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SAKURA(以下店長): それでは皆様、とっととカードを選んでください!
参加者全員: へ〜いっ♪
猫熊1号: ところで店長、プレイヤーカードとサポートカードがありますが、
どういう配分で入れたらいいの?
店長: とくに縛りなどはないですが、プレイヤーカードを多めの方が
初心者向けだと思います。
猫熊1号: 了解っ!
ゴメス閣下: では、我輩はサポートカードを多めでいこう、グフフっ。
店長: ・・・・・・・・・・。
サトスミ: じゃあ僕はプレイヤーカードを7枚とサポート3枚で。
猫熊1号: この10枚の中からマスターカードを1枚選ぶんですよね。
店長: YESっ!最後の砦となるカードなので、できるだけ強いカードが
オススメですね。
サトスミ: ”強い”っていうのはどこをみればいいんですか?
ゴメス閣下: ”強い”のはナックル系とGOON、これで決まりじゃ。
店長: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
たしかに間違ってはいませんが、
”強い”の指標はキャラクターのイメージだけではないですよ。
基本的にはカード左上に書かれた
”サイコロ数”が多い方が良いです。ただし、
そのサイコロが命中しないと意味がないのでカード右上の
命中数も高い方が良いのです。
たとえば「サイコロ数 5個」でも「命中 1」だと、
5個のサイコロで振って、「1」の出目しか命中しない。
しかもその数値がそのまま攻撃力になるので、運良く
サイコロ5個全て「1」がでても、攻撃力は合計「5」にしかならない。
それに対して、「サイコロ数 1」で「命中 6」だと、
必ず命中はするけど、サイコロ1個分なので攻撃力は「1〜6」と
限定されてしまいます。
だから両方の数値がある程度高いキャラクターが強いといえます。
サトスミ: なるほど。じゃあ、僕は手持ちの中で一番数値が安定している
「兎侍」(サイコロ数4・命中4)をマスターカードにします。
店長: あっ!但し、それぞれのキャラクターの特殊能力も”強い”の
要素になりますから、それも考慮してくださいね。
猫熊1号: じゃあ、僕は「BRAD(Evil Skaters)」(サイコロ数6・命中3)にします。
ゴメス閣下: では、わたしは「GOON」で。
店長: ちょい待ちっ!閣下、「GOON」は★がついていないので
マスターカードになれないですよ。
ゴメス閣下: 知ってて言いました、うひっ。
我輩は当然「ナックル」(サイコロ数3・命中5)で。
店長: 一筋縄ではいかないメンツですね。。。。
そんなわたしのマスターカードは
「ボンガコンガ」(サイコロ数2・命中6)で。
猫熊1号: しぶいキャラクターを選びますね。。。。
店長: 「ボンガコンガ」は特殊能力【豪腕】が良いんですよ。
相手の属性が「龍」のキャラクターとの対戦時には
「サイコロを+4個」できちゃう。
実は「龍」属性って単体で強いカードが多いんですが、
「龍」属性に基本性能で勝てるカードが少ないんですよ。
サトスミ: なるほど、いわばドラゴンキラーですね。
店長: そうそう、ある意味ソレです。ちなみにサトスミさんの「兎侍」の
特殊能力は・・・・・
サトスミ: 「兎侍」の特殊能力は【ツバメ返し】で、相手の属性が
「龍」か「無」の時に、「最終攻撃値に+3」できるみたいです。
猫熊1号: 店長のボンガコンガより万能そうな感じですね。
店長: ・・・・・・・・。
猫熊1号: え〜と(汗)、わたしの「BRAD」の特殊能力はっと・・・・・
【スケボーコンボ】で相手の属性が「無」の時に自分の
「命中を6」にできるみたいです。
サトスミ: こちらはドラゴンキラーに対して無属性キラーですね。
猫熊1号: たしかに相手が「無」属性だと、6個のサイコロを振って
命中が「6」になるということは、6個の出目全てが命中することに
なるから、相当強いですよね。
ゴメス閣下: いやいや、強いのは我輩の「ナックル」!
特殊能力【バーサーク】により相手が「森」・「剣」属性の
時に「最終攻撃値+3」できる。これだと「森」属性の
ボンガコンガや「剣」属性の兎侍には圧倒的に有利じゃ。
店長: たしかにっ。
でもマスターカードだけで戦うことはないので、
この”強さ”が全てじゃないですよ。デッキに組み込んだ
カードのバランスがポイントになりますからね。
店長: では、マスターカードだけを各自の場に表に出して、
残りの9枚を裏向きにシャッフルして、
裏向きのまま場に置いてください。
参加者全員: ほ〜いっ。
猫熊1号: いわゆる「山札」にするわけですね。
店長: 猫熊1号さん、解説ありがとうございます♪
そうです、各自の山札を作ります。自分で作ったデッキ内のカードが
どの順番で出てくるか分からないようにしてもらいます。
サトスミさん: 準備完了しました。
ゴメス閣下: こちらも完了っス!
店長: では各自の山札の上側から3枚カードを取って、
手札としてください。
参加者全員: 完了しましたっ!!
店長: これでカードのセッティングは完了です。あとは
コインが必要なのですが、身近で揃えやすいものということで
硬貨を各自用意してきましたか?
サトスミ: たしか、事前に言われた通り1円玉を3枚と5円玉を1枚、
10円玉を1枚用意しました。
ゴメス閣下: これって硬貨じゃなきゃダメなの?
店長: いえいえ、硬貨にこだわっているわけではないのですが、
身近にある代用品ということで硬貨を選びました。
だからゲーム的には硬貨としてではなく「コイン」として使用します。
色違いのコインやトランプなどでも充分に代用は可能ですよ。
猫熊1号: 準備完了です!
店長: あと、サイコロ。これは一人1個あればゲームはできますが、
進行上一人5個以上あることが望ましいです。
サトスミ: たしかに、僕の「兎侍」はサイコロ数4個だから、
少なくとも4つは欲しいし、他にもサイコロ数が6個のキャラクターも
いますもんね。
猫熊1号: しかもサポートカードで「サイコロ数+2個」とかもあるからやっぱり
多い方が良さそうですね。
ゴメス閣下: 我輩のデッキにはサイコロ数10個のキャラクターカードもあるぞぃ。
店長: あっ、あのカードだ(笑)。
とにかく、サイコロは多い方が良いです。
6面体のサイコロであれば、大きくても小さくてもかまいませんので。
猫熊1号: ういっ。とりあえず各自コイン計5枚と4個以上のサイコロを確保しました。
店長: OK!これで全ての準備が完了です。
それではいよいよゲ〜〜〜ム、スタ〜〜〜〜っトっ!!!
参加者全員: エイエイ、オーーーーっ!!
店長: まずは全員でジャンケンします。せ〜の、
参加者全員: 最初はグ〜、じゃんけんポンっ!
ゴメス閣下: 我輩の勝ちじゃ。
店長: ではゴメス閣下から時計回りに進みます。
ゴメス閣下⇒サトスミ⇒SAKURA⇒猫熊1号、という順ですね。
ゴメス閣下: で、我輩からだけど、何するんだっけ?
店長: へいへい、プレイヤーが自分の番にしなければならない行動は
まずは山札から1枚カードを引く。これは自分の順番(ターン)が
回ってきた際には毎回必ず行ってください。
このカードの補充を忘れると大変なことになります。
次にプレイヤーは以下の3パターンから自分の行動を選びます。
-a. 手札内のキャラクターカードか、マスターカードを使用し
他のプレイヤーを攻撃して、任意の点数の相手コインを
奪いにかかる(戦闘開始)。
-b. 一部のサポートカードを使用する。
-c. 待機する(戦闘をしかけず)。
猫熊1号: すいません、結局このゲームの目的はなんなのですか?
今更で申し訳ないですが・・・。
店長: これまた説明不足で申し訳ない。ゲームの目的は全てのプレイヤーの
山札が無くなった時点で手持ちのコインが13点以上、もしくは13点以上で
一番点数が多いプレイヤーの勝ちとなります。
サトスミ: と、いうことはスタート時の持ち点が・・・・たしか8点
(1点コイン3枚・2点コイン1枚・3点コイン1枚)だからあと5点あれば
勝てちゃうんですね。
ゴメス閣下: 5点っ!それなら相手から3点コインと2点コインを1枚づつ
奪えば勝ちではないか!
店長: 簡単に言えばそうなりますね。でも多人数での奪い合いになるので、
そう上手くいくとは限りませんし、また山札が無くなった時点での
コインの点数なので、ゲーム途中に13点に達しても勝ちではないですからね。
ゴメス閣下: では13点とは言わず、20点でも取れば良いんですな、グフフ。
店長: ・・・・・・。
猫熊1号: とにかく目的は分かりました。ゲーム終了時に13点以上に
なるようにすればいいんですね。
店長: YES!
ゴメス閣下: と、なればa・b・cの行動の中からcの待機するを選ぶのは
ターンが勿体無いな。
店長: そうですね、よほど手札が悪くない場合やカードを温存したい時以外は
なんらかのアクションを起こした方が良いと思います。
ゴメス閣下: では、我輩は・・・・・このカードで戦闘じゃ〜っ!!
サトスミ: 誰に戦闘をしかけるんですか?
ゴメス閣下: えっ?誰って・・・誰でも。
店長: ・・・・・・。
たしかに、最初は誰に攻撃をしかけてもそれほど変わらないので
誰でもかまいませんが、戦う相手とどのコインを狙っているのかを
宣言してくださいね。あと、戦闘を仕掛ける場合、
キャラクターカードは裏向きでお願いします。
ゴメス閣下: えっ?そうなの。じゃ、もう一度やり直しで、
猫熊1号さんに攻撃っ!3点コイン狙いじゃっ!
猫熊1号: げっ!いきなりですか。じゃあ、このカードで迎撃を・・・。
店長: ゴメス閣下の「ZERO」(サイコロ数3 命中4)対
猫熊1号さんの「さんぷんまる」(サイコロ数3 命中3)ですね。
サトスミ: 能力的にはいい勝負ですね。
ゴメス閣下: ちなみに我輩の「ZERO」の特殊能力【クリティカル】は
戦闘に負けても、相手カードを捨て札にすることができる相打ち能力じゃ!
猫熊1号: うわっ!じゃあ、サイコロで勝っても「さんぷんまる」カードは墓場行き・・・。
でもこっちの「さんぷんまる」の特殊能力”三瞬殺(さんしゅんさつ)”は
サイコロの出目で「3」が3つ出たら、その瞬間ゲーム終了・・・って。
店長: 最強の特殊能力ですね。「3」のトリプルが出たら、ゲーム終了。
猫熊1号さんがこのゲームの勝者です。
ゴメス閣下: 結構すごい能力・・・・・。
猫熊1号: でも、「3」が三つも出る気がしないです。。。
店長: ちなみに、ここで手札にサポートカードである場合、
能力の底上げをすることがすることができますよ。サイコロ数+2とか
攻撃値+3とか。
ゴメス閣下: 我輩はこのままで大丈夫。
猫熊1号: 僕もこのままでいいです。「3」を三つ出してみます!
店長: では尋常に・・・勝負っ!サイコロを振って〜・・・
ゴメス閣下: ・・・・
猫熊1号: ・・・・・
店長: と、いうことは、ゴメス閣下の有効攻撃値は
で5ポイント。対する猫熊1号さんの有効攻撃値は
で5ポイント。おおっ、同点ですね。お互いもう一度振りなおし〜〜っ!
ゴメス閣下: ふうっ、命拾いした。
猫熊1号: やっぱり「3」が三つは出ないっス。。。
店長: では改めて、サイコロをどうぞ〜〜っ。
ゴメス閣下: ・・・・・
猫熊1号: ・・・・・
店長: では、第一の勝負はゴメス閣下の「ZERO」の勝ちっ!
ゴメス閣下: おっしゃ〜〜っ!!3点コインいただきじゃ〜〜っ!!
猫熊1号: うわ〜〜、最初からひどい〜〜。
サトスミ: しかも、「さんぷんまる」のカードもなくなっちゃうんですよね。
店長: その通りでごじゃいます。
猫熊1号: ひどい〜〜。
3ポイントコインGET 3ポイントコインLOST
「さんぷんまる」捨て札に
店長: そんなわけで戦闘が終了したゴメス閣下、今手札には
マスターカードと先ほどの「ZERO」を
含めて5枚あると思いますが、ターン終了時に4枚以下に
してもらわなければなりませんので、どれか1枚捨ててください。
ゴメス閣下: えっ!勝ったのに1枚捨てるの??
店長: これは勝った・負けたというより手札調整のために捨ててもらうんです。
だから捨てるくらいならサポートカードを有効に使ったりする方が
よかったりするんです。
ゴメス閣下: そうだったのか・・・・。ではこれを捨てます。捨てる時も
裏向きにした方が良いよね?
店長: その方がいいですね。でも間違ってもマスターカードは捨てないで
くださいね(笑)
次はサトスミさんの番ですね。まず山札から1枚引いてください。
サトスミ: はい。
店長: 次に行動はどうしますか?
サトスミ: え〜と、このカードって使えるんですか?
店長: えっ?どれですか?
サトスミ: このサポートカード「剛剛」の能力なんですが・・・。
店長: あっ、特殊能力【アイドル】ですね、使えますよ。
猫熊1号: なんですか、それ?
店長: 剛剛の特殊能力【アイドル】は、笑顔を振りまき、相手から好きな
コインを1枚いただけるという特殊能力なんです。
猫熊1号: げっ!
店長: しかも相手は拒否できないというオマケつき。
サトスミ: ちなみにこれは何点のコインでもいいんですか?
店長: オフコースっ!
サトスミ: じゃあ、SAKURAさんの3点コインをっ♪
店長: げっ!
参加者全員: (笑)
店長: しかたありません。。。はいっ。
3ポイントコインGET 3ポイントコインLOST
「剛剛」捨て札に
しかし我ながら理不尽なカードを作ったものだ・・・。気持ちを切り替えて、
サトスミさんは今の「剛剛」のカードを使い捨てるので、手札調整は
無しですね。
では、わたしの番ですね。今のコインのポイントが・・・5点か・・。
とりあえず山札から1枚引いて・・・・(おっ、KINGだ♪)。
早めにポイント復活したいところだけど・・・・じゃ、このこちらのカードで
閣下を攻撃っ!閣下の2ポイントコイン狙いで。
サトスミ: えっ、2ポイント?
ゴメス閣下: なんだか遠慮してますなぁ。では我輩はこのカードで迎撃っ!
店長: わたしのカードはヘビの「SLITER(スライサー)」
(サイコロ数 1・命中 5)でございます。
ゴメス閣下: こちらは・・・再び「ZERO」を使用。勝っても負けても
スライサーはあの世逝きじゃ・・・グッフッフ。
店長: ぐむむっ。わたしはサポートカードをつけませんが、閣下はどうしますか?
ゴメス閣下: 我輩もこのままで充分。
店長: では〜〜っ勝負っ!!・・・・・
ゴメス閣下: 我輩は・・・・
店長: ・・・・
サトスミ: なんと、こういうこともあるんですね。
猫熊1号: うわっ、倒しちゃった。
ゴメス閣下: ・・・無念。でも「ZERO」の特殊能力【クリティカル】の効果で
「SLITER」と相打ちじゃ・・・。
店長: いえいえ、かまいませんです♪ではゴメス閣下の2ポイントコインを
いただきつつ、「SLITER」ちゃんは捨て札へ。。。。よくやったね、
ヘビちゃん♪
2ポイントコインGET 2ポイントコインLOST
「SLITER」捨て札に 「ZERO」捨て札に
そして手札が4枚で調整不要なので、
では、一巡目最後の猫熊1号さんの番です。
猫熊1号: りょうか〜〜いっ!!ではでは山札から1枚引いて・・・おおっ!
いいのがキタっ!!
さてさて、誰を攻撃しようかな〜♪
店長: ちなみに今の時点でのコインはSAKURA:7点・ゴメス閣下:9点・
サトスミさん:11点・猫熊1号さん:5点でございます。
猫熊1号: なるほど・・・では、サトスミさんの3ポイントコイン狙いで
このカードで攻撃っ!
サトスミ: ・・・・わかりました。じゃあ僕はこのカードで迎え撃ちます。
店長: では一斉にカードを表にして・・・・・・・、
おっ、猫熊1号さんが・・・おおっ「ナックル」(サイコロ数 3・命中5)。
なかなか強いカードできましたね。
サトスミさんは・・・・「スカットル」(サイコロ数 6・命中2)ですか。
サトスミ: ええ、「スカットル」は特殊能力【甲羅防御】があるんで、
バトルに負けてもコインが取られないみたいです。
猫熊1号: げっ、じゃあ勝っても何ももらえないの・・・・。
店長: と、いうことですね。「ナックル」の特殊能力【バーサーク】は
相手の属性が「水」だから、今回発動されませんね。
ではお互いサポートカードをつけますか?
猫熊1号: ・・・・勝っても何ももらえないからつけません。
店長: でも負けたら「ナックル」が捨て札になりますよ。
猫熊1号: 大丈夫です。
サトスミ: 僕も大丈夫です。
店長: では、お互い、サイコロを振って〜〜っ!!
猫熊1号: え〜と、こちらは
サトスミ: こっちは・・・・
命中したのは1ポイントだけですね・・・負けました。
猫熊1号: やった〜〜って、でもなんだか負けた気分。
サトスミ: ちなみにSAKURAさん、このタイミングで、このサポートカードは
使えますか?
店長: えっ、どれどれ?・・・「BABOO」ですか。ええ、使えますよ。
猫熊1号: ん?そのカードは?
サトスミ: 「BABOO」の特殊能力【殻で守る】は戦闘で負けたキャラクターの
身代わりになってくれるんですよ。
だから「スカットル」の代わりに「BABOO」が捨て札になるんです。
猫熊1号: と、いうことは、まだサトスミさんの手札に「スカットル」が残る・・・と、
いうことですね(汗)
サトスミ: そういうことです(笑)
コインGETならず コイン防衛
「BABOO」捨て札に
店長: では、猫熊1号さんの手札調整をしていただいて、
それでは1巡しましたので、2巡目に入ります〜。
2巡目もゴメス閣下から!
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