2009年9月26日 19時19分 更新:9月26日 19時23分
自民党総裁選に立候補している西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元副法相(46)、谷垣禎一元財務相(64)は26日、熊本市と長崎県佐世保市で街頭演説し、11道県での全国遊説を終えた。党員投票は27日に締め切られ、28日の党所属国会議員による投票を経て新総裁が選出される。
26日の演説では、河野氏が「一部のボス議員が人事を動かしてきた。闇の勢力と戦い、国民目線の政党に直す」と派閥政治を改めて批判。西村氏は「老・壮・青が一致結束して民主党に立ち向かいたい」、谷垣氏は「ベテランに国会の最前線で論戦してもらう」と述べ、ともに挙党態勢の重要性を強調した。【田所柳子】