当初予算に賛成し、可決されると、西口再開発関連予算は当然に執行されるから、佐藤は、自分自身も「推進」したポーズをとっていた東村山駅西口再開発関係住民投票推進の市民らを裏切り、自公連立ムラ市長と「共犯の関係」になったのである。
なお佐藤は、08,09年度連続して当初予算に賛成している。 |
佐藤の「変節裏切り」宣言(080318 佐藤ブログ) (敬称略) |
2008年03月18日 予算委員会終了しました。
予算委員会が終わりました。
お昼前に一般会計の質疑がすべて終了したので、午後からは各会派の討論(予算案に対する意見表明)、そして採決と進みました。
私は、5年目にして初めて賛成としました。その理由として、持ち時間残り3分を全て使って、後掲のように発言をしました。
西口も進んでいる中でどうしてなのか?
土木費偏重になっているのになぜ?
そもそも一貫して反対していた前市政の後継市政なのになぜなのか?
きっと様々な声をいただくことになるでしょうし、お叱りを受ける数の方が多いだろうとも考えました。
短い時間の討論で意が十分に伝えられるとも思えません。
「ものごとを具体的に、少しでもまともな方向に進めたい。」
その思いが日に日に強くなってきた自分なりに、ギリギリまで考えに考えて出した答です。
ご意見いただければ幸いです。
尚、本予算案に対する会派ごとの賛否は次の通りです。
賛成…自民党・自治クラブ/公明党/民主・生活者ネットワーク/希望の空
反対…共産党/地元のチカラ/草の根
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佐藤の当初予算賛成討論 (何が言いたいのか、さっぱり不明の「変節裏切りいいわけ討論」) |
20年度一般会計予算に対して賛成の立場から討論いたします。
1年4か月前の西口再開発についての住民投票実現を求める住民運動。
サイレントマジョリティーは賛成だ、異論はない、と繰り返す前市長に対し、それなら一度確かめてほしい、と市民のみなさんと共に進めた運動でした。議会において一票差で否決となり実現することはありませんでしたが、大多数がもろ手をあげて賛成しているわけではないということが明らかになり、その重みは激しい選挙を闘った渡部市長が一番感じておられるのではないかと思います。
市民は、現計画に対する賛否ももちろんですが、透明にちゃんとやってくれ、逃げずに説明責任を果たしてくれ、税金を無駄にしないでくれ、一部の意見だけで進めないで私たちの声も聞いてくれ、と言っていたのです。
市民生活は待ったなしのところにあります。一日でも一時間でも早く、いい町にしてくれ、と言っていると私は感じています。
東村山市役所は、市民の暮らしに寄り添った市役所になっているのでしょうか。
職員の思いや、やる気が活かされる市役所になっているのでしょうか。
人材育成は、自分の最大の責務だと市長は言われました。
職員が若いうちから積極的に市民の前に出ていくように、とおっしゃっていましたが、どんどん仕掛けてほしいと思います。
行財政改革では、若手を中心に事業の再構築作業が始まっています。20年度は、組織も人事も大きく見直す絶好の機会としていただきたい。
私は5年間一貫して、風通しのよい市政をつくりたいということにこだわってきました。
市長は、情報の公開を徹底する、市民とともにつくる、とこの間繰り返し語っています。これは、選挙に向けたマニフェストより重いものだと私は受け止めています。
第4次総合計画作りをどれだけ開かれたものにできるのかが、渡部市政の帰趨を決すると考えています。予算編成過程も開かれたものに変えていきましょう。
今、本気になって役所も議会も変える覚悟があるのかどうかを市民は厳しい眼で見つめています。渡部市長が過去の慣習や前例にとらわれずに本気になって変えていこうとするのかどうか。市役所をイキイキした組織に蘇らせるために一歩を踏み出すのか、問われています。
私は、与党か野党か、などということはどうでもいいと思っています。自分の評価もどうでもいい。そもそも地方自治は国政と異なり二元代表制であり、憲法は地方自治において与野党という概念を前提としていません。結論を先に決めて持ち寄って、手を上げ下げするだけの議会もまた変わらなくてはいけないと考えています。
市長に、職員の皆さんに、変わってくださいと言う以上、私自身も覚悟を決めなくてはなりません。
私の優先順位に関する基本的な考え方は変わっていません。
現在進められている西口再開発は、説明責任を果たそうとしなかったこの10年の最悪の置き土産です。財政難がさらに進む中で、今さら止めようのない状態で土木費が24.8% も伸びている事態は、真に必要な施策を圧迫し、将来への負担が本当に心配されます。負の遺産にしないための道のりは途方もなく険しいと思います。
45年前に計画された道路を、しゃにむに造り続けることが役所の仕事だとも思いません。
公民館は、誰もが心豊かに学び合い、すばらしい町を作る主人公が育つ場所として、使用料を常識的な水準に戻し、もっともっと利用率を高めていただきたい。
福祉制度の組み換えは必要な面もあると考えていますが、改廃によって困窮する方が出ないよう、本当の意味での丁寧で迅速な対応を求めます。
りんごっこ保育園問題でも、子どもと保護者に対しては温かな対応で守るようお願いしますし、指導にすら異論を唱えるような園側に対しては毅然とした対応を求めます。
市長は就任以来、そして今予算委員会においても、「政策決定のプロセスを大事にしたい」という言葉を何度も口にされました。私はその言葉を極めて重く受け止めています。
予算執行にあたっては今まで以上に謙虚かつ厳しい目で臨み、来年秋の決算審査の場でしっかりと見極めていきたいと考えているところです。
財政状況を一気に好転させることは誰にもできません。まさにどん底からのリスタートです。様々な制度もいい方向に進んでいるとは決して思えません。
しかし、徹底的に開かれた方向を模索するためのルールは作れるし、変えられます。ムードも変えて行ける。 そのことを申し上げ、討論とします。 |
▽ 「当初予算賛成討論」の中で、佐藤は情報公開について触れている(青字部分)。
ところが、この当初予算を提案した自公連立ムラ市長は、全都23区26市全自治体の中で、未だに「情報公開閲覧手数料」を徴収しているわずか4自治体の一であるという恥知らずの態度をかえていない。それどころか、この情報公開閲覧手数料を徴収していることを理由に、「自治体情報公開ランキング」では、情報公開度「失格」の扱いとされて、ランキング対象外となっている不名誉な事実を、「変節裏切り男」はその後全く批判しようともせず、自公連立ムラ市長の与党であることを自分で証明している。
▽ 佐藤が東京高裁に提出した陳述書が、「りんごっこ保育園名誉毀損訴訟」での敗訴の決定打となったのは、トップ頁指摘の通りである。保育園行政について全く何も知らなかったことに反省がないまま、ここでも、無知をさらけだしている。
▽ 東村山市には保育園に入れない150人もの待機児がいる中で、現在まで何年も、東村山に保育園を設置しようという事業者が出てこないのは、「りんごっこ保育園」つぶしのため佐藤らが暗躍して作った国基準よりも規制強化した時代逆行の「ガイドライン」が、参入障壁となっているのは、紛れもない事実だ。自分達で「参入障害」をつくりながら、「待機児対策が進んでない!」と保育担当所管を攻撃しているのだから、この連中の頭の構造がどうなっているのか!?ぜひ知りたいものである。(敬称略) |