ハ バーク アーレイ・バークは太平洋戦争において駆逐艦部隊を率いて活躍し、その戦いぶりから「31ノットバーク」というあだ名が付いた。日本海軍と戦った経験から、当初は毛嫌いしていたが、朝鮮戦争で参謀として日本に駐在し理解が深まるにつれ、逆に旧日本海軍ファンとなる。その後は海上自衛隊の創設にも協力し、1961年にはアメリカ海軍のトップである海軍作戦部長に就任した。96年にメリーランドの海軍病院で死去。ダルトン海軍長官は「真の英雄を失った」と語り、ボーダ海軍作戦部長は「海軍将校とはいかなる存在なのかを定義した人物」とその死を悼んだ。 バーダー・マインホフ・ギャング (Red Army Faction-Baader-Meinhof Gang) ドイツ赤軍派(RAF)、後にバーダー・マインホフ・ギャングという名称で知られるようになったテログループ。1960年代後半から70年代半ばにかけてドイツで暗躍した。名前の由来は二人のリーダー、アンドレアス・バーダーとウルリケ・マインホフの姓を合わせたもの。 バードショット ショットガンの弾薬の一種で、小さな鉛玉がたくさん詰まった弾のこと ショットガンで一般的な弾薬 ハードポイント 航空機の胴体や翼など機体外装で兵装可能なところ バーナム暗号 換字式暗号の鍵を長い乱数とすることによって安全性を高めた暗号 1917年に電信用暗号として登場 ハーフ・トラック 戦場では整備された道路を通れることもまれで、戦闘時には不整地での高い機動力が求められた。しかし、装軌車輛は量産できず、かといって装輪車輛は(例え全輪駆動であっても)不整地での機動力が悪かった。そこでWW2では、トラックの後輪動力部を軌道とするだけの、トラック製造工場で量産できるハーフ・トラックがドイツやアメリカなどで、大量に生産され活躍した。 戦後は核兵器の登場により、完全密閉の全周防御とハーフトラックでは不可能な高い機動力が絶対条件(核攻撃に備え、平時は分散配備し、ことある時に高い機動力で戦場に駆けつける能力、このさい戦車よりも低い野外機動力は認められない)となり、今日の戦場ではあまり見かけることは無くなった。 パープル WW2での日本外務省の暗号で、陸海軍と比べ機密保全(制度より職員の情報に対する意識の問題、まあ平文で送信しちゃう大使がいる時点でどうしようもないのですが……)が甘く、開戦時にはほとんど連合国側に解読されいる状態であった。紫暗号ともよぶ。 パープルライン 1967年の停戦ラインのイスラエル側のよび名 バーレブ・ライン 1969年頃から建設されたスエズ運河東岸のイスラエルの防衛線のこと。 排 西側の軍事呼称では小隊に相当する。 中国軍 2004年4月29日更新 配管工事 "Plumbing" 資産(アセット)の育成、秘密工作の支援活動を指す言葉。ウォーターゲート事件での「鉛管工グループ」から広く知られるようになった。水漏れ(情報漏れ)を防ぐという意味が込められている。 諜報・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 バイクリート おがくずを混ぜた氷のこと。ただの氷よりも溶けにくく、強度も高かった。WW2の英国では、溶けないように冷却パイプを通したバイクリートによって作られた艦船の可能性について、実際に研究していた。 2004年4月4日更新 パイコンミーティング パイロット・コントローラー・ミーティングの略。戦闘機パイロットとレーダーサイトの管制官とのミーティングのことで、現代の航空戦では戦闘機の性能と搭載ミサイルの性能、戦闘機パイロットの腕だけでなく、レーダーサイトの能力とレーダーサイトの管制官の能力も合わせた総合的な能力が重要になってくる。特に戦闘機パイロットと管制官との意思疎通を図ることは、現代の航空戦では極めて重要視されている。 空自 投稿者 名無しさん 20070408更新 ハイジャック ”Hijack” (hijacking) 本来 ”Hijack” は強奪・乗っ取りを意味しているが、航空機乗っ取りを意味する言葉として一般的に使われる。ハイジャックのハイ(航空機だから”高い”のハイ?)を勘違いしたためか、シージャックやバスジャックなどの言葉も生まれている。 2004年1月25日更新 バイスタティック 発信部と受信部が違うもの。 レーダー技術がまだ未熟だった第二次世界大戦頃のレーダーではバイスタティック形式のレーダーが存在したが、近年ではステルス機対策にバイスタティック形式のレーダーが注目されている。 また、日本の防衛庁技術研究本部ではバイスタティックソノブイの研究が行なわれている。この形式のソノブイが実用化すれば、残響と目標潜水艦からの反射音を分離することで、より静粛化された水中目標の探知機会が増加することが可能となると考えられている。 投稿者 ゴダイ 2006/08/20更新 白団 (ぱいだん) 第二次世界大戦後の台湾に密かに渡り、台湾軍に対して軍事指導を行なった旧日本軍将校団のこと。 投稿者 ゴダイ 2006/08/20更新 海情(ハイチン)型 1992年から建造されている中国海軍の哨戒艇。450〜500トンでディーゼル機関。機関砲・対潜ロケットのほか、ハルソナーにVDSも装備している。 2004.10.02更新 ハイドラントエリア 空軍基地などで航空機に燃料を補給する場所 ハイドリッヒ ラインハルト・ハイドリッヒ RSHAのSD長官として諜報活動で辣腕をふるった。これに対し、イギリス政府は暗殺を決意し、長い準備のすえに1942年5月27日に狙撃を成功させた。その傷がもとで6月4日に死亡した。SSは報復のため、この暗殺計画に協力したチェコのレジスタンスグループを数千人の住民ごとに逮捕し、住民の多くも処刑された。 ハイドロフォン 水中聴音機 ハイドロポンプ 一般的には水圧を作り出すポンプのこと。航空機・空軍関係では、航空機の油圧を作り出すポンプを意味する。 パイナップル 南アメリカ原産の多年草。旧称アナナス科。アナナスは南米の土語で欧州に伝わった後にパイナップルの呼称が生まれた。 手榴弾のことパイナップルとよぶことがあるが、これは手榴弾の周りに金属片を効率的に飛ばすために、表面の金属片に切り込みが入れられていたころの名残。現在では、切り込みのあり無しは、有効な弾片を生み出すことにはつながらないことが証明されたため、現代の手榴弾に切り込みはない。 バイナリー式 2次元式ともよばれる。危険な化学兵器などを、無害な2つの薬品が入った状態で安全に保管し、使うときや着弾した時に混ざって有毒なガス化に変化したりするタイプのこと。 海氷(ハイピン)723 1982年に就役した中国海軍の砕氷艦。情報収集任務に従事しており、2000年には津軽海峡を通過している。 中国 2004年4月29日更新 パイプ 冷戦時代の米国では、ペンタゴンなどで一部の重要回線をパイプの中に通し、何らかのガスを充填して、ガス圧センサーを付けるといった方法のセキュリティ対策がとられていた。 廃兵院 社会復帰困難(脊椎損傷、四肢欠損といった)な重度の戦傷を負った将兵を収容する施設 傷痍軍人療養所・傷兵院とも呼ぶ 世界的に有名なパリ廃兵院を参考に1906年に設立 名前は変わっているが2002年現在であっても、とある国立施設のなかで数名の傷痍軍人が静かに療養生活を送っている。 ハイライン 2隻の艦艇の間に、ロープやホースなどをわたして、給油や物資・患者の移送を行うこと 海龍(ハイルン)級 1987〜88年にかけて2隻就役した台湾海軍の通常動力型潜水艦。2600〜2700トン。 2004.10.02更新 2004.11.23修正 パイロット → (”水先案内人”参照) 2004年4月4日更新 パイロン エンジンや燃料タンク、各種兵装を支えるために主翼や胴体下に取り付けられた構造物。 ハインケル ドイツの航空機設計家だが、ナチスには信奉していなかったため、より優れた航空機を設計してもドイツ空軍の正式採用とならないことがあった。 ハウス・オブ・ホラーズ アメリカ軍のデルタ・フォースが特別に建設した建物。イギリスのSASが使用しているキリング・ハウスと同様のもの。 パウダータトゥーイング 近射銃創でつく火薬粒・ガスによる皮膚の損傷 黒色火薬の時代では相手の衣服まで着火させることがあった パウルス WW2では参謀次長としてバルバロッサ作戦を立案した。その後は第6軍司令官となったが、スターリングラードで包囲され降伏。 パウンド WW2ではイギリス海軍のトップであったが、43年に脳腫瘍で死去する。イギリス海軍元帥 パキスタン聖職者協会 パキスタンのイスラム原理主義組織でビン・ラーディンとの関係も噂されている。 爆撃機 軽爆は軽爆撃機の略で、重爆は重爆撃機の略。 WW1において、偵察用として使われはじめた航空機であったが、敵味方の偵察機がさかんに出会うにつれ、お互い小火器などを持ち込んで空中戦が行われるようになった。こうした流れの中で、運動性能と固定機銃を装着した空中戦専用の戦闘機がうまれた。 同じように偵察の途中、ついでに敵陣へ小型砲弾を手で落としていた流れから、航続距離と搭載量に優れた専用飛行機であるAEG−G2などの爆撃機が誕生した。 だが爆弾を抱えた爆撃機は鈍重で容易に敵戦闘機に撃墜されてしまう。このため、すぐに敵戦闘機から逃れられる速度と運動性能をもった小型の昼間爆撃機、大型で鈍重なため夜間に爆撃を行う夜間爆撃機、という呼ばれ方が始まり、これは後に軽爆撃機と重爆撃機となった。当時の昼間爆撃機を代表するものにデ・ハビランドD.H.4で、1917頃から活躍、高速で運動性能も高く、後に戦闘爆撃機とも呼ばれた。 一方、夜間爆撃機として代表的な機が、ツェッペリン飛行船の後継として1917年に登場したゴータG3でロンドン爆撃などで活躍した。 WW1が終わると各国とも軍事予算を大幅に減らし、航空機も他の兵器と同じく金のかかる大きく重たい兵器から予算を切られはじめます。これは、どこの国でも共通の現象で、陸海空軍問わずして、平和な時代では、小型で軽量の兵器がもてはやされるものです。 そのため軽爆は調達価格が安いことも手伝って、戦勝国である英国では、35年頃までにはホッカー ハート フェアリーバトル ハプンデン ブレニアムなどの新鋭機が続々と完成します。 金のかかる重爆は細々と開発が続けられ、マーチンMB1重爆機・カプロニ重爆撃機・87式重爆撃機・マーチンB10・TB3・フィアットBR20・92式重爆撃機・ボーイングB17フライングフォートレスなどが生まれています。特にマーチンB10は34年にアーノルド中佐がアラスカ・米国間の無着陸編隊飛行に成功し、38年に中国空軍所属の2機が長崎上空でビラをまくなどで注目を浴びた。 ポーランド侵攻から第二次世界大戦が始まると、まず地上部隊と連携した急降下攻撃機の活躍、真珠湾での艦爆・艦攻の活躍、マレー沖海戦での戦艦撃沈といった、新しい航空機時代の幕開けとなる。WW2では、戦闘爆撃機や対地襲撃機の活躍、誘導爆弾や集束された焼夷弾、ロケット弾、ジェット爆撃機の運用も行われ、B29と核爆弾の組み合わせによって戦争は終結する。これは新しい核の時代の幕開けとなり、通常爆弾による爆撃を考えない、核攻撃を前提としたB36ピースメーカーの登場なった。 地対空ミサイルや空対空ロケットにも核が装着されるようになると、高高度で侵攻する爆撃機でも核攻撃が難しくなり、空中給油技術の恩恵もあって多少燃費が悪くとも、高高度を高速で飛行するジェットエンジンを搭載した大型爆撃機が作られるようになってきます。その頂点にあたるのがXB70バルキリーになるでしょう。 しかし、核攻撃は弾道ミサイルが主流になったこと、高高度飛行では敵の防空レーダーに探知されやすく危険であること、核攻撃だけでなく通常爆弾による対地支援も求められるようになります。こうした流れから、低空侵入が重視されたB1ランサーや従来のB52の搭載能力を生かして通常爆弾を運用できるように改造が施されています。そして、速度や空力的な性能よりも、ステルス性が重視されるようになり、F117ステルス機につづき、B2爆撃機が登場するに至っています。 爆縮レンズ 核反応を起こさせるために球体の中心に正確に圧力を加えるように高性能爆薬を設置したもの。非核国が核保有国になるうえで一番むずかしいとされている技術。1991年、湾岸戦争後のイラク核査察において、イラクは爆縮レンズの技術を得ていることが判明し、大きな衝撃をもたらした。 朴正煕大統領暗殺事件 1979年10月、側近の金載圭KCIA部長に短銃で射殺される。 爆弾3勇士 (肉弾3勇士) 上海事変において、激しい機関銃弾のなかで障害物の爆破に成功するも、生きて戻ることができなかった3人の兵士に、当時のマスコミが付けた贈名。 博徒 博打打ちのことで、自分の縄張りの中で賭場場を開いて寺銭をとることを稼業とする者の集団のこと。 白頭山 朝鮮人民が歴史とともに崇拝している祖宗の山と同時に、朝鮮人民の偉大なる領袖金日成同志と金正日同志の革命事績が深く秘められている革命の聖山とされている。標高2750m 爆発物取締罰則 明治10年代の過激な自由民権運動においてしばしば爆発物が使用されたために、これを鎮圧する目的で1884年太政官布告第32号として制定されたものである。その後、度々改正されていったが、現在でもこの法律を用いて爆発物の使用、製造、輸入、所持等を取り締まっている。 白兵 光に白く反射する刀剣などの武器を白兵とよび、弓矢などの木製武器や火がでる武器を赤兵とよんだが、赤兵は旧軍時代でも使われない死語であった。白兵は近接戦闘を意味する言葉として今日でも生き残っている。 ("軍隊格闘技"参照)("ククリ"参照)("銃剣術"参照) バグラチオン作戦 1944年6月22日、WW2東部戦線において、ソ連軍が行った夏期攻勢のこと。ソ連軍の投入戦力は兵力140万人、戦車5200両、航空機6000機を。ドイツ軍中央軍集団(兵力40万人、戦車・突撃砲900両、航空機1300機)はヒトラー総統の拠点死守命令を忠実に守り、硬直した作戦指揮の下、ソ連軍の攻勢の前に17個師団を壊滅させてしまった。このソ連軍の攻勢によって、ドイツ軍中央軍集団は事実上崩壊した。 2004.10.17更新 幕僚旅行 昔の参謀旅行のこと。自衛隊用語 ハ号 九五式軽戦車 旧軍 パコダ・チーム 英国の対テロチームの名称で、1970年代後半にSASで使われていたコードネーム。1980年のイラン大使館人質事件をSASが解決した直後にこのコードネームは廃止された。 はじき 拳銃のこと。 警察・暴力団関係用語 投稿者 名無しさん 2006/09/18更新 バズーカー 第二次世界大戦・朝鮮戦争で使われたアメリカ軍の対戦車ロケットランチャーの通称。第二次世界大戦中の当時アメリカで人気のあったコメディアンのボブ・バーンズが小道具として使っていた巨大な笛の外見に似ていたことから、この名前が付けられた。("M1 バズーカー"参照)("M9 バズーカー"参照)("M20 スーパーバズーカー"参照) 投稿者 かちゅーしゃ 2005.11.23更新 ハスキー 連合軍のシチリア上陸作戦のコード名 WW2 バスティコ 1941年にリビアの枢軸国軍最高司令官となったが、ロンメルと度々対立した。イタリア陸軍元帥 バストーニュ バルジの戦いでアメリカ第101空挺師団が立てこもっていた都市の名前。ドイツ軍からの降伏勧告に対して、臨時指揮官のマッコーリフ准将は「くそくらえ」と返答した。第101空挺師団はパットンの第3軍来援まで持ちこたえた。 パスポルト 冷戦時代のソビエト国内の制度で、パスポルトを持っていなければ何人も列車などの交通手段を利用できず、またホテルなどにも泊まることができなかった。西側の情報機関がソビエトに諜報員を送り込む前に、まずパスポルトを偽装する必要があった。 バターリングラム ドワなどをぶち破る鉄槌 はたかぜ型 たちかぜ型と違い、Mk13対空ミサイルランチャーを前甲板に移すことで、後甲板にヘリの発着スペースがうまれた。海自 ハタビア沖海戦 1944年3月30日から4月1日にかけて、スラバヤ沖海戦で壊滅状態となった東南アジア方面の連合軍海軍部隊が、脱出をこころみた戦いで、その多くは日本軍に見つかり沈められてしまった。WW2 八路軍 国共合作により紅軍("紅軍"参照)を第八路軍に再編成して対日戦に参加。国民政府軍第18集団軍所属になり、資金・武器弾薬は国民党政府から支援を受けた。軍長は朱徳、副軍長は彭徳懐、第115師、第120師、第129師の3個師団を基幹戦力をもつ。ゲリラ戦を中心にした抗日戦を展開し、45年の終戦時には80万人を超える兵力となった。 ("人民解放軍"参照) 中国 投稿者 かちゅーしゃ 2005.11.23更新 蜂の巣甲鈑 大和型で採用された甲鈑で、MNC甲鈑に小さな穴をたくさん開けて、煙突の防御に用いた。水平防御に用いたMNC甲鈑は200mmであったが、穴を開けて強度が低下していることから、この蜂の巣甲鈑では380mmのMNC甲鈑が用いられている。 日本海軍・戦艦 投稿者 名無し三等兵 2008/02/24登録 発 エンジン数を表すのに使われる エンジンが4つ付いた飛行機は「4発機」となる ハック 時計の時間を合わせるという軍のスラング。そこから転じて機械式時計で秒針を止める機能こと。リュウズを引くと秒針が止まり、押すと動き出すのが一般的で、第二次世界大戦では出撃するフライトクルーや特殊部隊員などで「ハック」の声を合図に時計のリュウズ押し込み時間を合わせていた。 2004.10.02更新 発射薬 弾丸などを飛ばす火薬のこと 初荷 警察用語 その署で新年最初に逮捕された人のこと。例 「お巡りさん、もしかして俺、初荷?」(正月早々捕まった人のセリフ) 発明 特許庁監修 (社)発明協会 月刊 はつゆき型 シースパロー、ハープーン、76ミリ速射砲、ファランクス、3連装短魚雷、アスロック、対戦ヘリコプターなどを装備し、対空戦闘、対潜水艦戦、水上打撃戦まで幅広くこなせる汎用護衛艦の代表的な存在。昭和52〜55年度艦は上部構造物はアルミ合金製であったが、56年度からは鋼に戻されている。 海自 バディ・バディ・システム 何から何まで一人で行うことができるとしても、場合によってはパートナーとチームを組んだ方が、生き延びたり、作戦の成果を上げたりするには都合のよい場合もある。ペアを組めば、例え一人が負傷してももう一人で任務を遂行することもできる。また極地では、低体温症や凍傷の兆候が出始めていないか「相棒(バディ)」に見張ってもらうこともできる。 パットル少佐 WW2のイギリス空軍で2番目の撃墜数を誇るエースパイロット 34機撃墜 バッハ=ツェレウスキー SSの対パルチザン作戦の専門家、1944年にワルシャワでの反乱を鎮圧した。 WW2 ドイツ 発令所 潜水艦の艦長が指揮する場所 ハト (伝書鳩 伝令鳩 軍鳩) ハトはハト目ハト科の鳥の総称で世界中に生息している。ハトは方向感覚、帰巣能力に優れており、長距離飛行できることと、また飼養が容易なことから、古来より通信に利用するため家禽化されてきた。 紀元前5000年以上昔のシュメールの粘土板にも伝書鳩の使用をうかがえる文章があるそうだが、はっきりと判明している最古の例では、紀元前3000年頃のエジプトの漁船で、主に帰港を知らせるために使われていた。 無線技術が誕生するまでは、ハトは優れた通信手段であり、また軍用でも盛んに用いられてきた。第1次世界大戦の英軍では10万羽のハトを用いたが、無線技術が発達したとはいえ、レジスタンス活動や通信量が増えた第2次世界大戦では、英軍は50万羽ものハトを用いた。敵に傍受される心配の無い通信手段として好まれたのかもしれない。ただし夜間や移動先からの連絡では通信距離は短くなる。 第1次世界大戦では化学兵器で火傷を負いながらも友軍にたどりついてから命を落とし、勲章を授けられた鳩も存在した。また、第2次世界大戦のドイツ軍占領地では、レジスタンス対策に無線機はむろんのこと、ハトの所有は禁止されていた。 今日の近代戦では無縁かもしれないが、それでも湾岸戦争では通信手段が完全に途絶した時に備えてスイス軍の軍用鳩が準備されていた。 現在ではスイスは軍用鳩を廃止したが、まだフランスでは僅かながら軍用鳩の存続している。また日本では、東京に日本伝書鳩協会と日本鳩レース協会があり、各種のレースを主催している。 <<追加投稿>> 日本では1990年代後半から急速に伝書鳩の帰還率低下し、70%以上の帰還率を誇ったレースでも、現在は数%〜0%にまで低下している。これは携帯電話の普及が原因なのではと考えられている。(鳩は体内磁石を利用して帰還するため、電磁波が悪影響していると考えられている) 英国では、鳩飼育家が設置された携帯電話アンテナ塔のせいで鳩が寄り付かなくなったとして携帯電話会社を訴える騒ぎもおきている。 投稿者 名無しさん 2006/08/20更新 波濤 海自幹部学校機関誌 投稿者 あらかわ 2006.01.03更新 パドリオ リビア総督、イタリア陸軍参謀総長を歴任し、ムッソリーニの失脚後のイタリア首相。イタリア陸軍元帥 バトル・グレイ・スキーム 軍用機でよく使われる灰色1色の迷彩塗装 ヨーロピアン・ワン・スキームから灰色塗装が主流になりつつある。 花田仲之助 明治30年にウラジオストックの西本願寺別院の派遣僧侶して潜入した陸軍歩兵大尉。この潜入のために、実際に鎌倉円覚寺で仏教修行を修め、家族親戚にも軍人を辞めたと話し、10年近くカバーストーリーを作り上げていた。日露開戦後は右翼団体「玄洋社」からの志願者と日本軍に帰順した満州馬賊による不正規戦部隊「満州義軍」の隊長として、ロシア軍後方での遊撃戦で活躍した。陸軍大尉。("福島安正"参照) 投稿者 ユッキー 日露戦争 2004.11.27更新 ハニー・トラップ ( 蜜の罠 ) 性(男女性別は問わない)を利用して相手を嵌める罠のこと。 諜報用語 投稿者 ゴダイ 2006/08/13更新 バネ(発条) バネは究極の特殊鋼ともいわれますが、戦前のバネの不良は、冶金技術の不足から生じる不純物の多さが原因で、ニッケルやモリブデンなどの資源不足がそれに輪をかけました。 当時の列強諸国は、兵器の主要部品には、鉄鉱石の段階から不純物が少ないものを厳選していましたが、鉄の精錬自体能力不足の日本は、不足分を米国から屑鉄の輸入に頼っている現状で、そのようなことは不可能と言わざる得ませんでした。 そのため旧軍の自動火器は、ライセンスしてもオリジナルと性能を同じくできず、不発や翼内での爆発などに悩まされ続けました。それだけではなく、トラックの懸架装置も国産板バネがよく折れて悩まされ、エンジンのバルブスプリングも完全に輸入に頼っていたため、大急ぎで国産化が進められました。 20o機銃など大口径自動火器では、弾が銃身内にあるうちに、爆発が起きる、”筒内爆発”が陸海軍ともにしばしば発生しました。これは機銃用推進発条の不良が原因でした。 戦時中は撃墜したB29の残骸から技術者達が盛んに部品を拾って詳細な調査しましたが、その中でバルブスプリングの表面が鈍いナシ地色をしていることに気づきました。結局、戦時中には原因を突き止めることは出来ませんでした。この理由はバネ表面に直径1o以下の小さな鋼球を秒速60mぶつけていく”ショット・ピーニング”の処理を行い、残留応力によって外力で発せいする内部応力を緩和させることによって折れにくくすることがわかりました。 これは日本刀を作るとき、ハンマーで叩いて鍛えるのと同じ理由なのです。 ハノイ・ヒルトン・ホテル ベトナム戦争での北ベトナムの捕虜収容所 ハノイ近郊にあったので通称「ハノイ・ヒルトン・ホテル」と呼ばれた。 パパ型 水中排水量8000トン 原子力ミサイル潜水艦 1970年に竣工 1隻だけ建造された実験艦的存在 ソ連 パパゴス WW2ではギリシャ軍最高司令官として枢軸国軍と戦った。ドイツ占領後は終戦までダッハウ収容所に収容されていた。 パブロフ軍曹の家 ドイツ軍の攻撃のなかで、ヤコブ・パブロフ軍曹が補給を途絶えてもなお2週間死守したアパートのこと。このアパートは後に「パブロフ軍曹の家」と呼ばれるようになった。 WW2 スターリングラード攻防戦 2004年4月4日更新 バボチュカ型 全備重量400トン 水中翼駆潜艇 1976年に実験的に1隻建造 ソ連 ハマーショルド 国連事務総長 1961年9月17日に飛行機の墜落により死亡 この事件については暗殺説もある 葉巻 コロンブスはアメリカとともにタバコも発見した。英語で葉巻を意味するシガー(cigar)は、マヤ種族のタバコを吸うという言葉シカーから来ているとされている。 スペインで流行した後、ナポレオン戦争の時にイギリス・フランスの軍隊がスペインに遠征した際に、喫煙習慣がヨーロッパ諸国に広がっていった。 南北戦争でのグランド将軍は一日25本の葉巻を吸い、多くの葉巻に花火を仕掛けて人にプレゼントした。 7週間戦争でのケーニヒグレーツ会戦では、ビスマルクから差し出した葉巻をモルトケが冷静に破損していない葉巻を選んで取り出した。ビスマルクはこれを見て勝利を確信したといわれる。 WW2での英国チャーチル首相のひいきのタバコ屋は、空襲のさいに20pサイズのハバナ葉巻を無事に救い出したことを、夜の2時でもチャーチルに知らせずにはいられなかった。 ハマス イスラム抵抗運動の略。パレスチナにおいて反イスラエル武装闘争を行い、警戒が厳しいところでは自爆テロも多用している組織。 パミール型 基準排水量1443トン 情報収集艦 1960年代に登場 救難曳船を改造したもの ソ連 ハム 公安(一般には公調ではなく、警察の方を指す)のこと。公安の”公”を分解したのが由来とされている。 バラクラヴァ帽 目と口だけが空いた覆面帽のこと。建物に突入する対テロ隊員がガスを使用しないときに、これを使用して炎から顔面や頭部を保護する。また、覆面によって作戦行動中の姿からマスコミ報道等から対テロ要員達の身元が割れるのを防ぐ効果がある。 バラッカ フランチェスコ・バラッカ少佐 WW1のイタリア軍最高のエースパイロット 1918年戦死 36機撃墜 バラライカ ・ソ連のSMG「PPSh41」(ペペシャー)に対してドイツ軍が付けた渾名。 ・MiG−21やSu−9のソ連製のデルタ翼戦闘機に対して、ソ連軍内で使われた呼び名。 ・ロシアの弦楽器のひとつ。ギターと違い、共鳴胴が三角錘形をしているのが特徴。 ・「月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘)」の2枚目のシングル。 ・漫画『BLACK LAGOON』に登場するギャング『ホテル・モスクワ』のリーダーの名前 ・ニコニコ動画「踊ってみた」カテゴリで人気を博しているダンス バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズ ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm975673 火付け役 聖地で神二人とバラライカを踊ってみた ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2407150 無声映画風にヤラナイカを踊ってみた みどー ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2040012 【ドナルドはつい】大学でバラライカ【やっちゃうんだ】 暴徒・K・マクドナルド ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2128088 バラライカ PV いさじ with 千葉ダンサーズ ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1280688 バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズを踊ってみた byナオシゲ ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1010707 投稿者 名無し三等兵 2008/06/21更新 ソ連軍・SMG・戦闘機 ハリコフ WW2の東部戦線での幾たびも戦いの舞台となった。 バリ島沖海戦 (連合国側呼称はバドウン海峡海戦) 1940年2月19日から20日にかけて、バリ島に上陸した日本軍を攻撃すべく出撃した連合軍海軍部隊と護衛の日本海軍部隊との間で行われた海戦。連合軍側の方が優勢だったのにもかかわらず、駆逐艦1隻が撃沈されたほか、軽巡2隻、駆逐艦1隻が損傷を受け、日本側は駆逐艦1隻だけの損傷であった。WW2 ハル WW2でのアメリカ国務長官。1945年に国際連合成立に関する貢献でノーベル平和賞 バルカン砲 → M61バルカン砲(参照) バルザム型 満載排水量5000トン 情報収集艦 1980年から竣工 ソ連 はるしお型 ゆうしお型の改良型で基準排水量は2450トンの通常動力型潜水艦。NS110高張力鋼の採用により、安全潜航深度が深くなった。海上自衛隊最後の涙滴型の潜水艦となった。海自 ハルゼー WW2では航空機動部隊を率いて太平洋で活躍した。アメリカ海軍大将 ハルダー 1938年からドイツ陸軍参謀総長 バルタザール・ヴォル ヴィットマンのもとで照準手をつとめた。SS軍曹 バルチ交渉 情報提供者との交渉 はるな型 しらね型 昭和48年から竣工したDDHで、3機の対潜ヘリコプターを搭載するほか、各護衛隊群の指揮にあたる。ただ、建造されてから年月が経っているため、各護衛艦群のなかでは一番旧式化しており、電子システムなどが陳腐化しているなかで、護衛隊群の指揮を行うのは難しくなってきている。これらDDHにかわる新しい艦が求められている。 2002年現在 海自 バルバロッサ 1941年6月22日のドイツ軍によるソ連侵攻作戦のコード名 パルヒムU型 基準排水量960トン 警備艦 1980年代に東ドイツ海軍のパルヒム型を性能向上してソ連海軍に輸出したタイプをU型とよぶ。 ソ連 ハルピン特務機関 関東軍の特務機関。ハルピン特務機関は関東軍情報部へと発展改組するが、その後も関東軍情報部を意味する言葉としてハルピン特務機関の名称は使われ続けた。 投稿者 ゴダイ 2006/07/23更新 パルマッハ 第1次中東戦争で活躍したイスラエル側の精鋭部隊で、パルマッハ(プルゴット・マハッツ)の略。突撃隊を意味し、多くの女性兵士も参加していた。 バレル 銃身・砲身のこと。昔は「大砲」自体をさす言葉であった。昔の砲身の作り方は、数枚の厚い鉄板で円筒形に囲み、これに外側からたがをはめて、継ぎ目に溶かした鉄を流し込んだ。これは樽と同じような作り方であったことから、「樽」を意味するバレルが大砲の意味となった。 バレル(bbl) 昔、木樽を使って石油を運んでいた頃の名残で、いまでも石油の量を数えるのに使われる単位。石油1バレルあたり159リットル。("ガロン"参照) 2004.10.10更新 バレンタイン 40o52口径砲を搭載した歩兵戦車。ビッカーズ・アームストロング社の独自企画として開発された戦車。1938年2月14日に陸軍省に設計案が提出されたことから、以後「バレンタイン」という名前となった。 WW2 イギリス パレンバン WW2で日本が緒戦に空挺部隊をもちいて占領に成功した。この作戦の成功は、後に「空の神兵」という映画にもなった。 日本の太平洋戦争のもっとも大切な目的の一つとして、石油の確保があげられるが、これは原油の産出地域の占領だけを意味するのではなく、パレンバンのアジア最大の石油精製施設の占領は、まさに戦略目標であった。 当然、オランダ軍も日本の狙いに気づいており、精製施設から10qほどの地点には飛行場を設営し、航空部隊を進出させ、飛行場や施設周辺には高射砲部隊や装甲車輛を含む十分な守備隊が駐留し、トーチカなどの築城、施設の爆破準備を整えられる念の入りようであった。 このため挺進団では、もっとも重要な精製施設占領をできるだけ無傷に行う必要から、下士官30名を選抜し、日本国内の石油精製施設を用いて、パレンバンの精油所に見立てた激しい演習を繰り返した。敵の仕掛けた爆薬や起爆装置の解除、戦火で施設が失われないよう、精製施設でどこを破壊してはいけないのか、どこのパイプが失われたりすると大きな被害がでてしまうのかなどを秘密裏に実習していた。 班 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 班 西側の軍事呼称では班・分隊に相当する。 中国軍 2004年4月29日更新 パン 北アフリカの戦いでは、食塩と真水を節約するために、製パン中隊は海水でパンを作った。 WW2 バンカーバスター 地下施設・地下壕をつぶすための爆弾の総称 (補足:貫通力を高められた爆弾がほとんどだが、冷戦時代に水爆の爆圧で地下施設をつぶすといったとんでもない爆弾もバンカーバスターと呼ばれていたことがあるので、地中貫通爆弾の総称とはしませんでした) 漢(ハン)型 中国初の攻撃原潜。1番艦は1974年に竣工。原子炉のトラブルが続き戦力化には時間がかかった。5隻建造されたが、1番艦は退役したため、2004年現在残っているのは艦番号402〜405の4隻。今後は、現在建造中の新型攻撃原潜の093型(TYPE093)に置き換わるものと見られている。全長98m(3番艦以降106m)水中排水量5550トン。533mm魚雷発射管×6(この魚雷発射管から対艦ミサイルのYJ−82も発射可能)。乗員75名。3番艦(403)以降は全長が8m長くなっている。 2004.11.13更新 番方 町奉行など文官の官僚を意味する役方に対して、反対に軍事任務についている武官を意味する言葉。なお、火付盗賊改方は番方にあたるのは、治安が悪化して凶悪な賊を武力で鎮圧するため軍を治安維持任務にあてるという性質が火付盗賊改方にあるため。 日本・江戸時代 投稿者 あらかわ 2007.09.17更新 半旗 半旗とは、野外や屋上の掲揚ポールで弔旗を掲げる国旗の掲揚法をいい、ハーフマスト方式ともよばれる。国旗を竿頭まで掲げたのち、旗の縦幅分だけ下ろして掲揚する。時々、国旗を掲揚塔の半分の高さまでおろすという説明があるがそれは間違い。降納の時は、いったん竿頭いっぱいに掲げてからおろす。 番径 → 口径(参照) 判決 任務を達成するために決定した行動方針のこと。 2004年07月24日更新 半舷上陸 緊急事態に備えて、左舷員と右舷員のうち、片方だけを上陸を認めること バンコマイシン 1956年に登場した現在のところ最強の抗生物質。しかし、1997年にバンコマイシン耐性菌が確認されている。 2004.11.06更新 バンザイクリフ 米軍に追いつめられた日本軍の将兵、民間人らが「万歳」と叫んでがけ下に身を投げたサイパン島北部の断崖のこと。このため、「バンザイクリフ」とよばれる。 投稿者 名無し三等兵 20050625更新 バンザイクリフ慰霊碑 バンザイクリフに建てられた「忠魂碑」という文字が刻まれた慰霊碑。慰霊碑にチューインガムが付けられたり、「日本鬼子」といった文字が刻まれるといった被害が続いている。慰霊事業で現地を訪れた日本人だけでなく、現地のマリアナ政府観光局も慰霊碑の清掃を続けている。("日王サイパン慰霊訪問反対運動"参照) 投稿者 名無し三等兵 20050625更新 犯罪と非行 (財)青少年厚生福祉センター・矯正福祉会 月刊 反斜面陣地 敵に向いた斜面には前哨陣地として障害や野戦築城に留め、敵から見て死角になる反射面側には砲兵陣地や将兵が篭る棲息壕などの徹底した陣地築城を行い、反射面側を重視した陣地のこと。第二次世界大戦の沖縄では、制空権を奪われ、砲兵火力でも圧倒的劣勢に立たせられた日本軍が、この反斜面陣地を多用した戦術をとったことで注目された。 投稿者 名無しさん 20070325更新 ハンタウィルス感染症 日本では4類感染症に指定されている。 ネズミを含む齧歯類が宿主であり、1993年に米国ニューメキシコ州で流行したニューハンタ(これまでのハンタウィルスよりも死亡率が高く、ネズミからだけでなく人から人に感染したことから名付けられた)は死亡率60%以上であり、死亡者の肺と腎臓は完全に破壊されていた。流行したウィルスが米国陸軍軍医研究所に保管されていたウィルス株とそっくりであったことと、流行した地域がインディアン居留地であったことから、陸軍が生物兵器の実験につかったのではという噂も流れ話題になったこともある。その後の疫学的調査で実際には93年以前から感染者が出ていたこと判明している。それと、米国陸軍が流行したのとそっくりなウィルス株をもっていたのは、朝鮮戦争などでハンタウィルスに苦しめられた教訓と、米国国内でもハンタウィルスが流行する恐れから、国内齧歯類からハンターウィルスを採取・研究していたためであった。多くの株のなかで、10年以上も前に採取されていた株の1つが、そっくりだからといって米国軍が国内で生物兵器の実験をしたというのは、かなり無理な話である。 2004.10.02更新 ハンダ ”軟ろう”のことで、融点が450度以下の”ろう材”のこと ”ろう接(参照)” 版築(はんちく)/築地(ついじ) 古代中国で広く使われた工法で、両側に板の枠を立てた中に、土を少しずつ入れては突き固めていく。丁寧な版築では違う種類の土を使って突き固め薄い層にしてある。 反跳爆撃法 1943年3月3日、約7000名の人員と弾薬糧食約2500トンを積んだ日本の輸送船団がニューブリテン島西端のダンピール海峡で輸送船7隻と輸送艦1隻の全部と護衛の駆逐艦8隻中4隻が撃沈されてしまった。(その内、輸送艦1隻と駆逐艦1隻は上空で零戦を吸引していたB17の高高度水平爆撃の戦果) この戦果を挙げたB25・A20編隊が採った攻撃方法が反跳爆撃である。 反跳爆撃は水面に水平に爆弾を投下することによって、敵船手前で着水しても水切りのように爆弾が跳ねて、そのまま敵艦船に命中させることができる攻撃方法で、失敗してもそのまま水面に触れずに直撃することや、海没しても慣性で魚雷のように直進して敵艦船の艦側に命中することもあり、非常に命中性の高い方法です。雷撃と違い速度を弾幕の中で落とすこともなく、雷撃のように艦側から浸水させることができることは攻撃機の生還率を高めることも意味します。 反跳爆撃はWW1後の英国で研究をはじめ、WW2では専用の特殊爆弾を使ったランカスターによるダムへの反跳爆撃で活躍している。 米軍が実施した攻撃で注目する点は、通常使用していた500ポンドGP爆弾に5秒遅延時信管をつけただけという、従来の爆弾倉がそのまま利用できたことで、これにより被害が増大した衝撃をうけた日本陸海軍は、相次いで反跳爆撃の研究を開始はじめます。しかし爆弾の直進性・信管の信頼性の問題と翼内タンクの為に弾幕の中敵艦船の上を飛び越えることができないことから一般的な戦法とならず、特攻が残された唯一の手段となってしまった。 パンツァー → PANZER(参照) パンツァーカイル 戦車部隊の楔状突撃隊形 WW2 ドイツ パンツァー・フォー! 戦車、前へ! バンデクリフト 太平洋戦争では米国第1海兵師団師団長、水陸両用戦部隊の司令官などで活躍し、戦後は海兵隊最高司令官となった。また、海兵隊で最初の大将。 ハンドガン 金属製の筒を木の棒に取り付けたもので単発前装銃として登場した 15世紀頃ヨーロッパで使われた。 ハンドスカー(三日月刀) ボスニアのイスラム教徒で構成されたSS師団 WW2 ドイツ ハンド・ロード 狙撃兵などが自ら調整して作った弾薬のこと ハンニバル カルタゴの将軍で、第2次ポエニ戦争を戦った歴史に名が残るほどの名将。 反応装甲 リアクティブアーマー、または爆発反応装甲(ERA)と呼ばれるタイプの装甲のこと。AFVで広く使われる装甲の一種。 ドイツ人のマンフレート・ヘルト博士が第4次中東戦争で破壊された戦車をイスラエル軍と共に調査した際に、戦車内部で爆薬があった場合、成形炸薬弾からのメタルジェットの被害が減っていることに気付き、1980年にこの新しい装甲の特許を取得した。 原理は、2枚の鋼板の間に挟んだ爆薬が、敵の成形炸薬弾が命中した際の圧力で爆発し、成形炸薬弾からのメタルジェット形成を妨害し、十分な装甲貫通力を発揮させないことで、主装甲の貫通を防ぐ。正面から約30度斜めに被弾した際に、メタルジェット形成妨害の効果がもっとも発揮できて高い防御力を得られる一方で、装甲に対して直角に命中した場合には十分な防御力は発揮できない欠点がある。また、榴弾からの断片防御や徹甲弾からの防御に対しては、爆薬が爆発することで、運動エネルギーを減殺することからの、多少の防御力向上にはつながるものの、成形炸薬弾のメタルジェットに対するほどの防御力は得られない。 投稿者 あらかわ 20070610更新 反復 暗号の秘匿上、気をつけなければならないことの一つ。WW2のドイツのゲシュタポやSDの暗号通信では、いつも同じような狂信的なナチ党員ぶりをアピールする内容の文章が付けられることが多く、これらは解読の手がかりとなった。また、ランダムに3文字のコード設定時に、未熟な部隊(ドイツ陸軍・空軍。海軍ではこようなケースは無かった。)では「ABC」や「XYZ」などを安易に選ぶことが多かったことや、特にドイツ空軍では卑猥な文字を選ぶ傾向が強かった。イタリアの暗号解読の手がかりになったものの1つとしては、通信手がいつもガール・フレンドや家族の頭文字を利用して、同じコードを使い続けていたことが挙げられる。 WW2では、ドイツ空軍総司令官ゲーリングが「しらみの駆除」など、どうでもいい些細なことを長文の暗号で頻繁に伝達し続けたことから、英国暗号解読当局では「ゲーリングの喜劇」として喜ばれた。対日戦では、日本の陸海軍問わず、将官が来る前などに、「土煙が立たないように到着前に水を蒔け」など、軍隊では考えれないような極めて細かい指示が暗号電文で頻繁に飛び交い、これらも暗号解読の手がかりとなった。 投稿者 名無しさん 2006/06/18更新 帆布艇(はんぷてい) キャンバスボートのこと ハンマー 撃鉄 ハンモックナンバー 兵学校での卒業席次のこと 汎用爆薬 (緩性火薬類・火薬・低性能爆薬) 爆轟速度約120〜400メートル/秒、低速度で衝撃が広がるこの種の爆薬は、押力が強く土木作業で多用されている。高性能爆薬に対して、低性能爆薬とも、道路破壊薬ともよばれることがある。地面が凍っているなどの状態で、急に壕など穴を掘る必要があるときには、この爆薬が活躍する。 反ソデー(反ロデー) 毎年8月9日のこと。1945年にソビエトが対日参戦した日で、右翼団体がこの日に毎年各種運動を行っている。 右翼用語 日本 ヒ 緋 歩兵の兵科色 陸軍 ピーターライト 第2次世界大戦中は英国海軍省の研究員として磁気機雷対策などで活躍。1954年からMI5の初代科学担当官。盗聴機材などの科学的な貢献だけでなく、防諜工作管理官としても活躍し、フルエンシー委員会の委員長、1967年からはD3の部長として辣腕をふるった。冷戦時代の防諜部門で英国を代表する人物。 2004年07月24日更新 ビーチング 揚陸艦艇が砂浜に接岸すること ヒーロー "hero" ヘリコプターのこと。 投稿者 浦川 2005.11.06更新 空軍・航空無線用語 ビアク島沖海戦 1944年6月8日から9日にかけて、連合軍に上陸したことにより、日本軍は駆逐艦6隻に陸軍部隊を載せて増援を行うこととしたが、まずB25からの攻撃によって駆逐艦3隻が損傷を受け、続いて夜間レーダーで発見した重巡を基幹とした部隊に補足された。日本海軍側も米国側と同時に敵の存在に気づいたが、砲力の差から米国海軍を撃退できず、増援は失敗に終わった。WW2 ピアストル 南ベトナムの通貨 ビアフラ共和国 ナイジェリア国内のハウサ族とイボ族の内戦。イボ族の大統領イロジンが殺害され、クーデターによりハウサ族のゴウォンが権力を奪取した。ゴウォンはイボ族が弱体化するように行政区の区割りを変更させ、イボ族が支配する油田地帯をハウサ族が支配しようとした。このためイボ族は1967年5月30日独立しビアフラ共和国を宣言し、民族と宗教の対立も相まって激しい内戦となった。算出される石油の利害から、ナイジェリアにはイギリス・ソビエトが協力し、ビアフラにはフランス・ポルトガルが結びついた。 しかしイギリス海軍の海上封鎖により、武器・弾薬の援助は届かず、ビアフラは1機の戦闘機もなく、小火器を中心に立ち向かうこととなった。ビアフラは武器弾薬の不足だけでなく、深刻な食糧不足に陥り恐ろしい飢餓が待ち受けていた。海外からの補給港ともいえるポートハーコートが、ナイジェリア軍によって陥落すると完全に補給の望みはなくなり、70年1月11日に首都オエリが陥落した。内戦は1月末頃に集結したが、ビアフラ側の戦死者は20万人なのに対し、餓死者は200万人にも達した。当時の特派員は、動くものはネズミ1匹いなかったと報告している。 ヒヴィス WW2でドイツ軍に協力したロシア人の義勇補助員のこと。輸送や建設などにあたっていた。一部、自衛的に戦闘を行うこともあった。戦闘部隊としては「オスト」参照。 ピオ12世 1939年に教皇となるが、ナチスの残虐行為を非難しなかったことで戦後批判の対象となった。 ビカール ボディーアマーを貫通できる特殊弾薬を使用するロシアのSMG 氷川丸 1930年に竣工した日本郵船の高速貨客船。シアトル航路に従事したいたが、1941年に海軍に徴用された。戦時中は海軍病院船として使われ、機銃掃射1回、機雷触雷3回、受けながらも奇跡的に終戦まで生き延びた。戦後は復員船となり、1953年からは再びシアトル航路での貨客船として復帰した。1960年の引退後は横浜港・山下公園に展示され現在に至っています。 2004.10.10更新 ビキニ 1946年にフランスの衣装デザイナー、ジャック・エームは超小型の水着をカンヌの店で販売し始めた。エームは自作の水着をアトム(原子)と名付けた。宣伝文句は”この水着は核爆発の衝撃に匹敵する”であった。ビキニ環礁で核実験が始まると、エームのライバルデザイナーが同じような水着にビキニと名付けた。以後、このような水着自体をビキニと呼ばれるようになった。 水爆実験は54年であることから、この説は違うとされていることもあるが、ビキニ島の核実験は46年から行われており、核実験の報道もされている。 ピクルス王子 防衛庁・自衛隊のマスコットキャラ 飛行時間 パイロットが飛行機に乗っていた累計時間。最初の練習機から通算して数える。しかし、戦闘機などの機種や任務内容に応じて、パイロットの負担や疲労度に応じた係数を乗じて飛行時間に足す。よって、ある訓練・任務で1時間操縦していたとしても、飛行時間には3時間足す場合もある。 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 弓胎弓 ひごゆみ 四方竹弓の内部にヒゴを通して弾力を強化した弓のこと。現代に至るまで変わりない日本の弓の最終形態。("丸木弓"参照)("伏竹弓"参照)("三枚打弓"参照)("四方竹弓"参照) 日本 投稿者 名無しさん 20070325更新 非算術的加減法 第一次暗号に各乱数の数字ごとに加算または減算して隣接数字には累算しない方式 ビシー 中央フランスの温泉がでる町で、ドイツ敗北後の1940年につくられたフランス政府の名前となった。 ビショップ ウィリアム・ビショップ少佐 カナダ人 WW1で活躍した英国空軍最高のエースパイロット 単機で出撃するのが特徴で「The Lone Hawk」と呼ばれた 72機撃墜 カナダ人パイロットとして初めてヴィクトリア十字章を授賞 WW1終結後はカナダ空軍創設に関わり、WW2ではカナダ空軍中将 ビシンスキー WW2ではソ連の外交官で、戦後はルーマニアの共産政権誕生を監督した。 ヒストリー ”history” 英語で歴史を表す言葉で、紀元前5世紀のギリシア人ヘロドトスの著作「ヒストリアイ」(historiai)が語源で、ギリシア語で調査・探究を意味する「ヒストリア」の複数形で元々歴史を意味する言葉ではなかった。この著作で紀元前5世紀初頭のギリシア人とペルシア人との戦争を調べたことで「歴史」という意味をもつようになった。 ヒズボラ (神の党) 神の党という意味。レバノンにおいて反イスラエル武装闘争を続けている組織。 ビスマルク海海戦 1943年3月1日から4日にかけて、東部ニューギニアのラエへの増援を輸送していた船団が連合軍基地航空隊と魚雷艇部隊の攻撃によって、輸送船8隻全てと、護衛の駆逐艦も半数の4隻が撃沈されてしまった戦いのこと。この輸送船団壊滅によって約3千人以上が戦死してしまった。WW2 ビスマルク級 1番艦「ビスマルク」は1940年に完成。ベルサイユ条約破棄後の1935年に締結された独英海軍協定に基づき建造されたため、公称では基準排水量35000トンと発表されていたが、実際には41700トンの当時世界最大の戦艦として登場した。1番艦のビスマルクは、1941年のライン演習作戦において、5月24日に英国最大の戦艦「フッド」を轟沈、英国戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」を中破させた。しかし5月26日に英国空母アーク・ロイアルの雷撃機によって舵を損傷、行動の自由が失い、同27日に英国の戦艦「キング・ジョージX世」を中心とした水上艦隊の攻撃によって沈められてしまった。 2番艦「ティルピッツ」は1941年2月に完成。燃料を増やし航続距離を伸ばしているため、ビスマルクよりも基準排水量が1000トン増大している。「ティルピッツ」は燃料不足もあいまって第二次世界大戦では特に活躍はしなかったが、その存在そのものが英国海軍に無言の圧力をかけ続けた。このため英国海軍は特殊潜行艇を用いた破壊工作や爆撃などで執拗にティルピッツを沈めようとした。1944年に12000ポンド爆弾を用いた爆撃で大破、横転のうえ着底した。戦艦「ティルピッツ」このまま終戦を迎えた。戦後は解体処分。 武装は38cm連装砲×4、15cm連装砲×6、10.5cm連装砲×8。速度29ノット。 投稿者 エイメン 2004.11.27更新 修正2005.02.05 尾栓 海軍用語で、陸軍の小銃部品の円筒のこと 砒素 原子番号33の元素。亜ヒ酸、三酸化ヒ素、無水亜ヒ酸などの別名もある。無味無臭の粉末で水には溶けにくいが温水にはよく溶ける性質がある。古今東西を問わず、シロアリ駆除・木材防腐・殺鼠剤・暗殺などで利用されてきた毒物。日本では「石見銀山」などと呼ばれることもある。メラニン色素の生成を妨げる作用があるため、17世紀の西欧では、砒素を含む化粧水「トファナ水」が流行している。寒冷地では安定剤として化学兵器添加物として利用されることもある。また、毒性以上に物性の観点から染料、高級絵の具、半導体原料などで現在も使われています。遺体からの検出が簡単であることから「愚者の毒物」という別名もある。 1961年にナポレオンの遺髪からは砒素が検出されていることから、以前から度々唱えられてきた暗殺説が有力となった。当時流行していたトファナ水や壁紙の顔料に含まれる砒素気化説などもあり、再び2000年代になって頭髪を精密な法医学的検査にかけられることとなった。その結果、トファナ水や壁紙などの日常的な環境からではなく、あきらかに人為的に砒素を摂取したことが証明されることとなった。直接的な死因としては、患っていた胃癌や直接的な死因として医療事故が有力であるが、何者かが意図的に長年砒素を混入させていたのは間違いないと考えられている。 毒性については、有機砒素に比べ、無機砒素のほうが毒性が強い。無機砒素には3価と5価があるが3価(亜砒酸)のほうがより毒性が強い。 急性中毒としては、経口的に摂れば食道等に灼熱感を生じ、数分以内に激しい嘔吐が始まり、腹痛・口渇を起こすほか、2時間以内に下痢・血圧低下を起こす。摂取量が多ければ意識喪失・昏睡などを起こし、数時間〜数日以内で命を落とす。 慢性中毒の初期症状としては吐き気などの不快感で食欲がなくなり、肝臓の障害・脱力感・頭痛・皮膚の紅斑・結膜炎がでるほか、粘膜の乾燥・手足のしびれ感・知覚神経障害などの症状も出ることがあるが、これらは砒素中毒を疑わなければ他の疾患と間違われる可能性が高い。 日本では「毒物及び劇物取締法」により取り締まられています。 投稿者 名無しさん 2006/07/09更新 避弾経始 ・ 避弾径始 "ひだんけいし" 装甲を傾斜させることによって砲弾を跳ね返すことをねらった形状のこと。ヨーロッパによける城郭用語の斜堤(Glacis)が由来の言葉。 戦車用語 <<追加投稿>> 近年の戦車砲弾は、あまりにも高速で打ち出されるため、装甲を傾斜させても砲弾を跳ね返すどころか、むしろ装甲に潜り込んできます。このため、レオパルド2や90式戦車のように、避弾径始はそれほど重視されなくなってきています。なお、「避弾経始」は間違い。 投稿者 あらかわ 2005年3月24日更新 <<追加投稿>> ネット上だけでなく、軍事書籍(戦車専門誌を出版している所からの軍事書籍も含む)でも多くの誤字(避弾経始や被弾径始)が目立つし、なかには言葉の意味を「弾を避けることを開始する」と誤った解説で「避弾経始」を正しい表記であると記述し、本来正しい表記の「避弾径始」を間違いであると解説している軍事系サイトや辞書サイトの解説まで見受けられました。 まず、言葉の用例からもわかるように、「被弾径始」は完全な誤りで、「避弾径始」が正解になります。 次の「径始」と「経始」に関しては厄介です。「径始」は旧陸軍の工兵で使われていた軍事用語(築城関係)で、縄張などを意味する言葉です。用例として「陣地帯前縁の径始」などの使われ方がある。この由来は、直径の「径」と「始」の文字を合わせると、直径の線の始まりということで、球体の表面または円を意味し、そこから図形の形や物体の形状としての意味まで含んだ「径始」という言葉となりました。よって、厳密には「避弾経始」は間違いとなる。ただし、縄張を意味する古い表記「径始」は現在では死語であり、逆に現在の城郭用語では新しい表記「経始」が縄張を意味する言葉として普及してしまっている。「径始」と「経始」が城郭用語として同じ意味の言葉であるのなら、言葉は生き物という観点からすると、古い表記の「避弾径始」が廃れ、新しい表記の「避弾経始」の方が普及すれば、「避弾経始」が完全に間違っているとはならないでしょう。 「避弾径始」の用例は、例えば日本の74式戦車の砲塔を指して『避弾径始が良好』と記述すれば、装甲が傾斜していて被弾しても弾をはじきやすいという意味になりますし、日本の90式戦車の砲塔を指して『避弾径始は考慮されていない』と記述すれば、装甲を傾斜して弾をはじきやすくする考慮はなされておらず、ほとんど垂直な形状をしているという意味になる。 投稿者 名無しさん 2007.02.12更新 <<追加投稿者>> 戦車専門誌の『PANZER』と『戦車マガジン』を創刊号あたりから読み始めていますが、『避弾経始』の表記が正しいような気がします。元々、「経始」という言葉にも、設計して工事を始めるといった意味合いがありますので、「弾を避けるように設計された」=「避弾経始」という風にも捉えることができるかと。 詳しい情報をお持ちの方は、さらに投稿をお願いします。 投稿者 管理人 秋草 2007.02.13更新 ビッカース E.F.B.1 F.B.5 F.B.9 1913年にE.F.B.1(実験戦闘複葉機第1号)として航空ショーで登場。その実用機型としてF.B.5が海軍航空隊の採用される。マキシム機関銃を装備した重たいため、後にルイス機銃に変えられた。1915年から最初の専門戦闘機飛行中隊として、11飛行中隊が編成。以後、続々と編成され活躍する。16年からF.B.5が練習機とされるなか、改良型のF.B.9が登場した。ソンムにも僅かながら参加している。英国 (愛称:ガンバス) ビッカーズ・バレッタ → ヴィッカーズ・ヴァレッタ(参照) 火附盗賊改 "ひつけとうぞくあらため" 放火・強盗が相次ぎ、町奉行所で治安担当する同心数が足りないことから、その取り締まりを旗本先手組(軍の先鋒をつとめる精鋭)に命じたのが始まり。町奉行所や寺社奉行所の管轄地域の違いや法規にも縛られることなく、火附・盗賊(賭博の取締を受け持っていた時期もあり)を捕らえることができたほか、抵抗する場合は切り捨てることができた。また、大物の盗賊の場合は、江戸から遠く遠国まで追跡して捕まえる場合もあった。捕縛した罪人への取り調べは苛酷で、海老責・石抱などの拷問方法も火附盗賊改の調べが由来となっている。 江戸時代 投稿者 あらかわ 20050702更新 羊 古来より遠征軍の糧食を確保するために、群れで行軍に従わされていた。インパールでの日本軍もジンギスカン作戦という呼び名で牛とともに大量の羊がかき集められ、過酷な行軍につき合うこととなった。また、アレクサンドロスのマケドニア遠征軍では山羊の皮で作った水筒をもちいた。これは数リットルの水が入り、渡河作戦での浮き輪にもなった。 必須アミノ酸 人間がタンパク質を分解して合成することのできない9種類のアミノ酸のこと。("アミノ酸スコア"参照) 投稿者 名無しさん 2004.11.27更新 ビットマン (ヴィットマン) 1944年1月30日に柏葉付騎士十字章、6月13日は総統から剣柏葉付騎士十字章を授与されたSS戦車兵。ファレーズで戦死 ピトー管 細長い空気の取り入れ管のことで、空気の圧力から飛行速度を知ることが出来る。主翼や胴体など付けられいる。 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 人・マイル 乗客1人あたりが乗車した距離をすべて合計した数値 鉄道輸送力を比較するときに使われる。 ヒトラー ドイツ第3帝国の総統 ヒノデヤマガタ一二〇八 陸軍が送信した、海軍のニイタカヤマノボレ一二〇八と同じく、12月2日に12月8日開戦を指令した暗号電文。 ひびき型 平成3年から竣工したAOSで、SWATCHの船体が特徴的。海自 秘密区分 旧軍では、軍機・軍極秘・極秘・秘・部外秘の5段階に分けて管理していた。これに対してソ連では僅か3段階しかない。 ヒムラー ドイツ第3帝国でのSS長官 百武晴吉(ひゃくたけ・はるきち) WW2ではラバウルの第17軍司令官 陸軍中将 百里基地訴訟 昭和31年、防衛庁は茨城県小川町百里に航空自衛隊の基地設置を発表するが、これに反対する住民が基地予定地に宅地・畑を有する人物から土地の買い取りをはかった。契約では所有権移転仮登記完了後にすべての代金を支払うとなっていたが、仮登記終了後も代金が支払われなかったため、土地所有者は土地の売買契約を解除し、あらためて土地を防衛庁に売り渡した。防衛庁と土地所有者は土地の仮登記の抹消を求めて訴えをおこした。1審判決は18年間にもおよんだが、昭和52年、原告の国・土地所有者の勝訴の判決が下された。被告側は憲法9条により自衛隊は違憲であると主張するも、昭和64年最高裁は、憲法第9条は、本件のような私法上の行為には適用されないこと、自衛隊への売却は反社会的な行為ではなく、民法の公序良俗に反して無効だといえないとし上告を棄却した。 投稿者 名無し三等兵 2004年09月05日更新 ヒュー・ダルトン博士 英国戦時内閣経済担当大臣でSOE長官を兼務 WW2 ビューティンホフ ビューティンホフ・ゲナント・シェール ドイツ陸軍大将 イタリアにおけるWW2最後の絶望的な数ヶ月間をねばり強く戦い続ける一方で、秘密裏にアレンダレスと秘密交渉を重ね、イタリアでのドイツ軍の降伏を行った。 ヒューミント 人的情報 ビューロー 事務局、組織、グループ、議長や副議長等の会議の運営に直接当る委員などをさす言葉。 また、第2次世界大戦後、日本共産党が武装闘争(テロ・暗殺)を行っていた時代では、軍事部門などの非公然部門・非公然委員会を意味する『地下ビューロー』を略して、単に『ビューロー』と呼んでいた。 共産党・左翼用語 投稿者 名無しさん 2007.02.12更新 ビューロナンバー 米国海軍航空局が付けた軍用機の番号 米国海軍で運用する航空機だけでなく、国外に輸出する米国海軍機にもナンバーが振られている。例えば空自のE2Cには空自のS/Nのほかにビューロナンバーも付いている。 日向市 『古事記』や『日本書紀』などの記述では、神武天皇が東征を開始した御船出の地とされ、日向市美々津には、海軍大臣米内光政による「日本海軍発祥之地」碑がある。 投稿者 名無しさん 2008/02/03更新 ヒュダスペスの戦い 紀元前326年、アレクサンドロス率いる遠征軍(歩兵2万6千、騎兵8千)とボロス王の軍勢(歩兵3万、騎兵4千、戦車300、戦象200)との間で行われた戦い。歴史上、最初の分進合撃が行われた戦いともいわれ、ウエストポイントではこの戦いから渡河作戦における近代的な戦術のすべてが学べると教えている。 平壌学院 朝鮮労働党統一戦線工作部管轄の学校。表向きは国外同胞の研修機関とされているが、実際は日本に潜入させる工作員養成所。1978年から3ヶ月の教育期間で年4回開講、諜報・破壊工作・射撃・暗殺・通信などの技術を教育し、毎年数十人の卒業生を輩出している。在日朝鮮人だけでなく、日本人の卒業生も存在している。 北朝鮮・統一戦線工作部 投稿者 名無しさん 2007.02.18更新 ビラール・ベロサ 拳銃弾を使う世界で最初の機関銃として1916年にイタリアで登場した。しかし、2脚や3脚を用いての、まさしく機関銃として開発されたために、拳銃弾の射程不足から普及はしなかった。 ビラ・スターンモア夜戦 1943年3月5日から6日にかけての夜間、コロンバンガラ島ビラ飛行場東方海域にて、ビラ・スターンモア飛行場に補給物資を届けた後の帰途につく日本軍駆逐艦部隊に、米国海軍がレーダーの探知能力で一方的に攻撃した戦い。WW2 平文 暗号化されていない通信文 激戦などで暗号化する余裕が無いときには平文の使用量が増えるほか、めんどくさいと外交官が平文のまま使用して問題を起こすこともあった。近年では大使館から正式手続きを踏んで電文を送信するのをめんどくさがり(外務省の事務能力の低さから、外務省を経由するときに数日情報がストップしてしまうことが嫌われているのが理由か?)、通信機器の発達で国際会議場からその場で本国の省庁に連絡を取り合う姿も珍しくないそうだが、どのような情報セキュリティがとられているのかは不明。 平山行蔵 (1759〜1828) 剣術・兵法家で、小手先の剣術技術ではなく、戦場で役に立つ技術と気構えを教えた。そのため、寒中での野営や屋外での戦闘訓練、兵学・儒学などの教養のみならず、鉄砲から柔術まで幅広く教えた。 ビル・エディ タンジェの初代COI/OSS支局長 WW2 ビンゴー(ビンゴ) 航空機が友軍基地までぎりぎりの燃料しか残っていない状態を迎えた瞬間 ピンした 敵を見つけた。目標を確認したといったときに使用する言葉。「その場所をピンした!」 貧者の原爆 (貧者の核兵器) 生物化学兵器のこと 濱海511 “ピンハイ511” 中国海洋石油総公司所属の海洋調査船。総トン換算で約2300トン。後部のヘリ甲板を備えている。 中国 投稿者 名無し三等兵 2004.12.18更新 フ 賦 "ふ" 周王朝時代における軍役、あるいは軍隊そのものを指す言葉。 中国 投稿者 秋草 2005.11.06更新 ブーゲンビル島 ソロモン諸島の北端にあるソロモン諸島最大の島。 ブーゲンビル島沖海戦 1943年11月1日から2日にかけて、上陸した米軍船団を撃破すべく出撃した重巡を基幹とした日本海軍部隊は、スコールを活用しながら敵航空部隊をやりすごしながら、うまく陽陸地点まで近づいた。これに対して、護衛の軽巡を基幹とした米国海軍部隊が、レーダーによって先に気づき、迎撃したことによって発生した海戦。両軍共に損害を受けたが、航空機からの攻撃を恐れた日本側は船団攻撃をあきらめラバウルに引きあげた。WW2 ブーティー(略奪) ソ連軍によるドイツの工場機械類などをソ連に移送する計画のコード名 WW2 プーマー 戦略ミサイル潜水艦のこと ファースト・サージャント 先任曹長 米陸軍 ファースト・ムーバ 上空支援 ファースト・ルテナント(ファースト・ルテナン) → ルテナント(参照) ファイアフライ計画 風船爆弾の被害を抑えるために、1個空挺大隊を基幹に多くの人員と、消火用航空機部隊が待機した。 WW2 米国 ("スモークジャンパー"参照) ("ライトニング計画"参照) ファクトリー・ロード 弾薬メーカーで精密調整された狙撃専用弾薬 ファシズム 一般的には相手の思想や考え方を認めず、合理的な思想をもたず感情をもって世論を誘導し、全体主義的な独裁政権の樹立を目指すこと。本来的にはイタリア語のファシオ(木の束)という団結を意味する言葉が語源。極端な実行主義と楽天主義ながら、国家集権と寡頭独裁色が強い思想。大衆運動を基盤としながらも共産主義思想とは敵対している。このため一般的な民族主義運動とは異なっている。 ファットマン 長崎に投下された原子爆弾のこと ファティーグ 戦車用戦闘衣 ファトファ 宗教令 イスラム ファランクス エイラート事件をきっかけに、M61バルカン砲をもちいて開発された。バルカンファランクスともよばれる。 ファランクス 古代マケドニアの戦闘隊形のこと 4個ラーチャ(連隊規模)と騎兵隊(中隊規模)から編制される。 ラーチャは、4個シンタグマ(250人程度)から編制され、長い槍先を合わせた密集隊形 ファルマン MF.7 MF.11 S.11 偵察・爆撃任務や手持ちの銃での空中戦など戦争の初期に活躍。1915年からから第一線を退き練習機となる。英国・英国海軍航空隊・ベルギー・イタリア・ロシアなどでも広く使用。愛称はロング・ホルン 仏国 ファンダメンタリスト 特定の宗教・教義を完全に信じ込む、原理主義者・根本主義者といった意味。WW2のドイツ軍では、イスラム教徒部隊に連合国を憎悪するファンダメンタリストを潜り込ませ、反乱の未然防止を行った。 フィアット装甲車 イソタ・フラスキニ車を一回り大きくした外見だが、空気入りゴムタイヤを開発採用と夜間戦闘用にサーチライト装備が特徴 1912 イタリア フィフティ・ファゾムズ 1952年にフランス海軍特殊部隊・水中工作部隊に採用されたダイバーズウォッチ。この腕時計はアメリカ海軍、ドイツ海軍、イスラエル海軍でも採用された。 2004.10.02更新 フィリピン航空機内爆破事件 マニラから日本に向かって太平洋上を飛行していた旅客機で荷物が爆発した事件。飛行機は墜落しなかったが日本人1名が死亡した。アブ・サヤフ(”アブ・サヤフ集団”参照)が犯行声明を出している。 後に、この事件は日米間を飛行するジャンボ旅客機を複数同時にねらった爆破計画の予行(計画立案者はパキスタン当局によって逮捕された)であったことが判明している。 フィルビー キム・フィルビー。MI6の防諜対策部部長を務め、MI6の長官候補とも目されていた高級官吏であったが、実はソ連に対し長年情報を流し続けていたスパイ。共産主義にかぶれていた大学時代にソ連情報機関と関係を持ったのではと見られている。正体が明らかになるとフィルビーはソ連に亡命した。 2004年07月24日更新 部員 防衛庁独自の制度で他の省庁の「課長補佐」のこと。国務大臣の発令によらずに課長の配置指定で担当の変更ができるスタッフ制度が特徴。部員という名称の由来は参謀本部・軍令部の部員からともいわれているが定かではない。 風車 ふうしゃ 低地のオランダでは、中世のころから動力ポンプが登場するまでの間、風車を動力にした排水が長く使われていた。しかし、第二次世界大戦でドイツ軍に占領されると、オランダへの燃料の供給は大幅にカットされ、ポンプが動かせず、一部の土地では水没する危険が出てきた。このとき、昔の風車を復活させて国土を水没の危機から救った。このため、オランダでは国土防衛の象徴としての意味合いもある。オランダ各地には、現在も観光用に多くの風車が残されている。 投稿者 名無しさん 2007.02.12更新 風防 現在の戦闘機の風防は、それ自体がハイテク製品である。機動隊のワールドカップ対策でも使われたポリカーボネート製に表面に電波吸収材がコーティングされている。 第2次世界大戦では、透明度を高めたガラスに、表面に薄い金属の皮膜を作り、電気を通して曇り止め対策(急降下爆撃機などでは気温と気圧の急激な変動によって風防に細かな水滴がついてしまう)や反射防止などをほどこしていた。(ガラスは普通断面が青色をしており厚くなると視界を低下させるため、透明度を高めた白色ガラス板を開発して日本軍航空機に使われた。零戦では前方固定部の平面ガラスは3枚あわせの安全ガラスとよばれるもので、ガラスの間にセルロイド樹脂が挟んであった。この樹脂は南方戦線だと黄色く劣化し、視界を低下させる欠点があったため、後にポリビニルブチラール皮膜が使われるようになった。) フェーカー "faker" 演習中に敵機役を行なっている航空機を指す言葉。 投稿者 浦川 2005.11.06更新 空軍・航空無線用語 フォネスティックコード → 通話表(参照) フュージリア 17世紀頃ではフュージリア銃を装備した歩兵のこと。19世紀ごろでは戦列歩兵(フランス)を意味し、ドイツでは散兵戦術をとる軽歩兵を意味する。 フランス・ドイツ・19世紀 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 フュージリア銃 火打ち石式で口径が小さく、叉杖も必要ない小型軽量の滑腔式の銃のこと。17世紀後半頃から登場し、火縄式の大口径のマスケット銃が主流だったのに対して、フュージリア銃は主に後方部隊の自衛火器として活躍した。歩兵のマスケット銃が火打ち式にかわり、口径も小さくなっていくと、マスケット銃とフュージリア銃を分けることもなくなった。 17世紀・欧州 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 フェージング 短波放送などで音が大きくなったり小さくなったりする現象のこと。電離層の変化により反射される電波の強さが変わったり、違う経路から伝わってきた電波が反射された回数が違うことから位相(波形の位置)がずれて互に干渉したりするのが原因。無線用語 フォゥラーB.5 装甲機関車・装甲列車 フォゥラー蒸気牽引機関車に装甲を施し、銃を装着。一部、鉄道用装甲車に改造。 1900年 イギリス フォックストロット型 水中排水量2400トン 1960年末頃から登場した通常動力型潜水艦 ソ連 フォットイント フォットグラフ・インテリジェンスのことで、画像解析によって導きだされた情報のこと フォルゴーレ空挺旅団 イタリア陸軍の空挺部隊で創設は1938年と歴史ある部隊。 2004年4月4日更新 フォンク ルネ・フォンク大尉 WW1でのフランス最高のエースパイロット 75機撃墜 ブガチョフのコブラ 迎え角90°以上まで急激に機首上げをおこない減速した後、再び水平飛行にもどる荒技 戦闘機の高い機動性能を示すために行われることがある。Su27が有名 深緑 衛生部の部色 陸軍 武官 古来の文官と武官を分けた考え方から軍人の総称としての意味。旧軍では一般的に兵は武官ではなく、下士官すなわち旧軍では伍長から武官と見なされる。 武器 「武器」は、”武”は”戈”と”止”の合わせた漢字。”戈”は、ほこのことで、兵器・戦争・軍事の意味があり、”止”は止めるといった意味合いのほかに、「ひとまたぎ」の意味がある。戈を止める、と同時に戈を持って外征するという両方の意味になる。”武”一字で武士・兵法・兵器(”兵器” 参照)などの意味があり、”器”はシュウと犬の合わせ文字で、犬が皿を守る様子、エサの肉を盛られた皿を見て犬が吠える様子であり、皿から転じて、うつわ、道具となり、武器の意味を持つ。”器”を使った武器を表す言葉に器杖・器械がある。 武器といっても、台所で使っている包丁だって、人を殺すことができるし、花火の大玉も暴徒が警察隊に打ち込むのに使われたし、戦時中は対空砲の代用とされたことがあった。大木から枝を折って、杖として使うこともあれば、それを人にたたきつければ棍棒となる。ようは、人もしくは動物などに対して、殺傷目的で使われるとき、その道具は「武器」となるのである。 英語では日本語の武器にあたる言葉に「weapon」がある。 吹田事件 1952年に朝鮮動乱における北鮮支援のため日本国内での軍事基地粉砕と軍需輸送粉砕を決議したデモ隊(約2000人)が国鉄吹田操車場にて警官隊と激しく衝突した事件。 ("51年綱領"参照) 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 福島事件 東日本でもっとも早く政治結社が結成された福島県下では、自由民権運動が大きな高揚をみせ、自由党の拠点の一つとなっていた。当時、福島県会には議長を中心に多くの自由党員議員がおり、これに立憲改進党員を含めると民権派が過半数を占めていた。 1882年2月、自由党撲滅を公言して着任した県令の三島通庸は、県官吏を自己の腹心でかため、旧会津藩士族を士族授産金を通じて金を集めて、議会工作を開始した。 また着任早々三方道路の開設 (会津を起点として、北は米沢を経て山形へ、西は新潟へ、南は大田原を経て東京へと通ずる大道路工事) を会津 6 郡の郡長に命じ、15歳以上の男女は2年間毎月1日ずつ工事に無償で従事するを命じ、これができないものは男1日15 銭、女は1日10銭を徴収することとした。 4月、三島県令は県会を召集したが出席せず、県会からの再三の出席要請を拒否していた。その一方で、自由党の演説会等に対する弾圧を強化していた。これに対して自由党側は県会において22対23で、すべての議案を総否決においこむことに成功した。 しかし県は国に予算原案の執行許可を求め、その了承を得ると、道路工事を強行させ各郡長に道路工事の未従事者からの金銭徴収を命じた。自由党側は訴訟による反対運動を開始するが、県側は不服者達を次々と役所に呼び出し、命令に従わない場合は土地を公売処分にかけると脅しをかけて切り崩しをはじめ、公売処分に抗議した不服者達や自由党の訴訟委員を次々と逮捕した。 これにより農民達の怒りは頂点に達し、11月28日には喜多方警察署は数千人の群衆に取り囲まれることとなった。これに対して警察は抜刀して鎮圧し、翌日には内乱罪と兇徒聚衆罪によって県内で一斉検挙を開始し、逮捕者は2000人にもなった。これにより福島県の自由党は壊滅状態となった。この事件は自由党を非合法手段による激しい反政府活動を行わせる契機となった。 福島安正 松本藩士の家に生まれ、維新後に大学南校(後の東京大学)で洋学を学んでから司法省に入省、その翌年に陸軍省に入省した。10カ国語あやつれる語学力によりドイツ駐在武官時代には情報収集で活躍した。冒険家としての一面もあり、帰国時には1年半近い日数をかけて単騎で東欧・ロシアを横断。シベリア鉄道の工事の進捗調査と、ワルシャワからウラジオストックまで地理を調べ尽くした。 陸軍参謀本部第2部長となると、モンゴルに松本藩士の娘を内モンゴルのカラチン王宮内の日本人家庭教師にすえカラチンを対ロ諜報の拠点にするほか、北京の駐在武官に破壊工作を行わせる特別任務班を編成を指示するなどして日露戦争に備えた。 日露開戦後は大本営参謀、満州軍参謀(第2課長)として対露情報戦と戦線後方での工作を指揮した。日露戦争後は参謀本部次長など要職を歴任。陸軍大将。("明石元二郎"参照)("石光真清"参照)("花田仲之助"参照)("特別任務班"参照) ("宣伝・プロパガンダ"参照)("ポーツマス講和会議"参照) 投稿者 ユッキー 日露戦争 2004.11.27更新 福ちゃん荘 昭和44年11月5日、山梨県の大菩薩峠の「福ちゃん荘」で首相官邸襲撃を準備中の赤軍派が一斉検挙された。 釜山外国語大学 1982年に開校したキリスト教系の私立大学。近年、日本語教育に力を入れており、2005年度に日本語学科を日本語学部に改称している。2006年度からは定員240人の「日本語大学」(日本の学部に相当)に昇格させた。全校生徒約8000人。所在地、釜山市南区。("対馬の日"参照)("ゴミ拾い"参照)("衛星国として売りますかな。対馬を"参照) 投稿者 名無し三等兵 2006/03/05更新 富士学校普通科部レンジャー班 幹部レンジャー課程での教育を受け持っている。また、諸外国の特殊部隊の戦術・戦法・遊撃・対遊撃を研究し、仮想敵(敵国特殊部隊役)としての演習に協力することもあったようだ。陸自でもっとも長い歴史を有するレンジャー部隊。 陸上自衛隊・レンジャー・特殊部隊 投稿者 名無しさん 2008/02/17登録 富士教導団 陸上自衛隊の機甲・普通科・特科・偵察など野戦の総合教育研究を行う部隊として、富士学校所属の部隊ではあるが、有事の際には教官学生を集めてミニ機甲旅団となって戦略予備となる。 不正規戦 → 特殊作戦/特殊部隊/不正規戦/特殊戦(参照) 伏竹弓 ふせたけゆみ 丸木弓の表片面に竹を張って強化した弓のこと("丸木弓"参照)("三枚打弓"参照)("四方竹弓"参照)("弓胎弓"参照) 日本 投稿者 名無しさん 20070325更新 扶桑 明治8年にイギリスに発注した日本海軍最初の戦艦 武装商船 WW2でのイギリス海軍は軍艦が不足したために、60隻の商船が武装を施されて戦った。 双子星 1917年11月、ドイツ軍で検討されたヴェルダンを北と東から攻撃する作戦計画 WW1 フック 水平旋回中にコブラを行う技 戦闘機の高機動性を示すのに使われる Su35が有名 ブッシュ カーネギー研究所の所長であり、1940年からは様々な委員会や政府機関で活躍し、アメリカの科学技術研究の統括者ともいうべき存在で、大統領顧問でもあった。 不発弾 爆弾または砲弾が不発になったものの総称。不発であってもなんなかの原因で信管が作動しなかっただけで爆発しないという意味ではない。不用意にさわったりするのは、ロシアンルーレットをしているようなもので非常に危険な行為。中の火薬も腐ったりしないので、たとえ土の中で50年間経過した不発弾であっても、爆発力に変わりなく、むしろ後少しで信管が作動する寸前の状態の危険なものばかりである。地中深く空気に完全に遮断された状態で見つかるケースも多く、この場合は不発弾も新品同様の外観である。このとき黄隣爆弾などでは酸素に反応して爆発することもあるので、水に浸したりと神経を使う危険な作業も多いようだ。 日本では工事などで不発弾が見つかっても工期の遅れを気にしてか、週末まで通報しないことがある。実際に作業会社は末端の孫請けであり、最初の発注時における余裕を持った納期と発注金額も、末端の下請け会社に仕事が来ることには、納期も金額も十分なものではない。不発弾が見つかりながら通報を遅らせることは決して許されることではない。工期厳守を守らせる一方で、不発弾発見による工期の遅れが認められないのであれば、万が一にも実際に惨事が起こった際に、末端の孫請け会社だけに責任を負わさられるのはおかしいだろう。 プヒェラ型 基準排水量75トン 国境警備隊向けに建造された水中翼警備艇 1960年代半ば頃から登場 ソ連 部分スト 職場の一部または一部特定の業務に従事する労働組合員だけにストライキさせること。("指名スト"参照) 左翼用語・労組関係用語 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 フライト 編隊の数のこと。4機で組まれてた編隊が3つなら3フライト。2機だけで1つの編隊を組んで飛行している場合はエレメントとも呼ぶが、同時に1フライトのも該当する。 飛行数を表す単位としてもフライトは用いられる。この場合、ソーティーと違い、基地間の移動も数えられる。("ソーティー"参照) 投稿者 浦川 2005.11.06更新 空軍・航空無線用語 <<追加投稿>> 飛行そのものを指す意味、飛行隊内(飛行班内)のパイロットを分隊で分けたときの分隊を指す意味、4機編隊のフライトを指す意味など、同じ言葉で様々な意味や使い方がある。 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 フライトリーダー 4機編隊長 投稿者 名無しさん 20070408更新 フライトルーム 飛行隊がブリーフィングなどで用いる部屋 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ブライフェン・ロープ 英国で開発されたカーボン・スチール製のワイヤー。ヨーロッパの高速道路の分離帯などで使われるほか、自動車特攻対策にも用いられる。 2003.12.20更新 プライベート 新兵 または 2等兵 米陸軍 プライベート・ファーストクラス 1等兵 米陸軍 プライミング効果 事前に、何らかの情報をさりげなく提示すると、 それにより、人の思考判断が大きく影響されるという効果をよぶもの。 2006年7月21日の報道番組「イブニング・ファイブ」での731部隊特集と無関係な安倍晋三官房長官の顔写真が約3秒間も放映で、「プライミング効果」を利用した世論操作としてTBSは非難を浴びた。また、テレビ朝日で放送されたアニメ番組「エリア88」でも、このプライミング効果をつかったのではないかと指摘されている。 ("TBS"参照) 投稿者 名無しさん 2006/8/6更新 プライマー 雷管 ブラウ ドイツ語で青 総統命令41号の作戦名 コーカサスの油田地帯を遮断し、ソ連の継戦能力を奪うのが目的であったが、スターリングラードの占領に失敗し、あげくに第6軍は敵中孤立し降伏することとなった。 プラウダ 旧ソ連共産党中央機関紙 投稿者 浦川 20050702更新 フラ・ツー作戦 日本本土侵攻作戦を容易にするために、米国軍によって行われたソ連軍への上陸作戦用舟艇提供ならびに、上陸訓練の実施のコード名 WW2 ブラック・ウォーター SBSの選抜訓練 ブラックバーンB−103バッカニア 1958年に登場した核攻撃可能な艦上攻撃機 湾岸戦争への参加後に引退 英国海軍 ブラックホークダウン 1993年のソマリアで実際にあったアメリカ軍の戦闘をもとに作られた映画作品。非常にリアルな市街戦描写で話題になった。 市街戦訓練を始めたばかりの頃の陸上自衛隊では、この映画を市街戦の参考資料として使用していた。 投稿者 名無しさん 2006/07/23更新 ブラッド・チッド (Blood Chit) 脱出中の兵士が助けてくれそうな民間人に見せる書類で、兵士に支給された1枚の紙。湾岸戦争では、敵中に潜入するSASに支給され、この紙には数カ国語で、「兵士を助けた民間人は誰でもイギリス大使館か領事館で報奨金を請求することができる」とかかれていた。 第2次世界大戦では、CBIで戦った連合軍パイロットは、フライトジャケットに中国政府から発行した「軍・民間を問わず、この外人を援助すること」と書かれたブラッド・チットを縫いつけてあった。 ブラッド・マネー (Blood Money) ブラッド・チットが使えないときのために、支給される現金のこと。一般的には通貨が使えないことも予想して金が広く使われる。湾岸戦争ではSAS隊員に半ソヴリン金貨が1人20枚支給された。 ブラビューラ 空自で使われる行進曲 プラン4−45 1945年5月に行われた、日本海上及び航空戦力、造船所、沿岸部の目標に対する攻撃計画。米国第3艦隊と英国艦隊が参加。 ブランクカートリッジ 空砲用のカートリッジ フランシス・マリオン サウスカロライナの民兵を指揮し、イギリス軍の通信線の切断や後方撹乱に活躍。彼が指揮した民兵部隊はアメリカの特殊部隊のルーツの一つにあげられている。 アメリカ独立戦争 独立陣営 フランス外人部隊 ”Legion etrangcre legionnaire” フランス国籍の無い志願者によるフランス陸軍の戦闘部隊。フランス外人部隊は、1831年にルイ・フィリップ王が、植民地のアルジェリアの治安維持のために、現地人をもって連隊を編成したのを起源とする。創設時から高い戦闘力を示し、フランス政府の信頼を得た外人部隊は、フランス国内外を問わず戦い続けて、独特の伝統を築きつつ現在に至っている。 1863年4月30日、ナポレオン3世のメキシコ遠征では、カメロンハシェンダで65名のフランス外人部隊の中隊が、2000人のメキシコ軍相手に、生き残りが3名になるまで勇戦した。フランス軍では、この日を外人部隊記念日としている。 第二次世界大戦ではノルウェーなどで戦っていたが、本国が占領されるとドゴールの自由フランス軍に合流して戦い続けた。 現在でも湾岸戦争をはじめ、各地域紛争でも活躍している。 任期は5年間で、任期終了後は最低6ヶ月以上の継続勤務か、フランス国籍の取得、祖国への帰還を選ぶことができる。毎年志願者は6000人ほどで、毎年1200人が教育入隊できる。 フランス外人部隊は、第2外人歩兵連隊、第2外人落下傘連隊、第1外人騎兵連隊(機甲)、第6外人戦闘工兵連隊、第3外人歩兵連隊、第5外人歩兵連隊の6個連隊、総勢8500人から構成されている。また、外人部隊の一部は、ジブチ・コモロ(モザンビーク海峡)・チャドに分遣隊が派遣されている。 ブランデンブルク WW2で活躍したドイツ軍特殊部隊。連合軍だけでなく、ドイツ軍特殊部隊員も捕虜として生かされることなく、敵に捕まったら処刑されることがほとんどであった。 フリア → 赤外線(参照) フリーガン・ツール (Hooligan Bar) 1メートルほどの金属の棒に様々な付属品がついたもので、主に窓の撤去・破壊に使われる。アメリカで開発された。特殊部隊の家屋突入で広く使われている。 フリゲート (フリゲイト) 19世紀のイギリス海軍の艦船等級類別で、備砲の数から艦船を1〜6等級まで分類した。このうち、4〜6等艦をフリゲイトとよばれた。また4等艦は砲数によっては戦列艦(”戦列艦”参照)に分類された。 1942年に艦種として復活し、大西洋の主力護衛艦として活躍した。戦後になるとイギリス海軍は、フリゲイト・コルベット・スプールをフリゲイトで統一した。 このためフリゲイトは駆逐艦よりも小型の艦。もしくは艦隊型の護衛艦を駆逐艦とし、一般の護衛艦をフリゲイトとする分類が定着する。しかしアメリカ海軍で第2次大戦後しばらくまで、駆逐艦部隊を指揮する嚮導駆逐艦のことをフリゲイトとよんでいたことがある。 なお、「フリゲート艦」または「フリゲイト艦」と「艦」を付けて呼ぶのは間違い。2004.11.28修正 ブリーチャー ドワ開け要員 フリードマン 1941〜47年にかけてのアメリカ陸軍の通信情報部門での暗号解読主任をつとめ、パープル暗号解読やマジック作戦で活躍した。 ブリガーデ・ジェネラル 准将 米陸空軍 ブリストル スカウト 1914年に完成したこの機体は、速度・運動性能ともに問題が無く、武装さえ付ければすぐにでも戦闘機として能力が発揮できる機体であった。このため、本土防空・西部戦線・パレスチナ・メソポタミア・マケドニアとスカウトだけで装備された飛行中隊は編成されなかったものの、ほぼすべての航空隊で少数ながら配属された。17年頃まで戦闘機として使われたが、その後は訓練任務に使われた。 英国 WW1 ブレット 弾頭 ブリーフィング 説明や打ち合わせのこと。飛行前には飛行隊全体で気象ブリーフィングと訓練内容ブリーフィングが行われ、そのあとで編隊ごとのブリーフィングがある。("デブリーフィング"参照) 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ブリネル硬度 直径10oの鋼球を3000sfの力で鋼板にめり込ませて造られた穴の直径。装甲車輛の装甲材の硬度を表すのによく使われる。第一次世界大戦のころまでは、すぐれた装甲板は硬い鋼板とされ、開戦時ブリネル硬度400程度であった装甲板は、末期には浸炭鋼の技術発達でブリネル硬度600まで増した。しかし、硬度の高い装甲板は、リベット結合が難しく、被弾時に割れたり裏面が剥離したりするため、逆に危険であることがわかった。 プリモリエ型 基準排水量2600トン 情報収集艦 1970年代に登場 ソ連 プリンス 第3次英蘭戦争でヨーク公の旗艦をつとめた。1692年に解体 イギリス 1級艦 プリンツ・アルプレヒト通り この通りにゲシュタポ本部がおかれていた フリントロック式 火打ち石で着火する方式の銃 ヨーロッパでは1700〜1800年頃使われた フレア 赤外線誘導式のミサイルから逃れるために発射するデコイのこと。 ブレジネフ WW2では南部戦線やウクライナ方面の政治局員を務めた。1977年にソビエトの最高指導者となった。 ブレスト フランス西部の港で、WW2ではドイツ潜水艦部隊の基地として使われた。 フレンドリー・ファイヤー 友軍誤射 ブルーイ (Bluey) イギリス軍の兵士が使うエアメール用便箋のこと。イギリス陸軍の郵便物はすべてイギリス軍事郵便局(BFPO)を通して発送される。 ブルーインパルス 航空自衛隊の曲技飛行チーム ブルーダーシャフト 第二次大戦後にナチス党員やSS隊員などで組織された互助組織の一つ。 ドイツ 投稿者 名無しさん 2006/08/05更新 ブルーベリー WW1で戦闘機同士の戦いが行われるようになると、戦闘機パイロット達はこぞってブルーベリージャムを食べた。ヨーロッパでは古来よりブルーベリーは目にいいとされていたからである。この話からブルーベリーには目にいい効果があるのではと声があがったが、日本では眼科医など専門家の間でブルーベリーにはビタミンAが含まれているので目にはいいだろうが、それよりもビタミンAの含有量が多い食品はほかにもあると、特に注目されていなかった。近年になってブルーベリーやブドウなどの青い色素であるアントシアニンが、目にいい効果があることが突き止められ、日本でも注目されるようになった。 フルエンシー委員会 英国の情報機関内部に浸透したスパイを調査するためにMI6防諜対策部とMI5のD局の合同で組織された委員会。 2004年07月24日更新 フルオート トリガーを引いた状態で次々と弾を発射すること プルカ (Pulk) 雪上や氷上にて重い荷物を腰にそりを付けて引っ張る輸送手段。 フルシチョフ WW2ではソ連の政治局局員、南西部戦線の政治担当人民委員などをつとめた。1953年にソ連の指導者となる。 フルスロットル スロットルレバーを前方にいっぱい押して、エンジン全開にすること 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ブルック 1941年にジョン・ディルの後任としてイギリス陸軍参謀総長となり、42年に統合参謀本部会議議長となる。イギリス陸軍元帥 フルパワー エンジン全開にして最大出力にすること 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ブレーク 敵機から身をかわす機動のこと 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 プレセツク発射試験場 戦略核ミサイル発射試験場 ロシア フレリモ → FRELIMO (参照) プローン 伏射 プロシアン・ガーズ ドイツ第10師団 WW1 フロッグマン 潜水する兵士といった意味 機雷除去や水中での破壊工作、船舶襲撃、上陸地点の隠密偵察などで活躍する 歴史は古く、紀元前700年代に大きな革袋を用いて潜水しながら呼吸するといった方法がアッシリア軍によって用いられている。 プロッター → Plotter (参照) プロメチウス ギリシャ神話の神の一人。天界から火を盗み出して人類の恩人となった。このためプロメチウスはゼウスの怒りをかい岩山に繋がれ、鷲に肝を食われるなどの苦しみを受けたが、ヘラクレスによって解放された。 フロント 構革派系の社会主義者同盟 分遣隊 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 分室 大日本帝国時代の日本警察が特殊工作を行なう際によく使われた秘匿部署名。警察が特殊工作を実施する場合に、表向き主管課(外事警察課・高等警察課など)の分室という形にすることが多かった。しかし、分室に配属された警察官は、管轄外の遠く離れた任地から厳選し分室の工作監督者以外の警察官と接触することも禁止していた。分室に配属された警察官は、対象周辺で一般市民として定職について、警察官としての身分を完全に隠して作業・監視を行なった。また、諜報無線傍受・逆用スパイの無線送信立会いなどの工作でも主管課から切り離して、情報を知る人を制限できる分室を臨時に設けることが一般的だった。 WW2 警察用語 投稿者 ゴダイ 2006/09/24更新 分隊 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 分隊指揮官 → ナチス親衛隊階級表(参照) ブント 共産主義者同盟 奮闘四号 国務院国土資源部所属の海洋調査船。総トン換算で約660トン。 中国 投稿者 名無し三等兵 2004.12.18更新 奮闘七号 国務院国土資源部所属の海洋調査船。総トン換算で約300トン。 中国 投稿者 名無し三等兵 2004.12.18更新 憤怒の王国 1992年に韓国で放送されたテレビドラマ。このドラマの中で、主人公の韓国人が即位祝賀パレードの天皇を狙撃した。この狙撃の場面では、実際に行われた「即位の礼」の映像が使われていたことから、日本政府は外交ルートを通して遺憾を表明した。 韓国・反日 投稿者 名無しさん 2006.02.22更新 文民統制・シビリアンコントロール 軍隊を国民の代表たる為政者が完全にコントロールすること意味する言葉。 平時ならともなく、戦時下においては士官学校の卒業年度や成績順などに影響されることはなく、為政者が自らの判断で任命した軍司令官は、為政者の国家戦略に沿って軍事戦略を策定して現地で最前を尽くすが、為政者はこれにあれこれ口を出したりしない。逆に為政者の国家戦略にそぐわなければ、軍司令官が保有する武力に影響されることなく、為政者は迅速に軍司令官を解任することができなければならない。例えば、朝鮮戦争の中、核攻撃を主張した最高司令官マッカーサー元帥は、第二次世界大戦の英雄であるが、トルーマン大統領によってすぐさま解任させられています。逆にトルーマン大統領も、師団の配置がどうなのかとか、具体的な戦術には口出しはしません。 これらの原則は欧米に限らず、洋の東西を問わない戦争に勝つための基本的な原則となっています。これにより、戦時下においても政治の軍事に対する優位は保たれ、指揮官の適材適所も初めて可能となる。これを可能とするために為政者の文民統制を保証するものが必要になる。これに失敗し、政治に対して軍事が優位であれば、国家戦略上の要請から撤退を指示しても、現地軍は軍事上の有利さから、進撃を続けるといったことがおきます。こうした出来事は旧軍においてあきれるほど頻発しています。 (注:日露戦争での政府首脳部は皆、戊辰戦争の経験者であり、とかく制度を決めなくても軍の統制は意識せずできた。) この文民統制(シビリアン・コントロール)の概念が日本に最初に伝えられたのは警察予備隊が生まれたときであるが、当時は米国から伝わった「シビリアンコントロール」という言葉の概念が、古代日本に中国・唐の時代から律令制度が導入されて以来、続いてきた文官・武官の対の言葉から、単純に直訳して勘違いしたのか、それとも軍部の横暴に嫌気がさしていた高級官僚達が意図的に意訳したためか、「武官を文官で統制する」といった意味での「文民統制(シビリアンコントロール)」という言葉が長年使われてきた。この結果、米軍から原案として示された警察予備隊の中央機関制度は、日本の行政官庁形式とされ、後の保安庁法第16条6項で、内局の課長以上の任用資格制限として「幹部保安官・警備官の経歴のないものからとする」という規定を設けたほか、第10条では、内局と保安隊・警備隊に対する統制補佐権制度となる所掌事務規定を設けた。内局制服に対する文官の統制権であり、この思想は内局官僚と制服組との軋轢を生む元となった。 投稿者 浦川 補足:君主(為政者)と将軍(軍)との関係について、現地軍の作戦にあれこれ口出しをして戦争に負けることがあってはならないし、逆に中央(為政者)からの統制が効かなくなってコントロールが効かなくなって、あげくに辺境地方が独立してしまったら元も子もない。為政者と軍との関係はいつの時代でも悩ます問題であったようだ。ただし、この問題をシビリアンコントロールという言葉で呼び始めたのは17〜18世紀にかけてのイギリスにおいてで、元々は議会側と国王側との間で軍隊のコントロール権を争った時代に生まれた言葉になります。 追加投稿 浦川 ヘ ヘ ・ (和文モールス 参照) ベースブリッド弾 砲弾の空気抵抗で大きな割合を持つ弾底抵抗を減少させることによって射程を延ばした砲弾 砲兵 ヘアー・クラック → クラック(参照) ベアレンツ海海戦 1942年12月31日、北大西洋ベアレンツ海にて、輸送船団を守る軽巡を基幹とする英国海軍部隊と、Uボートからの通報で駆けつけた重巡を基幹とするドイツ海軍部隊との海戦。WW2 兵科 歩兵・騎兵・工兵・砲兵・憲兵などの戦闘兵科のこと。海軍では砲術・水雷・航海科などが兵科とされた。旧軍用語 兵学 今日でいうところの軍事学、軍事科学、戦争学、防衛学といった軍事全般を指す言葉で、古来では軍学とも呼ばれていたが、江戸時代から第2次大戦敗戦にいたるまで兵学が使われていた。 旧軍の定義では 「兵学は固有の哲学としての「戦争哲学」と「歴史科学」の一部である固有の史学としての戦史を含んでいる。そして兵学は、自然科学とは違って、社会科学特有の成立過程と蓋然性の科学であることからする限界を持っている。兵学の基本的性格である蓋然性とは、絶対に確実な知識にありえず、確からしさ、すなわち蓋然性のみが、信念や行動におけるただ一つの指針であるという哲学的な立場をいい、それ故、兵学の研究は哲学と歴史に立脚しなければならない。」 としています。 (参考文献 『防衛学研究』 第18号 1997.11 防衛大学校 防衛学研究会 「防衛学の教育・研究の現状と課題 −防衛大学校における防衛学の体系に関する考察−」) 兵器 「兵器」は”兵”は斤(フ)と廾(キョウ)の合わせ文字で、斤は斧を、廾は両手を表し、両手に斧を持った攻撃的な形を示している。一字で、軍人・戦争・武器の意味にもなる。”兵器”以外の同じ意味をもった熟語として、兵戈・兵刃・兵甲・兵仗・兵戒・兵革・兵具などがある。 兵器は武器(”武器” 参照)と同じ意味であるが、一般的に武器は何かを殺傷するために使う道具の総称であり、軍人が武器を使うときは兵器となる。また武器と違い、殺傷目的ではなくとも、戦場で用いる道具・装置類もすべて総称して兵器として用いられる場合もある。 英語では「arms」がこれにあたるが、海外でも日本と同じく武器と兵器は厳密な定義や使い分けはされていない。(むろん、する必要もない) 閉鎖不良 銃の故障で遊底が完全に閉鎖していない状態。 兵曹 陸軍の軍曹に相当 旧海軍 兵装重量 ベイロードと違い、搭載可能な兵装のみの重量 兵団 中国で使われる陸戦単位。中国での軍の上級組織。ただ中国では軍団を用いないためので注意が必要。 兵団 日本陸軍での師団の別称 ベイデンポウエル卿 ボーイスカウト運動の創設者 陸軍の軽騎兵出身で斥候・偵察・遊撃戦の専門家。1890年にはマルタ総督の秘書官として地中海方面の港など軍事情報収集などで活躍した。偵察地域内で住民を味方に付けて、彼らに遊撃戦技術を教え、これらの部隊で遊撃戦や斥候・偵察活動をするスタイルは、現代でも基本形となっている。 ベイルアウト 飛行機から緊急脱出すること 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ベイロード 乗員や貨物、兵装などの積載可能な重量のこと 平和国土建設隊 日本社会党が昭和48年党大会で発表した自衛隊解体後に創設する組織のこと。防災・災害復旧を目的とした組織。 2004年09月05日更新 ペガサス・ブリッジ カーン運河に架かる橋のこと。ノルマンディー上陸作戦においてイギリス軍空挺部隊がグライダーにより強行着陸し、橋を守るドイツ軍守備隊との激戦の後にベヌーヴィル橋(当時の橋の名前)を制圧した。今日この橋は、イギリス軍空挺部隊の標識にちなんで「ペガサス・ブリッジ」と呼ばれている。 参考文献 PANZER 2004.09 投稿者 名無し三等兵 2004.11.23更新 ヘクト 100倍を表す。hで表記する ヘス WW2では様々な強制収容所の所長を歴任し、1944年にSSの収容所部門の副総監督となった。アウシュビッツ所長時代に毒ガスを用いたことで知られ、47年にアウシュビッツで絞首刑となった。 ヘス ナチスの副総統であったが、1941年に戦闘機を自ら操縦してイギリスに渡る。未だに詳しい理由・背景はわかっていない。 ペスト菌 黒死病 エルシニア・ペスティス ネズミなどの齧歯類にとりつく蚤から人に感染する。ペストの多くの症状は、蚤に噛まれやすい脚部のリンパ節の腺ペストであり、2〜10日の潜伏期間のち、突然発症する。症状としては、倦怠感・高熱・リンパ腺や肝臓・脾臓を押したときの痛みである。皮膚は大きな黒い斑点の膿疱ができる。この膿疱から、黒死病という名前がついた。治療しなかった場合の死亡率は約50%である。 肺ペストは、ペスト菌を肺に吸い込むと発症する。通常は、感染者の呼気からの感染である。このため、ペストが流行していない地域での肺ペスト患者の大量発生は、この時点で生物兵器の使用と断定される。症状としては、2〜3日間の潜伏期間ののち、突然発症し、倦怠感・高熱・寒気・頭痛・筋肉痛・血痰をともなう咳である。その後、肺炎が急速に悪化し、呼吸機能が崩壊する。このため、主な死因は呼吸不全である。肺ペストを治療しなかった場合の死亡率は100%であり、非常に高い。 生物兵器としての利用方法としては、長期間に渡る敵国後方地域の攪乱目的として、ネズミが多い、敵国都市部でのペスト菌を付着させた蚤の散布による腺ペスト流行が考えられている。東京はじめとする日本の各都市では、ネズミが増えてきているため、敵国諜報機関(またはその協力者)による腺ペスト流行を狙った散布が軍事専門家の間で懸念されている。また、一時的に大量の死者を出すことを目的として兵器利用方法としては、肺ペスト患者を大量発生させることも主眼においた、ペスト菌をエアロゾル状にしての散布が考えられている。 投稿者 浦川 20050618更新 ペタ 1000兆倍を表す。Pで表記する ペタン WW1ではベルダンの英雄で、その後もフランス陸軍の司令官であった。フランス敗北後はビシー政権の首相となった。 ペタッチ ムッソリーニの情婦 ペチャ型 排水量950トン 警備艦 1960年代 ソ連 ヘッド・シェッド (Headshed) 英国特殊空挺部隊(SAS)での俗語。SASを指揮する上級将校や管理部門の将校集団をさす。 ヘッドショット 頭を撃ち抜くこと ベトコン → VC (参照) ベトミン インドシナ戦争でフランス軍と戦ったホーチンミンの武装組織 ペトリオット (パトリオット) 制式にはペトリオットだが、パトリオットの方が一般的。西側でもっとも優れた中距離SAMといわれている。日本では航空自衛隊が5個高射群を運用している。 ペトン フランス語のコンクリートのこと 旧陸軍用語 ベニグド・アキノ元上院議員暗殺事件 1983年、フィリピンの野党指導者、ベニグド・アキノ元上院議員がアメリカからの帰国直後のマニラ空港で射殺される。 ベノナ 第二次世界大戦中、米軍と英軍の通信傍受・暗号解読部門が共同で行ったソ連KGB(NKVD)のワンタイムパッド(使い捨て暗号帳)による暗号通信を解読する極秘作戦のこと。当時はソ連は同盟国であり、暗号解読の結果、両国政府中枢にソ連のスパイが浸透していることから、両軍の最高機密として取り扱われ、米国ではしばらく大統領にも極秘(当時、民主党出身の大統領側近や民主党内部にもスパイが存在していたため、公開するとソ連が暗号を変更して、米国内のスパイ活動の実態が二度と把握できなくなる恐れがあったため)とされていた。 ソ連は英国MI6内部のスパイ(キム・フィルビーなど)からの情報で、米国と英国が共同でソ連KGBがもっとも機密性の高い情報の通信で用いているワンタイムパッドの暗号通信を解読しようとしていることを知ったが、ワンタイムパッドの通信は理論上解読不可能であることと、保安強化に動くと今度は逆にキム・フィルビーなど英国MI6内部のKGBスパイの安全を脅かすこと(どうして米英側がワンタイムパッドを解読しようとしていることをソ連が知ったのか、その疑問からMI6内部でスパイ狩りが行われることを恐れた)になることから、ソ連側は放置した。 しかし、ソ連側が誤算だったのは、正しくKGBの規則どおりに通信されていれば安全だったワンタイムパッドだが、一部の通信は規則を守らず、また手順を間違えた通信があったことである。第二次世界大戦中のフィンランドの戦場で回収された1冊の焼け焦げたソ連秘密警察の暗号帳も解読のヒントとなり、ソ連KGBが行っている諜報活動の一端が判明することとなった。 1995年にベノナの機密指定が解除され、ローゼンバーク事件やマッカーシズムに至るまで、戦後の事件の再評価が行われている。 ("ローゼンバーク事件")("マッカーシズム") ソ連諜報・米国・英国・通信傍受・暗号解読 投稿者 名無しさん 2008/02/23登録 ベラ湾夜戦 1943年8月6日から7日にかけての夜間、ベラの飛行場に補給物資と陸兵を運ぶ日本海軍の駆逐艦4隻が、夜間のベラ湾にて米国海軍駆逐艦部隊にレーダーで探知され、たちまち3隻撃沈されてしまった戦いのこと。WW2 ベリーズ (Belize) 旧称イギリス領ホンジュラス。1973年6月にベリーズとなり、1981年9月21日に完全独立。 ベリア 1938年からのNKVD長官 ヘリフォード (Hereford) ウェールズとの境界に位置する町。1960年代から英国特殊空挺部隊(SAS)の本部が置かれている。 ヘリボーン ヘリコプターによる空中機動のこと ベルギーSAS連隊 (Belgian SAS Regiment) 第2次世界大戦中の英国において、イギリス第8パラシュート大隊の一部であったベルギー独立パラシュート中隊は、連合軍特別訓練センターでの訓練を終えて、新たに編成されたSAS旅団の一部となる。その後、規模は大きくなり、ベルギーSAS連隊となり、その後はベルギー陸軍に移管され、第1パラシュートSAS連隊とな。ベルギー・コマンドー連隊などと合併し、ベルギー・パラコマンドー連隊と名前は変わっていったが、英国SASを起源とするベルギー第1パラコマンドー大隊は、現在もワインレッドのベレー帽とSASの徽章を着用している。 ベルクロ マジックテープ ベルケ オズワルト・ベルケ大尉 WW1で活躍したエースパイロットであると同時に、戦闘機隊の指揮官としても活躍。1916年に戦死。その後、彼が率いていた第2戦闘飛行中隊は「ベルケ戦闘飛行中隊」と呼ばれるようになった。40機撃墜 ドイツ ベルゲン (Bergen) 背嚢、リュックサックのこと。 ベルセン ドイツ北西部にあったナチスの悪名高い強制収容所で、死体は露天掘りに放り込むのも、たちまち溢れかえり、そのうち死体は山積みとなった。 ハルバーシュタット D.1〜D.5 フォッカーの優越性が失われた後に独が投入した戦闘機。アルバトロスには劣っていたものの、長い急角度の急降下に耐える頑丈さにパイロット達の人気があった。1918年には使われなくなるが、一部はトルコにも供給された。独 1916年頃 ヘルメット 戦闘機パイロットがかぶるヘルメットは各人の頭・顔のサイズに合わせた特注である。光を遮るバイザー、両耳のレシーバー、顔につける酸素マスクとマスクに付いたマイクなど、精密な作りとなっている。日本では防衛予算が厳しいこともあり、戦闘機パイロット用ヘルメットは3サイズしか存在しない。 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ヘルメット・マウンテッド・サイト 敵戦闘機へ目を向ければロックオンできるシステム ベレー帽 バスク民族の民族帽。または、ブルターニュの漁民のかぶる略帽のこと。 英国特殊空挺部隊(SAS)のベレー帽はもともとは白色であったが、あまりにも不評であったためにすぐにベージュに変えられた。1944年にSASが第1空挺師団の指揮下に入ると、ベージュからワインレッドに変わった。1957年にベージュのベレー帽に復活し今日に至っている。 アメリカ陸軍特殊部隊「グリーンベレー」の名前の由来にもなった緑色のベレー帽は、1953年に西ドイツ駐留の第10特殊作戦群(10SFG)の隊員達が被りだしたのが始まりである。54年には10SFG内では内規として認められ、55年には西ドイツ駐留の全アメリカ陸軍特殊部隊の隊員が制帽とするようになった。ただし正式にはなかなか認められず、1961年にケネディ大統領によって、現在のようにグリーンベレーがアメリカ陸軍特殊部隊の正式な帽子として認められるようになった。 ベレザ型 約2000トン 消磁・磁気測定艦 1984年から竣工 ソ連 ベレジナ 満載排水量36000トン 補給艦 1978年竣工 ソ連 ベレッタM12 1950年代に開発されたベレッタ社製のSMG。イタリアの警察・軍隊で使われている。 偏角 → 地図の北について(参照) 便所 (トイレ 厠) 英国のリチャード王が築城したガイヤール城(パリから北西80kmのレザンドリーの地にある城)は、十字軍での経験が生かされ、当時の最新の築城技術が使われた。まさに言葉のとおり難攻不落(ガイヤール)であった。数年にわたりフランス軍の猛攻を阻み続けていた。しかし、トイレの穴から侵入を許し、落城してしまった。 戊辰戦争での会津若松城は、藩士だけでなく、婦女子や老人まで場内に避難させたため、場内の糞尿処理を超えてしまい、篭城中の城内は悪臭と虱、病で苦しめられた。 先進国の都市部で大災害が発生すると、ライフラインが切断されることから、戊辰戦争での会津若松城で発生した問題は、広域避難所生活でのトイレの問題と共通である。狭い避難所でトイレを我慢し、トイレに行かないように出来るだけ水分を控える生活を続けることで、血栓ができて命を落とすことも珍しくない。 第二次世界大戦でのアメリカ軍は、事前に調べ上げた情報に基づき、日本軍の陣地に対して艦砲射撃を行った。巡洋艦が重要な目標に対して射撃する一方で、ある駆逐艦に割り当てられた目標はトイレであった。射撃開始後、大きな爆発が確認された。その地区の日本軍は防秘の観点から、弾薬庫をトイレに表記していたために起こった珍事であった。 投稿者 名無しさん 20070325更新 弁食 "べんしょく" ・弁当食の略。防大では、休日は決まって、これか外食かコンビニか。 自衛隊 投稿者 徒手格闘 2005.07.31更新 編制 (へんせい・へんだて) ある集団の構成内容を意味する名詞 例「師団の編制を調べる」 編成 (へんせい・へんなり) いくつかの集団を集めて1個の集団を構成する動詞 例「師団を編成する」 編組 必要に応じて複数の部隊を組み合わせて臨時編成する場合などに用いられる。「前衛の編組は」などで用いられる。 2004年07月24日更新 ペルソナ・ノン・グラータ ”persona non grata” 大使や書記官などの外交職員に対して相手国が受け入れがたい場合、その外交官に対して「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物・受け入れがたい人物)」を宣言することができる。この場合は該当する外交職員を本国に召還する義務が発生する。この義務の履行を無視した場合は相手国は外交職員として(外交特権を)認めることを拒否することができる。 ペンタゴン 米国国防総省のこと。陸軍省・海軍省・空軍省というか、それぞれの3軍の(文民の各陸海空軍長官を長とする)軍政組織下部組織があるというか、合わさっているため、国防総省となる。五角形の特徴ある建物から付いた名前。建物設計者は後に核開発を指揮したグローブス少将。 ホ ホ(モールス) −・・ ボーイングB17フライングフォートレス 1936年に実戦配備された米国の4発爆撃機。WW2で活躍した。 B17B 最初に配備されたタイプ B17C 機銃と装甲を追加 イギリス空軍にも納入 B17D イギリスでの戦訓から高高度での機銃の凍結などの改良 B17E 高高度安定性が向上し、銃座と装甲の追加。 B17F 銃座と装甲の追加 機首部にアクリル樹脂の窓を追加 B17G 機首下部に動力銃座を追加 燃料タンクの増設 B17の最終生産型でB17のなかで一番多く生産されたタイプ B17U イギリスで使われたB17F B17V イギリスで使われたB17G 総生産機数は約13000機 ボーイングB29スーパーフォートレス 1940年に最初の試作機。44年に初爆撃。WW2での生産数は約3000機 米国 ボーイングB47 6発ジェットの爆撃機 米国 ボーイングB52ストラトフォートレス 8発ジェット爆撃機 米国 ボーイングC135/KC135 1954年に登場したアメリカの輸送機で、主に給油機(KC135)として使われた。 ホーク 1954年に米国で開発された地対空ミサイルで、低高度での迎撃を目的としている。余裕のある設計からか、3度にわたって改良されており、現在では改善V型となっている。また、改良ホークとよばれることがある。陸自 ポーク型 基準排水量480トン 駆潜艇 1970年代後期から登場 ソ連 ボース チャンドラ・ボース インド民族主義運動の指導者で、WW2ではドイツや日本でインド人部隊を組織した。 ボーダ ジェレミー・マイクル・ボーダ提督 アメリカ海軍大将 1939年生まれ、16歳で家出して海軍に入隊し、士官学校も大学卒(軍に入るときに当然大卒ではなかったという意味、後に学士を取得)でもなく、文字通り一水兵からたたき上げから提督となった人物。駆逐艦などの水上艦艇勤務が中心で、陸上では人事・訓練を担当する役職を歴任していた。海軍人事部長時代にはテールフック事件(後に当時の作戦部長も現場にいたことが判明し一大スキャンダルとなった)が起こり、作戦部長や情報部長を始め海軍高官達が掩蔽へと動くなか、一人隠蔽に反対し続け、裁判開始後から嫌がらせを受け続ける女性将校を自分の部署に異動させて庇った。1991年に在欧米国海軍総司令官兼NATOヨーロッパ連合コマンド南ヨーロッパ連合軍総司令官に就任した。平穏な地中海戦域を担当するので、地位は高くとも注目されることはない役職であったが、ユーゴスラビア内戦によって一躍世界の注目をあびるようになる。このユーゴで示した手腕がクリントン大統領の目にとまり、94年に第25代海軍作戦部長(アメリカ海軍のトップ)に就任。就任後は水兵の待遇改善と地域紛争に備えた海軍の対地打撃能力向上に力を注ぎ、アーセナルシップなどの構想を生み出した。 米国海軍では潜水艦マフィアと空母マフィアと呼ばれる2大派閥の勢力争いが激しく、水上艦畑出身で海軍作戦部長に就任するだけでも当時注目される事であった。また、士官学校を出ていないことから同期といった仲間も存在せず、テールフック事件後は海軍上層部での受けはよくなかったのかもしれない。ボーダ提督が付けていたベトナム戦功記章について、付ける資格がないのに付けているといった噂が流されるようになったからである。ベトナム戦争当時のベトナム派遣米国海軍司令官であったザムウォルト提督は、ベトナム戦功記章授与について厳格な定義はなかったと語り、ボーダ提督が着任していたときは停戦期間中であったが、ボーダ提督にはベトナム戦功記章を着用する資格はあったと証言する。しかし、記者が噂について取材を申し込んだ日に自殺してしまう。テールフック事件によって失脚した前任作戦部長と比べ、自分の生命よりも海軍の名誉を選んだ行為は全米に衝撃を与えた。提督を知る人物は、提督にとって海軍とは職業ではなく、まさに家族そのものであり、身も心も海軍に捧げていたという。こうした経緯から、自殺ではあったが名誉ある行為とみなされ、アーリントン墓地に葬られ、大統領自ら遺族を慰めた。こうした峻烈な生き様は海軍部内だけでなく、アメリカ国外でも根強い人気を誇っている。 ポータル WW2ではイギリス空軍参謀総長 イギリス空軍元帥 ポーツマス講和会議 日露戦争の講和会議では、英国とは同盟関係にあったので、日英間で盛んに講和会議での最高条件から最低条件まで打ち合わせていた。当時、日本と英国間の電報は、デンマーク系の大北電信会社によって、シベリア経由で日本と英国間をつないでいた。しかし、この会社の株主はロシア皇帝であり、シベリアの陸線をロシアから借りている関係もあり、ここからロシア側に情報が漏れていた可能性が指摘されている。このため、講和会議でのロシアのウィッテが強気の交渉を崩さなかったのは、ここから日本側の最低条件を知っていたからともいわれている。("オクラナ"参照) ボートF8クルセーダー ベトナム戦争で活躍したアメリカ海軍のジェット戦闘機。20o機関砲を4門装備し、高い格闘性能から「ラスト・ガンファイター」ともよばれる。この機からA7コルセアが生まれている。 ポートモレスビー WW2ではオーストラリア領パプアニューギニアでの行政の中心であった。 ホートン WW2では大西洋で対潜水艦作戦で活躍した。イギリス海軍大将 ホーホー卿 ナチスドイツのプロパガンダ放送でマイクを握り、イギリスの上流階級風の口調で話すところから、英国側からホーホー卿と名付けられた。名前はジョイス、生まれはニューヨークで、イギリス育ちであるため、米国国籍とイギリス国籍を持っていたため、戦後はイギリス国籍を持っていながら敵国に協力したことにより、イギリスの刑務所で絞首刑となった。 ホーミング ミサイルなどが目標を自動的に追う 投稿者 ひょう源 2007/04/07更新 ホーム・グロウン・テロリスト 新世代のテロリストを指す言葉で、その国内で生まれ育った移民2世以降で、かつ国内で生活基盤を持つなかで、国内で移民元の国外文化圏からの過激思想の影響を受けてテロリストまたはテロ支援者になった者を指す言葉。狭義には、イスラム世界から欧米に移民して、欧米で生まれ育った2世以降の世代から、欧米内で生活基盤を持つもののなかで過激化してイスラム原理主義テロリストやテロ支援者になった者を指す。 欧州諸国全体では、過去の安易な移民受入や不法入国により約1000万人のイスラム人口を抱えており、その多くは地元社会に対して文化的拒絶を示し、イスラム限定の閉鎖的なコミュニティを形成している。このため地元社会との摩擦が生じ、地元社会とイスラム・コミュニティとの間で、互いに差別や不満などが高まり、深刻な治安問題となっている。 米国当局は、2006年4月の上院外交委員会公聴会にて、西欧ムスリムの1〜2%がテログループの活動に何らかの形で関わっている疑いを指摘している。また、2006年7月英タイムズ紙が発表した在英ムスリムを対象に行った世論調査結果では、回答者の13%がロンドン同時テロ犯を「殉教者とみなすべき」と回答。2007年1月に英シンクタンクが発表した世論調査結果では、在英ムスリムの若者の13%が、アルカイダのような西側と戦う、もしくはその用意のあるグループに対して、「賞賛する」と回答している。この傾向は欧州諸国全域でも同様であると考えられており、欧州在住のムスリムの若者の間で、テロ翼賛のイスラム原理主義系の危険思想が広まっていると警戒されている。 ホーム・グロウン・テロリストが関与した主なテロ事件及びテロ計画としては、2004年3月スペインのマドリード列車爆破事件、2004年11月オランダの映画監督殺害事件、2005年7月英ロンドンの同時多発テロ事件、2006年6月カナダでの大規模テロ計画、2006年8月英国の旅客機爆破テロ計画などがある。 投稿者 ゴダイ 2009/9/27更新 ホーランディア WW2ではオランダ領ニューギニアの政府所在地で、1942年に日本軍に占領された。 保安委員会 "Security Executivc" (俗称 "Swinton Committee") 1940年にイギリスの内閣の下に設置された委員会。軍情報部の防諜部門「MI5(後の内務省保安部)」、内務省、ロンドン警視庁、その他全国の警察組織、など全国の保安・治安部門をすべて統括する委員会。この委員会には必要に応じて、MI6やGC&CSで傍受した参考情報を得ることができ、国内での防諜・保安活動を組織の縦割りをこえて統括指揮した。 投稿者 名無し三等兵 2004.12.30更新 保安庁 昭和27年8月1日に、陸海の統合運用を目的に保安庁が設置され、警察予備隊が保安隊に、海上警備隊が警備隊に改称された。 ホイ 二式砲戦車 旧軍 ホイールロック銃 回転する金属ホイールにコックに挟まれた黄鉄鉱が触れて発火し、着火するシステム 複雑な構造と高価であったことからマッチロックが主流となる 1350〜1700年頃ヨーロッパで使われた ホイジンガー 国防軍最高司令部作戦部長 大将 ドイツ WW2 投稿者 名無し三等兵 2005.02.05更新 ポイズド・マイン (poised mine) 次の衝撃で爆発するようになっている機雷。航過度数計の設定が1に下げられている事による。 〔参照〕「英和・和英 軍事用語事典」三修社 投稿者 きんいろのとら ホイッスラ/ドーンコーラス ホイッスラもドーンコーラスも地球の磁力線の影響を受けて、空から降ってくるオーディオ帯の電波のことで、ホイッスラが低・中緯度の夜間によく発生する尻下がりの口笛のような音であるのに対して、ドーンコーラスは中・高緯度の午前中によく発生する尻上がりの電波で小鳥のさえずりのように聞こえるのが特徴です。 ホイッスラがホイッスラ空電と呼ばれるように、雷が原因なのに対して、ドーンコーラスの発生はヴァンアレン帯の状態の変化が大きく影響しています。 ポイントマン 前方警戒員 包囲 一般的に全周を敵に囲まれたこと。戦術用語では、敵の側面または後背に対して指向される戦術運動のこと。敵の両翼から迂回して、一般的な意味での完全に敵を取り囲んだ場合は2重包囲とよぶ。 ボウイナイフ ベトナム戦争中にウエストン社が納入した特殊部隊向けのコンバットナイフ 米国 防衛学研究 防大防衛学研究会 たしか年刊だったかな(ちょっと自信なし) 防衛技術ジャーナル 防衛技術専門誌 東京防衛技術協会刊 前身「防衛技術」 防衛研究 防衛研究所 Z2−B443 隔月 防衛国際貢献省 ・ 防衛国際平和省 2005年12月5日、自民・公明の幹事長・政調会長会談にて、公明党が自民党に要望した防衛庁の省昇格に伴う新しい名称案。("創価学会"参照)2005.12.23更新 投稿者 名無し三等兵 防衛施設と技術 防衛施設技術協会 季刊 防衛庁・自衛隊 昭和29年7月1日に、防衛庁設置法ならびに自衛隊法の施行され、保安隊は陸上自衛隊に、警備隊は海上自衛隊に、そして新たに航空自衛隊が創設された。 防衛日報 自衛隊や防衛庁関係専門ながら日刊を維持し続ける新聞 自衛隊年鑑をだしている防衛日報社が発行元 防衛年鑑 (株)防衛年鑑刊行会 年刊 防衛白書 防衛庁編 年刊 防衛ハンドブック 朝雲新聞社 年刊 防衛ホーム新聞 自衛隊や防衛庁関係専門の新聞で隔週郵送 防衛ホーム新聞社 防衛法研究 防衛法学会 年刊だったかな(ちょっと自信なし) 防衛マイクロ 東京の市ヶ谷を起点として、全国の自衛隊の主要駐屯地・基地を結ぶ通信網のこと。 防空 経空脅威から重要地域・部隊・施設を守る戦闘行動。また、敵航空戦力を撃破する戦闘行動のこと。防空は自軍部隊や自軍施設を守る野戦防空と後方の地域を守る要地防空に分けられる。要地防空は戦略防空とも戦域防空ともよばれることがある。 防護巡洋艦 日露戦争のころまで使われていた艦種の名称。後の軽巡洋艦のこと。もともと植民地警備で派遣される巡洋艦は、石炭がなかなか補給できないことから、長く帆走を捨てることができなかった。しかし、大砲を打つには邪魔になるし、艦の重心をあげる欠点は無視できなかった。そこでイギリスの造船設計家のアームストロング氏が、帆走を思い切ってあきらめ、船体内部の下部甲板に装甲をつけた防護巡洋艦として設計した。この艦はチリ海軍が「エスメラルダ」という艦名で発注したが、日清戦争で艦船不足の日本が、この艦の購入に成功し「和泉」と名付けられた。この艦は世界最初の防護巡洋艦ともいわれる。 傍受 無線通信を偶然または故意に受信すること。音声反転やデジタル暗号されている無線を受信して、それを人間の耳で聞けるように解読したとしても、これは傍受であり盗聴とは呼ばない。盗聴と違い、傍受そのものは、周波数を合わせれば、だれでも受信できるので、受信行為そのものを違法に処罰できない。しかし、暗号処理された外交用無線通信・軍用無線・警察無線(近年ではデジタル暗号処理された警察無線を革マル派が傍受・解読していたのが明らかになっている)などの無線に限っては、受信行為ではなく、これらの暗号無線を解読する行為について、国家機密を守るため違法にすべきという意見も出てきている。("盗聴"参照) 投稿者 陸戦型事務 2005.08.06更新 諜報 ホウ素骨格火薬 現在、火薬のすべては炭素原子を骨格にして開発されてきたが、これをホウ素を骨格にして新しい火薬が作れないかと研究開発がすすめられている。理論上、炭素骨格よりもホウ素骨格の方が2倍エネルギーを発生させることがわかっている。長年、ホウ素は原子にするの困難で、ホウ素骨格で火薬化はあきらめられていましたが、近年のナノテクノロジーの発達により、ホウ素骨格爆薬は原理的には開発可能となったことで、各国で注目されています。 この火薬が実用化すれば、爆薬威力も単純に2倍になることが期待され、ロケット推進薬として利用すれば30%ほどの射程延長が期待されている。 理論上はホウ素以外にも、リチウム原子、ベリリウム原子でも骨格に利用した火薬が作れるとされ、ジルコニウム原子でも骨格に利用した火薬を作れる可能性がある。 ホウ素骨格火薬を元にした新炸薬が実用化した際には、魚雷弾頭に使うことで、水中衝撃波が大幅に増すと考えられているから、主に水中兵器での利用がもっとも期待されている。 投稿者 あらかわ 20070610更新 砲隊鏡 敵情捜索の光学兵器のうち、双眼のもの 旧陸軍 紅箭(ホウチエン)型 1991年から就役がはじまっている中国海軍のミサイル艇。500〜550トンで速度30ノット以上。 2004.10.02更新 防虫ジュース 液体状の防虫剤のこと ベトナム戦争のころとは違い、最近のは臭いも少なく、汗の臭いも抑える。 防諜 昭和12年の陸軍省官制の改正で生まれた言葉。この時期、参謀本部で従来の駐在武官からの海外情報収集だけでなく、独自に諜報活動によって情報収集することも目的として、謀略・宣伝などを担当する第4班が第8課と拡充となった。それに対して、敵の諜報活動を防ぐことは、陸軍省兵務局がその事務を掌握することとなった。 これに対して、従来から敵のスパイ活動を取り締まってきた憲兵隊から、スパイを防ぐためには、情報を守るだけでなく、やはりスパイによって、敵の諜報組織を探る必要もあり、「防諜」だけでは防ぐのと取るのが区別できないと指摘した。このため、さらに「消極的防諜」と「積極的防諜」にわけて呼ばれるようになった。 なお、「諜報」の意味にあたる言葉は、公文書の中では「間諜」となる。 ("対情報"参照) 防諜機関 外国諜報機関の諜報活動に対抗する防諜活動を専門に行なう組織の総称。非公然な情報収集を得意とする諜報機関を相手にするため、防諜機関では活動内容を秘匿することで、諜報機関側に情報保全面で余分な負担をかけて、自国内で行える外国諜報機関の工作活動数を減らしていく手法が行なわれる。このため、防諜機関は情報の秘匿性を諜報機関よりも重視する。ただし、諜報機関と違い、防諜機関では為政者への情報提供は業務から外れているので、収集した情報(諜報機関なら認められない入手した有益情報の死蔵も防諜機関なら認められる)を明らかにすることから生じる活動内容の漏洩は生じにくい。発展途上国の一部では防諜機関と為政者が結びつき、政治犯取締を行なっているところもあるが、諜報機関と違って防諜機関は自国民への取締などで逮捕権を持っていることから、むしろ為政者からは距離をおいた慎重な姿勢をとり、政権交代や政変などの、政治的な変化に巻き込まれることなく、諜報機関の長期工作員(20年以上)に対して、防諜機関もこうした工作員への工作として、同様の年数をかけられる環境づくりが求められる。その一方で、法的手続きに基づく工作員検挙では、裁判などの司法手続きを通じて活動内容が外部に漏洩してしまうことから、戦争の危険がある国の外国諜報機関の活動に対しては、こまめな摘発は行なわず、できるだけ泳がして、外国諜報機関が作り上げた諜報網の全体像をすべて掴んでおき、開戦と同時に超法規に近い措置で外国諜報網を一斉検挙で潰す手法(一部は寝返らせ欺瞞情報工作を行なう)も行なわれている。これに対抗して、諜報機関側では、対象国の防諜組織への浸透を絶えず試みます。外国諜報機関が防諜機関内に協力者(モール)を獲得すると、防諜機関の内部情報を掴めることから、一度浸透されるとモールの摘発は諜報機関内部のモール摘発よりも難しく、時間が経ってモール本人が出世してからだと、その地位により摘発がさらに困難になるうえ、その地位に基づく高度な公安情報が国外に流出することとなります。このため、諜報機関よりも厳しく内部のチェックが行なわれ、不定期な内部調査(嘘発見器や銀行口座の調査、ランダムの自宅調査)や採用時の厳しい思想調査・身辺調査が行なわれている。一部の諜報機関では、自らの諜報機関内部のモール対策と情報漏洩対策として防諜部門を設立しているケースもある。情報の秘匿性を重視するあまりに、一般的に防諜機関は諜報機関よりも情報収集能力に劣り、一般の警察機関よりも捜査能力が劣るとされている。これは調査・捜査活動自体も極度に秘匿する必要があるために、調査・捜査手法に制限があるために生じている。 防諜機関は、国によって専門機関を設立している場合と、警察内部に専門の防諜部門を設置している場合の2つに分かれている。アメリカでは「FBI」という国家警察機関内部に専門の防諜部門を設置している。専門の防諜機関を設立している国としては、ロシアの「FSB」、イギリスの「SS」、イスラエルの「シャバク」、フランスの「DST」、ドイツの「BfV」などがある。("諜報機関"参照) 投稿者 あらかわ 2005.11.27更新 報道特集 TBSの報道番組。2006年現在では毎週日曜日17:30〜18:24まで放送している番組。 2006/7/16の放送では、北朝鮮が2006年7月5日に行なった弾道ミサイルの発射について、元NASAの技術者と名乗る日本人を登場させ「ロケットの推力をセーブして水平飛行させ、巡航ミサイルとして運用できるようになったのでは」と、多段式の弾道ミサイルを元に巡航ミサイルを開発するのかといった、突っ込みどころいっぱいの内容を放送した。 投稿者 名無しさん 2006/07/23更新 防毒マスク・化学防護衣 防毒マスクの進化の歴史は化学兵器の歴史そのものである。WW1で塩素ガスが登場すると、ジアトミットを珪藻土に含ませた1層フィルターの防毒マスクを登場させた。これは塩素ガスの中和・吸収には有効であったが、ホスゲンが登場するとまったくの防げなかった。次に活性炭が入った吸収鑵を前にぶら下げるようになった。このタイプはホスゲンでも半分程度は防げるようになったが、そうすると活性炭では防げないクロルピクリンによる催涙ガスやおう吐ガスを化学兵器と併用し、マスクを外させて毒ガスを殺傷するといった戦術が一般化した。後にびらん系ガスも登場すると、新しい防毒マスクだけでなく、全身をゴム製化学防護衣で覆わなければ身を守ることはできなくなった。WW1では各国合計36種類の防毒マスクが登場した。 WW2ではホスゲンや催涙ガスなど化学防護衣を必要としないガスにおいては、活性炭や石灰ソーダなどの用いた複合吸収剤を工夫した吸収鑵により、ほぼ完全に防げるようになった。しかし、化学防護衣は相変わらずゴム製で通気性は無く、訓練を十分に積んだ化学戦専門の兵士でも、これを着用しても数時間の活動が限度であった。 戦後になると、マスクの吸収鑵も小型化し、マスクの前や両脇に装着できるようになってきた。また、化学防護衣も通気性があるタイプが登場し、NATO軍ではコンパクトに折り疊んでマスクとともに各兵士に携行させた。ただ、耐久性があまり無く、使い捨てタイプも多いことから、ゴム製の厚手の化学防護衣が廃止になったわけではなく、化学防護部隊などでルイサイトなどの強力なびらん系ガスの処理作業用や未知のガス対策もあるので、このタイプの防護服が廃止されることはないと思われる。また、防毒マスクで防げない高濃度ガス対策に、空気タンクと空気マスクも併せて配備されている。 最近では、マスク内部を陽圧するタイプの防毒マスクの登場している。これは、ガス戦であわてて付けても、すでにガスが使われたあとだと、装着したマスクと顔の間にガスが残留するのを防ぐためで、センサーにより陽圧は一定に維持される。さらに、マスクを付けたままでもマイクで会話でき、室内用の大型の空気濾過器や酸素ボンベにもつなげられるほか、ストローで水を飲むこともできる防毒マスクも開発されている。今日ではマスクなど化学防護として、単体や1つのジャンルで研究されるのではなく、兵士の個人装備システムの一つとして研究開発がすすめられている。 保衛総隊 1932年に組織された中国共産党の情報保安組織 建国に合わせて国務院の公安部となる。 補給所・補給処 陸自では補給処、海自では補給所になる。 星兜 兜を組み立てるさいに、縦長の鉄板を接合する鋲を潰さずにのこしたものを星と呼ばれる。星は白兵戦での斬りつけられた時の防御力にも貢献するともいわれている。平安時代から鎌倉時代末期までの主流である。 放射線被曝 放射線は目にも見えず、臭いもしないので被爆しても気づきにくい。大量な被爆だと倦怠感・疲労感・食欲不振・吐き気・嘔吐などの症状が見られる。その後、脱毛・下痢・血尿・血便・皮膚出血斑・高熱などの症状とともに、白血球・血小板の減少が始まります。 遺伝子を傷つけることから、高齢者よりも代謝が活発な若者の方が放射線に影響を強く受ける。このためロシアでは、住民の避難地域であっても、老人はそのまま生活することを認められていることがある。 放射線ふなよい 放射線の大量被爆直後に見舞う症状のこと。吐き気やおう吐から名付けられた。 放水 ゴム弾や着色弾の射撃でも「警官隊がデモ隊に発砲」と報道で世界に流されれば、相手のデモ隊が何をしていたかなど内容は関係なく国際的なイメージが低下する。例え壁に穴があくほど強力な放水であっても「警官隊がデモ隊に放水」と報道されれば、それほどイメージは悪くなく、映像的にもさほどイメージは低下しないので、各国ともにデモ隊を規制する部隊などで広く装備されている。 第4次中東戦争ではスエズ運河東岸の砂の胸壁を突破するために、エジプト軍が消防用の高圧ポンプの放水で切り崩した。 防弾チョッキ (ボディー・アーマー アーマーベスト) ケプラーやスペクトラ繊維などで防弾・弾片防御が施されている。貫通力があるライフル弾から身を守る性能のものもあるが、ケプラーなどの繊維層が厚くなり着心地は非常に悪くなる。反面、背広の中に着ていても気付かれないほどの薄手の防弾チョッキでは.22口径の拳銃弾程度しか防げない性能のものもある。日本国内に密輸されたトカレフが広まったときは、トカレフの貫通力ある弾丸を防げる防弾チョッキはほとんどなく、後に「トカレフ対応型防弾チョッキ」などの言葉も生まれた。軍用では防弾よりは弾片から身を守る点が重視して開発され、「ボディー・アーマー」や「アーマーベスト」とよばれる。 カンボジアPKOで自衛隊が派遣されたときは、通産省の輸出貿易管理令第4条に「防弾衣若しくはその部分品」を国外に出すときは通産大臣の承認を必要とするという規定があり、防衛庁と通産省との調整が行われ、派遣自衛官がボディー・アーマーを着れるように「輸出許可書」を作成することとなった。 砲兵 陸上自衛隊では特科と呼ばれる。14世紀頃から火薬ガスを武器に用いられるようになり、攻城砲兵や要塞砲兵が登場した。当時は要塞に設置する砲でも攻城戦に用いる砲であっても、多大な労力と資材を用いて発射の衝撃に耐えうる土台(砲架)を構築する必要があった。この為、英語で火砲と砲兵を意味する「artillery」は、ラテン語の築城「artillier」または陣固め「fortify」に由来するといわれる。 15世紀になると火砲の軽量化によって、砲架に車輪をつけて馬で曳くことが可能となり、野戦砲兵が誕生する。また第一次世界大戦からは高射砲兵も誕生した。 まれに在来砲兵、ロケット砲兵、ミサイル砲兵と、その装備から3つに分類されることもある。 法務部調査局 台湾の防諜機関。前身は司法行政部調査局 投稿者 あらかわ 2007/01/13更新 方面軍 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 鵬友 空自幹部学校発行 隔月 炮烙 "ほうらく" 中に火薬が詰まった陶製の球形物。手で投げられる程度の大きさであるが、使うときは布をボーラ(投石具)として用いた。中に詰まった火薬が爆発すると、陶器の破片が周囲を殺傷する。日本の戦国時代で広く使われた。 戦国時代 投稿者 あらかわ 2005年3月24日 ボカージュ ”Bocage” フランス語で頑丈な生け垣に囲まれた小さな農場を意味する言葉。ビスケー湾のラ・ロッシュ周辺とノルマンディ地方などで発達している。このボカージュにノルマンディーでの連合軍は苦しめられた。 ホキ 一式装軌式兵員輸送車 旧軍 ボギー貨車 2本の車軸を取り付けた旋回する台車2つ持つ貨車のこと。前後に2つの車軸を固定しただけの2軸貨車と違い、ボギー貨車は台車が旋回するため急カーブで全長が制限されず貨車を大型化することができる。このため、軍需の短期間での大量輸送ではボギー貨車の方が優れている。第二次世界大戦ではアメリカがボギー貨車を標準としていたほか、ソ連では戦中から徐々にボギー貨車に切り替えていった。しかし、独逸と日本では、最後までボギー貨車に切り替えることができなかった。 WW2・鉄道 投稿者 名無し 2007.09.17更新 募金 各種NGOなどの団体が福祉目的などを掲げて行なわれる募金活動であるが、実際にはテロの活動資金として使われることがあり、福祉、環境、人権、慈善団体などを隠れ蓑にしたテロ団体の資金源確保が行なわれていると指摘されている。 2006年のロンドンテロ未遂事件では、テロの活動資金となったのは地震募金であった。 投稿者 あらかわ 2006/11/04更新 糒(ほしい) 米を蒸したのち、風通しのいい場所で干したもの。古来から伝わる保存食だが、消化・吸収が悪く、時間に余裕があれば、お湯で戻して湯漬けとした。 補充兵役 第1補充兵役および第2補充兵役のこと 旧軍用語 歩哨 見張りをしている兵のこと ボス (Boss) 英国特殊空挺部隊(SAS)で、一般の兵卒や下士官から将校に呼びかけるとき、「サー」の代わりに用いる言葉。 ホスゲン 第一次世界大戦での両軍で盛んにつかわれた。この戦争での化学兵器の犠牲者の7割がこのホスゲンともいわれている。窒息剤を代表する化学兵器。呼吸から体内に吸収され、まず目鼻のどの粘膜などに刺激をおこし、悪心やおう吐をきたす。高濃度であれば1〜4時間後、濃度が薄ければ上記の自覚症状が無いまま、8〜24時間後に肺水腫を発生させ、息切れ・呼吸困難・胸部圧迫感・せきなどの症状のほか、不安感・不眠・不穏状態となる。徐々に皮膚は蒼白となり、脈拍数が増加、せきやたんもひどくなる。死亡例のほとんどは24時間以内であり、48時間後から徐々に回復に向かっていく。このため、ホスゲン中毒の患者には、胸部X線撮影を2・4・8時間後に定期的に撮ることが一般的である。刺激臭のする塩素ガスと違いホスゲンは「ゼラニウム(花の一種)」の甘い香りがすることから無意識に深く吸い込みやすい特徴がある。ホスゲンの改良型に「ジホスゲン」とよばれるものもある。 ボタン ロシアに攻め込んだナポレオンの大陸軍は、冬将軍に苦しめられていたが、一番の問題だったのはコートのボタンであった。大陸軍で使われていたコートのボタンは錫製だったのです。 錫にはα錫(低温で安定) とβ錫 (高温で安定) の二つの変態があります。転移温度は 18 ℃であるが、この温度では転移速度が小さく、普通はβ錫の状態で存在している。これは、不純物として微量に存在するビスマス、アンチモンなどが抑制作用を持っているためなのです。しかし、低温では転移が速まり、− 48 ℃で転移速度が最大となります。β錫がα錫に転移するときに、膨張してくずれやすくなります。この低温での錫の脆化現象を「錫ペスト」とも「錫の博物館病」ともよばれています。 大陸軍で使われているコートのボタンは、ロシアのあまりの厳寒のために、次々と「錫のペスト病」に冒され、次々と形が変わり、または崩れていき、コートのボタンとしての役割は果たさなくなってしまったのでした。 また、ボタンのせいでスパイが捕まってしまった事例もある。1947年にアメリカで厳しい訓練をつんだ白系ロシア人は、偽造したパスポルト(”パスポルト”参照)でソ連への潜入に成功した。だが、目的地に向かう途中のホテルで突然逮捕される羽目になった。身の回りのものはすべてソ連製で、着ていた服もソ連製の布地で作られていた。しかし、仕立てたのがアメリカ人であっため、ボタンの縫いつけ方の違いで発覚したのであった。ソビエトや欧州ではボタンは十文字に縫いつけるのに対して、アメリカでは2本平行に縫い合わせていた違いからであった。 ポチ型 基準排水量500トン 駆潜艇 1960年代 ソ連 ホチキス → ホッチキス (参照) ホチキス装甲車 C.G.V.装甲車にホチキス機関銃を装備した外觀 1909 フランス ホッカーハンターF6 1951年に登場したイギリスのジェット戦闘機。各国で広く使われ、スイス空軍では90年代でも現役であった。 北関大捷碑 (ほっかんたいしょうひ) 北関大捷碑は、豊臣秀吉が朝鮮に出兵した16世紀の文禄の役の際、朝鮮半島側の義勇軍が日本側を撃退したことを記念して、現在の北朝鮮に建てられた。日露戦争時に旧日本軍が持ち帰ったとされ、靖国神社に置かれている。 2005年5月6日の日韓外相会談で、韓国の潘基文外交通商相が旧日本軍が朝鮮半島から持ち帰ったとされる北関大捷碑の韓国返還の要請をしたことから、町村外相はこの要請を受け入れ、石碑返還に協力する考えを示している。 しかし、靖国神社は国の施設でなく国の命令で石碑返還させることはできない。靖国神社側は「韓国と北朝鮮が合意すれば引き渡す」としているが、識者からは「反日宣伝に利用されるだけ」と慎重論も出ている。さらに、日本で盗まれた国の重要文化財("高麗版大般若経"参照)が韓国で国宝に指定されている疑惑もある以上、この石碑を返す前に、まずは韓国の国宝の調査が先なのではという声も出てきている。 投稿者 浦川 韓国 2005.07.18更新 <<追加投稿>> 2005年に韓国に返還されました。高麗版大般若経などの文化財返還については動きはありません。 投稿者 名無しさん 2006.01.22更新 ホッチキス (ホチキス) 1873年から1875年頃にフランスで開発された機関砲。口径37o、53o。銃身5を軸周に配置。 ホットロックス 硫黄島の擂鉢山につけたアメリカ軍のコード名 ボディカウント 戦死者数の確認 ホテルT型 水中排水量6400トン 原子力弾道ミサイル潜水艦 1960年前後には8隻ほど建造 ソ連最初の弾道ミサイルを搭載した潜水艦 水上発射式の「SS−N−4」を搭載 ソ連 ホテルU型 水中発射式の「SS−N−5」を搭載 ソ連 ホテルV型 「SS−N−8」を搭載 ソ連 歩度 1分間に歩く歩数のこと。 ボトキンスク ミサイル工場 スカッドの生産工場からトーポリMを生産する唯一の生産工場となった 年間生産力は10基だが、財政難から実際に生産されているのは毎年1基 ロシア ホニT 一式砲戦車 旧軍 ホニU 一式10cm自走砲 旧軍 ホニV 三式砲戦車 旧軍 ホハ 一式半装軌装甲兵車 旧軍 ボビンmkU 海岸の鉄条網や湿地帯での車輛通過を可能とすべく、幅3メートルのキャンバスマットを敷く特殊車両 チャーチル歩兵戦車を改造して作られた。 WW2 英国 ホフ 九五式13トン牽引車 旧軍 ホプキンス 1941年に病弱であったために商務長官を辞任したが、ルーズベルトに特使として任命され、ロンドンやモスクワで様々な交渉に当たった。 歩兵 古代中国では徒歩の兵士を「歩」ないし「歩兵」とよんだ。英語やフランス語で歩兵を意味するインファントリ「infanterie」は、ラテン語の子供を意味するインファンセに由来する。これは乗馬で戦う騎士の周囲には、城詰めの小姓を従軍させていたことからきている。 歩兵は人類最古の戦闘部隊であり、軍隊のもっとも基本的な兵種ともいえる。なお自衛隊では歩兵のことを普通科とよぶ。 歩兵の歌 「歩兵の歌」は「歩兵の本領」と比べるとテンポが速く「八十余ヶ所」が「七十余ヶ所」「共闘せよ」が「任につけ」など違いがあり、最後が[日本歩兵の粋(ずい)と知れ]で終わりまったくの別物。 歩兵の歌の歌詞は、五番までで日露戦争の奉天戦を歌ったものだが、栗林宇一が作曲したのに合わせ加藤明勝が本歌詞を改変したのが[歩兵の本領]である。 大東亜戦争の戦線拡張に伴い歌詞を付け足していき、最終的に十二番になっているが、十一番と十二番は今日において公共に反するとされ、削除もとい無かった事にされている。 この歌を歩兵の本領と勘違いする人が多いが、戦後ソノシートの曲目一覧を間違えたのが爆発的に広まってしまったと云われる。 ("歩兵の本領"参照) 投稿者 刀 2006/10/09更新 歩兵の本領 明治44年に作られた歌で、本来は「歩兵の歌」という名前であった。昭和になって「歩兵の本領」という名前で一般にも普及した。 <<追加投稿>> 「歩兵の本領」と「歩兵の歌」は歌詞に違いがある別物の歌になります。詳しくは「歩兵の歌」の項を参照のこと。 ("歩兵の歌"参照) 投稿者 編集担当補足 2006/10/09更新 ボマー 爆撃機のこと ボマーク 「Boeing Michigan Aeronautical Research Center」の 頭文字「Bomarc」から IM−99A IM−99B アメリカ空軍で開発された地対空ミサイル。有人戦闘機は高Gに耐えられない、これからは無人のミサイルの時代だと世界中に宣伝された。当時、保守政党から選挙に勝ち政権をとっていた革新政党は、このミサイルがアメリカから安く購入できるということで国産新型戦闘機「アロー」配備計画を中止し、国内軍需産業を倒産に追いやった。その後、ボマークの性能が期待はずれであることが判明し、慌てて戦闘機の調達を目指すが、一度倒産した軍需産業を復活させることは出来ず、以後カナダはアメリカから戦闘機を買い続けるはめになった。 ポモルニク型 全備重量360トン ホーバークラフト型揚陸艇 1986年登場 ソ連 ボリス・チリキン級 満載排水量24500トン 補給艦 1970年代に登場 ソ連 ポリティカル・インテリジェンス "Political intelligence" 政治情報工作のこと。外国での政治情報工作が発覚すると国際問題・政治問題に発展するので、どこの国でも工作を行なうときは、国家として工作の存在を公式に永久否定し続けられるように、現地での介入の証拠を完全に消し去るだけでなく、すべての政府機関内からも証拠になりそうなすべての書類を消滅させておくのが通例となっている。 諜報・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 捕虜 第二次世界大戦の日本軍将兵は捕虜になるのは恥と教えれていたため、捕虜にならず自決・万歳突撃を選ぶケースが多かったが、逆に捕虜になった後のことは教育・訓練されておらず、捕虜(爆風で気を失い意識が戻ったときは捕虜になっていたなど不可抗力のケースもあるわけで、精神教育だけで捕虜を根絶することは不可能である)になった後は、死ねなかったショックも合わさり、多くの貴重な情報材料を連合国側に提供することとなった。 現代では、国際法など捕虜になった後の教育は、どこの国の軍隊でも全兵士に対して行なわれているほか、敵中で作戦行動を行なうために特に捕虜になる確率の高い空挺・特殊部隊などでは、実際に多少の暴力も含む厳しい尋問を体験させるなどの捕虜時を疑似体験させる訓練などが行なわれている。なお、自衛隊でそのような訓練が行なわれているかは不明。 投稿者 名無しさん 2006/06/18更新 ボルトアクション ボルトを操作して手動で装填と排莢を行うこと 銃器用語 ボルナウィルス 元々は中央アジアの馬や羊を狂わせる病気として知られていた。このウィルスを使った動物実験ではどんあ動物にも感染することから、人間への感染調査が開始され、1992年に感染例が確認されたことから人獣共通感染症として注目されるようになった。 2004.10.02更新 ポルノクヌイ改型掃海艦 ポルノクヌイB型揚陸艦を改造した掃海艦 ソ連 ポルノクヌイ型 770〜1150トン 中型揚陸艦 生産時期で若干大きさが違い、そのためA型、B型、C型に区別されることもある 1960年代 ソ連 ボルマン ヒトラーの側近でナチス党官房長。ヒトラーの地下壕から脱出し、生きているボルマンの姿を見かけた者はいないが、南米で生きているという噂は長く続いた。 ホロ 四式15cm自走砲 旧軍 ホワイトアウト (White-Out) ブリザードや雲が原因で発生する視界ゼロの状態のこと。極地に近い地域でよく発生する。 ポンチョ (Poncho) シェルター・シートの一種で、中央部にフードの付いた穴があり、雨天の際に兵士が身にまとうことができる。穴がないものもある。 奔敵 (ほんてき) 敵前逃亡のうえ、敵軍に逃げ込むこと。旧軍では死刑の重罪。 ポンプアクション・ショットガン 空気ポンプを操作することによって数発の連射ができるショットガンのこと。元々は刑務所の看守向けの武器として開発されたが、今日では艦内警備から民間での狩猟と幅広くもちいられる。 本間雅晴(ほんま・まさはる) WW2では第14軍司令官としてフィリピンを攻略した。 |