違います」その行動が国の考えになり、それが間違っている。「正しいと思って行動しています」ただの政府の意向でしょ。唯々諾々と政府の意向を踏襲する議員何ざいらねーんだよ!「でしたら選挙の時に行動されたらいいでしょう」
 ここまで語気荒く言ってはいませんし、敬語は双方使ってますが、大体こんな受け答え。結論が出たので復唱。
 「つまりそれは気に入らなきゃ票入れなきゃ良いじゃん、と言う意味ですね。俺のやる事に文句あるなら落とせと」
 「当たり前でしょう」
 ま、聞く耳無いのはスタンダードですが。そう言う訳で落とせば良いらしいです。
 こいつ千葉県民なんだよね。選挙区違うけど私も千葉県民なんですよね。千葉県民、こいつを落とそうぜ。政治家ってこんなんばっかか。
 
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Posted by akito3ta at 09:57Comments(55)TrackBack(0)