李明博に会いに行こうwkwkツアーに参加しました。
しかし、朝から既に一戦有ったと見え(Clickお薦め)、着いた時には非常な警戒っぷりで、駅から既に警官が駅から出る人をチェックしまくり。
目の前で何人もの男性が「駄目!」と規制を受け、右歩道は歩いちゃいけないと、全員が横断歩道を渡らせられていました。
たかが一人の大阪人が、日帰りで韓国から来て韓国に帰るのを、出迎えてやろうと言うだけなのに、何でしょうかこの警戒っぷり。あ、ちなみにその大阪人の名は月山明博って言うらしいんですけどね。
でもま、私、一応女性で普通のババァですし(笑)。ノーチェックで直進して韓国大使館方面へ。
あ、規制線の中、入れるな。(大使館はこの右手奥)
ここら辺から自分の用意の悪さにしまったと思い始めました。
初めて来る場所で、何がどこにあるか分からない。通りの向うの喫茶店名でも知ってれば、「○×喫茶で友人と待ち合わせしてるんですが?」で通れたのに。
案の定、途中でにこやかな警官のお兄さんに止められてしまうんですが、何度か「えーと、貴方は西村さん関係じゃ(ないですよね?)」的に通して貰ったりしたので、女性の皆さんに提案が。
普通に街行きの格好で、目的地の先の地理を知っておきましょう。これ多分、通れますよ。
各自で抗議書、前もって用意しておくのも手かも。まぁ、そこまでの侵入は…多分無理でしょうが。やってみる価値が有りますよ。
で、雨の中、抗議の始まり。
今回はどうも、「日本愛国党」なる右翼団体(赤尾敏のアレなのかな?)が一緒にされたらしく、特攻服なのか戦闘服なのか作業服なのか、の一団が動いていました。
で、街宣車現る。
って言うか、街宣車の行列?
凄ぇ、こんなのは私は始めて見た。この後にも更に10台以上続いていたと思います。
しかし、街宣車を阻む規制線と警官の群れ!物ともせず威勢よく街宣車が韓国大使館に向けて十字路を曲がり!
……… 阻止されてそのままUターン。
凄ぇ。私は街宣車の姿に悲哀を感じたのは初めてですよ。個人的にUターンには「Uターンかよ!」と大爆笑しちゃいましたが、笑う場面じゃないな。
仰る事にも、「國體護持」「北方領土返還」にも同感しますが、どうも街宣車のイメージが悪いのと、正体が既に知れないので警戒心が湧いてしまいます。
が、今日の所は志は同じだったようで、心から言わせて貰います。お疲れ様っした!
現在渦中のまきやすとも氏もいらしてました。大丈夫なのかな刑事告訴…
雨の中、大使館には近づけないし、李明博の動向は知れないしで、直ぐ傍の民潭ビルに移動しました。
まぁ、そしたら止められる止められる。どうして民潭のビルに近づけないのか疑問。通せ、下がって、いいから通せ、危ないから下がって、の押し問答画は、それどころじゃなかったので撮ってません(苦笑)。
結局警官隊と揉め、また現地に戻って西村代表が抗議書を届けて戻られるのを待って解散となりました。アキヒロの香りすら嗅げず。
しかしいつも思うのは。
これだけ大人しい日本人のデモ行動、警察力使って制御する事に何の意味が有るのでしょう。通せば良いんですよ。全員に大使館に乗り込ませてシュプレヒらせりゃ良いんですよ。血なんか一滴も流れませんよ。
……まぁ、流れたら、正直シメタとは思うけれども。
兎にも角にも皆様、雨の中お疲れ様で御座いました!!
私らが騒いで居る間のアキヒロの暗躍は以下。
▼【日韓首脳共同会見(上)】麻生首相「北朝鮮の核開発、容認できない」2009.6.28 22:58産経
麻生太郎首相は28日、韓国の李明博大統領と首相官邸で会談し、北朝鮮の核、ミサイル開発について「安全保障上の重大な脅威だ」との認識で一致し、日韓に米国を加えた3カ国で緊密に連携することを確認した。両首脳による会談後の共同記者会見の詳報は次の通り。
麻生太郎首相
「李明博大統領のご訪日を心より歓迎いたします。大統領との会談は今回で8回目。日韓の首脳が日帰りでも往来して意見を交換する、文字通りのシャトル首脳外交というものが根付きつつあるのかなあということを実感したところです」
「会談では現下の最大の問題である北朝鮮問題について、特に時間をとって非常に有益な話をさせていただきました。北朝鮮の核、ミサイル開発、これは安全保障上、重大な脅威であって、決して容認できません。引き続き日韓、また日米韓で連携して対処していくことを確認したところです」
「国際社会が安保理決議1874というものをしっかり実施することが必要です。大統領とは決議の実施のため、情報交換などの分野でさらに協力していくことで一致しております。また大統領より拉致問題について可能な限りの協力を改めて表明をいただいてもおります。アフガニスタンとパキスタンへの支援、ソマリア沖海賊問題など国際社会の課題についても日韓協力は具体化していることを確認し、さらに協力を進めていくことでも一致しております」
「経済分野につきましては、大統領にもご来場いただきました日韓部品素材調達供給展示会、通称・逆見本市など、日韓両国関係を一層強化するための最近の取り組みの評価をしたところです。そのうえで日韓EPA(経済連携協定)の実務協議を7月1日に開催し、交渉再開に向けた議論を一層促進することで一致しております。また環境、宇宙、原子力分野でも協力を促進することで一致しております。今後とも大統領との間で成熟したパートナーシップ関係をより一層強化していきたいものだと思っております。私のほうからは以上です」
李明博大統領
「本日、私どもを温かくお迎えくださった麻生総理に感謝申し上げます。単独首脳会談、拡大首脳会談を行いましたが、私は短い時間の間、最も中核的で効果的な会議ができたと評価したいと思いますし、その点について麻生総理に改めて感謝を申し上げます」
「首脳会談では、緊急の北朝鮮の核問題、両国の経済協力問題、そして国際舞台での協力など、相互の関心事について非常に深みのある意見交換をすることができました」
「特に私と麻生総理は国連加盟国が国連安保理決議1874号を忠実に履行することで、北朝鮮が核実験とミサイル発射を通じては、得るものは何もないということを示す必要があると、さらにこのたび、国連安保理決議が全会一致で採択されたことは、決議そのものに目的があるのではなく、北朝鮮が核をあきらめ、国際社会に出てきて協力することが、核を保有することよりもっと大事であるということ、そのほうが北朝鮮の社会のために、よりためになると悟らせる機会をつくるべきだと思います」
「われわれはいかなる場合でも、北朝鮮の核の保有を容認できないということを両国は明らかにしました。そして5カ国が6カ国会談という枠内で、5カ国が互いに協議し、どうすれば北朝鮮に核をあきらめさせるか、その目的を達成するための議論を今後やっていこうということで、互いに意見を交換しました。また、北朝鮮問題に関連し、両国が互いに緊密に協力し、協調していることを評価し、今後も引き続き協力していくということでも一致しました」
「経済問題について、われわれは、今年4月、韓日部品素材調達供給展示会がソウルで開かれました。私自身、その場に直接赴き、参加したのですが、両国の丁寧な実質的な協力の下地を直接見ることができました。そういう成果をあげることができました。7月1日から引き続き開かれる韓日通商企業信用フォーラムなど、両国の産業協力、特に中小企業の協力について、過去いかなるときよりも、実質的な協力ができるよう、協力を強化していくことで約束をいたしました」
「こういうものが実質的な経済協力の下地になると期待しています。また、麻生総理と私は、原子力分野や科学技術分野、宇宙分野等においての協力も強化していくことで合意しました。また、韓日自由貿易協定の問題が相互利益になる方向で進展していくよう両政府として努力していくということで合意しました。また麻生総理と私は、若い世代の交流が未来の両国の友好増進の礎になるということで意見をともにし、前回、麻生総理から提案いただいた理工系学部留学生派遣事業など青少年交流を引き続き拡大していくこと合意しました」
「また博覧会を成功させるために、日本政府と日本の企業が協力していただいていることにこの場をお借りして感謝を表します。また私は在日韓国人社会の歴史的経緯をふまえ、彼らに地方参政権が与えられるよう積極的にご協力いただきたいと要請しました。麻生総理と私は今年9月、第3回G20、その後気候変動への対応、アフガニスタン支援の問題、テロ対策においても緊密に両国が協力していくことで意見を交換し合意しました」
▼【日韓首脳共同会見(中)】李大統領「北朝鮮に核開発あきらめさせる」2009.6.29 00:12産経
−−(日本側)6カ国協議に北朝鮮の復帰のメドが立たない中で、残る5カ国で協議をしていくかということだが、どのような見通しで進めるのか。両首脳で一致した点はあるか。国連制裁決議を履行する上で中国にどのような働き掛けを行うか
麻生首相
「これは核問題に限らず、北朝鮮をめぐる諸問題というものを解決するためには、われわれは6者協議というのは、最も現実的な枠組みであると思っております。この点については李明博大統領と完全に一致しております。その上で本日は6者協議をいかにして前進させるかといった点について意見交換を行わさせていただきました」
「これまでも6者協議の枠組みの中で、2カ国会談、3カ国会談などいろいろな形での意見交換が行われてきたのはご存じの通りです。そのような流れのなかにあって、5者会合につきましては、6者協議を前進させる形で開催できるということを考えるべきなんであって、引き続きみんなで検討していこうということで一致いたしております」
「また、国連安保理決議の実効性というものを高めるためには、中国をはじめすべての国連加盟国がしっかりとこの決議事項を履行することが重要なんだと思っております。従って中国も安保理決議を1874ですけども、真摯(しんし)に実行するという立場を表明しております。本日の会談でも日韓米というものの連携を強化していくとともに、引き続き中国との連携も深めていくという必要があるという点で一致いたしております。
−−(韓国側)北朝鮮の核問題について、本日の会談で、韓日、韓米間で具体的な協力の方法について話し合ったのか。6カ国協議で北朝鮮を除く5カ国協議について、李大統領の提案に日本政府の反応はどうだったか。アメリカのBDA(バンコ・デルタ・アジア)型の金融制裁や日本の単独制裁に対する韓国政府の立場はどうなのか
李大統領
「現在は、6者会合の枠内でいろんな国々が協議をし、効果的な対応をしましょうという話をしたのですが、原則的に言いますと現在は、公開的にその話を言う時期ではなく、現在は、前回の国連安保理決議、全会一致で決議を採択した加盟国が、その決議を履行するために力を合わせるべきなんです。今はそういう時期なんです」
「この決議そのものが先程申し上げたように、これから北朝鮮に核をあきらめさせることに、その目的があります。決議そのものが目的ではなく、この国連安保理決議や今後あるべきいろんな6者会合の枠内でありえる代案そのものは、かえって北朝鮮の利益になる、北朝鮮が核をあきらめることでかえって北朝鮮に長期的に利益になる、ということを悟らせる過程だと思います」
「そういう意味で、今ただちに急ぐべきことではありませんが、国連決議以後、私たちが北朝鮮にどのように核をあきらめさせるかについて、その話ができる枠組みを協議しています。そういう観点で、今のこの時点で詳しい話を申し上げるのは少し早いと思います。こういう原則的に北朝鮮に核をあきらめさせる今後の方法については、日本と韓国の間で一定の食い違いはないと、意見をともにしていると、まず申し上げます」
「しかし、中国をはじめ多くの国々が北朝鮮が核をあきらめるべきという観点から、われわれと意思をともにしているとみて、ただ、過去の通りの方式では、われわれがすでに経験しているように、新しい方法が必要ではないかという意味から、私たちは話を始めているのです。またBDAや金融制裁の問題については、国連安保理決議の中にも金融制裁についての話が入っています。これについて国連安保理決議の枠内で履行すべき問題であり、各国がそれに沿って忠実に履行する義務があるという点から金融制裁の問題を解釈していただきたいと思います。
−−(日本側)日韓EPA協議。課長級から審議官協議に格上げされて来月開かれる。交渉にこれから弾みがつくということになるのか。
李大統領
「結論をまず申し上げますと、両国の自由貿易協定は互いに協議を経て互いに完成していくべきと思っています。韓国は原則的にすべての国と自由貿易を行うべきと、保護主義は排斥されるべきという原則をもっています。韓国はASEAN10カ国をはじめ欧州連合とも協議に入ります。またインドとも近い時期に合意を導き出すことができます。またアメリカともそういう手続きに入っています」
「そのため、両国の経済協力やいろんな関係をみたところ、FTA(自由貿易協定)問題は互いに合意にいたることが非常に自然だと、それが世界的な流れにも合っていると思いますので、今後、協議の過程ももちろん必要ですが、また日本は世界第2位の経済大国でもありますので、韓国との協定で互いの立場をよく理解できれば意外に早い時期に合意にいたることもあると前向きに考えています」
▼【日韓首脳共同会見(下)】麻生首相「サマータイムやるなら日韓同時で」2009.6.29 00:16
−−(韓国側)麻生総理は温室効果ガスの排出量を2020年に15%削減すると発表したが、日本の産業界は過酷だと反発し、国際社会は消極的ではないかと懸念を示している。このような反応をどうみているか。目標達成は可能か。サマータイム制度について、日韓両国には時差がないので、サマータイムを導入するなら、両国同時がよいと思うがどうか。
麻生首相
「まずエネルギーという話から入らせていただきますが、日本のエネルギー効率は、今の段階でアメリカ、ヨーロッパの2倍、中国、インドの8倍、日本のほうのエネルギー効率は高い。その中にあって、中期目標を2020年に対2005年比15%ということを言ってますが、これは欧州は13%、2005年比で。アメリカが14%ですから、少なくとも欧米に比べて日本の目標は極めて高い」
「日本のこの15%削減は、日本のなかにある、今ある日本の産業などの個別の努力、また家庭における排出量も含めて、そういう努力を全部含めていわゆる真水でこれをやります。すなわち、ほかのところからバーゲンでなんとか買ってくるということをしないで、うちはこれだけは達成しようという目標を掲げてますんで、これは産業界から見ると、これはとてもじゃないけど高すぎると。簡単に1%を削減するというと、だいたい10兆円ぐらいかかる計算になりますんで、産業界から見ますと、これはとてもじゃないというご意見もあります」
「しかし、われわれは過去、1973年、オイルショックのとき、石油が1バレル2ドルから6ドルに跳ね上がった時代だったんですが、このときはきちんと、そのピンチをチャンスにかえて、われわれはあの難局をブレークスルーしたという経験がありますんで、今回も太陽光発電はもちろんのこと、小型の水力発電、また原子力発電、そういったものを利用して、この分野でもわれわれはきちんとした成果を上げたいと思っております。韓国と原子力協定の話、環境の話、いろいろさせていただきましたけれども、引き続き協力していけるもんだと思っております」
「サマータイム。あなたが生まれる前、日本で昭和20年代にサマータイムというものを使ったことがあります。ここにいる人はほとんどその時代生まれてないか、記憶がない世代かと思いますが、私はその世代に生まれてましたんで、なんだかえらく明るいうちに飯になるなあというのがすごくあるんですが、いずれにしてもライフスタイルの変革を与えるんだと思いますし、先進国で特にこれをやっていないというのはないんですが、先進国の場合は、総じて緯度が高いところにありますんで、サマータイムの効果は極めて大きいと私どももそう思っております」
「いろんな意味で、これ、労働環境やらなにやらに与える影響とか、いろいろ言われておりますんで、総合的な検討が必要なんだと思っておりますが、韓国における議論がいろいろ進んでいることも知っておりますんで、日本の対応を今後考えていきたいところだと思っております。日本の中においてはスポーツ関係やら何やら、そういった団体は特に、もうだいぶ前から、この話を熱心に進めておられるということは知っておりますし、韓国と日本は時差がありませんので、そういった意味ではやるなら一緒にやるというのは極めて効果が大きいだろうと私どももそう思います」
比較的まともかなぁと思ってると、不意に挟まれる「地方参政権を寄越せ」「都合のいいFTAを飲め」。いや、有り得ないから。
大体、「核は諦めさせる」って、どうやって? 口だけだろアキヒロ。会談で日本が得るものって何か有ったの?
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