サ サージャント 軍曹 米陸軍 サージャント・ファーストクラス 1等軍曹 米陸軍 サージャント・メジャー 上級曹長 米陸軍 サージャント・メジャー・オブ・ジ・アーミー 陸軍最先任上級曹長 米陸軍 サー・スチュワート・メンジス将軍 WW2全期間を通じてのMI6長官 チャーチルの親友でもあった サードパーティールール 第3者・第3国への情報提供ならびに公開を禁止する紳士協定 諜報 2005年5月4日更新 投稿者 名無し三等兵 サイェレット イスラエル軍特殊部隊の総称として使われる場合と、イスラエル陸軍の各歩兵旅団に配属される長距離偵察小隊を指す場合がある。 2004年4月4日更新 サイェレット・ツァンハニン イスラエル軍のコマンドウ(レンジャー)部隊。エンテベ空港救出作戦ではウガンダ陸軍の攻撃に備え空港の安全を確保するなど、サイェレット・マトカルを支援した。 2004年4月4日更新 サイェレット・マトカル 参謀本部直轄のイスラエル軍特殊部隊。1976年にはエンテベ空港救出作戦を成功させた。第269部隊と呼ばれる。 2004年4月4日更新 細菌 単細胞の独立した有機生命体のこと。細胞の内側に、DNA・細胞質・細胞膜などの細胞が生きるために必要なものが詰まっている。大きさは0.5マイクロメートルの球菌から5マイクロメートルの桿菌まで、大きさも形も様々なものがある。("ウィルス"参照)("リケッチア"参照) 投稿者 浦川 20050618更新 在郷軍人 兵役が終わった後に郷土に戻り在郷軍人となった。互助会・同窓会的な雰囲気が強かったが、戦時下では予備兵力としても期待されていた。 在郷の兵 現役帰休兵、予備役兵、後備役兵、国民兵のこと 旧軍 ザイス=インクァルト ウィーンの弁護士。オーストリアの隠れナチス支持者であったが、1938年にヒトラーの圧力でオーストリアの内務大臣に就任されるまで知られていなかった。その後、オランダのドイツ帝国委員として過酷な支配を行った。このためニュルンベルク裁判で絞首刑となる。 最大離陸重量 離陸可能の限界まで兵装や燃料などを搭載した時の重量のこと。特に爆撃機などでは、兵装を優先させるために燃料をぎりぎりまで減らしてから離陸し、上空で空中給油を受ける。 サイト 照準器 サイドバイサイド 操縦者が横に並んで座って操縦すること サイドパイプ 訪問者が艦に乗ったり降りたりする際に、表敬の意味を込めて甲板の兵曹が吹き鳴らす笛で、多くの海軍で用いられている。 ザイトリッツ部隊 ドイツ自由国民委員会。ドイツ軍捕虜のなかから社会主義者など親ソ的な者達で部隊を編成し、ソ連軍の指揮の下でドイツ軍への心理工作や敗残兵狩りなどの任務を行った。「ザイトリッツ」の由来はスターリングラードで降伏したザイトリッツ・クルツバッハ将軍が委員会のメンバーであったため。 WW2 ソ連 2004年4月4日更新 サイパン B29の登場により、この島の陥落は、そのまま日本本土が爆撃圏内に入ることを意味した。日本はこの島を絶対国防圏として守りを固めるが、1944年6月15日に米軍が上陸し、圧倒的な火力の差から水際防御は失敗する。7月9日に最後の突撃で日本側の組織的抵抗はなくなった。ここでは多くの民間人が集団自決するなど、バイザイクリフに代表される多くの悲劇が生まれた。 サイファ暗号 コード暗号のように別の単語に置き換えるのではなく、文字単位で別な文字に置き換える方式。暗号を大きく分けてコード暗号とサイファ暗号に区別する場合もある。 サイロ ”silo” ICBMを格納する地下施設のこと。 夏にとれた牧草や根菜類を乳酸発酵させて冬の飼料をつくる畜産農家が使う設備のこと。 ザウケル 1942〜45年にかけてのドイツ第三帝国の労働大臣。ニュルンベルク裁判では、強制労働などの労働力の確保の点から、人道に対する罪で裁かれ絞首刑となった。 佐官 少佐から大佐の階級の軍人のこと。自衛隊だと3佐から1佐 サキシトキシン 海産毒の1種で冷戦時代の米国で生産された。自決用にU2のパイロットが携帯していたほか、カストロ議長暗殺計画で逮捕された実行犯が持っていた毒矢にも使われていたといわれている。 防人(さきもり) 白村江の戦いの翌年の664年から北九州防衛のために備えられた常備兵のこと。日本各地から集められた防人達は、まとまった人数づつに空閑地があたえられて、自給自足の生活をしながら太宰府の防人司の指揮を受けて辺境の守りについた。制度的には屯田兵ともいえる。「さきもり」の読みは「崎」を守っていたのが由来で、島嶼や沿岸警備を目的としていたことを今に伝えている。このため、防人自体が常備軍を意味する言葉ではなく、大和朝廷の軍制は701年に防人とは別に完成している。 どうも白村江での敗北によって、九州など西国での損耗が大きかったことと、大陸からの侵攻が緊迫化していたことから、当初は日本全国の防人が集められました。このため、人的資源が回復してくると、段階的に全国動員から一部の東国のみの動員、九州や西国中心の動員体制に移行しています。そして、平和な時代が続くと防人の制度自体も形骸化し、防人司もなくなり、有事においてはあらかじめ武器を渡してある地元民を動員するという形になっていきます。しかし、国境警備がゆるんでくると、新羅が対馬に度々侵入し、ついには博多を襲撃するに及んで、894年に太宰府は慌てて常備兵としての対馬の防人を復活させるのでした。 対馬にに配備された防人だと、50人ほどの警備部隊が2つと、小規模の船舶部隊で、「防人正」を筆頭に補佐役に「防人祐」、その下に「主船」や「主厨」などが階級・役職のようなものが。ただ、後に船舶部隊は維持できなくなったようだ。 (”大和朝廷の軍制”参照) ザクセン級 ドイツ海軍のミサイル・フリゲイト。満載排水量約5500トン。主機CODAG(ガスタービン1基、ディーゼル2基)、2軸。速力29ノット。主な兵装として、スタンダードSAM、シー・スパローSAM、RAM近接SAM、ハープーン、76mm単装砲、27mm機銃、短魚雷。搭載機としてリンクス・ヘリコプター2機。APARフェーズド・アレイ・レーダーを搭載しているのが特徴。1番艦は2004年11月に就役。現在、2隻就役済み、3番艦は2005年中に就役予定。 投稿者 名無し三等兵 2005年3月20日更新 作戦部 朝鮮労働党に属する組織で、国外で活動する工作員に対する教育を担当しているほか、潜水艦などの工作員浸透を担当していると噂されている。作戦部直轄の組織として金正日政治軍事大学という工作員養成機関がある。 炸薬 弾丸などを炸裂させる火薬 桜 日本の国花。自衛隊でも桜の花を象ったマークを使用している。ただし、花が早く散ることが嫌われ、武士の家紋などで桜の花を象ることは好まれなかった。 桜を日本軍国主義の象徴と見なし、韓国では80年代に桜の伐採運動も繰り広げられた。この運動は、日本国内でもっとも一般的な桜である「染井吉野」が、実は韓国の「王桜」のとの交配であり、韓国原産であるとの学説が韓国内で広まるにつれて、この運動はおさまっている。2006年現在、韓国林野庁は「染井吉野」は韓国原産とのプロパガンダを欧米各国で行なっているが、DNA分析により「大島桜」と「江戸彼岸」からの交配であり、韓国の「王桜」との関係は学術上すでに否定されている。 投稿者 名無しさん 2006/04/05更新 桜井省三 第33師団長としてラングーンを占領し、エナジョン油田を無傷で確保した。掃討戦終了後は日本軍だけでなくイギリス軍の慰霊碑も作らせたことからイギリス軍の評判も高い。その後、ビルマ駐留の第28軍司令官としてビルマ西南海岸防衛を担当。第15軍、第33軍が相次いで壊滅状態となりビルマ防衛が破綻しても、第28軍をもって絶望的な後退戦闘を指揮し、「自滅も降伏もせず、どんなに苦しくとも敵の囲みを突破し脱出する」との方針の元、第28軍の全滅を防いだ。この際、桜井軍司令官と指揮下第54師団の宮崎師団長とのペアはあまりにも有名。第二次世界大戦の日本陸軍において名将と名高い。 陸軍中将 WW2 旧陸軍 桜干 → みりん干(参照) 左舷(さげん・ひだりげん) 船尾から船首に向かって左側のこと。戦闘時などでは聞き間違いを防ぐために「ひだりげん」ともいう。 投稿者 名無し三等兵 2003.12.06更新 サシャ型 基準排水量245トン 掃海艇 鋼製 1956年から竣工 ソ連 サチ 幕僚長 海自用語 サチン 佐世保鎮守府のこと サツ 警察のこと ヤクザ用語 さつき山荘 昭和47年2月19日、さつき山荘で警戒中の機動隊員と連合赤軍との間で銃撃戦となり、赤軍メンバー達は人質を連れて近くの浅間山荘へ立てこもった。 ザ・デト → 第14情報中隊 (参照) 砂糖 インドから持ち込まれたサトウキビによって、新大陸では次々とサトウキビ園が次々と生まれた。つくられた糖蜜は新大陸開拓者達に富をもたらし、その富で新しい奴隷を調達して、あらたなサトウキビ園が増えていった。ヨーロッパでもお茶とコーヒーがもたらされたことにより砂糖の消費が伸びはじめ、16世紀以前には100万人しかいなかった奴隷は、18世紀には700万人を越えるまでになったいた。 1805年、ナポレオンのフランス艦隊がネルソン率いるイギリス艦隊に破れると海外から砂糖を手に入れることが出来なくなってしまった。そこでナポレオンは、テンサイから砂糖を大量に生産する方法を開発した者に高額な賞金をかけた。当時、実験室レベルでは砂糖をつくることが出来ていたが、これによりフランス国内に多くの製糖工場が生まれていった。 第二次世界大戦では、アメリカは無煙火薬を作るためのエチルアルコールを製造するために大量の砂糖を必要とし、ついに配給制となった。 佐藤 正久 (さとう まさひさ) 1960年、福島県生まれ。佐原小、西信中、福島高校卒。1983年、防大27期(応用物理)卒。職種は化学科。 1984年、第4普通科連隊(北海道帯広市)。1992年、外務省アジア局出向。1994年、第5普通科連隊(青森県青森市)中隊長。1996年、第1次ゴラン高原派遣輸送隊長。1996年、陸幕防衛部運用課国際協力室。1997年、米陸軍指揮幕僚大学留学(カンザス州)。1998年、陸幕教育訓練部訓練課。2001年、東北方面総監部防衛部(宮城県仙台市)。2002年、陸幕広報室。2003年、陸幕教育訓練部訓練課訓練班長。2004年、イラク先遣隊長。第1次イラク復興業務支援隊長。2006年、第7普通科連隊長兼福知山駐屯地司令(京都府福知山市)。同年、陸自幹部学校戦略教官室主任教官。2007年1月、陸上自衛隊を退官。元陸上自衛隊一等陸佐。2007年2月現在、第21回参議院通常選挙における自由民主党比例代表選出議員公認候補者。 イラクから帰還後に、防大の同期のなかで最初に連隊長に選ばれている。これにより、将来の陸上幕僚長、さらには自衛隊トップの統合幕僚長への可能性もあったのだが、自民党から参議院選挙に立候補するということで、陸上自衛隊を退官することとなった。これについては、惜しむ声がでている。 その一方で、今の日本では安全保障に詳しい国会議員が少ないこと、化学科出身ということで核・化学・生物兵器についても専門知識を有し、さらに自衛隊の海外派遣や海外での広報・地元調整について豊富な業務経験を有する日本では数少ない人物ということもあり、国会議員になっての国政での活躍を期待する声もある。 防衛医科大学校と防衛大学校を併願受験して両方とも合格、防衛医科大学校ではなく、防衛大学校を選んだ逸話が知られている。 2007年現在でも続いているゴラン高原派遣輸送任務では、1996年の初代隊長を務めた。また、2004年ではイラク先遣隊長として、また初代復興業務支援隊長として、到着直後から地元首長など有力者と接見し、良好な関係を構築した。サマーワではヒゲの隊長として親しまれ、佐藤1佐が帰還する際には、サマーワ住民による日章旗を振りながらのデモが行われている。当初は自衛隊への反対デモと思われたが、実際は佐藤1佐に感謝するデモであり、佐藤1佐に対して、サマーワ住民から花束が贈られている。 投稿者 名無し三等兵 2007.2.10更新 サトリ 隔年で行われている兵器展覧会 2004.12.10更新 砂漠の狐 ロンメル将軍に付けられたニックネーム 砂漠の鼠 WW2の北アフリカで活躍したイギリス第7機甲師団のこと。師団紋章の鼠はリビア砂漠の鼠が由来。 サブ・ソニック弾 消音銃でさらに消音性を高めるために使われる特殊弾薬のこと。(”音速”参照) サフォード WW2での米国海軍情報部の通信暗号研究部門のサブリーダーを務めた。日本軍の暗号解読のスペシャリストでマジック作戦に多大な貢献をした。 座布団 ざぶとん 防衛庁からある国の日本大使館に武官を配するかわりに、見返りとして防衛庁内における同レベルのポストを要求する言葉。座布団だけでなく、「伝馬船」が要求されることも多い。このため、防衛庁が必要であると判断した国に対しても、外務省からの座布団・伝馬船の要求のため、武官の配置が行えなかったケースも発生している。ペルー人質事件当時、ペルーの日本大使館に武官が配置されておらず、現地に武官がいれば、簡単に軍事情報が入手できるのにといった指摘も出ていたのにもかかわらず、2005年現在に至っても、ペルーに武官は配置されていない。 また、こうした事情からか、将補(内局では11等級の本庁課長級以上の給与に相当)なのにも関わらず、駐在武官として派遣されると給与は10級となり、在米日本大使館内では11級以上の大使・公使が10名以上いることから、その国の軍の代表ともなる将補のアタッシュでも、大使館内では参事官程度であり、序列も10番以下となっています。これは、武官を外務省に出向させる形をとってきた弊害の現れとなっています。("伝馬船"参照) (参考文献 『「情報」と国家戦略』太田文雄 著) 投稿者 あらかわ 20050626更新 サプレッサー 消音器 <<追加投稿>> サプレッサーの意味が違うような気がします。聞いた話ではサイレンサーは消音器、でも「消音」というほど音は消えていないために最近ではサプレッサー(減音器)になったとか。 投稿者 おてもと 2005年3月13日更新 サボ沖海戦 (サヴォ沖海戦) 1942年10月の11〜12日にかけての日米海軍による海戦。ガダルカナルの米軍ヘンダーソン飛行場を使えなくするため、艦砲射撃を実施しようとした日本海軍は、重巡3隻、駆逐艦2隻を出撃した。哨戒機の報告で行動を掴んでいた米国海軍は、重巡2隻、軽巡2隻、駆逐艦5隻をもって迎撃にあたり、23時にガダルカナル島北のサボ島の北西海域にてレーダー探知に成功した米国艦隊は、レーダー照準にて一斉に砲撃を開始した。旗艦であった青葉は、不運にも艦橋に初弾命中してしまい司令官以下、艦橋は全滅。駆逐艦の吹雪もまた青葉ともに撃沈されてしまった。不意をつかれてしまった日本側であったが、その後は応戦を開始し、米国の駆逐艦1隻を撃沈した。WW2 サボ (サボタージュ・ サボット) オランダ語で”サボ”下駄箱・小さな靴入れといった意味 下駄箱作っている工場でストライキが起き、労働者達がこの箱を投げて抵抗したのがきっかけで、”サボタージュ”という敵後方地域での妨害活動を意味する言葉が生まれた。また、同じ起源から外れるケースという意味となって”サボット”が生まれ、戦車砲弾のAPFSDS弾が砲口から飛び出すときに外れるケースの意味でも使われている。 サマール沖海戦 1944年10月25日、フィリピンのサマール島東方海域にて、護衛空母6隻、駆逐艦9隻、護衛駆逐艦11隻からなる米国の護衛空母部隊が、日本海軍の大和を含む戦艦を中心とした艦隊と遭遇戦となり、空母が戦艦の主砲の的となった珍しい海戦。護衛空母部隊はすぐさま煙幕を展開し、スコールへと身を隠そうとしたが、日本側の砲撃練度は高く、戦闘開始とともに米国空母は挟叉弾に包まれた。米国駆逐艦と空母搭載の艦攻・艦爆の必至の反撃に、日本側が輪陣形構築中での遭遇であったため陣形が乱れていたこともあり、米国空母の撃沈は2隻にとどまった。WW2 鮫皮 日本刀の柄の部分で用いる素材でエイの皮のこと。東南アジアで取れたエイの皮を中国経由で輸入して使用していたため、江戸時代でも高価な材料であった。この皮は乾燥させるとプラスチック樹脂のような硬質な素材となった。これはかなりの強度を有していたため、日本では古来から日本刀や甲冑などの武具で広く用いられてきた。古来、エイを鮫、サメは鰐、と呼んでいたが、現在では漢字から、これをエイの皮でなく、鮫(シャーク)の皮と勘違いしている人も多い。 日本 投稿者 名無しさん 2007.02.18更新 サラミスの海戦 紀元前481年にサラミス水道に終結していたギリシャ艦隊に対して、ギリシャのアテナイ艦隊がペルシア側に寝返るという情報を信じてペルシア艦隊が水道内に進入し、ギリシャ側に裏をかかれて敗北した海戦。 サラリー(salary=給与) → 塩 (参照) サランチャ型 全備重量320トン 水中翼ミサイル艇 1970年代半ば頃に登場 ソ連 サリン (GB) 代表的な神経ガスで、目や粘膜、呼吸器から体内にすばやく吸収されるほか、皮膚からも吸収される。地下鉄サリン事件では国家ではなくテロリストが化学兵器を精製して使用したことに全世界に衝撃をあたえた。ただプラントで精製したサリンの濃度は薄かったため、被爆者数に対して死者は少なかった。これに対して、実験室で少量精製したサリンを用いた松本サリン事件では濃度が高かったために、被爆者数に対して死亡率が非常に高かった。 サルファ剤 1930年代に開発された薬。粉末状で傷口に振りかけて感染症を防ぐ。当初は細菌感染全般に効果があるといわれていたが、実際にはサルファ剤で防げる感染症は限られている。第2次世界大戦では欧米の軍隊で広く用いられた。 2004.11.06更新 サロ共和国 WW2末期、スコルツェニーの特殊部隊に救出されたムッソリーニがガルーダ湖のガラガーニョに建国した国の名前。ドイツの傀儡で、支援するドイツもいかなる権力を与えなかった。 サワラク・レンジャー部隊 1948年から60年にかけて英軍に採用され、英軍ともに活動したボルネオのサワラクに住むイバン族のトラッカー(追跡名人)達からなる部隊のこと。イバン族(参照) 珊瑚海海戦 1942年5月、ソロモン諸島南方の珊瑚海でおこった海戦。 オーストラリアを爆撃圏内にいれるべく、ニューギニアの連合軍の拠点「ポートモレスビー」攻略を目指す日本軍は、攻略船団と、正規空母「翔鶴」と「瑞鶴」に、軽空母の「祥鳳」からなる機動部隊を出撃させた。暗号解読によって日本軍の侵攻を予測した米国海軍も、正規空母の「レキシントン」と「ヨークタウン」からなる機動部隊を迎撃にあたらせた。6日には両軍の機動部隊は100kmほどまで近づいていたが気づかず、7日には日本側は連合軍の駆逐艦と給油艦を撃沈し、米国側は「祥鳳」を撃沈したが、お互い本隊の位置を掴むことができなかった。8日の朝、お互いに索敵に成功し、両軍ともに同規模の攻撃隊を発進させる。瑞鶴はスコールに身を隠し、翔鶴はすべての魚雷を回避して爆弾3発の被弾となる。一方、米国側はヨークタウンに爆弾が1発、レキシントンに魚雷2本と爆弾が1発命中となる。戦闘終了後、午後1時にはレキシントンは破損したガソリン管から漏れたガソリンに引火し、沈没してしまいます。 被害だけなら米国海軍の方が大きいが、ポートモレスビー攻略を阻止した点から米国海軍の戦略的勝利ともいわれている。また、被害を受けた翔鶴と、損耗激しい瑞鶴がミッドウェー海戦に参加できなかったことは、敗因の一つとあげられることがある。 この海戦は、お互いに艦艇から敵艦艇の姿を見ることなく戦った、海軍史上初の空母機動部隊同士の海戦となった。WW2 参事官 防衛庁は、国家行政組織法の規定に基づく総理府の外局であり、その長たる長官は国務大臣である。他の省庁と同様に政務次官・事務次官・官房・各局が置かれている。ただ防衛庁には長官の命を受けて、防衛庁の所掌事務に関する基本方針の策定について長官を補佐するため参事官が置かれている。(防衛庁設置法第9条) 参事官は、防衛庁における長官の最高のスタッフ機関であり、官房長・各局局長も参事官であるのはむろんのことであるが、官房長・各局長はその役職の所掌に関して長官を補佐をする。本来、参事官の官職自体には特定の所掌をもたずに広く防衛政策の立案・遂行について長官を補佐する立場にある。このため官房付などの、役職に就いていない無任所の参事官が、本来の意味での参事官といえる。 参事官の定数は10名であり、官房長・局長を除くと、無任所の参事官は4名である。 ザンクト・ゲオルク 1917年11月、ドイツ軍で検討されたハーズブルックを攻撃する作戦計画 WW1 サン・シャモン 1916年に登場したフランスの戦車。製造したFAMH社がおかれる地名からサン・シャモン戦車と呼ばれる。シュナイダー戦車と同じく、ホルトのトラクターがシャシーが流用されているが、全長が長く、正面に75mm砲を搭載しているのと、駆動系はエンジンで発電してモーターで駆動しているが特徴。 フランス WW1 2004.11.06更新 算術加減法 暗号数字に乱数を算術的に加減し、翻訳するときは同じ数字で逆算する方法 さんずい 汚職事件のこと 汚のさんずいが由来 警察用語 さんずん 博打で都合のいい目を出すこと ヤクザ用語 サンダークラップ作戦 1945年2月の連合軍によるドレスデン爆撃のコード名 サンタクロース追跡 NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)で毎年行なわれているイベント。レーダーサイト、早期警戒衛星、戦闘機からの情報に基づきサンタクロースの位置を世界に発信している。今年で50年になる。 投稿者 あらかわ 2005.12.23更新 サンチ 日本海軍でのセンチ(p)のこと サンディカリズム 急進的労働組主義のこと。 19世紀末から20世紀はじめのフランスで、フェルナン・ペルティエによって作られ、ジョルジュ・ソレルによって理論体系化された思想。一切の議会政治を否定し、労働組合を中心としたサボタージュ・ストライキ・テロ・騒擾などの直接行動によって、国家を打倒し、無政府主義に近い社会主義社会を実現しようとする考え方のこと。 左翼用語・労組関係用語 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 サンドハースト 英国陸軍士官学校 サン・ナゼール フランスの大西洋沿いの港で1940年からドイツ海軍のUボート基地として使われた。 1942年、ノルウェーに鎮座する独戦艦「ティルピッツ」が大西洋に進出してくることを恐れた英国海軍は、これを入渠できる巨大ドックがあるサン・ナゼール港を海上から襲撃することを決意した。3月28日午前1時、艦首に3トンもの爆薬を仕掛けた旧米国海軍の駆逐艦「キャンベルタウン」がドックに衝突させ、同時に約260名のコマンド隊員はドックの関連施設破壊のために襲撃を開始した。ドイツ軍守備隊の対応が迅速であったことと、予定されていた航空支援が天候不良で実施できなかったこともあり、コマンド隊員はほぼ全滅してしまったが、28日正午、内部を調査していたドイツ軍の技術将校達を巻き込みながら駆逐艦は爆発し、巨大ドックは破壊されることとなった。WW2 参謀 指揮官を補佐するスタッフ。転じて選挙や経営などで計画・作戦を立てる人が一般的によばれることもある。 参謀飾緒 ”さんぼうしょくちょ(さんぼうしょくしょ)” 武官正装のときに右肩から胸に垂らし飾る紐のこと。飾緒の由来は、参謀が地図などに記載しやすく、なくさずに取り出し便利なように胸に筆記具を付けたというのが有力な説である。今日では軍隊に限らず、幅広く礼装の制服などで飾緒が使われている。俗称として「参謀懸章」ともよばれる。 参謀長 指揮官を補佐するスタッフの長 参謀本部 主に軍令部門を統括する機関・組織のこと。一般的に陸軍の軍令部門を統括する組織でよく使われる言葉だが、海軍では使われることが少ない。(注:日本では明治の頃に海軍参謀本部が存在しています) 2004年07月24日更新 <<追加投稿>> 慣習としては、一般的に「参謀本部」と使われたら「陸軍の参謀本部」を意味します。「統合参謀本部(または合同参謀本部)」や「空軍参謀本部」を略して「参謀本部」と略して用いません。 投稿者 名無し三等兵 2006/10/29更新 三枚打弓 さんまいうちゆみ 伏竹弓の前後にさらに竹を張って強化した弓のこと("丸木弓"参照)("伏竹弓"参照)("四方竹弓"参照)("弓胎弓"参照) 日本 投稿者 名無しさん 20070325更新 三遊亭歌武蔵 (さんゆうてい うたむさし) 落語家。海上自衛隊教育隊に体験入隊した経歴がある。自衛隊、刑務所、老人ホームなどへの激励慰問を頻繁に行っている。1998年にはルワンダで活動中の自衛隊での激励慰問(旅費自己負担)を行い自衛隊関係者を驚かせた。 投稿者 名無し三等兵 2008/02/03更新 サンライズ 1945年5月にイタリアのドイツ軍司令部と連合国との秘密交渉の暗号名。この交渉によりイタリアのドイツ軍は降伏した。クロスワードともよばれる。 シ 師 中国での師団を表す言葉。由来は中国の周の時代に使われた2500人規模の戦術単位で、この時代は5つ師で軍を編制した。(むろん今日の中国軍の師団は2500人規模と言う意味ではありませんので念のため) ここから日本語の「師団」の語源にもなった。また日本でも師団を略す表記(例えば第14師団を14師といった具合)としても使われることがある。師団については(”師団”参照)、師団や連隊など地上兵力の規模の関係については(”陸上戦力の名称・規模”参照)のこと。 シークレット・サービス 米国大統領警護隊のこと。元々は南北戦争中に通貨偽造取締の為の組織として設立。その由来から現在でも連邦資産に対する犯罪などで活動することもある。 米国 シーザ暗号 (カサエル暗号) アルファベットをずらして用いる暗号 例えばFがAとすれば、Gも同じく左に5文字スライドしてBとなる。カサエルが個人的な私信などを送るときに、このような暗号方式を用いたことから、この方式の暗号をシーザ暗号と呼ばれるようになったと伝えられている。 シー・シャドウ アメリカ海軍の試作ステルス艦。排水量560トンの試作艦が既に建造が決定されている。値段が高価でステルス機能向上の為、曲線部分が空間が狭い等の問題点も多く、採用はまだ先の事と思われる。 投稿者 三浦大尉 シー・フラワーU 2004年8月26日から韓国の大亜高速海運が就航させた双胴高速船のこと。555総トン。長さ約36メートル。幅約13メートル。航海速力30ノット。船客定員376人。週5日、対馬と釜山を結ぶ航路を運行している。毎週、月金は対馬・比田勝〜釜山。毎週、水木日は対馬・厳原〜釜山。("対馬の日"参照) 投稿者 名無し三等兵 2005年3月19日更新 シーレーン 主要通商路、海上航路帯といった意味 シアン化水素 (青酸ガス・AC) WW1ではソンムの戦いにおいて連合国側が使用したほか、WW2ではユダヤ人虐殺でも使われた毒ガス。細胞内の酸素と結合する酵素の働きを阻害するため、いくら血液が細胞に酸素を届けても利用できずに細胞が死んでいくのがこのガスの仕組み。このため犠牲になった死体は、細胞が酸素が使われなかったため、血液が赤いままで、本来は青く見える静脈も赤く見えるのが特徴である。ただ、死の苦痛は少ないことから、現在でも死刑執行でこのガスを使用しているところもある。 このガスは拡散しやすく、さらに持続性も短い欠点があったが、解毒剤として亜硝酸アルミが発見されるまでは、治療法として大量輸血でガスに侵されていない正常な血液を送り込むしかなく、WW1の一時期恐れられた化学兵器であった。 軍用は純度が高く臭いも少ないため、人間の鼻ではかろうじて感じられる程度。桃の芯のにおいがする。初期症状は神経ガスとも似ているが、神経ガスにおける縮孔・鼻水の出現は無い。 ジェームス・M・ランディス WW2当時、米国の民間防衛局長。東京初空襲の翌日、日本軍による生物兵器の使用を警戒して、米国西部に当時保有していた35万個のガスマスクの大半を集めさせた。 ジェーン年鑑 英国の軍事専門週刊誌「ジェーン・ディフェンス・ウィークリー」が年1回発行する年鑑のこと 自衛艦の分類 分類 記号 艦番号 警備艦 機動艦艇 護衛艦 DD(DDH・DDG含む) 101〜 DE 201〜 潜水艦 SS 501〜 機雷艦艇 掃海艦 MSO 301〜 掃海艇 MSC 601〜 MSB 701〜 掃海母艦 MST 461〜 掃海母艇 MST 471〜 機雷敷設艦 MMC 951〜 哨戒艦艇 ミサイル艇 PG 821〜 哨戒艇 PB 901〜 輸送艦艇 輸送艦 LST 4001〜 LSU 4171〜 輸送艇 LCU 2001〜 補助艦 補助艦艇 練習艦 TV 3501〜 訓練支援艦 ATS 4201〜 海洋観測艦 AGS 5101〜 音響観測艦 AOS 5201〜 砕氷艦 AGB 5001〜 敷設艦 ARC 481〜 潜水艦救難艦 ASR 401〜 潜水艦救難母艦 AS 405〜 試験艦 ASE 6101〜 補給艦 AOE 421〜 特務艦 ASU 7001〜 ATSS 8001〜 特務艇 ASU 81〜 ASY 91〜 支援船 (番号) YT(36.37.40〜49.51.53〜79) YW(10.12〜20) YO(09〜14.18.19.21〜33) YG(201〜205) YB(01.101〜104) YL(08〜13.114〜119) YC(05〜09) YF(1022〜1031.2072〜2073.2075〜2085.2087〜2090.2092〜2095.2111〜2115.2117〜2136) YV(01〜03) YD(01〜04) YE(01) YS(01) YTE(11.12) YAL(01) YAS(89〜99) B (4006〜4019) C (5128〜5191) T (6067〜6106) Y (7018〜7030) 自衛隊階級表 ・陸上自衛隊の場合 陸将(統幕議長・陸幕長)・陸将・陸将補・1等陸佐・2等陸佐・3等陸佐・1等陸尉・2等陸尉・3等陸尉・准陸尉・陸曹長・1等陸曹・2等陸曹・3等陸曹・陸士長・1等陸士・2等陸士・3等陸士 ・海上自衛隊の場合 海将(統幕議長・海幕長)・海将・海将補・1等海佐・2等海佐・3等海佐・1等海尉・2等海尉・3等海尉・准海尉・海曹長・1等海曹・2等海曹・3等海曹・海士長・1等海士・2等海士・3等海士 ・航空自衛隊の場合 空将(統幕議長・空幕長)・空将・空将補・1等空佐・2等空佐・3等空佐・1等空尉・2等空尉・3等空尉・准空尉・空曹長・1等空曹・2等空曹・3等空曹・空士長・1等空士・2等空士・3等空士 自衛隊現況 防衛日報社 年刊 投稿者 あらかわ 2005.06.21更新 自衛隊車両のナンバープレート **−**** の数字 ・先頭二桁で大まかな車種または所属 ・後ろ四桁は一般的に製造順 先頭二桁が39から43が海上自衛隊所属の車両 先頭二桁が44から49が航空自衛隊所属の車両 先頭二桁が99の場合は技術研究本部 ・陸上自衛隊の場合 小型トラック系 01〜03 中型トラック系 05〜08 オートバイ 11 大型トラック系 20〜37 特大型トラック系 38 牽引車系 50〜59 被牽引車 60〜69 及び 88 装軌・半装軌車両(牽引車はのぞく) 90〜98 施設器材各種 70〜77 83〜85 87 通信電子器材各種 78〜79 需品器材各種 80 化学器材各種 81 衛生器材各種 86 航空器材各種 86 上記の区分に属さない車両および誘導武器たる自動車 04 参考文献 98年頃のセキュリタリアン 自衛隊スポーツ新聞 月刊で自衛隊部内の銃剣や徒手格闘などの大会結果が載っている 朝雲新聞社からなので、安い年間購読費から朝雲とついでに一緒に購読するマニアも多いようだ。 自衛隊装備年鑑 朝雲新聞社 年刊 最近ではCD-ROM版も登場している。 自衛隊手帳 朝雲新聞社から毎年発売されている。昔は陸海空に分かれていたが、部内よりはマニア向けの商品といった意味合いかな。某オークションで「自衛隊の手帳」と高値で売られていたが、朝雲新聞社のHPで普通に購入できます。 自衛隊年鑑 防衛日報社が毎年だしている年鑑 ジェネラル 大将 米陸空軍 ジェネラル・オブ・ジ・アーミー 陸軍元帥 米陸軍 ジェネラル・オブ・ジ・エア・フォース 空軍元帥 米空軍 シェフチェンコ通り19番 ハバロフスクのソ連極東軍管区総司令部の所在地 シエラ型 水中排水量7550トン 原子力攻撃潜水艦 1984年から竣工 ソ連 ジュリエット型 水中排水量3750トン ミサイル潜水艦 1961年から竣工 「SS−N−3」4基 533ミリ魚雷発射管6門 艦尾に406ミリ魚雷発射管4門 ソ連 シェルシェン型 基準排水量150トン 魚雷艇 1960年代に登場した ソ連ではあまり使われず、もっぱら外国に引き渡された ソ連 シェル・ショック 戦争神経症 ジェルジンスキー ソ連秘密警察の生みの親 ポーランド人 フェリクス・ジェルジンスキー ジェルジンスキー広場 KGB本部のこと シェロン型 満載排水量270トン 魚雷揚収艇 1970年代から登場 ソ連 塩・食塩 少量の食塩、つまり塩化ナトリウムを接種できなければ、人も動物も脱水症状をおこして死んでしまう。土壌から塩分を吸収する植物は塩分が無くなれば枯れてしまう。(もちろん多すぎれば、塩に限らず害はある)この必須ミネラルは、ナトリウムという水中に触れると炎を上げて燃え上がる金属と、動物にも植物にも有害な気体である塩素が結びついてできている。とても生命に必至なミネラルを構成するとは思えないような二つの元素が化合してできたこの物質は、ときには帝国の存亡にもかかわってきた物質である。 ある社会の食塩に対する方策は、その社会の繁栄およびその市民に与える自由の度合いを決定する主要な要因となる、という学説がある。誇張がある歴史観かもしれないが、食塩が不足してくると、ローマ時代のドイツのように、食塩を公平に分配する必要性から圧制的な統治が横行するようになる。一方、食塩が十分にあれば、かつてのイギリスのように、政府が圧倒的な権力を掌握する必要もなく、自由が栄える。 食塩が不足な国では、政府が食塩を独占し、その消費に税金をかけることが多い。貴族は免除されていたフランスでは塩税がフランス革命の芽を育てる役割をはたした。インドではイギリス植民地政府の塩税がモハンダス・ガンジーとその支持者達を海へと向かわせた。 古代ローマでは、兵士および役人はそれぞれ食塩の配給を受けた、この食塩のことをサラリウム(salarium)といったが、これはラテン語の食塩を意味する語に由来している。後にお金が食塩の配給にとって代わったが、名称はサラリウムのままだった。この言葉から現在のサラリー(salary=給与)という言葉が生まれた。 塩は食用の調味料のみならず、約1万4000の産業工程で使われており、あらゆる化学製品の製造になんなかの形で関わっている。鋼鉄・ガラス・プラスチックと、これらは一例にすぎない。食塩はこれまで知られている限り、ダイヤモンドに次いでもっとも堅い鉱物であり、氷や雪を溶かす作用から道路の維持にも使われている。食べ物のために使われている食塩は、世界の食塩生産高の5%に過ぎない。1960年から食塩の生産高が100%も伸びたことは、それだけ世界の産業化が進んだことを示している。 参考文献 「これは意外! おかしな不思議な事始め百科」日本リーダーズ ダイジェスト社 第2刷 「塩の状況はこの分でゆけば今年の秋頃には家畜にやる塩の配給は全く停止となり、家畜の斃死がはじまるであろう。来年になったら、一般家庭に対する配給もできるかどうか心配である。そうすれば国民の上にも、家畜と同じような運命が訪れないとは保証し得ない。」 昭和45年5月末、日本で開かれた戦力会議(註)にて、大蔵省専売局長の発言 当時の日本では、毎月食用だけで9万5000トン必要としていたのに対して、毎月の生産力は2万5000トンを下回る量であった。 (註:戦力会議は鈴木内閣が海運総監部と並行して設置したもの。) 参考文献 「海上護衛戦」 大井 篤 著 学研M文庫 初版 シカゴ条約 1953年に定められた国際民間航空条約のこと そのなかで「軍、税関および警察の業務に用いる航空機は国の航空機とみなす」と定められた。 師管 師団管区の略 士官 少尉以上の階級の軍人のこと。厳密には将校と士官は違うが、一般的には同じ意味の言葉として使われている。("将校"参照) 2007年5月27日修正 士官候補生 作曲者は星条旗よ永縁なれで有名なスーザの作品。長らく士官候補生のために作られたマーチとされていたが、実際には高校のドリルチームのために作られた。 指揮 指揮下にある部隊に下す命令をつたえ、おもうがままに動かすこと。統制とは違う ”統制(参照)” シギント 通信情報 シケ 九八式4トン牽引車 旧軍 自警 警視庁広報課発行 重光葵(しげみつ・まもる) 1931年に駐華特命全権公使、33〜36年に外務省事務次官、駐ソ駐華各特命全権大使を歴任した後、38年に駐英特命全権大使となり戦争回避に務めたが、その努力は実らなかった。戦争が始まると汪兆銘政権の日本の大使として南京に赴任する。43年に東条内閣の外務大臣となり、小磯内閣では外相兼大東亜相を務めた。45年に貴族院議員、東久邇宮内閣では再び外相となり、ミズーリへの降伏使節団の団長として降伏文章に調印した。東京裁判では有罪となり7年の禁固刑となる。戦後、再び外務大臣となり国際連合加盟と日ソ国交回復を助けた。 死守 降伏も後退もせず、死ぬまで守り続けること 自重 航空機の機体そのもの重さのことで、乗員や兵装などは含まれない。 侍従武官 宮中に仕え軍部との取り次ぎをおこなった 次帥 一部の国で使われる階級で元帥より下におかれる。 試製56式105o自走榴弾砲 自衛隊で試作された突撃砲。米国から貸与されていた旧式の105o牽引式榴弾砲(M2A1)を供与されたM24の車体に搭載させた試作車輛。しかし、米国はこの計画に気づくや、貸与の105o砲をすべて返すように通告してきたために試作車輛のみで計画は終わった。アメリカに戻された榴弾砲は、そのままスクラップ工場に渡されていった。 参考文献 陸上自衛隊車輛装備史 戦車マガジン11月号別冊 自然撃発 銃の故障で引き金を放しても連続して発射する状態。機関銃の連続射撃によって銃が高温となり、後退中に勝手に銃が撃ち始めないように、アメリカ軍では陣地変換前には全弾撃ちつくす。 静岡事件 1886年6月12日、静岡県の自由党員による政府転覆計画で100余名が逮捕された事件。 軍資金獲得のための50回以上の強盗と、各地の蜂起が失敗していることから政府高官の暗殺をねらっていた。しかし、計画準備中に警察の一斉検挙により組織が壊滅した。政府は国事犯が英雄視される風潮から、強盗罪を適用させた。 支隊 主力部隊から離れて、ある一定期間において独立した任務(軍事的な任務だけに限られず日常業務も含まれる)を行う小部隊(主力部隊よりも少数)のこと。 2004年07月24日更新 師団 師団と各陸上戦闘部隊の関係については、(”陸上戦力の名称・規模”参照)のこと。 ”ここでは現在の標準的な師団編成を紹介します(時代や国ごとで師団編制は変わります。あくまでも目安です)” ●師団司令部付隊(200〜300人で以下で編成) 保安小隊(憲兵) 車輛小隊 管理小隊 通信小隊 司令部勤務班 ●偵察連隊または偵察大隊、偵察隊×1 (偵察隊であれば、140名。隊本部、偵察小隊×3、電子偵察小隊からで構成) (偵察小隊は小隊本部とオートバイ4両の斥候班×2 ジープ(注:ジープは商標)のような小型車両2両からなる斥候班×2からなる) ●機械化歩兵連隊×3 一個連隊1200〜1600人 (9個大隊 大隊内に重迫中隊を含む) ●戦車大隊×1 大隊の戦車保有数は70〜100輛 500〜700人 ●砲兵連隊×1 1700〜2000人 (砲兵大隊×3〜5 多連装ロケット大隊×1 情報中隊×1 で構成) (砲兵大隊は155o自走砲15〜20両) (多連装ロケット大隊は、MLRSなど多連装ロケット24〜36輛 (情報中隊は砲撃に必要な情報を集める) ●防空大隊(約300〜600人) (大隊本部管理中隊(略して本管)と2〜3つの防空中隊から編成) (防空中隊は、防空小隊が4〜9コ) (防空小隊は、自走高射機関砲2輛と短距離SAM自走発射機2輛で編成) ●対戦車隊 (師団直轄の対戦車部隊で、規模は中隊規模) (隊本部と対戦車小隊3〜4で編成される。) (隊は100〜200人で編成) (小隊は地上据置型重ATM10基か、重ATM装備の対戦車車輛2〜4両) ●工兵大隊 (本管中隊と4個中隊編成で600〜800人) ●通信大隊 (本管中隊と無線通信中隊と有線通信中隊で構成 400〜600人) ●化学防護隊 (師団直轄の化学防護中隊 100〜200人) ●後方支援連隊 (700〜1000人で、以下の部隊から構成される。) 武器隊 (武器修理のほか、不発弾処理などの戦場の後かたづけ) 補給隊(師団の影の権力者達) (補給小隊と業務小隊から構成されている) (補給小隊は浄水・給水・給油を行う) (業務小隊は飯炊きなどのほか雑務を司る) 輸送隊(深夜、無灯火で走る戦場の暴走族) (輸送3個小隊に特殊車輛運搬小隊で構成) 衛生隊 (治療中隊×1 アンビュランス(救急車)中隊からなる。) その他 (遺体の冷凍搬送 応急的な埋葬及び記録など) ●音楽隊 (師団直轄の音楽隊で10〜100名) (戦時には師団司令部の警護や捕虜の管理、警備) ●その他の師団直轄部隊 さらに電子戦部隊やヘリコプター部隊も配属しているところもあります。 上記はあくまでもモデルです。実際に使われた師団編制は ●ドイツ装甲師団 (1939年) 偵察大隊×1 装甲旅団(装甲連隊×2) 自動車化歩兵連隊(歩兵大隊×2、重火器中隊、オートバイ中隊) 砲兵連隊 対戦車大隊 工兵大隊 通信隊 その他 ●アメリカ機甲師団 (1943年) 偵察大隊 戦車大隊×3 機械化歩兵大隊×3 野砲兵大隊×3 工兵大隊 通信隊 その他 戦闘団司令部×3 (戦闘団は一般的に、戦車大隊・機械化歩兵大隊・野砲兵大隊で編成) ●アメリカ歩兵師団 WW2 偵察大隊 歩兵連隊×3 砲兵旅団(105mm榴弾砲大隊×3 155mm榴弾砲大隊)工兵大隊 通信隊 その他 ●フランス機甲師団 WW2 機甲旅団 砲兵連隊 軽歩兵大隊(火器中隊・ライフル中隊×3) 工兵中隊 その他 ●英国機甲師団 (1940年) 機甲旅団(機甲連隊×3)×2 自動車化歩兵大隊×2 騎馬砲兵連隊 軽対空対戦車連隊 工兵大隊 通信隊 その他 師団指揮官 → ナチス親衛隊階級表(参照) 輜重 出典は老子の「君子終日行ク、輜重ハナレズ」 ”輜”は衣料を運ぶ車、”重”は旅人の重たい荷物を運ぶ荷車という意味がこめられている。 旧軍では歩兵・騎兵(機甲)・工兵・砲兵などの戦闘兵種とくらべ、輜重兵を軽んずる風潮があった。これはWW2での日本軍敗因の一つに挙げられている。 実戦のように訓練し、訓練のように戦う 米国軍でよくつかわれるスローガン。 2004年4月4日更新 自転車こぎのマックス 司令部などで無線機等に電力を供給する足踏み式の発電機を担当する女性兵士につけられたニックネーム WW2 ドイツ 自転車部隊 旧軍では銀輪部隊”銀輪部隊(参照)”が活躍したほか、現在でもスイス軍の自転車部隊は有名 自動車化狙撃兵 ソ連軍の機械化歩兵のこと 地取り捜査 事件現場周辺のでの間き込みや遺留品探索などの捜査 警察用語 信濃丸 明治38年5月27日未明、仮装巡洋艦信濃丸が対馬海峡を北上するバルチック艦隊を発見し、「敵艦見ゆ」の電信を連合艦隊に発信した。ただしモールスで「テキカンミユ」と送信したのではなく、モールスでもっとも電波の伝わりがいい「タ(−・)」を連打で「敵艦見ゆ」とあらかじめ決められていた。 <<追加投稿>> 「敵艦見ユ」では無く、「敵第二艦隊(バルト海艦隊)見ユ」が正しい。敵艦ではウラジオ辺りから迷い出てきた艦か、肝心のバルト海艦隊か不明。 投稿者 ING 2005.02.05更新 篠原事件 (篠原裁判) 1993年8月に韓国軍の機密情報をフジTVソウル支局長の篠原昌人氏に手渡したとして、軍事機密保護法違反の容疑で、韓国軍の高永撫ュ領(少領=少佐)と篠原氏の両名が逮捕された事件。篠原氏が入手した資料は、陸軍と空軍の簡単な配備状況を記したもので、入手した資料は機密スタンプも抹消されるなどして削られていた。この点からも、資料を日本大使館の防衛駐在官に渡そうが、軍事雑誌に寄稿してようが、どのように法的に解釈しても軍事機密保護法違反には当たらず、有識者の間でも、裁判では無罪4割、有罪とされても執行猶予確実と思われていた。しかし、一審のソウル市法院小法廷で行なわれた裁判では、検察側は懲役5年を求刑し、さらに判決(93年12月8日)では懲役2年の実刑判決となった。 ジャーナリストが韓国国内法に触れない正当な取材活動で身柄を不当に拘束され、裁判で実刑判決まで出されているにも関わらず、韓国人ジャーナリストは誰も擁護せず、韓国メディアは「日本人スパイ事件」と大々的に報道した。また、日本のマスコミも、所属する会社のフジTVはむろんのこと、日本民間放送連盟、日本新聞協会といった機関も、同じジャーナリストであり、同胞の日本人を助けるために積極的に擁護に動くことも無く、ミリタリー・ジャーナリズムはジャーナリズムではない、記者本人の趣味の取材だから、表立って韓国政府に抗議すると支局が閉鎖になる等々、冷淡視する向きまで出てくる始末。結局「正当な取材活動と信じる」と他人事のような声明に留まり、このニュースは日本で報道されることは無かった。(この事件で論陣を張って擁護したのは、一部軍事雑誌を除くと「文芸春秋」のみ) 1994年4月二審のソウル高裁では、「一審判決を破棄し懲役2年、執行猶予3年」という判決となった。これに対して検察側は上告せず、弁護側も無罪を主張することをあきらめ、上告することはなかった。またフジTVソウル支局に対してもなんらお咎めはなかった。 また、この事件は韓国が一罰百戒の効果を狙って仕組んだものとも言われており、2006年現在であっても、韓国国内では機密に抵触せず合法的な入手も難しくない軍事情報であっても、日本国内で入手することは困難な状況となっている。 投稿者 名無し三等兵 2006/07/15更新 <<追加投稿>> この裁判で関係する範囲内の寄稿記事は『軍事民論』に寄稿した「進展する韓・ソ、ハラショー外交」、『軍事研究』に寄稿した「変わりゆく南北休戦体制」と「変わりゆく米韓連合態勢」の3つ。韓国当局側は入手した機密情報で三つの記事を書き、日本の防衛駐在官にこの同機密情報を渡したとするが、この機密情報が機密指定解除済みの公然情報であり、ミリタリー・ジャーナリストとしては現地の防衛駐在官(福山隆一等陸佐)と接触するのもあたりまえのこと。寄稿記事3つも、いずれもフジTV支局長の肩書き入りの実名記事であり、会社の承認を得た半公的立場で書かれたもの。この3つの寄稿記事により、判決文では「自己の利益のため」とあるが、この判決文についても軍事雑誌の側からも、「軍事雑誌に寄稿しても原稿料などたいした金額ではなく、利益になったとは思えない」という自嘲的な記事も出されている。 投稿者 名無しさん 2006/08/06更新 <<追加投稿>> 当時、日本の軍事研究家・関係者の間では、日本のマスコミの冷たい対応と、韓国の法治国家ではなく自分達の都合で法律を無視して自国軍人や外国記者を拘束し刑罰にかける国であるという事実に衝撃を与えた。 この事件は、軍事政権時代から文民政権に変わったことで、国家安全企画部が文民政権の意向のもとでの当時盛んに行われていた軍部叩き(当時、陸軍参謀総長・陸軍大将を任期途中での更迭、海軍参謀総長・海軍大将も更迭後さらに海軍中将の人物をむりやり海軍参謀総長に任命から始まり、あらゆる罪名で多くの将校が逮捕されるようになった軍部粛清)の一つと見られている。 投稿者 名無しさん 2007/02/18更新 ジハード 聖戦 イスラム ジハード運動 バングラディシュでテロ行為をつづけるイスラム原理主義組織でビン・ラーディンとの関係も深い。 ジハード団 エジプトで活動するイスラム原理主義テロ組織。1981年にサダト大統領を暗殺。 ジフェニルシアノアルシン (DC) 個体のおう吐剤で、砲弾などにつめて使用し爆発とともに粒子化して空中で漂う。旧陸軍では赤1号とよばれていた。 シブヤン海海戦 レイテ上陸を目指す米国軍を迎撃するために、ブルネイに待機していた主に戦艦を中心とする艦隊はレイテに向かって北上を続けていた。1944年10月24日、フィリピンのシブヤン海を航行中に米国海軍機動部隊に補足され、執拗な空襲をうけた。特に上空からも目立つ大きさの大和と武蔵は的となりやすく、魚雷の命中で速度が低下した武蔵は艦隊から落伍したために、特に集中的に狙われた。数次の攻撃により、魚雷は20本、爆弾は17発、至近弾は多数という、戦闘によって歴史上もっともダメージを受けた艦となったが、米国軍攻撃隊はついに撃沈の報告はおこなえなかった。攻撃隊が去ったあとも、艦内では懸命の応急処置が続けられたが、動力を失い、注排水装置も動かないため、19時35分に総員退去となった。 WW2 司法行政部調査局 → 法務部調査局 参照 四方竹弓 しほうちくゆみ 三枚打弓の両側面の木質部にも竹を張って強化した弓のこと("丸木弓"参照)("伏竹弓"参照)("三枚打弓"参照)("弓胎弓"参照) 日本 投稿者 名無しさん 20070325更新 市民団体 市民団体(ボランティア団体、NGOなど)を隠れ蓑にして、反政府ゲリラやテロリスト、共産党、労働党、カルト宗教団体、諜報機関などが、自国または外国領土内でテロ、暗殺、騒擾、拉致、騒擾・暴力を多用した政府転覆などの間接侵略といった、各種非合法活動に従事するケースがある。主に共産圏の国々の諜報機関・工作機関か、福祉活動で低所得者層に支持者獲得を行っている左翼または宗教系原理主義団体などが、反核団体・環境保護団体・人権擁護団体・福祉団体などを隠れ蓑に利用する手法を多用する傾向にある。このため、西側諸国治安機関では、市民団体については人権を侵害しない視察レベルの警備情報収集を最低限実施して、間接侵略を企図する危険団体なのか、外国政府と通じた国内で有害な違法活動に従事する売国団体なのか、危険性のないただの市民団体なのかを見極め、問題ある団体と疑われるのなら、本格的に警察当局による調査(疑いが濃厚なら捜査)を行うのが通例となっている。また、軍隊への工作や諜報機関による浸透防止のため、基地・駐屯地や演習地周辺での市民団体の活動については、危険団体か問題ない団体なのかの見極める必要からの軍情報機関でも最低限の視察活動が行われる。問題ある団体と疑われる場合は、警察当局と同じように、軍情報機関でも部隊保全を目的にした、本格的な調査活動に移行し、容疑が固まった段階で強制捜査権のある警察当局や国家憲兵隊制度の国では憲兵隊が引き継ぐのが、一般的な流れとなっている。 近年では、東欧において英国情報機関がNGOを利用した政府転覆工作を行ったとロシア政府が批判したり、ロンドン同時テロ未遂事件ではイスラム原理主義テロ組織が街頭募金活動や情報収集などで隠れ蓑に利用し、北朝鮮工作機関・日本赤軍は反核運動などを隠れ蓑に欧州での非合法活動や日本人拉致を行っていたことも明らかにされている。 投稿者 名無し三等兵 20070610更新 指名スト 労働組合が職場の組合員を指名してストライキさせること。部分ストの一形態である。("部分スト"参照) 左翼用語・労組関係用語 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 シムス装甲車 水冷マキシム機銃3基とまわり覆う6o鋼板のスカートが特徴 1902 英 ジメチルスルホキシド 人畜無害の薬品だが、皮膚への浸透力があることから、ある種の薬品などを皮膚から浸透させるのに使われている。 シャーマン・マイケルズ准将 WW2開戦時の米国陸軍情報部長 開戦時には情報部内に将校が22人しかおらず、限定的な対情報活動しか行えなかった。真珠湾攻撃後は500人以上も増員された。 シャーロン装甲車 全面装甲にホチキス機銃の砲塔 1904 仏 社会安全部 北朝鮮の治安機関 社会部 1942年に政治保衛局の名前を変えた組織 後の情報総処 (”情報総処”参照) 中国 ジャガイモ 麦と違い肥えていない土地でも収穫が可能で、しかも大麦と比べジャガイモの収穫量は7倍もあることから、18世紀末頃に入ってくると北西ヨーロッパの貧しい民にとって無くてはならない食料となていった。ジャガイモの登場によって食糧不足という強制的な人口抑制から開放された北西ヨーロッパやロシア(ウォッカはジャガイモが原料)では人口が急激に伸び、増加した人口を支えるために天然資源や植民地の獲得を目指しはじめ、ヨーロッパ列強諸国は世界中に進出していった。そして、列強諸国間同士の戦争が次々と勃発し、世界大戦へとつながっていった。だとすると第一次世界大戦の遠因はジャガイモ? 参考文献 コマンドマガジン日本語版のどっかの号 シャスポー銃 幕末の幕府伝習隊が装備した銃。当時のフランス陸軍の制式小銃であり、弾と火薬と雷管を厚紙のなかであらかじめセットしてあるカートリッジを用いる後装銃。今日の金属薬莢と比べれば湿気に弱い欠点があった。次弾発射までの間隔の短さから戊辰戦争勃発時には間違いなく最新鋭の小銃であった。 シャトー フランス語で城・貴族の邸宅を意味する言葉 英語のcastleと由来は同じラテン語のcastraから 娑婆 軍隊の外の世界 旧軍 シャハト 1929〜39年にかけてドイツ帝国銀行総裁。33年からは大蔵大臣も兼ねてドイツの財政を立て直した。36年にゲーリングと経済政策を巡り対立し、37年に辞任した。44年にヒトラー暗殺未遂事件で疑われたため逮捕されるが、絞首刑はぎりぎり免れた。ニュルンベルク裁判では無罪となり、戦後はエジプトのナセル大統領の顧問を務めた。ドイツの経済学者 しゃぶ 覚せい剤のこと。 警察・暴力団関係用語 投稿者 名無しさん 2006/09/18更新 シャポシュニコフ ソ連軍の軍事理論家として知られ、スターリンの軍事顧問をつとめ、そのおかげで赤軍の大粛清から生き残った数少ない将軍の一人となった。37年に参謀総長となったが、40年に健康上の理由から職を辞した。41年に独ソ戦が始まると再び参謀総長となり、スタフカのメンバーの1人となるが、スターリンに撤退を進言したため、スターリンに解任させられた。その後は死ぬまでウォロシローフ陸軍士官学校校長をつとめた。ソ連軍元帥 シャマグ (カフィーヤ) アラブ人がよく頭巾に使う4角の布のこと。シャマグの色でアラブの各部族や軍部隊を区別する場合がある。 ジェマア・イスラミア インドネシアのイスラム原理主義の武装組織の一つ。アルカイダとの関係も深い。作戦範囲もインドネシア国内に留まらず、マレーシアやシンガポールなど東南アジア各地でテロを行える能力を持っている。2002年、アメリカ国務省は同組織を「テロ組織」と認定している。 2004年4月29日更新 (補足:ジェマ・イスラミアとも呼ばれることがあります。 2004年07月24日補足) シャバック イスラエルの対情報組織 シャリオ 1942年3月28日に英国軍が行った、ドイツ軍のサン・ナゼール港に対する奇襲攻撃の作戦名 WW2 社労党 社会主義労働者党 上海海軍特務部 → X機関(参照) 上海事変 昭和7年1月28日、日本人僧侶5人が中国人に襲撃され、1人が死亡した事件をきっかけに、海軍陸戦隊が19路軍と激突し、陸海軍の増援の末に停戦となった。 シューテング・オン・ムーブ 移動射撃のこと シューテング・マット 狙撃兵などが用いるシートで、長時間伏射姿勢を維持するのを助ける。 シュート・アンド・スクート → Shoot and Scoot (参照) シュート・ツー・キル 銃を抜いたら威嚇射撃せず、すぐさま殺害目的で発砲すること。射殺主義ともいう。 充員召集 平時編制から戦時編制に移行するときに、その間の欠員分を補充するために行う召集のこと。1個中隊あたり約40名、1個連隊で約1700名を召集する必要があった。 旧陸軍 銃架 小銃などを立てかける台、または銃を備え付ける台のこと。 銃火 小銃や機関銃などから発射される銃弾や火、曳光弾の光の総称 臭化ピリドスチグミン 神経剤の化学兵器に対する予防薬として、湾岸戦争のアメリカ軍で実戦投入された。一日30mgを3回服用する。元々は重症の筋無力症の薬として使われていたもので、体内のアセチルコリンと結びつき、神経剤に侵されると複合体がアセチルコリンを分離させる仕組み。湾岸戦争では40万人が服用していたが、この薬がまだ実験段階であることをしった従軍兵士からは大きな反発がでることとなった。この薬の副作用が湾岸戦争症候群の正体ではないかともいわれている。("湾岸戦争症候群"参照) 銃器対策レンジャー部隊 警視庁機動隊内に編成されたレンジャー技能を有した銃器対策部隊のこと。銃器を持って立てこもる犯人に対して高所やヘリコプターからの突入も行う。諸外国の治安系対テロ特殊部隊と遜色ないスキルを有している部隊。MP5サブマシンガンや突入用の閃光手投げ弾を有している。 日本警察・警視庁・レンジャー 投稿者 名無しさん 2008/02/17登録 従軍慰安婦 1970年代から韓国国内で日本軍が組織的に女を性奴隷にしていたとして強制連行として、この従軍慰安婦問題が指摘されるようになり、朝日新聞など日本国内の左派知識人も後追いした。しかし、その後の学術的な研究により、「従軍慰安婦」という言葉も存在せず、日本軍による組織的関与も存在しなかった。どこの国の軍隊と同じように、民間業者による売春が行われていただけで、軍が女を強制的に徴用していた事実はない。反日プロパガンダとして政治的に盛んに使われている言葉。 なお、歴史的事実に基づかないのに、盛んに行われている反日運動を鎮めたいがために、河野官房長官がこれを認め謝罪する官房長官談話を発表したことで、2007年現在では、その談話を根拠にアメリカ議会で従軍慰安婦非難決議が出されようとしており、致命的なほどに国益をそこなった浅慮な行動として、この談話については有識者からの批判が強い。 投稿者 名無しさん 20070325更新 襲撃機 WW1で戦闘機・戦闘爆撃機や軽爆撃機が搭載固定機銃で地上を掃射するうちに、専門の対地襲撃機の思想が芽生えてくる。しかし戦闘機でも代用できること専用機を研究開発した例はあまり多くはない。大量生産のうえで、一番大規模に運用したのはWW2でのソ連軍で、イリューシンIl2シュトルモビク(”Il2シュトルモビク”参照)が有名である。 銃剣術 (銃槍術) 銃剣を用いた格闘方法。サポート機材[戦場ニ於テ着剣銃ニ代用スベキ刺突用具]を用いても一応、銃剣術だが小銃を用いたものは銃槍術と言うのが正しいとされる。 参考資料 帝国陸軍『銃剣術指導必携』 関連項目("白兵"参照)("軍隊格闘技"参照)("ククリ"参照) 投稿者 刀 2006/10/09更新 銃後 戦線から遠く離れた本国の一般市民といった意味だが、総力戦により前線と銃後の境はなくなった。 銃工長 例えば、三等銃工長で伍長、二等銃工長で軍曹、一等銃工長で曹長といった具合 日本陸軍 十仁会 弘道会の非公然組織。暗殺や情報収集を行なっている。参考文献 実話ドキュメント ("山口組"参照)("弘道会"参照) 投稿者 名無し三等兵 2005.11.06更新 銃槍術 → 銃剣術(参照) 銃対 (じゅうたい) 都道府県警察の機動隊内に編成された銃器対策部隊のこと。サブマシンガンや狙撃用ライフルを装備している。一部は陸上自衛隊富士学校で射撃訓練をうけた隊員もいるようだ。 日本警察・機動隊 投稿者 名無しさん 2008/02/17登録 集団軍 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 集団軍 中国での兵団が1980年頃から集団軍と呼ばれるようになった。 集団的自衛権 現在の日本の憲法解釈では集団的自衛権の行使は憲法に反するとされている。しかし、この解釈は戦後一貫したものではなく、合憲から違憲に憲法解釈が変化したもの。 <<追加投稿>> 集団的自衛権 補足 集団的自衛権行使は戦後一貫して違憲だったと勘違いしている人が多いようです。米軍占領統治下のもとで日本の再武装が進められ、朝鮮戦争では米軍に対し日本は後方支援で協力し、掃海部隊では戦死者も出しています。サンフランシスコ講和条約後も当然で、この時代に集団的自衛権は違憲だから米軍に協力できないという概念自体がありませんでした。集団的自衛権が今日のように硬性な解釈になったのは、労組や学生などの激しい運動が行われ、社会党の力が強かった時代に、自民党内部でも左派が力を強め、徐々に憲法解釈を交代させていった頃の名残なのです。現在のこの憲法解釈は佐藤内閣時代に完成されています。 補足:集団的自衛権合憲時代の政府解釈 (1)昭和30年 参議院内閣委員会 杉原防衛庁長官 「日本独力では、これは日本の防衛ということそれ自体にもなかなか難しいと思います。従いまして、やはり日本としては集団防衛、集団自衛ということは、やはり日本を守っていくために実際上必要である」 (2)昭和34年 衆議院外務委員会 藤山外務大臣 「日本に基地におります米軍を攻撃することは、日本の領空、領土を侵して攻撃することでありますから、当然自衛権の発動がありますし、またアメリカが攻撃されれば、それに対してアメリカとしても自衛権を発動しなければならぬ状態にあろうと思います。したがってお互いに共同動作をとって参りますことは、当然の帰結」 「発動の方法は個々であろうとも、共同動作をとって参りますことは、集団的自衛権を行使するということになろう」 2004年1月25日更新 重油 原油を加熱蒸留した際にできる底のほうに溜まる粘性が高い黒い油に、軽油・灯油を混合した液体のこと。カロリーが高く、経年劣化しないことと、石炭のように黒煙がでないことから艦船・火力発電所などで広く用いられる。重油の製造には軽質に比べ安く、多くの重油が作れる重質の原油が用いられる。 ("API"参照) 2004.10.10更新 重力波 質量を振動させるとおきる重力波が発生する。重力波は音波や電波が通れないところでもよく通り、水中でもよく伝わる。 シュタージ 東ドイツの秘密警察「国家保安省」のこと。("SSD"参照) 諜報・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 シュチェメンコ WW2終結時のソ連参謀本部の参謀次長 出師準備 海軍が戦時編制に移行すること シュトルモビク → (”IL2 シュトルモビク” または ”IL10 シュトルモビク” 参照) シュナイダー 1916年に登場したフランス最初の戦車。ホルトのトラクターが流用されている。重量13.5トン。57mm砲を搭載。乗員7名。 フランス WW1 2004.11.06更新 シュバルツ 黒 ドイツ語 酒保 現在のPXのこと 首里城 沖縄県那覇市にある琉球王朝の王城。15世紀前半に尚巴志が浦添城から移って琉球の王城に定めた。ただし国の発掘調査によって、それ以前から首里に中山の都もが移っていたことも考えられる。 首里城は江戸時代に一度焼失し、1715年に立て直された。また正殿は2度大修理が行われ、昭和初期にも解体修理が行われている。このため首里城は第2次世界大戦で首里は激しい地上戦の舞台となり完全に焼失したが、これらの記録を総合することによって、かなり精度の高い復元が行われた。 2006.01.03訂正 沖縄市→那覇市 訂正者 南の島 巡航速度 もっとも燃費がいい速度 純粋水爆 核分裂反応を使わずに磁気やレーザー光線を用いて核融合反応起こさせる爆弾のこと。核反応を用いないので残留放射能は少ない。 (”レーザー水爆”参照) 春闘 春季闘争の略で、各労働組合が春に歩調を合わせて会社側に要求する闘争のこと。 左翼用語・労組関係用語 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 順法闘争 労働組合員が法律に一切抵触しない範囲で、各種安全管理や労働規則などの厳格な運用を求める闘争のこと。法規を厳格に解釈して作業をすすめ、少しでも違反する作業は拒否するのが特徴。業務の能率が低下する。順法闘争であっても、争議行為が禁止されている公務員については、争議行為禁止規定に抵触する。また、狭義に順法闘争は、安全闘争の意味とされてるが、この順法闘争であっても、正当性については、違反の態様・程度ならびに長年の慣行、組合側のとった手段とその影響、これらを具体的に精査されて、闘争の正当性が判断されることになる。よって、順法闘争が必ずしも正当な行為であるとは限らない。 左翼用語・労組関係用語 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 ジョー 米国兵 ジョージ2世 1922年にギリシャ国王に即位したが、翌年に退位した。35年に再び呼び戻されが、親イギリスの立場をとっていたため、ドイツに占領されるとイギリスに逃れ亡命政権を組織した。 ジョージ6世 WW2でのイギリス国王で、カナダへの避難を断り、イギリス国内の各軍事基地や多くの都市や町を巡り、国民や兵士の士気を高めることに努力し続けた。 ショートタイマー 短期兵役 捷一号作戦 1944年10月20日、米軍レイテ侵攻に対して、劣勢が続く日本海軍が戦局の流れを一気に変えるべく発動した作戦のこと。この作戦によって、シブヤン海海戦、スリガオ海峡海戦、エンガノ岬沖海戦、サマール沖海戦といった大規模な海戦の他、多数の小規模な戦闘が行われた。この作戦では、各戦闘が数百kmも離れている50万平方キロにもおよぶ広い海域での戦いとなった。これらの戦い総称して「捷一号作戦」とも「比島沖海戦」、米国では「レイテ湾海戦」と称する。この戦いによって、連合艦隊のほとんどの戦力は失われ、第2次世界大戦での日本の敗戦は決定的となった。 WW2 小火器 一般的に20mm未満の火器のこと。 上級師団指揮官・上級大隊指揮官・上級中隊指揮官・上級小隊指揮官 → ナチス親衛隊階級表(参照) 上級大将 ドイツでは大将の上に上級大将をもうける。 将校 一般に士官のことで、少尉以上の階級の軍人のこと。旧軍では兵科と兵科ではない士官が差別的な区別が行われ、兵科ではないと正確には将校ではなく将校相当官とされていた。 ("士官"参照) 小銃 歩兵銃・ライフル、アサルトライフル・自動小銃・突撃銃・カービン銃などを含めて使われることがあるが、サブマシンガンや軽機は含まれない。 小銃弾・機関銃弾 1発だけなら非常に軽いが、これを輸送するとなると、見た目よりも非常に重たい。特に銃弾を消費する機関銃部隊になると、弾薬を運ぶ箱の重さは恐ろしく重たくなる。旧軍の弾薬箱で、歩兵用の弾薬箱(甲型)は保弾板18枚で540発、92式で約22s、騎兵用(乙型)は保弾板25枚で750発、92式で約30s となる。これを馬1頭に甲型は4つ、乙型は2つ載せる。WW2の米軍はジープの登場させることによって、自動小銃を実戦で用いても兵站が破綻することは無かった。 常設航空隊 平時から常設されている航空隊 横須賀海軍航空隊など地名を付けてよばれるが、1942年以降は番号で呼称 ただし練習部隊には地名のまま 日本海軍 小隊 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 小隊指揮官 → ナチス親衛隊階級表(参照) 焦土作戦 侵攻してくる敵軍に対して、あらかじめ糧食・補給品・住宅などをすべて焼き払い、破壊しつくすことによって、敵軍に現地調達を一切行わせない作戦。ロシア(ソ連)のお家芸。 蒋介石 1907年に軍官学校(中国の士官学校)を卒業後、1909〜11年にかけて日本の陸軍士官学校に留学た。また24年にはモスクワに軍事留学。国民党の指導者として、WW2では連合国軍の中国戦域最高司令官として日本軍と戦い、戦後は共産党との内戦となり、国民党は破れ台湾に逃れた。 常備兵役 現役および予備役を合わせた意味 旧軍用語 消防白書 消防庁編 年刊 消毒 痕跡を消す意味でも使われる 情報活動4サイクル 収集努力の指向→収集→処理→使用→収集努力の指向 情報研究 CIAの部内限定季刊誌 情報総処 1949年に社会部から名前が変わった情報機関 後の調査部となる。 (”中国共産党調査部”参照) 中国 情報調査班 相次ぐ軍の反乱により、1948年に国家保安法を制定、軍内部に情報調査班(後に特務隊)を新設して軍内部の思想犯の取締を行なった。初代班長は関東軍憲兵出身の金昌竜大尉(後に特務隊長(少将)でも辣腕を振るうが、56年1月、部下に暗殺される)。 韓国・対情報 投稿者 名無しさん 2006/04/05更新 上陸 艦内勤務だけでなく、例え地上勤務であっても休暇外出は上陸とよぶ。 勝利の日まで WW2の末期に日本で盛んにうたわれた歌 作詞 サトウハチロー 作曲 古賀政男 「丘にはためく あの日の丸を・・・・♪」 昭和通商 昭和14年に設立された兵器輸出・軍需物資購入を目的として陸軍によってつくられた団体 助教 自衛隊や消防などで教官を補佐する助手のことだが、エリートコースで人事の足かけで教官になったものより、現場からのたたき上げの助教のほうが知識・技能に精通しているのが一般的 書契問題 1868年、日本から朝鮮に使節を送り、明治新政府の樹立を告げて新たな国交と通商を求めた際、その文書「皇政維新の書契」を、儒教的見地から、「天皇」の「皇」の字がいけない、「天朝」などもいけない、礼儀にかなっていない文字が使われ、印鑑がいけない、文字の位置も違うと受け取りを拒否した。これは中国の属国であった朝鮮からみて、「皇」の文字を使って良いのは、中国のみであり、日王が「皇」の文字を使っているので、受け取りを拒絶するという理屈であった。 しかし、1811年まで続いていた朝鮮通信使時代に、朝鮮側の文書にも「天朝・皇朝・朝臣」という文字を使っていたことなどを、日本側から突っ込まれると、朝鮮の外交官僚が急に「病気」になり、結局受理されることはなかった。 ("日王"参照) 投稿者 名無し三等兵 20050625更新 助攻 主力部隊が行う攻撃を助けるために、主力部隊が行う攻撃地点から離れた場所に行う攻撃のこと。 2004年07月24日更新 ジョセフ・クラマー 「ベルセンのけだもの」と恐れられたナチスドイツの収容所所長 ショップ 空自において職場を意味する。(自衛隊関連) 投稿者 太郎 2008/02/03更新 ジョニー 米国南北戦争での南軍兵士のあだ名。 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 ジョバンニ・ソロ 1506年にヴェネチア共和国に雇われた暗号専門家 あまりの技術力からローマ教皇庁までが彼に暗号解読を依頼するようになった。 ジョン・L・デゥィット WW2では米国西部の防衛を担当 陸軍中将 ジョン・S・モスビー 南軍で遊撃隊を指揮した将軍。 南北戦争 南軍 ジョン・スティール ノルマンディー上陸戦において米国第82空挺師団第505パラシュート歩兵連隊第2大隊F中隊所属の2等兵。同中隊の一部は、サント・メール・エグリーズの町のど真ん中に降下してしまい、駐屯していた独軍によって、降下した兵士の多くは着地と同時に射殺(一部捕虜)されるか、パラシュート降下中に対空射撃にあい射殺されることとなった。しかし、ジョン・スティール2等兵は運良く町のサント・コーム・デュモン教会の鐘楼にパラシュートが引っかかり、この危機を脱することができた。この逸話は映画『史上最大の作戦』で世界的に有名になった。現在、サント・コーム・デュモン教会の鐘楼には、パラシュートにぶら下がったジョン・スティール2等兵を模した人形が観光客向けギミックとして掲げられている。 投稿者 名無し三等兵 2004.12.30更新 しらせ型 昭和57年に竣工したAGBで基準排水量は1万1600トン 海自 地雷 (じらい) 一般的には地下に埋設され、音響・磁気・振動・重量などによって反応する爆発物の総称。一部、指向性対人地雷や水際地雷のように、地下に埋設せずに使用していても「地雷」という名称を用いる場合がある。仏教用語の地雷(ぢらい)に関しては、タ行参照のこと。 ("地雷"タ行参照) 2004年09月27日更新 地雷帯 本地雷原のこと。地雷原のなかに、縦深約10mで18m以上の間隔をあけて地雷帯は設置されていく。地雷帯は底辺6m高さ10mの三角形に区切られ、1つの三角形にはクラスターが3つ設置されている。地雷原(参照) クラスター(参照) 地雷原 一般的な意味では地雷が敷設されている地域のこと。 正規軍の工兵が構成した地雷原では、地雷密度1でATを用いた場合、ATを守るためにAPfは4個、APbを8個となり、合計13個となる。13×0.6で必要な地雷帯数を割り出す。この例では8本。この8本の地雷帯が本地雷原となり、この外周に本地雷原を守るための外側地雷帯が構成されている。これらを総称して地雷原とよぶ。地雷原は敷設中や敷設後は味方部隊の行動を制約しないように通路が設けられ、通路の両端には味方部隊に知らせるための旗が立ち、地雷原の縁には柵が設置されることもある。これらは敵軍の接近により撤去されるが、ゲリラなどが敷設した地雷とは違い、精密に測量されて図面(友軍は簡単に通行できる)で記録が残されているため、自軍で設置した地雷原の撤去はそれほど難しくはない。このように正規軍が作った地雷原は大きな障害力を発揮し、敵の進撃を遅らせる。 地雷密度 正面1mあたりの地雷数で表される地雷原の地雷密度のこと。一般的にATが密度1の場合は、敵の機甲部隊(仮定として対地雷処置をとっていないとする)の第1波の60%が触雷し、第2波で40%、第3波で20%が触雷する。密度3では第1波の90%、第4波でも20%が触雷するとされている。 白鳥警部射殺事件 1952年1月21日に札幌市警察警備課長の白鳥警部が日本共産党員に射殺された事件。事件の翌朝には日本共産党札幌市委員会の名で天誅ビラが蒔かれた。日本共産党札幌市委員長は逮捕されたものの、実行犯とされた容疑者は共産中国に亡命している。("51年綱領"参照) 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 ジラルド・エ・ヴォワ・シャーロン装甲車(C.G.V.装甲車) 後部座席に装甲とホチキス機銃×1 1902 仏 資料隊 1950年頃に米陸軍のMISO(Military Inteligence Servce Organization)を参考に設立。国内外の資料の収集・翻訳・分析・資料管理を行うほか、捕虜尋問・通訳業務・地誌業務を行う。設立時は中央資料隊と各方面資料隊に分かれていたが、78年に方面資料隊は方面総監部資料課に吸収され無くなった。各方面資料課では気象・政治・経済・社会・・地誌などの関係部隊に配布する。中央資料隊では国内・東欧・ロシア・東アジア・中近東・アフリカ・欧州・米国などに分かれて、翻訳・分析・地誌業務などを行っている。陸自の中央資料隊は200名ほどで、海空自の資料隊の規模はそれぞれ50名ほどともいわれている。情報本部の設立にともない陸自の中央資料隊からも約40名ほど人員が引き抜かれているようだが、業務内容は変わっていないので、作業能力的には下がっていると思われる。また海自・空自もそれなりに人員が減っていると思われる。 シルバースター アメリカ軍の銀星章のこと 司令長官 連合艦隊などにつく呼称。「連合艦隊司令長官」など 司令部・本部 小隊司令部や師団本部など、確かに意味はわかりますが、 正しくは 「小隊本部」 「中隊本部」 「大隊本部」 「連隊本部」 「旅団司令部」 「師団司令部」 「軍司令部」 となります。 なお「分隊」には編成上の本部はありません。 概ね司令部になるのは指揮官が将官であることが条件となります。しかし、現在の自衛隊で旅団相当の「団」は将官が指揮していますが「本部」となっています。例えば通信団・空挺団などです。 これは戦後の自衛隊設立当時に、米軍の教本を参考にしたためで、米軍では旅団は大佐が指揮をとるため、当初自衛隊でも1佐が団長だったのです。その当時のなごりから現在でも「団」は「本部」が使われているのです。 ただ例外として、戦前において地方の兵事業務事務の関係で使われていた「連隊区司令部」といった用語もありました。 「本部」は軍事系行政官庁用語としても使われることもあり、軍令系や軍政系の組織を問わず使われる。「参謀本部」や「陸軍航空本部」もそうですし、今日でも「情報本部」や「調達実施本部」など使われています。 できるだけ刺激を抑えるために軍事用語・旧軍用語を極力言い換えている戦後の日本では、司令部もそのまま使われることはすくなく、総監部・幕僚監部・戦闘指揮所・作戦指揮所(戦闘指揮所の部隊の上級組織で一般的に使われる)などのほか、米軍の略語を使用するなどして使い分けている感じもあります。 白 陸軍の法務部の部色 または海軍の主計科色 白 装甲車輛内部は暗いので内部を白色に塗ることが多い 白紙 一時帰宅している兵を召集、在郷軍人の演習での召集、教育召集などの召集令状のこと 白襷隊 旅順要塞の東鶏冠山堡塁にたいし、6個大隊で夜襲をかけた。参加将兵は夜間の目印のため白襷をかけたのが名前の由来。結果、地雷原に阻まれたところをサーチライトで照らされ、そこを敵の十字砲火により壊滅した。 陣笠 鉄砲の普及とともに戦場で使われるようになった山形の笠。鉄板に漆が塗られている。戦慣れした足軽達はこれを鍋代わりにもした。太平の世になると、鉄板ではなく紙で上張りしたものとなった。 辛光洙 (シン・グァンス シンガンス) 原敕晁さん拉致事件の実行犯。日本を拠点に活動していた朝鮮労働党工作員。日本人になりすまし、韓国に潜入するも韓国治安当局によって逮捕される。しかし、2000年に金大中大統領の太陽政策の名の下で恩赦を与えられた。 北朝鮮では「統一愛国闘志の非転向長期囚」とその栄誉をたたえるなど英雄扱いしているが、平壌会談での金正日でいうところの妄動主義・英雄主義な特殊機関のメンバーとして、処罰された様子は一切ない。 ちなみに、韓国政府に対して、この拉致工作員への恩赦を求める署名を行なった日本の主な政治家は以下のとおり。 村山富市(元首相) 土井たかこ(社民党・元衆院議長) 菅直人(民主党・前民主党代表) 青嶋幸男(前東京都知事) 元岡昭二(無) 淵上貞夫(社民党) 江田五月(民主党) 佐藤観樹(民主党) 伊藤忠治(民主党) 田並たねあき(民主党) 山下八洲夫(民主党) 千葉景子(民主党) 山本正和(無所属の会) 鳥居一雄(公明党) 小川新一郎(公明党) 西中清(公明党) 猪熊重二(公明党) 和田教美(公明党) 塩出啓典(公明党) 北朝鮮・拉致・反日・売国奴 投稿者 名無しさん 2006.02.22更新 新幹線 "しんかんせん" 従来、日本の幹線鉄道は、狭軌で走るための限界があったが、それとは別に、標準軌のレール上を走らせることによって、時速200km以上の速度を可能にした、新しい幹線鉄道のこと。計画の発端は1940年の東京〜下関間新幹線増設工事 (弾丸列車計画)で、戦局の悪化で1943年に計画は中断となる。戦後は、東海道本線の輸送力限界に伴い、新幹線の建設が閣議決定され、1964年に東京〜新大阪間が開通した。 外国の高速鉄道と比較しても、新幹線の輸送力・信頼性は非常に高い。これは、日常の正確かつ正常なダイヤ運行だけでなく、2004年の新潟県中越地震でも示している。 この新幹線について、中華人民共和国(以後、「中国」と表記)も日本の新幹線の導入に興味を示しているともいわれている。中国の高速鉄道は巨額なプロジェクトであることから、海外でも、独シーメンスや仏高速鉄道TGV製造会社アルストームなどが入札に応じている。 日本側では、川崎重工、三菱商事、日立製作所、三菱電機、丸紅、伊藤忠商事を加えた六企業が連合して、JR東日本から技術提供を受けながら、中国への新幹線の売り込みをはかっている。しかし、JR東海は国益を損なうという理由から、技術協力には応じていない。また、中国では反日感情が強く、万が一にでも、日本の新幹線が中国で大事故を起こしてしまった場合には、その怒りは日本に向かうことが、容易に予想できることから、中国と長期の友好的な外交関係を構築する観点からも問題を抱えている。さらに、軍事・安全保障の観点からも、中国内の軍管区をこえた輸送力(兵員輸送等)向上に繋がることから懸念の声も出てきている。 投稿者 名無しさん 2005年05月22日更新 シングルアクション 銃を発射するたびに撃鉄を起こして引き金を引く方式 シングルショットピストル 薬室に一発ずつカートリッジを装填して発射する方式 神経ガス サリン・タブン・ソマンなどのG系統のガスが一般的だが、戦後はVXの登場が広く知られているが、実際には多くの国で秘密裏の研究が続けられている。そして、その結果が明らかにされることは少ない。冷戦時代ではチェコスロバキアがGXの開発を成功し、これを東側陣営は極秘にした。しかし、この存在をアメリカは突き止めGPと名付けた。ソ連(ロシア)では西側のVXに近いsubstance33を量産していたし、93年にはVXの5倍の毒性を持つバイナリー式のNovichok-5を完成させている。 また、従来の有機リン系神経ガスにかわり、N−メチル・カーバメートも神経ガスとしての可能性が以前から指摘されている。最近ではエジプト陸軍がN−メチル・カーバメートからの化合物の合成と神経毒作用が強いことを発表。このように新しい神経毒の可能性を持つ化合物も、実際には多く見つかっていると思われる。そして、今後登場する神経ガスは、PAMやアトロピンなどの治療薬を無力化し、さらに毒性を増したかたちで登場するのではといわれている。 人権擁護法案 2005年3月15日に閣議決定し、今国会で成立する予定の人権擁護法案のこと。 この法案では法務省外局に新設される人権委員会による、「人権侵害」に対する罰則や人権侵害被害の救済を目的にしている。人権委員には事情聴取や立ち入り検査などの権限が付与される。拒否には罰金(三十万円以下)を科す。 しかし、「人権侵害」の定義があいまいであり、政府・国会の影響からも排除された独立性ゆえに、人権委員による恣意的な法的乱用が懸念されている。また、人権委員会の下部組織として、人権侵害の調査にあたる人権擁護委員には二万人程度の規模になる計画で、巨大な思想警察が誕生を意味している。 人権委員・人権擁護委員には、差別・人権問題で長年活動してきたと学者・専門家・活動家達が参加するものと見られているが、この中には冷戦時代に親共産的な考えから、過激な反日活動に従事し、極左暴力集団と繋がっているものも少なくない。さらには、人権委・人権擁護委員には、国籍も問われないことから、外国人の人権委員・人権擁護委員達が、外国政府機関からの指示により、その外国政府にとって都合の悪い言動をつづける特定の日本人に対して、民族・国籍差別を人権侵害を申し立て、その日本人への事情聴取のための出頭命令やら人権侵害を行った容疑による調査などの執拗な嫌がらせにより、その日本人への言論を封圧する恐れすらある。 重要法案にも関わらず、なぜかマスコミ報道(産経新聞は発行部数が少ないので除外)がなされていないが、この法案は、間接侵略対策・敵性国家からの対日心理戦対策の見地からも重大な問題を抱えており、懸念の声があがっています。 投稿者 かちゅーしゃ 2005年3月13日更新 <<追加投稿>> 拉致被害者救出運動を阻害するような外国人(北朝鮮政府関係者)が委員になれる可能性もあることから、現在もなお自民党内で議論が続いています。公明党・民主党は人権擁護法案可決に肯定的な意欲を表明しています。 投稿者 かちゅーしゃ 2005年5月16日更新 壬午軍乱 ”じんごぐんらん” 「壬午の年」の1882年7月に漢城 (ソウル) で起きた軍人暴動のこと。 1873年に大院君 (興宣大院君) から閔 (びん) 氏に政権が移ると、軍隊の待遇は悪化したうえ、新たに設けられた別組織の別技軍が設けられ、そちらは優遇されていたた。その結果、給米の不正支給ともに旧式の軍人たちの不満が爆発し暴動となり、大院君がこの暴動を利用して、閔氏政権の転覆と日本公使館の襲撃を図った。これは日清両国の武力干渉を招く結果となった。 この事件後、清は漢城に軍隊を駐留する権利を得ることに成功し、日本は公使館に警備兵を駐留する権利を得た。 新四軍 第二次国共合作により、主に華南地区の中国共産党の紅軍を再編成されたもの。("人民解放軍"参照) 中国 投稿者 かちゅーしゃ 2005.11.23更新 進水 陸上で建造した艦船を初めて水上に浮かべること。新しい艦船の前途を祈って盛大な進水式が行われるのは各国共通。 新宿騒擾事件 昭和43年10月21日、国際反戦デーに合わせ全国で同時多発的に反戦運動が行われ、東京では米軍のジェット燃料の輸送を阻止するため新宿駅が攻撃対象となった。この日、警視庁は16年ぶりに騒擾罪を適用した。 浸洗 潜水艦が司令塔を水上に露出させた状況のこと。 投稿者 名無しさん 2006/06/03更新 海軍・潜水艦 神世界 有限会社「神世界(しんせかい)」は2000年2月に設立された会社。本社は山梨県甲斐市。宗教法人の登録はしていない。2007年12月に霊感商法の疑いで神奈川県警の強制捜査を受ける。その際に、神奈川県警警備課長という神奈川県警警備公安部門トップが神世界の信者であったことが判明して、世間を驚かせた。この課長は即日警備課長を解任された。 さらに、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の売却を巡り、詐欺罪で起訴された元公安調査庁長官、緒方重威被告が設立した不動産会社が、東京都内に所有する不動産を霊感商法による詐欺事件で捜索を受けた「神世界」の運営するサロンに賃貸していたこともわかっている。月数百万円に上る賃料を得ており、詐取疑惑のある資金の一部が元公安庁トップ側に流れる不可解な構図が注目されている。また、公安調査庁ならびに各都道府県警察の警備公安部門(公安警察)に対して、神世界がどこまで浸透していたのかも注目されている。 投稿者 名無しさん 2008/02/24登録 新撰旅団 西南戦争において警視庁の警察官によって編成された旅団。長崎から海上機動して鹿児島に直接上陸する作戦に参加。 新多連装ロケットシステム 米国のMLRSの日本での呼び名。MLRSのこと。陸自 浸透 "Penetration" 対象組織内に協力者獲得、エージェントを潜入させることを意味するだけでなく、対象組織の施設内に盗聴などの監視装置を密かに設置することにも使われる言葉。 諜報・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 寺内町 寺院を形成する本坊・本堂・塔頭群、寺院に付属する門前町や集落に濠と土塁でめぐらせた形態のこと。寺院城郭の一形態で、南北朝争乱期の山岳寺院の城郭化とは異なり、平地や低丘陵上の寺院の城郭化をいう。 新聞研究 日本新聞協会 月刊 シンベト イスラエルの対情報組織 現在のシャバック 新防衛論集 防衛学会 Z2−416 季刊 <<追加投稿>> 現在は季刊『国際安全保障』に名前が変わっています。("国際安全保障学会"参照) 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 人民解放軍 (PLA) 八路軍・新四軍などの名称で戦ってきた中国共産党であるが、人民解放軍という名称を最初に使い出したのは、1947年9月の新華社通信の「人民解放軍総反攻宣言」からである。("八路軍"参照)("紅軍"参照)("新四軍"参照) あくまでも中国共産党の軍隊であり、国務院よりは党中央軍事委員会の統制力が大きい。いままで強かった地域ごとの軍区の独立性も、陸上戦力の削減で減少することになり、軍区兵力を党直轄の人民武装警察に編入することにより国家・党による軍への統制力が増している。党中央軍事委員会主席が軍の最高司令官(事実上の中国の最高権力者とみなされる)となり、副主席は通常は制服組から選ばれる。副主席の座は軍人の最高ポストとなる。近年ではこの副主席の座に海軍から選ばれ中国政府の海軍重視が注目された。 人民解放軍は西欧のように軍令・作戦・兵站部門を参謀本部として上部一元化しておらず、作戦・軍令・運用・軍事情報部門の総参謀部、政治・宣伝・心理戦部門の総政治部、補給部門の総後勤部、兵器調達部門の総装備部に分かれている。 ◎陸軍 現在では軍区も7軍区にまで整理されている。省ごとにも軍区があるので、この7軍区を大軍区とよぶこともある。現役兵力は大幅に削減されて約170万人。しかし、西側に対抗できる98式戦車("98式戦車"参照)に代表されるように、無駄な兵力を減らした分を兵器の近代化に力をいれている。また、航空戦力が優勢なアメリカ軍との交戦を念頭にいれているため、PGZ−95("95式/PGZ−95戦場防空車両")導入など野戦防空能力向上にも力を注いでいる。 遊撃戦の伝統から特殊部隊・不正規作戦部隊の整備にも長年力をいれているが、オリンピック警備を意識したのか、近年ではアメリカのデルタフォースを模したような特殊部隊("中国の特殊部隊"参照)の編成も行なわれている。 そのほかに予備役・民兵組織の兵力が100万人程度。 (注意:下記の各軍区は陸軍だけでなく空軍も指揮します。兵力数・部隊は陸軍のみです。) ・瀋陽軍区 兵力25万人 戦時には東北軍 (兵力の無い予備の司令部として第40・第46・第64集団軍司令部あるので、動員時には総兵力が倍増する) 第16集団軍(第2野戦軍系統) 歩兵師団×3、戦車師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 第23集団軍(第3野戦軍系統) 歩兵旅団×5、戦車旅団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 第39集団軍(第4野戦軍系統 中国で機械化の実験部隊に指定されいる機甲軍) 戦車師団×1、機械化歩兵師団×1、歩兵師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×1、対戦車旅団×1がある ・北京軍区 兵力30万人 戦時には北部軍 (予備の集団軍司令部として第28・第63・第65・第66・第69集団軍司令部がある) 第24集団軍(第3野戦軍系統) 歩兵師団×3、戦車師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 第27集団軍(第3野戦軍系統) 歩兵旅団×5、戦車旅団×3、砲兵旅団×1、防空旅団×1 第38集団軍(第4野戦軍系統) 戦車師団×1、機械化歩兵師団×1、歩兵師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 北京衛戍区 歩兵師団×1、歩兵旅団×1、戦車旅団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 天津警備区 歩兵旅団×1、防空旅団×1 軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、対戦車旅団×1 ・蘭州軍区 兵力22万人 戦時には西部軍 (予備の集団軍司令部は存ない。野戦部隊よりも警備部隊中心なため師団数の割に兵力が多い軍区) 第21集団軍(第3野戦軍系統) 歩兵師団×1、戦車師団×1、歩兵旅団×1、砲兵旅団×1 第47集団軍(第4野戦軍系統) 歩兵師団×1、戦車旅団×1、歩兵旅団×1 軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×1、対戦車連隊×1 ・済南軍区 兵力19万人 戦時には中部軍 (予備の集団軍司令部として第15・第67・第68集団軍司令部がある) 第20集団軍(第3野戦軍系統) 戦車師団×1、機械化歩兵師団×1、歩兵旅団×1、砲兵旅団×1 第26集団軍(第3野戦軍系統) 戦車師団×1、歩兵師団×2、歩兵旅団×2、砲兵旅団×1 第54集団軍(華北軍区系統) 機械化歩兵師団×1、歩兵師団×1、戦車旅団×1、歩兵旅団×1 軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×2、対戦車連隊×1 ・南京軍区 兵力25万人 戦時には東部軍 (予備の集団軍司令部として第22・第29・第60集団軍司令部がある。台湾侵攻作戦に参加すると見られている軍区) 第1集団軍(第2野戦軍系統) 戦車師団×1、機械化歩兵師団(上陸作戦指定)×1、歩兵旅団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1 第12集団軍(第2野戦軍系統) 戦車師団×1、歩兵師団×1、歩兵旅団×2 第31集団軍(第3野戦軍系統) 歩兵師団×2、戦車旅団×1、砲兵旅団×1 上海警備区 歩兵旅団×1 軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×2、対戦車連隊×1 ・広州軍区 兵力18万人 戦時では南部軍 (予備の集団軍司令部として第43・第55集団軍司令部がある。台湾侵攻作戦に参加すると見られている軍区) 第41集団軍(第4野戦軍系統) 歩兵師団×2、戦車旅団×1、砲兵旅団×1 第42集団軍(第4野戦軍系統) 機械化歩兵師団(上陸作戦指定)×1、歩兵師団×1、戦車旅団×1、防空旅団×1 軍区直轄部隊として、増強された歩兵旅団(香港)×1と防空旅団×1となっている。 ・成都軍区 兵力18万人 戦時には南西軍 (予備の集団軍司令部として第11・第18・第50集団軍司令部がある。) 第13集団軍(第2野戦軍系統) 歩兵師団×2、戦車旅団×1、砲兵旅団×1 第14集団軍(第2野戦軍系統) 歩兵師団×1、戦車旅団×1、防空旅団×1 重慶警備区 防空旅団(高射砲主体)×1 軍区直轄部隊として、砲兵師団×1がある。 ◎空軍 空挺師団・戦域地対空部隊も空軍に含まれるため、空軍の兵力は約47万人。上記の各軍区内に軍区空軍司令部が設置され、空軍司令部は軍区内の航空部隊・空挺部隊・防空部隊(高射部隊・防空警戒管制組織)を指揮する。空軍は基本的に各軍区の指揮下に入るので、中国国内全体での空軍機の弾力的運用能力には疑問の声も一部で挙がっている。しかし、現在も核爆弾投下任務が与えられたH−6部隊が存在していること、空軍そのものの規模が大きいことと、Y−8AEWやKJ-2000AWACSなどの空中警戒機・空中警戒管制機("KJ-2000 (空警2000)"参照)の運用、H-5,H-6,Q-5,Y-8,Tu-154Mなどを改造した電子戦機の運用("Tu-154MD"参照)、東シナ海で活発化している電子偵察機の飛行、アメリカ空軍にも対抗できるSu−27・Su−30などの戦闘機の機体数を増やしてきていることから、近隣諸国を脅かす存在に成長している。2004年での航空兵力(Jは戦闘機を意味する殲撃の略、Qは攻撃機を意味する強撃の略、Hは爆撃機を意味する轟炸の略)は、Su-27×50(200発注中)、Su-30×36(50発注中)、J-10×15(300発注中)、J-9×4、J-8×100(300発注中)、J-7×400、J-6×2600 攻撃機はQ-5×500、J-5(旧式戦闘機の攻撃機転用)×400 爆撃機はH-6×100、H-5×350 1957年に高射砲による戦域防空任務(野戦防空は陸軍管轄)が空軍に移管されている。現在、空軍の地対空部隊はSA-2ガイドラインを国産化した紅旗2(HQ-2)や高射砲が中心だが、一部の部隊ではロシアから購入したS-300PMU(SA-10)、S-300V(SA-12)を配備がすすんでいる。これらのロシア製の新型SAM配備はアメリカとの戦争に備えたものと見られている。 空挺戦力は全部で4個師団。戦略予備として1個師団が済南軍区に配備。残り3個師団は広州軍区に集約、空挺軍を編成して台湾侵攻を準備している。しかし、空輸能力の不足から3個師団の投入は難しいと見られている。 (下記補足:"瀋空"や"蘭空"は軍区空軍司令部を意味する略称。一部の軍区では、さらに軍級の作戦司令部を置いている。一部の基地名は表記できず**となっている) ・瀋空(大連:空1軍) 殲撃機師団×4、強撃機師団×2 地空導旅(長射程SAMを装備した防空旅団)×1 鞍山(航空連隊"戦闘機"×2)、赤峰(航空連隊"戦闘機"×1)、大連(航空連隊"戦闘機"×2)、四平(航空連隊"攻撃機"×2)、牡丹江・ハイラン(航空連隊"戦闘機"×3)、斉斉哈爾(航空連隊"戦闘機"×1)、牡丹江・ドウジン(航空連隊"攻撃機"×1)、丹東(航空連隊"戦闘機"×3)、干洪(殲偵独立連隊"偵察機"×1)、哈爾濱(第1飛行学院"練習機・爆撃機・輸送機")、錦州(第3飛行学院"練習機・戦闘機")、吉林(第7飛行学院"練習機・戦闘機") ・北空(唐山:空10軍) 殲撃機師団×3、運輸機師団×1 地空導師(長射程SAMを装備した防空師団)×2 張家口(航空連隊"戦闘機"×2)、懐仁(航空連隊"戦闘機"×1、航空連隊"攻撃機"×2)、楊村(航空連隊"戦闘機"×1、八一飛行表演隊"戦闘機")、遵化(航空連隊"戦闘機"×1)、北京・南苑(航空連隊"輸送機"×3)、唐山(飛行訓練中心 航空連隊"戦闘機"×1)、滄州(飛行試験中心 航空連隊"戦闘機"×4、運用試験航空連隊"戦闘機"×1)、保定(第2飛行学院"練習機")、石家庄(第4飛行学院"練習機")、*州(第6飛行学院"練習機・戦闘機")、臨汾(第12飛行学院"練習機・戦闘機") ・蘭空(鳥魯木斉:空9軍) 殲撃機師団×2、轟炸機師団×1 混成導砲旅(高射砲とSAMを装備した旅団)×1 銀川(航空連隊"戦闘機"×3)、天水(航空連隊"戦闘機"×1)、武功(航空連隊"爆撃機"×2)、臨潼(航空連隊"爆撃機"×1)、鳥魯木斉"ウルムチ"(航空連隊"戦闘機"×2)、庫尓(航空連隊"戦闘機"×1)、武威(第5飛行学院"練習機・戦闘機")、柳樹泉(第8飛行学院"戦闘機")、双城子(誘導弾試験中心(センター)の飛行場にも少数機配備 "戦闘機・攻撃機・ヘリコプター") ・済空 殲撃機師団×3、強撃機師団×1 空降師(空挺師団)×1 *坊(航空連隊"攻撃機"×3)、済南(航空連隊"戦闘機"×2)、鄭州(航空連隊"戦闘機"×2)、文登(航空連隊"戦闘機"×2、殲偵独立連隊"偵察機"×1) ・南空(福州:空8軍(福州の司令部とは別に上海にも空8軍の指揮施設あり)) 殲撃機師団×5、強撃機師団×1、轟炸機師団×1 地空導旅×2 高砲旅(高射砲兵旅団)×1 蕪湖(航空連隊"戦闘機"×2)、長興(航空連隊"戦闘機"×1)、安慶(航空連隊"爆撃機"×2、航空連隊"電子戦用に改造した爆撃機"×1)、向唐(航空連隊"戦闘機"×2)、樟樹(航空連隊"戦闘機"×1)、崇明島(航空連隊"戦闘機"×1)、義鳥(航空連隊"戦闘機"×1)、筧橋(航空連隊"攻撃機"×3、航空連隊"戦闘攻撃機"×1)、衢州(航空連隊"戦闘機"×3)、如皐(南空訓練基地"戦闘機")、泰和(殲偵独立連隊"偵察機"×1)、蘇州(殲偵独立連隊"偵察機"×1)、蚌埠(第13飛行学院"練習機") ・広空(南寧:空7軍 (南寧の司令部とは別に武漢にも空7軍の指揮施設あり)) 殲撃機師団×5、轟炸機師団×1、運輸機師団×1 地空導旅×1 高砲旅×1 第15空降軍(空降師×3) 遂溪(航空連隊"戦闘機"×2)、柳州(航空連隊"戦闘機"×1)、**(航空連隊"爆撃機・空中給油機"×1)、広州・東(航空連隊"戦闘機"×1)、**(航空連隊"戦闘機"×1)、長沙(航空連隊"戦闘機"×4)、汕東(航空連隊"戦闘機"×1)、南寧(航空連隊"戦闘機"×1)、桂林(航空連隊"戦闘機"×1)、武漢(航空連隊"輸送機"×3)、香港(空軍のヘリコプター部隊) ・成空(昆明に空軍の作戦指揮施設あり) 殲撃機師団×2 重慶(航空連隊"戦闘機"×3)、大足(航空連隊"戦闘機"×1)、孟子(航空連隊"戦闘機"×2)、昆明(航空連隊"戦闘機"×1)、クンガ(拉薩指揮所 連隊未満の飛行部隊"戦闘機")、挟江(第2飛行学院"練習機・戦闘機・練習機") ◎海軍 機動戦力として北海艦隊(黄海方面)・東海艦隊(東シナ海)・南海艦隊(南シナ海)がある。水上艦艇("052C型"参照)("ソブレメンヌイ級"参照)・通常動力型潜水艦("キロ型"参照)("元型"参照)("宋型"参照)・攻撃原潜("093型"参照)・戦略原潜("094型"参照)なども急速な近代化を進めており中国の軍拡の象徴たる存在となっている。また、独自の海軍航空隊を有しており、哨戒機だけでなく、制空戦闘機や対艦能力をもった戦闘攻撃機の配備もすすめている。水上艦隊と連携した運用を行なうものと警戒されている。大型の強襲揚陸艦を建造する一方で、過去に台湾侵攻用に建造した小型揚陸船舶も現役から退きながらも保管状態とされているので、現在でも台湾侵攻を可能とする揚陸能力はあると見られている。そのほか、沿岸防衛として多数の小型のミサイル艇も有している。近年では潜水艦の作戦行動を支援すべく、領海・排他的経済水域侵犯も伴う海洋調査活動が頻繁に見受けられた。さらに、空母保有についても活発な動き("ワリャーグ"参照)を見せている。地上部隊として、海軍陸戦隊(約1万人)と沿岸砲兵(地対艦ミサイル)部隊を有しており、海軍の兵力は約25万人程度と推定されている。2004年での海軍航空隊の保有機数は、Su-27(制空戦闘機)・Su-30(戦闘攻撃機)×10(20発注中)、J-8×124、J-7×240、J-6×98、J-5×136、JH-7×30、JH-7A(戦闘攻撃機発注中)、Q-5×100 海軍航空隊の増強がすすんでいる。 ・北海艦隊(青島) 所属艦艇 約220隻 主要艦艇:戦略原潜×1、攻撃原潜×3、通常動力型潜水艦×13、駆逐艦×8、フリゲイト×7 主な海軍基地:青島、旅順、小平島、威海、大沽、青山、旅大、葫盧島、連雲、霊山 海軍航空隊 殲撃機師団×1、轟炸機師団×1、強撃機師団×1 葫芦(海軍飛行学院(練習機の航空連隊×1、爆撃機の航空連隊×1))、山海関(航空連隊"爆撃機・空中給油機"×1)、膠東(航空連隊"爆撃機"×1、独立航空連隊"ヘリコプター"×1)、青島(航空連隊"攻撃機"×1、航空連隊"戦闘機"×1、独立航空連隊"飛行艇"×1)、菜*(航空連隊"高等練習機・戦闘機"×1、航空連隊"攻撃機"×1、独立航空連隊"攻撃機・輸送機"×1)、良郷(独立航空連隊"輸送機"×1) ・東海艦隊(寧波) 所属艦艇 約240隻 主要艦艇:通常動力型潜水艦×9、駆逐艦×6、フリゲイト×21 主な海軍基地:寧波、上海、舟山、鎮江、呉淞、温州、汕頭、厦門 海軍航空隊 殲撃機師団×1、強撃機師団×1 路橋(航空連隊"戦闘機"×1)、上海・大場(航空連隊"戦闘攻撃機"×2) ・南海艦隊(湛江) 所属艦艇 約250隻 主要艦艇:攻撃原潜×3、通常動力型潜水艦×2、駆逐艦×7、フリゲイト×18 主な海軍基地:湛江、楡林、北海、広州、海口、馬尾、平潭、西沙(永興島) 海軍航空隊 殲撃機師団×2、轟炸機師団×1 三亜空港(航空連隊"偵察機・爆撃機"×1、航空連隊"戦闘攻撃機"×1)、海口(航空連隊"戦闘機"×2)、陵水(航空連隊"戦闘機"×1) ・海軍陸戦隊 現役兵力は約1万人 海軍陸戦隊は1953年に中央軍事委員会の承認で華東軍区海軍に海軍歩兵連隊が創設されたのがはじまり。その後、1957年に海軍陸戦隊は解隊となった。しかし、1970年代末頃に海軍陸戦隊が復活し、海南島に海軍陸戦隊第1旅団が編成された。現在は南海艦隊に強襲上陸訓練を済ませた1個旅団、東海艦隊には基幹要員のみの1個師団、北海艦隊には小規模な警備部隊が編成されている。また、戦時下には予備役召集により8個師団と2個独立戦車連隊にまで増員される計画となっている。中国ではこの陸戦隊の任務として、陸軍に先駆けての上陸作戦の実施、島嶼への上陸・占領、海軍前進基地(南シナ海南沙諸島の中国軍事施設)の防衛と位置づけている。 ◎第二砲兵 中国の戦略ミサイル部隊。1966年に陸海空軍と同格の軍種として誕生した。司令部は北京の清河。指揮下に6個ミサイル軍がある。台湾侵攻作戦では第二砲兵も作戦に加わるのではと見られている。兵力は約12万人程度と推定。蘭州軍区内の甘粛省酒泉に中国衛星発射中心(センター)があり、近隣の双城子空軍試験飛行場の部隊からも支援を受けている。このほかに、太原、西昌にも中国衛星発射中心がある。これらが第二砲兵の管轄であることからもわかるように、中国の宇宙開発はすべて軍事利用目的であり、宇宙開発を隠れ蓑にICBMのテストを行なっているとの批判がやまない状況が続いている。 主な第2砲兵の部隊展開として、通化、青州、景徳鎮、洛陽、宝鶏、靖州、昆明、西寧、ロプノール核実験場があきらかになっているが、中国が保有しているICBM・IRBMの総数からみて、これら以外に部隊が配置されているとみられている。 主な弾道ミサイルとして、アメリカ本土を核攻撃できるCSS−4(DF−5)、モスクワを含むロシア全域・イスラエル・インド・アラスカに対して核攻撃可能なCSS−3(DF−4)、日本・台湾・ロシア極東地方・インドシナ半島諸国を核攻撃できるCSS−2(DF−3)などがある。 ◎人民武装警察 略称は「武警」。国家憲兵に相当する組織。国務院公安部も武装した警察部隊を有しているが、人民武装警察(公安部とは制服の色で見分けられる)に限っては中国共産党中央軍事委員会の管轄。(治安・警備などの任務では公安部の指揮下に入ることもある。このあたりは運用方法はヨーロッパの憲兵隊("憲兵"参照)と同じ。)戦時には人民解放軍に編入される。内衛武警部隊、辺防武警部隊(辺防軍ともよぶ)、消防武警部隊などに分かれている。現在、45個師団、約150万人の兵力を有している。近年ではオリンピック警備やイスラム原理主義のテロ対策に武警内に対テロ特殊部隊も編成された。 ("中朝友好協力相互援助条約"参照)("野戦軍"参照)("八路軍"参照)("紅軍"参照)("新四軍"参照)("中国の情報機関"参照) 中国 投稿者 かちゅーしゃ 2005.11.23更新 投稿者 陸戦型事務 2005.12.23更新 投稿者 あらかわ 2006.01.03更新 2006.01.08更新 2006.01.22更新 <<追加投稿>> ロシアとの間で、爆撃機Tu−22M、多用途戦闘機Su−30MK3、空中給油機Il−78M、輸送機Il−78TDの購入が合意したようです。また、戦闘機スホーイ・フランカーシリーズのライセンス生産も続いており、すでにライセンス生産数換算で400機以上生産(注:共食い整備損耗分は含まず)されているようです。J−10戦闘機は能力向上の改修が行なわれています。 ヘリコプターについては、Mi−17/171を追加取得しています。 S−300PMU−1は4個射撃大隊分が輸入され、S−300PMU−2は2006年度中に1個射撃大隊分が輸入されるようです。 あと、陸軍の防空旅団にはフランスのクロタールSAMが実戦配備されました。 投稿者 名無しさん 2006/08/20更新 人民解放軍建軍記念日 1927年の南昌蜂起を記念して毎年8月1日を建軍記念日と定め、人民解放軍の軍旗に小さく"八一"の文字が付いているのはこのためである。("人民解放軍"参照) 中国 投稿者 かちゅーしゃ 2005.11.23更新 人民解放軍総参謀部第二部 中国の軍事情報機関 1960年代はじめには、情報活動だけでなく、南京と武漢にゲリラ学校を開き、多くの国から留学生(正規軍や反政府勢力は問わず)を迎え入れた。国策にかなえば、教育だけでなく人民解放軍の将校が現地で直接支援や指揮を行うこともあった。 人民解放軍総政治部 日常の総務・人事管理だけでなく、人民解放軍内の防諜、部内調査、要人警護、軍法会議などのほか、軍と地方自治体との間での調整や地域住民への広報活動などをおこなう。総政治部政治部には解放軍報を発行する宣伝部、軍内部を監視する保衛部、台湾を担当する連絡部(旧敵国部)、群集工作部などが置かれている。 人民広場 皇居前広場のこと。 日本・共産党・左翼 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 人民武力部偵察局 北朝鮮の国防省にあたる人民武力部で管轄している工作機関。アウンサンでの爆弾テロでは、対外連絡部の支援を受けていたが、実行グループは偵察局所属の工作員である。潜水艦を使った武装工作員の浸透なども実施している。 人民武力部偵察局第6部 自衛隊や在日米軍の情報を収集している機関。 北朝鮮・朝鮮人民軍 投稿者 名無しさん 2007.02.18更新 人狼 終戦間際にナチスドイツが宣伝していたレジスタンス組織。終戦後、連合軍への人狼部隊(ヴェアヴォルフ)によるレジスタンス活動は発生せず、アルプス要塞と同じく、ドイツ宣伝省が作り上げた幻であった。 WW2 ドイツ 2004年07月24日更新 ス スーシカ5 ロシアのスホーイ社が開発中の新型戦闘機のこと。社内名称は「T-50」で呼ばれている。アメリカのF−22に対抗できるステルス戦闘機とも噂されているが詳細は不明。資金不足のためインドやフランスに対しても共同開発を持ちかけている。また、中国も関心を示している。2007年に初飛行予定としているが、運用開始は2015年ごろまでずれ込むのでは思われている。 投稿者 ゴダイ 2006/08/20更新 スームス・ボア 滑腔砲のこと スール (ティール) ゲルマン神話の軍神 ズール型 水中排水量約2000トン 第2次世界大戦後にソ連で最初に建造された航洋型潜水艦 ドイツ海軍の]]T型の影響を受けている 1950年代 ソ連 誰何(すいか) 「誰か!」と不審者に詰問調に呼びかけること。旧軍では「誰か!」は「だれか!」ではなく、「たれか!」と発音していたが、現在の自衛隊では「だれか!」それとも「たれか!」どっちなんだろう? 中国軍では「スイヤー」と誰何する。 スィープ 掃除するという意味。盗聴器や爆弾などが設置されていないか室内を点検すること 水際地雷 (すいさいじらい) 敵の上陸を阻止するために水際に敷設された地雷のことで、一般的な地雷とは仕組みが若干違い、機能的には機雷に近い。「ミズギワジライ」ではなく「スイサイジライ」と発音するので注意。 <<追加投稿>> 水際地雷 (すいさいじらい)とは、敵軍の上陸用舟艇の接近を阻むための水際障害物として、海岸近くの沿岸部に敷設する小型機雷のこと。様々な種類の機雷があるなかでも、水際障害物として運用する特殊な小型機雷として正式装備品にまでなった世界的にも珍しい装備品であり、島国日本らしい独自性あふれる装備品である。なお、呼び方は「みずぎわじらい」は間違いで、正しくは「すいさいじらい」と呼ぶ。 これまでの水際防御用の沿岸障害物は、ノルマンディー上陸作戦などでも有名なように、海岸近くの沿岸部に敵の上陸用舟艇の接近阻止を目的とした様々な障害物を構築するのが東西の陸軍を問わず一般的であった。しかし、これら障害物は、上陸後の海岸に取りついた敵軍兵士によって逆に遮蔽物に利用されてしまうこと、また障害物は干潮と満潮の差にも対応できないうえに障害物構築には多大な労力を必要する問題点が以前から指摘されていた。特に、障害物構築の労力はすさまじく、ノルマンディー上陸作戦前のドイツB軍集団では、ロンメル着任後の有名な指示により、すべての訓練を取りやめ、築城や水際障害物構築に全力をあげていたほどであった。 日本は島国であり、敵の侵攻は必ず着上陸になることから、古今東西の上陸作戦や水際障害の築城例を調査した陸自では、従来の水際障害物にかわり、専用の水際地雷(小型機雷)ならびに敷設用の水陸両用車両の開発を行うこととした。 なお、機能的には機雷であるが、海自との縄張り争いを警戒して、あくまでも陸自側では水際地雷という呼称にした。米ソ冷戦時代、三海峡封鎖とシーレーン防衛だけでも戦力不足で、沿岸防衛にまで十分な戦力をまわせない海自側は、この陸自の水際防御用小型機雷・機雷敷設装置開発に、むしろ陸自側の予想を上回るほどの協力を示したとも噂されている。第二次世界大戦当時に、十分すぎるほどの水際陣地を築城したタラワ島の防御陣地では、海軍の要請によりタラワ島の海軍陸戦隊のために、陸軍築城本部が築城に協力した例もあり、水際防御に関しては旧軍時代から陸軍と海軍の協力関係は構築できていたため、すでに人脈的な繋がりもあったのかもしれない。 陸幕の要求により1987年に技術研究本部にて開発がはじまるが、上記の経緯もあり海自の全面協力を得られたことで、水際地雷(小型機雷)と水際地雷敷設装置の開発は非常に順調に進み、僅か2年で試作車両ならびに試作水際地雷の作成にまで成功している。 この研究開発は、94年8月に、沈底機雷の94式水際地雷1型、係維機雷の94式水際地雷2型、この2種の水際地雷を敷設するための、水陸両用車両の94式水際地雷敷設装置、ヘリコプターを用いて水際地雷を撒布する94式水際地雷ヘリコプター用敷設器の正式採用に実っている。 陸自では、容易に掃海できなくするため、沈底機雷の94式水際地雷1型、係維機雷の94式水際地雷2型の二種類を組み合わせながら敷設を行うとしている。 なお、この敷設する水際地雷1型と水際地雷2型の二種類の小型機雷に関しては、現時点でも詳しい性能は明らかにされていない。制定当時には、一部軍事雑誌の解説には、コンクリートの塊に爆薬を充填して簡単なセンサーを取り付けただけの簡易機雷といった情報まで流れていた。さすがに制定から15年経ち、断片的なカタログスペックのみは判明し、ただのコンクリートの塊に爆薬を詰めて簡易センサーを取り付けただけといった内容の品物ではなく、詳しい情報は不明ながら、さすがに開発に海自の協力を得ているだけあり、上陸する敵軍にとっては非常にやっかいな小型機雷であることがあきらかになっている。(”94式水際地雷1型”参照)、(”94式水際地雷2型”参照) 機雷という兵器は世界各国の海軍のなかでも、潜水艦や魚雷と同じぐらい、特に情報を秘匿された兵器ということもあり、陸自管轄ながらもおそらく海自側の要請もあって現時点でも詳しい性能は明らかにしていない。恐らく水際地雷の詳しい性能から海自側の機雷性能を探られるヒントにならないように警戒しているものと考えられる。このため、カタログスペック的な概要しか明らかにされていない。 水際地雷では機雷と同じく、信管は磁気・振動などの複合信管。起爆する敵舟艇の通過回数(”ship counter”参照)、磁気起爆感度なども自由に設定することができるほか、作戦終了時には安全に破棄するため、一定期間が経過したときは自爆するように時効期間をプログラムで設定することもできる。(”94式水際地雷1型”参照)、(”94式水際地雷2型”参照)、(”94式水際地雷敷設装置”参照)、(”94式水際地雷ヘリコプター用敷設器”参照)、 陸自 投稿者 名無し三等兵 2009/6/14更新 スイス情報部 ”ESPIONAGE ABTEILUNG” 1937年にロジャー・マッソン准将によって組織された。当初は10名ほどで始まったが、WW2が勃発すると120名まで増員された。戦争がドイツ優勢になってくると、情報部内に新聞などの切り抜き作業をする部署に偽装した秘密機関”Ha局”を設立。劣勢が続くソビエトにドイツ軍の情報を流した。 これはヨーロッパで優勢なドイツのスイス侵攻を阻止したかったスイス情報部と、直接情報を渡してもソビエトは信じないためパイプ役を欲しがっていたMI6の共演で、Ha局をパイプ役にしてNKVDに情報(エニグマ解読で得られた東部戦線のドイツ軍限定の情報)を流していたともいわれている。事実、Ha局の一人はNKVDのスイス支局長であった。Ha局は43年に解散させらた。冷戦が終結した現在では防諜活動を重視しているようだ。 水雷 艦船の喫水線もしくは喫水線より下で炸裂する兵器のこと。または水中兵器の総称。1778年にアメリカがイギリスに対して用いたもので、樽のなかに火薬をつめたもので「ケッグ(樽)」とよばれていました。日本では1863年に薩摩藩が【水雷火】という名前で用いました。現代では【機雷(マイン)】と呼ばれるようになってます。(”機雷”参照のこと) このケッグの発明者であるデビッド・ブッシュネル氏が、英語で日本語の【水雷】にあたる「トーピード」という語を生み出しました。これはシビレオイの一種の名前からとられたそうです。 これら水雷は、機雷のように敵艦を待っておらず。長い棒の先に付けて積極的に体当たり攻撃にするようになっていきました。日本では1880年にこの体当たり方式の水雷艇をイギリスから実験的に輸入し、小さな船が大きな船を沈めるという発想が気に入ったのか、日本海軍は最終的に4隻購入(1号から4号艇)します。日本の水雷艇の始まりです。さらにこの水雷を小舟で曳航させて敵艦船にぶつけるものを【曳航水雷】とよばれます。体当たり式の水雷とあわせ、1860〜70年代に各国海軍で広く装備されました。 これに対して水雷自身が動力をもって海中を進んで敵艦を攻撃する兵器が生まれてきました。【魚形水雷】ともよばれ、現在の【魚雷(トーピード)】ことです。1866年にオーストラリアの技術技師のイギリス人ホワイトヘッド氏が、圧縮空気をつかった自走式の水雷を考案したことにはじまります。日本では82年にドイツから魚雷が輸入され、新たに建造された水雷艇に装備されたほか、今までの体当たり式の水雷艇にも、この魚形水雷に置き換わることとなった。これら水雷艇は威海衛夜襲で活躍し、【水雷艇】が魚雷を実戦で用いたケースはまだなかったこともあり、諸外国からも注目を浴びた。この時の6号艇の艇長は、後の総理大臣の鈴木貫太郎氏である。 駆逐艦(”駆逐艦”参照)の発達で水雷艇は廃れてくるが、ロンドン軍縮条約によって駆逐艦の排水量と保有量に制限がかけられると、各国ともに制限外の水雷艇の整備をすすめていった。 1930年代になると、高速モーターボートに魚雷を装備する艦艇が登場してきます。魚雷を装備するとはいえ、【水雷艇】ではいままでの艦艇との区別が付かなくなるため、日本では名称にまよいながら【魚雷艇】という名称に落ち着きます。一般的には【魚雷艇】も【水雷艇】も英語では区別せずに「トーピード・ボート」と呼ばれています。 水雷艇 → 水雷(参照) スウェーデン情報部 第二次世界大戦では、ドイツ本国と占領地ノルウェーを結ぶ有線電話回線の通信網は中立国スウェーデンを経由していたことから、スウェーデン情報部はこの通信の傍受を開始し、1940年5月にはゲヘイムシュライバー暗号の一部を解読することに成功している。スウェーデン情報部から英国情報部に18万7600通の解読した暗号電文を提供している。("ゲヘイムシュライバー暗号機"参照) 投稿者 名無しさん 2006/06/18更新 WW2・暗号 スヴェルドロフ級 基準排水量12900トン 巡洋艦 1951年から竣工 火砲を主兵装とした最後の巡洋艦となった 後にSAMが搭載 ソ連 枢軸(Axis) ムッソリーニの造語で、1939年5月22日に締結した同盟を意味する。 須知 憲兵須知など、分厚い典範令などではなく、実務用の携帯便利な私製ハンドブックのようなもの。「すち」ではなく、「すうち」と読む。 スカイテイル 紀元前5世紀頃のスパルタ人達が用いた暗号システム ある直径の棒に巻いて初めて文章が浮き上がってくるシステムで、敵はこの棒の直径を突き止めなければ文章を読むことができなかった。 スカイ・ネット (天網システム) 80年代に導入された半自動防空警戒管制システムのこと。現在は強網システムとなっている。(”ストロング・ネット”参照) 台湾 2004年4月29日更新 スカイマーシャル テロ対策のために航空機の搭乗した武装警察官のこと。日本では大阪府警と千葉県警で、拳銃技量が優秀な元SAT隊員から選抜して搭乗させている。当初、搭乗させているのは国内線だけだったが、米国からの要請で日米間の国際線も搭乗させるようになった。航空機を損傷させない特殊なフランジブル弾を装填した小型拳銃を携帯していると噂されている。 警察・日本警察・テロ対策 投稿者 名無しさん 2008/02/17登録 すがしま型 ペルシャ湾での掃海作業の戦訓を取り入れられたMSC。EODの手作業での処理から、世界でも評価が高い英国製の機雷処分具を使った機雷掃討が可能となった。海自 スカンクワークス ロッキードの航空機設計チームのこと。由来は機密保持から臭いプラスチック工場の近くに設置されたから スキ 水陸両用自動貨車 旧陸軍 杉山元 1940〜44年の陸軍参謀総長、小磯内閣では陸軍大臣、終戦時は第1総軍司令官。アメリカ軍の占領が始まると自決した。陸軍元帥 スクランブル アラート待機の戦闘機を緊急発進させること。 スケルチ ノイズが多く聞きずらい時に、雑音を消して聞きやすくする機能。スケルチレベルは段階ごとで調整できるが、スケルチを強くすると本来聞きたい音も消してしまうので、状況に応じて調整する。 無線用語 スコードロン 航空部隊の隊のこと WW2のイギリス軍では1スコードロンで34機でアメリカ軍では35機であった。 スコーピオンSMG チェコの小型SMGの傑作 小型でコントロールしやすい。 スコーリイ級 基準排水量2600トン 駆逐艦 1940年代末期から50年代半ばまで建造された ソ連 スコットランド・ヤード 1829年にロバート・ピール内務大臣によって首都ロンドンの警察機関が設立され、以後「ロンドン警視庁」の別名となっている。近代的な警察組織としては、この組織が世界で最初とされている。庁舎の表通りは「ホワイトホール・プレース」、裏通りは「スコットランドヤード」であったが、何故か裏通りの名前が広く使われるようになってしまった。1891年に庁舎が移転するが、わざわざ移転先の地名を「ニュー・スコットランドヤード」と定め、さらに1967年の庁舎移転でも移転先に「ニュー・スコットランドヤード」と地名を定めてスコットランドヤードの別名を守っている。 ロンドン市内にスコットランドヤードという地名やストリート名がある理由は、まだイングランドとスコットランドが別の国であった頃、ロンドンにはスコットランド王国の大使やスコットランドの王族がイングランド王室を訪ねたおりに泊まる屋敷があったことから、スコットランドのヤード(囲い庭)という別名があった。このため、昔のロンドン市内(今日のロンドン中央部のチャリング・クロス駅西側付近)にはこの屋敷跡が由来のスコットランドヤードと呼ばれる土地があったため。 長年ロンドン警視庁はその組織規模と長い歴史から、首都だけの警察という立場を越えて、全国の警察機関に大きな影響力(内務省や全国警察署長会議などを通じて)をもった組織であった。しかし第一次大戦頃からMI5(”MI5”参照)などの情報機関との競合(特にMI5とMPSB(”MPSB”参照)との間)があるほか、第二次大戦後頃から対テロ対策で軍が強い影響力を持ちはじめ、特に北アイルランド問題では強い取締を求める声からロンドン警視庁の関与は減らされ、SAS(”SAS”参照)が直接テロ対策に当たるようになっている。また、警視庁内部においても似たような部署(註2)が多く、機構改革が必要なのではという声も出てきている。 (註1:MI5については、第二次世界大戦後は軍から英国内務省に移り、平時においての逮捕権は無いとされ、身柄を確保する必要があるときには警察の協力を求める形となって、警察機関との競合と左翼活動家などに対する人権侵害を防ぐ形となっている) (註2:SO12(”SO12”参照)、SO14(”SO14”参照)、SO16(”SO16”参照)など似たような部署が並列しているが整理統合するつもりはないようだ) (註3:MI6は秘密裏に強盗犯を買収しIRAの犯行のように強盗をくり返させてIRAのイメージ低下を狙ったが、犯人が警察に捕まり、そこでMI6との関係を明らかになって大きな問題となった。ただし今日でもMI6はこの事件についての関与を否定している) (補足:補足というかあくまでもミリタリーマニアの考えというか妄想ですが、北アイルランド問題でMPSBを外す形でSASを投入したのは失敗だったのではないでしょうか。本来の管轄であるRUC(”RUC”参照)にロンドンで爆発事件が起こればロンドン警視庁も事件を受け持つわけだが、テロ対策ということでMI5も介入し、いつの間にかMI6(”MI6”参照)まで北アイルランドに首をつっこみ、お互いに情報を共有せず、情報を入手していてもテロを防げなかったりといろいろ不祥事(註3)をおこし、新たな体制で強力な取締を求める声が高まりSAS投入となるのですが、特にMPSBはIRA(”IRA”参照)などの情報を持っておらず無能であると批判されテロ対策から外されました。以後、SASなど軍の介入により情報と指揮が一元化され、強力な権限と機動力によりテロ対策は大きな効果をあげました。しかし、北アイルランド問題(”北アイルランド問題”参照)は数世紀にもおよぶ対立の延長上にあるわけで、すべてのテロリストを逮捕するなり射殺するなりで解決する問題ではありません。現地のRUCも長年にわたりイギリス人側に立って支配してきた歴史をがあるわけで、ときどきアルスター防衛軍のテロを未然に防いでいますが、アイルランド人から見れば政治的公正な組織とはいえないでしょう。まあ、組織自体がIRAにテロ標的として狙われている点もあるのでどうしようもないことですが。ただMPSBがIRAに関してまったく情報を持っていなかったのでしょうか。数世紀にわたって情報を集め続けてきて情報を持ち合わせていなかったというのには疑問です。手柄ほしさにMI5やらMI6まで介入していた時期なので、もし蓄積された情報があり、それをテロ対策で共有化していたらと想像すると、もしやという気もしてきます。組織改編でMI5がSSとなって内務省に移ってきた時点で、あくまでも警察力強化で我慢すればよかったのでしょうが、すでに軍を投入している今日の状況で軍を今すぐ引きあげることは逆に危険なのもたしかです。国際情勢の変化や一斉摘発により一時的に沈静化しても解決したわけではなく、むしろ年々問題が複雑化しているような気がします) <<追加投稿>> スコットランドヤードは2006年に大幅な組織改編がなされ、従来の縦割りで情報連携もされていなかった警視庁テロ対策部(ATB)と警視庁公安部(SB)が合併して、CTC(テロ対策司令部)に改編されている。CTCのコード名はSO15となる。CTCはロンドン警視庁特殊作戦局の管轄下にあり、警備警護を担当する警護司令部、航空保安部を隷下に受け持つ保安司令部がある。ただし、この改編は日本の警察制度を参考にしているのではという一部指摘も出ている。("MPSB")("SOCA") 投稿者 名無し三等兵 20070408更新 <<追加投稿>> SO19がCO19に名称変更しました。("CO19"参照) 投稿者 名無し三等兵 2008/02/24更新 筋兜 星兜に対して、鋲を平らに潰し、板の片縁を立てて飾り付けしている。星兜と比べ軽いため広く普及した。 日本 甲冑用語 錫 → ボタン(参照) 鈴木貫太郎 日清戦争に参加し、日露戦争では日本海海戦でも戦った。海軍次官、連合艦隊司令長官、軍令部長などを海軍の要職を歴任した。1929年に侍従長および枢密顧問官となるが、軍縮条約を支持したことから、血気にはやる青年将校達から生命を狙われ、2.26事件では重傷を負った。40年に枢密院副議長、44年に枢密院議長となり、45年に終戦を目指す近衛文麿らの宮中グループによって首相として担ぎ出され、困難な終戦を実現させた。8月15日の玉音放送の後、首相を辞任した。 スターライトスコープ 星の光など僅かな光源から増感して暗闇でも見えるようにする暗視装置のこと 完全な暗闇だと役に立たない。 スターリン 1941〜53年のソ連共産党書記長 スターリングラードの白薔薇 撃墜数12、共同撃墜3のスコアをもつソ連軍女性エースパイロットのリディヤ・リトヴァクのこと。1943年に22歳の若さで戦死。機体に描かれた白百合が白薔薇と勘違いされて、このあだ名がついている。 2004年4月4日更新 スターリンライン エストニアから黒海にまで至る長大な要塞線のこと。1939年当時のソ連国境沿いに構築された。1941年のドイツ軍ソ連侵攻では、これまでのフランスでの要塞攻略の経験を生かして、これら要塞線を難なく突破している。 WW2・東部戦線 投稿者 名無し 2007.09.17更新 スタキン・フード 潜水艦から脱出して自由浮上する際に使用する スタッフ・サージャント 2等軍曹 米陸軍 スタフィロコッカス・アウレウス毒素 スタフィロコッカス・アウレウス(黄色ブドウ球菌)が作る毒素のなかでも、ブドウ球菌エンテロトキシンB型(SEB)は食中毒の一般的な原因の一つにもなっている毒性の強い物質である。この毒素はエアロゾルで噴霧できることから、敵部隊集結地・敵部隊が集結している港湾地帯上空から散布することにより、2週間程度は敵部隊を無力化できるのではと考えられている。 投稿者 浦川 20050618更新 スタフカ ソ連の最高司令部 スタベーション(餓死)作戦 日本の周辺海域にB29によって機雷を敷設し、海上交通線を遮断する作戦名。この徹底した作戦によって、戦後海上自衛隊になっても掃海作業が続けられている。 WW2 米軍 スタン・グレネード SASの要請を受けて、エンフィールド造兵廠が開発。G60タイプは160デシベルの大音響に30万カンデラの強力な閃光を放ち、突入時にテロリスト達を混乱させることができる。しかし危険な破片は生じない。1977年のモガディシオ空港でのハイジャック事件で初めて使われ、現在では世界中の対テロ特殊部隊で使われている。閃光爆弾とも呼ばれる。 スチェッンキン・サイレンサー・フル・オートマチック・ピストル → APB(参照) スチェッンキン・フル・オートマチック → APS(参照) ステァー(シュタイァー)AUG オーストリアのSMG ステァー(シュタイァー)M1934 オーストリアのSMG ステァー(シュタイァー)MPi69 オーストリアのSMG ステァー(シュタイァー)MPi81 オーストリアのSMG ステァー(シュタイァー)TMP オーストリアのSMG スティムソン (スチムソン) 陸軍長官や国務長官、フィリピン総督などを歴任し、WW2では陸軍長官としてルーズベルト大統領を助けたほか、原子力政策の委員長として日本への原爆投下を強くすすめた。 スティンガー 1981年に登場した西側を代表する歩兵携帯SAM。レッドアイなどの第1世代型歩兵携帯SAMに比べ、発射前にIRセンサーを冷却することによりオール・アスペクト(全方向)の迎撃を可能にした。スティンガーには初期生産タイプである第2世代型歩兵携帯SAM「スティンガー・ベーシック」、マルチセンサーを持つ第3世代型歩兵携帯SAMの「スティンガー・ブロック1」、イメージ検出を行う第4世代型歩兵携帯SAMの「スティンガー・ブロック2」などの種類がある。 2004年4月29日更新 スティンガー・スパイクシステム 英国サーレイ州警察が用い始めた暴走車両停止システム。小型で取り扱いも簡易なうえ、スパイクの交換もできることから世界各国で普及した。 2003.12.20更新 ステゴロ ゴロツキが素手で戦うこと。ある種独特な格闘術と見なす者もいる。 ヤクザ用語 ステフェンソン WW2でのMI6の米国支局長 カナダ人 ステルス 肉眼、赤外線、音響、電波などから探知されにくくする技術 ステンカ型 基準排水量170トン 国境警備隊向けに建造された警備艇 1960年代半ば頃から登場 ソ連 ストライクパッケージ 各種ミッションに応じて、戦闘機・電子作戦機・給油機・爆撃機などを組み合わせた航空部隊のこと。 ストロング・ネット (強網システム または TADGES) 天網システムにかわり、94年から運用が開始された全自動防空警戒管制システムのこと。(”スカイ・ネット”参照) 台湾 2004年4月29日更新 ストレンジャー 識別不明の不審機のこと。 空軍・航空管制 投稿者 名無しさん スナイドル銃 戊辰戦争後期に薩長の軍が装備した金属薬莢を使用する後装銃 砂川事件 昭和32年に立川飛行場拡張工事に反対するデモ隊が飛行場内に入り、7人が日米安全保障条約第3条に基づく刑事特別法違反として起訴された事件。1審の東京地裁は憲法9条の解釈上、米国軍の駐留は違憲であるとし、7人全員に無罪判決を出した。裁判官 伊達秋雄(裁判長)、清水春三、松本一郎。伊達判決ともよばれる。これに対し、国側は最高裁に跳躍上告し、昭和34年大法廷にて1審判決の破棄、差し戻しを命じた。差し戻しを受けた東京地裁は昭和36年に有罪判決を下している。昭和38年に上告は棄却され有罪は確定した。 投稿者 名無し三等兵 2004年09月05日更新 スパイM 共産党のパーティネームの松村昇からMと呼ばれていた 本名は飯塚盈延 非常時共産党時代の共産党NO.2の立場にいたが、戦後になって特高警察のスパイであることあきらかになった。熱海事件を手引きしたMは、後にスパイMと呼ばれるようになった。 スパイ天国 一般的に日本のことを指す スパッツ ヨーロッパや太平洋で活躍した陸軍航空隊の指揮官。後に米国空軍大将 スパッドA2 1915年頃の戦闘機 仏国 (A3 A4 ロシア)テスト飛行機がA1で量産型がA2。仏国だけでなくロシアでも使われたが、操縦士の前方視界が不良で、着陸が困難であることからパイロット達から不評で仏国ではすぐに使われなくなるものの、機数が不足しているロシアでは長く使わざるを得ず、機関銃を各座席に装備したA3・A4と発展型を装備し続けた。 スパルタクス団 第一次世界大戦の独国内で反戦運動を行った組織。後のドイツ共産党。 スパルタクスの反乱 紀元前73年から71年まで続いたローマを揺るがせた大規模な反乱。スパルタクスを中心とした約70人の剣闘士奴隷が剣闘士奴隷養成所を脱出したのをきかっけに発生した。当時ローマの周辺に大きな脅威となる国もなかったこともあり、スパルタクスを支援していた海賊を買収したうえで、堡塁を築いて半島に閉じこめ殲滅した。しかし、このスパルタクスの激しい抵抗によって、反乱終結後は奴隷の扱いが緩和されるようになった。 スピードブレーキ 航空機の胴体などに付けられた板状のブレーキ。この板状のものが開くことで空気抵抗が増し速度が落ちる。この技術を応用して、日本の新幹線にもこのブレーキ技術が使われている。エアブレーキという呼び方もある。民間ではスポイラーや空力ブレーキなどで呼ばれることが多い。第二次世界大戦の急降下爆撃機で使われていたものは、急降下時の速度超過をふせぐために、主翼下に設けられていたケースが多い。この急降下爆撃機用のブレーキは「ダイブブレーキ」と呼ぶ。 空軍・新幹線 投稿者 名無しさん 20070408更新 スピキオ ローマの名将 ザマの戦いでハンニバルを破った 第2次ポエニ戦争 スプール 19世紀にイギリス海軍の艦船等級で1〜6等級に分類されていたが、この等級からもれた小型艦艇の総称こと。スプールはさらに大きさなどで、シップ・スループ、ブリッグ・スプールまたはブリッグ、カッターもしくはスクーナーなどに分けられることがある。 スプリット・エス "split-S" 背面飛行から宙返りして180度反転すること。かなりの耐G能力が要求される。 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 スプルーアンス ミッドウェー海戦で米国海軍を勝利に導き殊勲章を授与され、その後も太平洋の戦いで活躍した。戦後は一時的に太平洋艦隊司令官となった後に、米国海軍大学学長となった。48年に退役し、52年に駐フィリピン大使となった。米国海軍大将 スペクトラ ケプラーよりも軽く、水分による性能低下がおきない繊維。防弾チョッキ・軍用ボディアーマーなどで使われている。ケプラーよりも高価。 スペクトル拡散変調 広い周波数を使って雑音のような信号を入れて変調する方法(DS:直接拡散)と、広い周波数帯の中でランダムに非常に素早く次々と切り替える方法(FH:周波数ホッピング)の2種類ある。敵の妨害・傍受・混信に強いことから、軍用で盛んに使われている。 スペツナズ (SPETSNAZ) ソ連・ロシアの特殊部隊を呼ぶときの総称。また、ソ連軍・ロシア軍所属の特殊部隊だけを指す意味でも使われている。一般的には『ソ連の軍事力』米国国防総省編1984年版で公開されて初めて存在が明らかになった。(ただし、軍の不正規戦能力はWW2のころから存在するので、ここで初めてソ連に特殊部隊があることが判明したという意味ではない。GRU所属で時にはKGBとの連携のもと遠く国外での秘密工作にも従事できる、常識を越えた能力と規模の大きな不正規戦部隊がソ連あることを西側に警告した意味。) 軍の特殊部隊に限定すると、GRU直轄としては平時から国外秘密工作などに従事する少数精鋭の特殊部隊のほか、国外に最初から配備されている独立後方攪乱中隊(中東でその存在が確認された)や戦時下に戦局に応じて軍管区や軍などに増援部隊などで機動運用される独立後方攪乱連隊(後方攪乱中隊7個をまとめたもので800人程度)が数個存在する。 各軍管区では、各軍管区におかれた不正規戦を統括する後方攪乱情報センターのもと軍管区直轄の後方攪乱旅団(3個特殊空挺大隊と各種支援部隊含む1300人程度)、軍管区所属の各軍にも後方攪乱中隊(3個特殊空挺小隊と各種支援隊含み100人程度)が配備されている。地上軍を支援する後方攪乱部隊は10名編成のチームで敵地深くに浸透し、1個旅団規模では100チームが浸透を企てると警戒されていた。情報の秘匿目的だろうが、西側の特殊部隊と違い特別なユニホームや記章などの特徴もなく、服装面では通常の空挺部隊所属の兵士達とかわりがない。 海軍では、太平洋、バルチック、北海、黒海の各艦隊に1個後方攪乱旅団(2個水中工作大隊、1個特殊空挺大隊、小型潜航艇群、各支援部隊)が配属されている。 スペツナズ・ナイフ ソ連軍特殊部隊が装備したナイフで、強力なスプリングでナイフの刃が飛び出す。有効殺傷距離は10mともいわれている。 スポーツ代表団 情報機関員を安全に入国させる一般的な手段。国交がない非友好国でも簡単に入国できるのが特徴。とりわけ大きなスポーツ大会であるオリンピックでは、開催国内で大規模な諜報戦・防諜戦が行なわれるのが一般的。 1964年の東京オリンピックでは、公安調査庁が大規模な対情報活動(防諜活動)を展開したことで知られている。東側の選手団役員だけでなく、競技に参加した選手、果てはメダルを獲得した選手の中にも、実際には東側情報機関員として、選手村を離れて都内を転々と移動しながらアセットと接触している所を確認されている。 また、新聞報道・雑誌の報道によると、国際総合スポーツ大会「第五回アジア冬季競技大会青森2003」でも、同行カメラマンという申請で北朝鮮選手団と一緒に入国してきた人物は、実際にはカメラすら所持しておらず、選手監視の任を受けた北朝鮮当局の要員(取材していた日本の民放関係者からの、何故カメラマンなのにカメラ持ってないの? という素朴な質問に硬直した彼は、翌日からプロのカメラマンが使うとは思えないような安いカメラを携帯するようになった)であったし、北朝鮮選手団役員2人は、密かに抜け出し、東京都内にまで移動してきたことが警視庁公安部によって行確されている。 投稿者 ゴダイ 2006/07/23更新 スマート爆弾 誘導爆弾のこと スマートUAV 2002年からKARIで開発されているティルト・ローター無人機(UAV)のこと。開発資金は韓国国防部ではなく、韓国商務・産業・エネルギー部から出されている。全長5m 全備重量950kg 最大時速500km 滞空時間5時間 ペイロード40〜100kg 飛翔テストは2008〜2011年頃を予定 システム完成は2012年ごろとみられている。 韓国・UAV 投稿者 名無しさん 2006.02.22更新 スモーク・ジャンパー (森林降下消防士) 米国農務省林野局所属の森林消火部隊員のこと。僻地の森林火災に対して、上空から空挺降下により現地火災現場付近に降り立ち、消火活動を行う。火災という厳しい状況下において、開けた平坦地でなく、森林地帯で行えるパラシュート降下技術は全米で(陸軍・海兵隊・特殊部隊など米国全軍を含めても見ても)最も高いとされる。この森林地帯でのパラシュート降下のため、ヘルメットには金網状のフェイスマスクを付いているのが特徴。この優れた降下技術のため、冷戦時代にはCIAが共産圏で行った国外工作のうち、自然条件などが厳しい人員(工作員等)・物資のパラシュート降下などで協力することもあった。("ファイアフライ計画"参照) 2004.11.28更新 投稿者 ユッキー スモルヌイ型 満載排水量8500トン 練習艦 1976年から竣工 ソ連 スライド 遊底 スラヴァ級 基準排水量10000トン ミサイル巡洋艦 1982年から竣工 ソ連 スラッグ 大きな鉛玉1つだけ内蔵したショットガン用弾薬 スラバヤ沖海戦 1942年2月27日、上陸船団を護衛する日本海軍とアメリカ・イギリス・オランダ・オーストラリアからの連合国艦隊との海戦のこと。重巡2隻、軽巡3隻、駆逐艦10隻からなる連合国艦隊は日本軍上陸船団を叩くべ出撃した。ジャワ島北方海域にて、日本海軍の重巡2隻、軽巡2隻、駆逐艦14隻からなる艦隊との間で、昼夜にわたって水上での激しい戦いが続けられた。 数の上では互角であった連合国側であったが、各国からの間に合わせの艦隊であったため、すぐに混乱が始まり陣形は乱れはじめた。これに対し、日本海軍は高い練度と、20cm砲を搭載する重巡に、当時常識外の離れた距離(この海戦では1万メートル)から発射される酸素魚雷によって、装備の面からも連合国艦隊を圧倒した。日本海軍は駆逐艦1隻がわずかに損傷したほか、他に輸送船も含めて一切損害はでなかった。連合国艦隊は旗艦を務めていたオランダの軽巡を含む軽巡2隻、駆逐艦3隻が撃沈されたほか、重巡2隻が損傷を受けた。 WW2 スリーパー 潜入しても一切行動せずに、命令が届くまで日常生活をおくるスパイのこと。10年近く潜伏してから行動に移るのもまれではない。 スリヴァ型 満載排水量3300トン 救難曳船 1984年から竣工 ソ連 スリガオ海峡海戦 1944年10月、レイテ湾に上陸する米国上陸船団を攻撃するため、日本海軍では戦艦5隻、重巡7隻を基幹とする艦隊と、戦艦2隻、重巡3隻からなる艦隊の二手に分かれて、レイテ湾へ向かっていた。米国海軍は、レイテ湾突入の主力となる戦艦5隻を含む強力な艦隊の方に、空母機動部隊の攻撃を振りわけて(シブヤン海海戦)、これで十分に撃滅できると考えた。このため、戦艦2隻を基幹とする日本艦隊の方には、米国の戦艦を中心とした水上打撃部隊を集めて、これを待ち受けることとした。 24日23時に米国魚雷艇部隊の襲撃から始まった。基幹となる戦艦2隻はいずれも老朽艦であったが、逆に練度は十分に高く、夜戦を得意としていたため、たちまち魚雷艇3隻を撃破して進撃を続ける。しかし、米国海軍は完全に位置を突き止めており、進路上に水上艦隊を終結させて待ちかまえていた。翌日3時になると完全に罠の中に飛び込むような形で攻撃が始まり、日本艦隊の両翼から米国駆逐艦部隊の雷撃が始まり、たちまち日本側は戦艦1隻を失った。4時になると米国の戦艦6隻、重巡5隻を基幹とする水上艦隊が砲戦を開始し、日本側は傷ついた戦艦1隻を基幹に、この集中砲火の中を、まっすぐに敵艦艦隊へと進んでいった。この海戦は戦艦同士の最後の水上砲撃戦として知られている。 WW2 スリック 輸送ヘリのこと 米軍 スリム WW2では第14軍司令官として侵攻してきた日本の第15軍をインパールでうち破った。この勝利によって大将に昇進し、戦後は陸軍参謀総長となった。後にオーストラリア総督。イギリス陸軍元帥 スロットル 旧陸海軍ではスロットルの使い方も逆になっている。海軍ならスロットルを押すというのは、スロットルが開き速度をあげることを意味するが、陸軍ならスロットルを押すというのは、スロットルを絞ることを意味する。フルスロットルはスロットルを全開にすること。 スロットル・レバー エンジン出力の調整するためのレバー。左手で操作する。双発戦闘機だとスロットルレバーは2つになり、F-15戦闘なら2つ並んで左側にある。このスロットルレバーには、無線送信ボタン、兵器選択ボタン、レーダーコントロールスイッチ、電子妨害システムスイッチ、スピードブレーキボタンなどなど、多くのスイッチが付いている。("操縦桿"参照) 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 スロバチカ ミサイル廃棄工場 SS18を廃棄できる唯一の廃棄工場 ロシア セ セーフ・ハウス "Safe house" 隠れ家・隠れ場所のこと。 諜報・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 聖域 ・ サンクチュアリ 局地的な限定戦争において戦争拡大を防ぐために攻撃を自制する地域のこと。中世において法律の力が及ばなかった寺院をさす言葉が由来。 制空迷彩 戦闘機などで使われる機体塗装で、機体中心からフチに向かって薄くしていって背景にとけ込むように工夫された塗装のこと。とけ込むだけなら薄い空色に近い色が優れているともいわれているが、それだと航空機同士の接触事故の恐れもあり、平時と戦時のバランスから灰色系塗装が一般的になりつつある。 政治作戦局 台湾国防部にある反共・対宣伝・軍内部の保安機関。また軍内部に浸透した共産主義者やスパイの摘発も行う。近年では反共教育だけでなく、報道や広報業務を重視している。前身は総政治作戦部から総政治作戦局に改組され、そこから現在の政治作戦局に至っている。同局下には政治作戦総合処、保防安全処、軍事報道官室などがある。 投稿者 名無し三等兵 2007/01/13更新 政治保衛局 1938年、国民党の情報機関に対抗して生まれた共産党の情報機関 後の社会部となる。(”社会部”参照) 中国 星条旗 アメリカ軍の凖機関紙 星条旗よ永縁なれ アメリカを代表する行進曲でスーザが42歳のときの作品 制度調査委員会 保安庁に設置されていた国防組織のありかたを探る制度研究ならびに基本的な国防方針の研究組織のこと。ここでの研究から昭和32年5月20日の「国防の基本方針」が生まれた。 制服/軍服 敵味方・所属国・民間人と軍人との識別のため軍隊では制服を着用する。さらに軍隊組織内の秩序・機能性を確保するために、階級・兵科・部隊などを識別のため各種記章や表示が制服に付けている。 現代の軍隊では、戦闘用と儀礼用の二つの制服が制定されていることが多い。戦闘用の制服は機能的に作られ、儀礼用の制服は華麗なものから伝統あるものまで様々である。さらに訓練・作業用に、別に作業用制服を定めている場合もある。 国で定められた制服を着用しない戦闘員は、国際法では軍人としての権利は認められず、テロリスト・犯罪者としてその場で処刑されることも珍しくない。この規定は、戦闘員と民間人との見分けがつかなければ、誤って民間人を殺してしまうからであり、民間人の犠牲を少しでも減らす為に必要不可欠な規定となっている。 こうした制服は、古代から敵味方を識別するために自然発生的に用いられてきた。中国や日本では律令時代に徴兵された兵士達はおおむね統一された甲冑に身をつつみ、古代ローマでは、同じ武器と楯と肩にかける外衣も統一していた。その後、君主や部族を表す記号で敵味方の識別手段とする方法が用いられるようになってきた。日本の戦国時代では旗指物やスコットランドの格子縞のキルトなどがこれにあたる。 火砲・銃器が戦場に登場してくると、甲冑の価値がしだいに低下し、華やかな色に染められた制服が戦場登場することとなった。これは相手に軍事力を誇示するためでもあったが、どちらかというと戦術的な側面から採用されていた。当時の火砲・銃器に使われた火薬は黒色火薬であり、戦場には煙がたちこめて視認性が悪化した。敵味方入り乱れての前線の様子を後方の指揮官が正確に把握するため、通信機器が存在しないこの時代、制服を派手にする必要があったのである。このため派手な歩兵の制服に対して、後方に配置する砲兵は地味な制服であった。 常備軍化が進むと軍隊は平時から駐屯地で暮らすようになり、支給された新品の制服は着ることなく駐屯地にしまい込み、日常の訓練や戦場では制服は汚れることから、訓練では中古の制服もしくは作業服を用い、パレードの時に新品の制服を着用した。これは今日まで続く明文化されていない世界共通の軍隊の伝統となった。 19世紀前半に雷管式の後装銃が登場してくると、制服は黒や灰色など目立たない色に変わっていき、制服は軽量であることも求められるようになった。1984年にインドのペシャーワルで偵察隊を指揮していた英国軍のラムスデン中尉が、部下に現地で染めさせた外衣を着させた。これは川の泥とも、染料とも言われているがハッキリしない。この茶褐色の色はカーキ色と呼ばれ、その後各国の軍隊で広く使われるようになる。カーキは、元来ヒンディー語で”ほこり”などの意味を持つ言葉。一部、カーキ川で染めたから、カーキ色になったと書籍などで記載されていることもあるが、もし川で染めたとすると、この川で染めた後の付着した土埃から泥川とでもいうように部隊内でカーキ川と呼ばれたのか、地元でこの泥川を通称としてカーキ川と呼ばれていたのかもしれない。このカーキ色の制服はボーア戦争で有効性が証明され、これをきっかけに世界各国の軍隊でカーキ色をはじめとする様々な保護色が制服に使われるようになった。これに対して、オリーブドラブ色(OD色)は、緑が多い地方で目立たないようとアメリカで開発されたもので、制服のみならず車輛などにも使われ、WW2以降に軍隊の一般的な色となった。 迷彩服は各国の不正規戦部隊や狙撃兵、偵察兵などで狩人の偽装技術を応用して、自然発生的に生まれたものと考えられる。旧日本陸軍の挺進隊(”挺進隊”参照)も制服を泥・墨で斑点状に迷彩を施していた。ただ現地での自作ではなく、最初から迷彩パターンを施した制服を作って実戦で活用したのは武装SSが最初とされている。この時の迷彩パターンは斑点状のものであった。このパターンは動くと逆に目立つとのことでWW2以降は否定されることが多く、人間の視線は上下より左右の動きが多い点に着目して横方向に長い斑模様の迷彩服が主流となった。しかし、隠れて動かない時は、斑点状の迷彩服の方が地形にとけ込む効果が高いことから、近年ではこちらのパターンの方が主流になりつつある。現代の迷彩服は人間の目からの目立たないだけでなく、夜間の赤外線からのステルス性と防炎性などハイテク化が進んでいる。 セーラー服は、艦船での水兵の為に機能性を重視して作られた制服のこと。丸い水兵帽はマストを上るときに引っかからず、セーラー服の背中に垂れている四角い布地は、海上では襟を立てると音声が聞き取りやすくなったために付けられた。1857年にイギリス海軍の制服として定めらた。その後、世界中の海軍でセーラー服が定着した。19世紀末になると、セーラー服は海軍の儀礼用の制服となり、入港や出港などを除いて、艦内作業の多くは別に作業服を用いるようになった。子供服としてのセーラー服は、1864年にイギリスのエドワード王子が、水兵の献上した服を着たのをきっかけに世界中に流行し、ズボンをスカートにかえた少女服も生まれた。 日本の学生服は、男子学生の黒色の詰め襟で金ボタンの制服は陸軍の制服をモデルに作られ、軍事教練実施時の服装がきっかけで通学時の制服として採用された。また女子生徒用のセーラー服は海軍のセーラー服をモデルにつくられた運動服が通学時の制服として採用された。どちらも学生服として日本中に普及していった。 西部戦線異状なし WW1での西部戦線では塹壕戦となり、両陣営ともに「西部戦線異状なし」と発表し続けた。1928年に反戦を訴えたレマルクの「西部戦線異状なし」はベストセラーとなり映画にもなった。 生物兵器 生物兵器は大きくわけて、ウィルスや細菌などの微生物型生物兵器、生物由来の毒素を利用した毒素型生物兵器、遺伝子操作などによって自然界に存在しないウィルス・細菌・生物毒素を作り出して利用する人工型生物兵器の3つにわけられている。 微生物型生物兵器は古来より、敵国などに伝染病で死んだ遺体、同じく遺体を包んでいた毛布や衣服などを意図的に放置するなどして、敵国領域の住民の手に渡るようにしていたのと同じことである。近代戦になると火薬爆発時の熱と圧力に細菌が耐えられず、細菌戦は諜報機関などの謀略活動で活躍し、人間だけでなく相手国の経済力低下や後方兵站に負担をかけるため、稲やトウモロコシなどの穀物を枯らす細菌、馬や牛などの家畜を殺す細菌なども秘かに使われた。WW2の日本では基礎工業力自体が低いことから、化学兵器よりも生物兵器が重視された。特に石井四郎の731部隊として有名な関東軍防疫給水部では、航空機から投下できる陶磁器製の細菌爆弾を開発していた。戦後、この研究の成果は米国へと渡り、朝鮮戦争では北朝鮮の中国国境に近い地域で、ニワトリの羽と蜘蛛・ハエが詰まった不審な爆弾が投下されている。いずれからも炭疽菌が検出されており、細菌戦を行ったのではともいわれているが、米国は公式には認めていない。東側の宣伝という可能性もあるが、行われたとしても作戦規模が小さいので、どちらかというと中国軍にNBC戦防護対策と頻繁な防疫検査を強いることで、後方連絡線を圧迫することが目的だったのかもしれない。1962年には一人の科学者がロンドン郊外の病院で肺ペストによって死亡している。イギリスでは200年ぶりの肺ペストによる死者であったが、この科学者の勤め先はイギリス陸軍細菌研究所であった。米国では69年から、ニクソン大統領の宣言によって生物兵器の研究は停止させられていたが、79年のソ連のスヴェルドロフスクで約1000人の市民が死亡した事件をきっかけに研究は急遽再開されている。ソ連は炭疽菌の毒素に汚染された肉を食べたのが原因と発表したが、米国はその町の近郊に生物兵器研究所と製造所があることに以前から突き止めていた。ソ連崩壊後、米国は直ちに調査団を派遣し、この施設から細長い扇上の地域に炭疽菌の死者が集中していたのを突き止め、冷戦時代の予想が正しかったことを確かめた。近年では、エボラやエイズなど様々な細菌・ウィルス等が生物兵器として利用できるか可能性が研究されている。 毒素型生物兵器とは、カビや細菌、動物や植物などに含まれている生物由来の毒を利用した兵器で、古来より刃物に塗って暗殺に用いたり、井戸に毒物を投げ込むなどで利用されていた。どちらかというと諜報機関・暗殺者などで利用されるのが一般的であったが、第2次世界大戦後、大量生産を可能とする培養技術と散布技術の発達により、こうした毒素をエアゾル状にして散布するという兵器としての可能性も考えられてきた。しかし、古典的な使用方法も相変わらずで、さまざまな暗殺や殺人事件で使われている。 人工型生物兵器とは、近年の遺伝子組み換え技術などの先進技術を応用したもので、従来の生物兵器で用いられていた細菌の遺伝子を組み換えにより抗生物質への耐性強化したり、細菌が生み出す毒素の性質を改良したり、伝染性を強くしたりする研究がされている。また、従来まったく無害であった微生物を遺伝子操作によって、有害な微生物に変化させる研究も行われている。将来、まったく予想も付かない能力をもった生物兵器や毒素兵器が生み出される可能性が指摘されている。 生物兵器防護としては、あらかじめワクチンや治療薬を準備する方法と、従来型の微生物型兵器なら上水道や医療衛生機関などの社会インフラが整える方法がある。しかしいずれも、未知の生物兵器が使われると防ぎきれない可能性が残されている。また、ワクチン(補足1)や治療薬をあらゆる生物兵器に対応して備蓄することは、物理的に不可能である。使われる生物兵器を予想することは難しく、この点が核化学兵器と生物兵器の大きな違いとなっている。このため、生物兵器防護では情報収集によって、どのような研究が行われているか、どのような細菌が培養されているか、などを早期に知ることが重要になってきている。これに対して、敵対国も偽情報を出して撹乱するなど難しい面もあり、新しい原理での生物兵器対策の必要に迫られている。なお、DARPAは97年の最優先研究項目として「病原体への革命的な対抗策」を掲げ、民間企業からアイデアを募集している。 (例えば、Aという炭疽菌の菌株で作られたワクチンが備蓄されていても、Bという秘密裏に改良された炭疽菌の菌株で作られた生物兵器に効果があるかどうかはわからないし、動物実験で効果が確認されても人間にも同様に効果があるかは保証できないのである。生物兵器が実際に使われ、その使われた菌・ウィルスから分析して作られたワクチンならともかく、生物兵器の攻撃を未然に防ぐ目的で全国民にワクチンを接種しても、被害を100%防げる可能性は少ない。ただ、こうした目的でワクチンを使う場合、菌株がことなっていても同じ菌種であれば100万人の死者が50万人の死者に減らせるいった可能性は期待できることから、ワクチン接種の様子を大々的に宣伝することによって、同種の生物兵器の使用をあきらめさせるといった戦術で使われることがある) (生物兵器を実戦に使うとしても、伝染力が強い菌を使ったために散布国から使用国にまで被害が広がってしまえば意味がない。飛行機など交通が発達した現代では伝染力が強い菌やウィルスは使いにくく、弾道ミサイルや爆弾などで利用できる熱や衝撃・乾燥のほか、散布先国衛生当局の消毒にも強い芽胞を形成するタイプで、さらに伝染力がまったくなく感染力・致死率が高い細菌の利用がもっとも警戒されている。ただし、使用する国が国際的に孤立していて、散布先の国で流行した伝染病が自国にまで広がらないと確信が持てる場合、伝染力が強すぎて生物兵器として実用化しにくいと考えられていた細菌やウィルスであっても使用に問題はなくなる。この場合、エボラウィルスや天然痘ウィルス、ペスト菌など考えられる。ただし、弾道ミサイルや爆弾などではウィルス・菌が熱に耐えられないので諜報機関の手によって複数同時に組み合わせて使用する。また生物兵器は原料の調達が容易であり、国家間の戦争ではなく、テロリストが使用していくことも考えられる。現にオウム真理教の事件では失敗に終わったが炭疽菌散布が実際に行われている。こうした諜報機関やテロリストによる生物兵器散布では、太陽光線の紫外線が届く地表では温度・湿度の変化もあわさって自然に減菌されていくことから、太陽光線が届かず人の行き来が多い地下鉄などの空間では被害が拡大するのではと警戒されている。) 誓文式 → 読法・誓文式(参照) 青法協 青年法律家協会の略。1954年に、日本国憲法を擁護し、平和と民主主義、基本的人権を守ることを目的として設立された法律関係者(裁判官・弁護士・学者・司法修習生など)による組織。結成当時の会員は約3000人。安保闘争・ベトナム反戦運動・護憲運動などを積極的に支持した。 左翼用語 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 正露丸 (征露丸) クレオソート(工業用ではない)を主剤とした医薬品で、日露戦争の日本軍で盛んに服用された。当時は「征露丸」とよばれていたが、現在でも「正露丸」と名前をかえて販売(一部の会社では”征露丸”のままで販売)されている。いずれも商標ではなく普通名詞 セイロン島沖海戦 アンダマン諸島を占領した日本軍は、続いてビルマ・ラングーン占領のための海上航路確保のために、英国東洋艦隊に打撃を与えることを決意した。1942年4月5日朝8時、空母5隻からなる日本の機動部隊は、セイロンのコロンボ港を空襲し、続いてコロンボ港から出港し本隊との合流を目指していた巡洋艦2隻も索敵機に見つかり、たちまち日本軍艦載機によって沈められた。9日になるとマダカスカルへ派遣される予定だった空母ハーミスと護衛の駆逐艦1隻が索敵機に見つかり、たちまち日本軍艦載機に襲われた。この時、ハーミスへの命中率は80%以上(注:誘導爆弾ではない)と記録されている。ハーミスは、たちまち沈んでしまった。WW2 世界軍用機年鑑 エアワールド別冊という形で毎年でているのかな?(ちょっと自信なし) 世界の艦船 艦艇専門誌 海人社 世界の軍事情勢 (財)資料調査会 年刊 セカンド・ルテナント 陸軍・空軍・海兵隊での少尉のこと。海軍では少尉の名称が違うので注意。 投稿者 名無しさん 2006/11/04修正 赤外線 あらゆる物体はその温度に応じて赤外線を放射しているので、軍事に限らずさまざまな面で活用されている。軍事的な利点とすると、赤外線は昼夜を問わず利用でき霧・霞・煙幕の透過性も高く、地上車輛の偽装も無効化(対赤外線用のステルス偽装を除く)できうえ、船舶の航跡、駐機場温度差から昼間駐機していた航空機の数までわかるなど広く活躍している。主な技術として、IRLS・FLIR・IRSTがある。 FLIR(フリア) リアルタイムに画像映像が表示される。 航空機用には、夜間低空飛行などでつかわれる。 IRLS 航空機から下方の地上の赤外線静止画像を撮影し偵察に利用する。 主に偵察機や哨戒機で利用される。 IRST 遠方にある赤外線放射物体を点と捉えて、ブラウン管に表示する警戒システム 自ら電波を輻射するレーダーと違い、自らの位置を暴露しない。 航空機や艦船で利用されている。 赤十字 1865年に創設された国際組織。WW2では捕虜待遇の監視もおこなった。 赤道まつり 赤道を越えた各国艦船が、赤道の神様?に航海の無事を祈ったお祭りのこと セキュリタリアン 日本の防衛を考える情報誌 財団法人防衛弘済会刊 前身「防衛アンテナ」 (「防衛アンテナ」の前身は「広報アンテナ」) セサ 首席幕僚 海自用語 ゼスフィールド76号 1939年の上海で活躍した日本陸軍・汪兆銘派の特務機関。名前の由来はゼスフィールド路76番地の建物が組織の本部であったため。この名前の付け方は同時期に上海に存在した日本海軍系特務機関『虹口狄思威路36号』と同じである。 暗殺や破壊工作など派手な活動を行い、後に汪兆銘の政府機関に取り立てられ、特務工作総司令部となった。("G機関"参照)("特務工作総司令部"参照) 投稿者 名無しさん 2007.02.12更新 摂理 韓国のカルト教団。韓国や日本国内の女性信者に対し、「健康チェック」などと称して性的暴行を繰り返したとされる。韓国人教祖の(チョン・ミョンソク)は韓国ソウル地検に強姦容疑で国際手配されているほか、日本でも刑事告発の動きがある。日本では20代の大学生を中心に信者2000人。そのうち100人を超える学生が被害を受けている。 参考資料:各種新聞・TV報道より 投稿者 名無しさん 2006/08/05更新 柴燈祭事 秋田県男鹿の大正月行事で、新年にあたり国家の安全を祈祷する平安時代から続く神事のこと。今日では、この神事と民俗行事「なまはげ」を組み合わせて、観光イベント「なまはげ柴燈まつり」(毎年2月上旬頃)が行なわれている。 投稿者 秋草 2006/03/05更新 ゼニートシステム (天頂システム) 警視庁の捜査車両間の無線を傍受するシステム。米ソ冷戦時代に東京都内で活動するKGBが用いた。 諜報・ソ連・日本 投稿者 名無し三等兵 2007.02.12更新 ゼニア型 基準排水量220トン ソ連海軍初のFRP船体を採用した掃海艇 1967年から竣工 ソ連 セミリムド 溝がつきケース底のリム径がケース径よりも僅かに大きい 銃器 セムテックス チェコ製のプラスチック爆弾。RDXベースの可塑性爆薬。1979年頃から東側のテロ教育機関で提供されるようになった。PE4よりもRDXの配合が多く、探知機に発見されにくい。現在では製造メーカーが薬品を混ぜ、空港などで探知しやすくしている。 セメント 夜明けに忍び込む窃盗の意味と、本気・真剣勝負を意味する言葉 ヤクザ用語 セリ 装甲工作車 「戦車隊用力作車」と呼ばれていたことも 九七式中戦車で作った戦車回収車 旧軍 セリューカス アレクサンドロス大王の遠征軍などで兵站を指揮し、後にセリューシッド王朝を開いた ゼルダ M113装甲兵員輸送車に対して、イスラエル軍が改修した改良版M113のこと。対戦車ロケット弾対策の追加装甲を車体周囲に装着するなどイスラエル軍独自の改修が行なわれている。 投稿者 名無しさん 2006.03.19更新 セルフローディング ガス圧などで自動的に装填と排莢すること ゼロ・サム・ゲーム ゲーム理論(”ゲーム理論”参照)などでよく使われる言葉。ゼロ・サムは零和とも表記される。例えば二人のゲームでどちらか一方が勝つと、もう一方は必ず負けるゲームのこと。引き分けもある。二人に限らず、勝利をプラスとして、敗北をマイナスと考えると、引き分けたとしても、勝者・敗者・得点の変動なしのすべてを足すと差し引きは必ずゼロになるという意味である。 ゼロ戦(零戦) → 零式艦上戦闘機(参照) 戦域軍 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 全印総連 全国印刷出版産業労働組合総連合会の略。全労連系。印刷出版業を中心にした労組(約8000人)。2004年に憲法9条にノーベル平和賞を求める運動を行う。 投稿者 名無し三等兵 2004.10.17更新 尖閣諸島 沖縄県石垣市に属する、八重山列島の北約 160km、東経123度30分27秒から124度34分9秒、北緯25度44分25秒から25度56分21秒の間に分布する島嶼群。 魚釣島、黄尾嶼(久場島)、赤尾嶼(大正島)、北小島、南小島の無人島と、沖ノ北岩、沖ノ南岩、飛瀬などの若干の岩礁を含み、全島が火成岩からなる。一番大きい島は魚釣島で面積は約3.8km2 で、一番高い所で海抜362m、この島では飲料水を確保することができる。 1895年に沖縄県に編入され、大正の中頃には鰹節工場も操業されていた。なんら領土問題は発生したことの無い場所である。しかし、1960年代末頃、海底に石油資源が埋蔵されている可能性が出てきたことから、70年代に中国と台湾が相次いで領有を主張するようになった。(中国政府は、尖閣諸島が地理的に琉球列島には属さず中国の大陸棚上にあることを領有の理由に挙げているが、同じく中国が領有を主張する南沙諸島は東南アジア諸国の大陸棚上にあり、中国の大陸棚とは連なっていない。) 現在、尖閣諸島は無人であるが、黄尾嶼(久場島)・赤尾嶼(大正島)は、在日米軍により射爆場などで利用されている。 2004年4月29日更新 <<追加投稿>> 今日では、米軍から返還されおり、訓練場としては使われていません。 投稿者 名無しさん 2006/06/18更新 全学連 大学自治会の全国組織 洗顔 日本人は水で顔を洗うときは、手を動かすが、中国では顔を動かして洗うのが一般的。第二次世界大戦では、中国人に化けて潜入した日本人工作員の多くが、このことを知っていて気をつけていたのにも関わらず、ついこの癖を出してしまったために、それをきっかけに日本人であること発覚、捕まってしまうことがあった。 諜報・防諜・WW2 投稿者 あらかわ 2006/07/15更新 戦艦大和ノ最後 著者は、沖縄に向かう戦艦「大和」に乗り込み奇跡的に生還した海軍少尉。沈没後に駆逐艦「初霜」の救助艇に救われた砲撃士の目撃談として、「用意ノ日本刀ノ鞘ヲ払ヒ、犇メク腕ヲ、手首ヨリバッサ、バッサト切リ捨テ、マタハ足蹴ニカケテ突キ落トス」と記述している。この内容に対して、当時「初霜」で救助艇の指揮官を務めた松井氏は、そもそも初雪は矢矧の救助にあたっていて、大和の救助はしていないこと、救助艇は狭くバランスが悪いうえ、重油で滑りやすい現場で軍刀で手首を切り捨てるのは考えにくいこと、救助時には敵機の再攻撃はなく、漂流者が先を争って助けを求める状況では無かったと指摘している。昭和42年に「戦艦大和ノ最後」が再出版されるのを知り、著者にこの箇所の削除を求めるも、「手首斬り」の記述は変更されることはなかった。このため、「手首斬り」は、一般に広く流布されたほか、朝日新聞のコラム「天声人語」でも史実のように取り上げている。産経新聞2005.6.20 投稿者 名無し三等兵 2005.06.21更新 先軍政治 "せんぐんせいじ" 軍事優先政治とも言い、北朝鮮の政治手法。これによって、自国の防衛としている。 投稿者 にむにむ 2006/04/05更新 全軍労 沖縄復帰前の米軍基地で働く日本人で組織された労働組合。復帰後の1978年からは全駐労に合流し、全軍労は全駐労沖縄地本となる。 2004年07月24日更新 閃光爆弾 → スタン・グレネード (参照) 戦車は千社 受注した会社を頂点に、2次下請け、3次下請けなど、ピラミッド状に下請け会社が連なり、最終的に戦車を作るのには1000社ほど会社が関わっていることを表している言葉。日本でも米国でも、民間などで応用の利かない特殊な技術をもつ下請け会社を守るために、調達数や調達計画が影響を受けることはよくあること。これが戦闘機になると下請け会社の数は・・・・・ 戦術情報 "Tactical intelligence" 軍の作戦レベル、軍事計画レベルで使用する軍事上必要な情報のこと。("戦略情報"参照) 軍事・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 旋条 "せんじょう" 銃身や砲身の内に刻まれた溝のこと。ライフリングのこと。 投稿者 あらかわ 2005年3月24日 前進 1960年に創刊された中核派の機関紙 前進社 前進部隊 艦隊戦闘において、味方艦隊主力前方に進出して、戦機作為に任ずる部隊であ。また、夜戦部隊の中核となる部隊のこと。 投稿者 名無しさん 2006/06/03更新 旧海軍 前進報 人民解放軍藩陽軍区部内誌 中国 2004年4月29日更新 戦争請負会社 → 民間軍事会社(参照) 千駄ヶ谷 せんだがや 太田道灌が、この地域でとれる稲が駄馬にして1000馬分背負える量があったことから名付けた地名。別の説として、葦原で一日で千駄分の葦が生えきたからというのもある。江戸時代には、幕府の煙硝蔵が置かれていた。("煙硝蔵"参照) 投稿者 あらかわ 20050625更新 宣伝・プロパガンダ 近年ではボスニア・ヘルツェゴヴィナ政府と契約を結んだ広告会社がセルビアに対して宣伝戦を仕掛け、民族浄化という流行語を生み出しました。セルビアの行為の是非を論じるつもりはありません。ただ確かなのは、セルビアが国際的に孤立したという事実です。 日清戦争でも旅順大虐殺という宣伝が清国から盛んにされましたが、日露戦争ではそういった宣伝を行われることを警戒することを忘れませんでした。しかし、日中戦争だけでなく、第二次世界大戦を通じて日本軍は宣伝(例えば南京大虐殺問題)、それだけでなく情報全般が無頓着(対米研究の不足と情報分析が国策・戦略・作戦に生かされない。情報サイクルの機能不全)であった。 この点は陸海軍、日本の政府関係機関すべてが反省しなければならない問題点とされているが、今日でもその教訓が生かされている様子はない(国家レベルでの情報サイクルが現在でも存在していないこと。また、捕鯨問題のように理論整然とした反論を国際機関などに文章で提出することは出来ても、反捕鯨派がマスメディアを活用したキャンペーンを展開しているのに対して、同じくマスメディアをタイミング良く活用しての反捕鯨キャンペーンをうち消す反論が国家として世界に打ち出せていない点など)。 ナチスはゲッペルスの宣伝省が、英国はBBCが宣伝戦を行っていたが、日本では威勢のいい大本営発表によって国民の士気高揚しか考えず(まったく行っていなかったわけではないが、ここではほとんど力を入れていなかったという意味)、海外でのイメージというところまでは無頓着であったといえる。 (日露戦争ではロシア軍から押収したモーゼル拳銃からダムダム弾が発見され、国際社会に宣伝を行おうとしたが、日本陸軍内でもチェックを行ったところ、将校のなかで自弁でモーゼル拳銃を購入した者からダムダム弾が発見され、これらはすべて回収された 参考文献『有坂銃』兵頭二十八著) 戦闘警察 韓国でデモ鎮圧などに従事する機動警察組織。警察と間違いやすいが、所属は軍隊である。入営後の基礎訓練の後に、兵科分類の時に選抜される。主に海岸警備などの対浸透任務に従事している組織。デモなどで騒擾鎮圧の必要あるときは、この戦闘警察の一部をデモ鎮圧に当てている。約4〜6万人の規模と見られている。韓国の文民警察官は約12万人の規模である。 韓国・治安 投稿者 名無しさん 2006/04/05更新 戦闘第1〜400 陸戦甲・艦戦の特設飛行隊 1944年以降 日本海軍 戦闘第401〜800 陸戦乙の特設飛行隊 1944年以降 日本海軍 戦闘第801〜1000 陸戦丙の特設飛行隊 1944年以降 日本海軍 戦闘団 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 戦闘糧食T型 自衛隊の保存食で保存期限は3年間 特に沢庵の缶詰の評判は高い。(沢庵の評判の高さは以前から耳にしていましたが、缶詰だから加熱処理されて、歯ごたえもなく、味も・・・ なんて偏見をもっていました。でも実際に食べてみると、本当に美味しかったです。) ビニール袋入りが、 乾パン、オレンジブレッド。 缶飯が、 白飯、赤飯、五目飯、とり飯、しいたけ飯 おかずの缶詰が ソーセージ、鶏肉野菜煮、マグロ味付、たくわん漬、 鶏肉もつ野菜煮、コンビーフベジタブル、牛肉味付、 牛肉野菜煮、ます野菜煮、味付ハンバーグ、福神漬 戦闘糧食U型 自衛隊の保存食で保存期限は1年間(たぶん将来は伸びるのかな) レトルトパックに入った軍用レーションで、そのまま食べても、温めることもできる。また、缶詰のようにかさばらないのが利点。米軍でいうところのMREレーション。カンボジアPKOでの参加各国の軍用レーション試食会でも優勝した。 主食 白飯、ドライカレー、五目飯、クラッカー、蟹炒飯、 豆ご飯、山菜飯、とり飯、赤飯 副食 ハンバーグ、ポテトサラダ、高菜漬、フランクフルト、わかめスープ、 福神漬、ビーフカレー、ツナサラダ、ハムステーキ、卵スープ、 チキンステーキ、ジャーマンポテトサラダ、中華丼、キノコスープ、 メンマ、中華風肉団子、中華風わかめスープ、大根キムチ、酢豚、牛丼、 吸物、やきとり、油揚げの味噌汁、はりはり漬、鮭塩焼、鯖生姜煮、 筑前煮、まぐろステーキ、きざみ昆布煮 セント・ジョージ岬海戦 1943年11月24日から25日にかけての深夜、ビスマルク諸島ニューアイルランド南端のセント・ジョージ岬沖合にて発生した海戦のこと。ラバウルからブカにかけて輸送任務にあたっていた日本海軍の駆逐艦3隻と、それを護衛する駆逐艦2隻に対して、アーレイ・バーク大佐率いる米国海軍駆逐艦5隻が奇襲をかけたもので、レーダーによって敵の位置を掴んだ米国側は、巧みに魚雷を発射してから離脱し、日本側はこれに一切気づかなかった。そのまま進む日本側に魚雷が次々と命中、駆逐艦2隻が撃沈し。バーク大佐さらに追撃に移り、砲撃戦で駆逐艦1隻を沈めた。米国側には損害がなく、この戦いによってバーク大佐はミッチャー提督の空母機動部隊の参謀長に抜擢された。 戦備 戦争前に特に軍事力を整備すること (”軍備”参照) 全方位戦略 1967年、ドゴール大統領の承認をうけたフランスの核抑止力に関する基本的な戦略。アイユレ参謀総長は「脅威はどこからやってくるか、だれにも予言できない。したがって、フランスの核抑止力は単一の仮想敵(当時のソ連)のみにむけられるべきものではない」と述べている。 戦友 明治39年、京都の小学校教師が日露戦争に出征する兵士を送る歌として「出征」を作詞し、これに曲がついて「戦友」として広く普及した。ただ軍内部では歌詞の内容から歌うのを禁止する部隊や、歌詞を「軍律きびしい中なれど」の部分の前後の流れが、軍隊内部の実情と合っていないと問題となり、「硝煙うずまく中なれど」といった具合に修正して歌うのを許可する部隊などがあった。このため、今日では修正された歌詞の方が一般的となっている。 戦友の遺骨を抱いて WW2でのシンガポール攻略戦において、入城できずに亡くなった戦友の無念を思いながら、ある主計軍曹がシンガポールに入ったその日の夜に書き上げた歌で、これに現地の海軍軍楽隊が曲をつけたもの。 戦理 技術、戦われる地域、時代の移り変わりなどに左右されることなく、戦争や軍事上において、まったく変わることのない普遍的な原理のこと 戦略情報 "Strategic intelligence" 国家レベル・外交レベルに関わる軍事計画・作戦計画に必要な情報のこと。("戦術情報"参照) 軍事・情報 投稿者 ゴダイ 2006/08/26更新 戦力会議 → 塩 (参照) 戦列艦 19世紀頃のイギリス海軍で使われた艦種。艦船を搭載した砲門数で1〜6等まで分類したなかで、1〜3等艦を「戦列艦(戦艦)”シップ・オブ・ザ・ライン”」と呼んだ。 ソ ソーティー 1機の航空機が完了した1つの任務 ソーニャ型 基準排水量380トン 掃海艇 木とFRPが併用 1970年代前期から登場 ソ連 象 古来より戦争で用いられ、野戦、攻城戦でつかわれたほか、土木作業や物資輸送などでも使われた。ハンニバルのアルプス越えは有名である。象の牙は500sのものを持ち上げることができ、1000〜1200sの荷物を背中に乗せて1日25〜30qの距離を行軍することができる。一般的に、象は大きく2種にわけられ、アフリカ象は勇猛だが知能が低く、インド象は人なつこいがアフリカ象よりも小柄といわれている。 掃海艦 機雷の掃海を専門に行う艦艇なかで比較的大型なものを指す言葉。外洋での深深度機雷の掃海作業にも従事できる。 海軍 2004年6月13日更新 掃海艇 機雷の掃海を専門に行う艦艇なかで比較的小型なものを指す言葉。磁気機雷対策に木造が一般的である。 海軍 海水の競艇場などで外海から流れ込んでくるゴミなどを回収する掃海作業に従事する作業艇を指す言葉。 競艇用語 2004年6月13日更新 掃海母艦 掃海部隊の母艦として補給と支援設備・司令部設備を備えた大型の艦のこと。ヘリコプター甲板をを持ちヘリコプターを利用した航空掃海機能と機雷敷設機能を併せ持つことも多い。 海軍 2004年6月13日更新 創価学会 宗教団体。公明党の支持母体。日本共産党と対立している。 投稿者 名無し三等兵 2005.11.06更新 創価班 若手幹部候補育成も担う創価学会の中核組織。創価学会の広報活動・宣伝戦に従事している。日本共産党の民青に近い組織。創価班の基本精神「陰の戦いに徹する」は有名。 創価学会・公明党 投稿者 名無しさん 2006/07/15更新 総軍 → 陸上戦力の名称・規模(参照) 装甲 昔アニメや漫画でダイヤモンドを体中に付けて、弾丸を防ぐシーンがありました。また、ダイヤモンドより固い装甲だから、最強の防御力と解説することもありました。実際に薄くても硬度が高い板を装甲板に使用したらどうでしょうか? 砲弾が命中してしまったら、砲弾を跳ね返すどころか割れてしまいます。このため装甲に求められるのは、運動エネルギーによる攻撃から、そのエネルギーを受け止めるねばり強さ、靭性となります。 ここでは戦車の装甲を中心に話を進めていきます。 (ここで成形炸薬弾による化学エネルギーはどうなるんだ? といった疑問を持った方もいると思います。成形炸薬弾が高熱ガスで焼き切るというのは大戦中の誤解であることが戦後確かめられています。もし熱で焼き切るのなら、耐弾特殊鋼より耐熱特殊鋼のほうが防御力があることになります。翼安定式の離脱装弾筒付徹甲弾や成形炸薬弾に被弾したときに、熱で焼き切れたような状況になるのは、砲弾が装甲に命中したときに、運動エネルギーの一部が熱に変換されているためなのです。成形炸薬も火薬ガスやメタルジェットが1点に集中する運動エネルギーで装甲を貫通するのであって、セラミックを装甲に挟み込んで防ぐのは、熱に強いからではなく、セラミックが砕けるさいに運動エネルギーを吸収しているのです。) 装甲材には、”鋼”、 ”アルミニウム”、 ”チタン”、 ”マグネシウム”、 などが用途によって使われます。 成形炸薬弾に対しては、火薬ガスを乱すだけで大きく装甲貫通力を低下させることができることから、装甲の中空化や火薬を取り付けた反応装甲などの工夫が試みられています。 純粋に運動エネルギーが大きい、翼安定式の離脱装弾筒付徹甲弾の対策としては、特殊加工されたセラミックを特殊鋼に挟んだり、鋳込んだり。そのセラミック自体も挟む前にチタンで包んでみたり、最期に挟む鋼板も防御力が鋳鋼よりも大きい、圧延の特殊耐弾装甲を純粋に厚くしたり、はたまた、セラミックでなく、劣化ウランを使ったりといろいろ工夫がされているようです。 それに対して攻撃側も、現在の世界標準となっている120ミリ44口径滑腔砲から140ミリにしてみたり、120ミリのまま55口径にしてみたと、盾と矛は永遠に終わらないのです。 双合機関車 2両の蒸気機関車を前後背中合わせに接続したもの。輸送や脱線時には分離することができる。蒸気系統は別なので二組の機関士が必要。日露戦争での日本軍鉄道大隊や義和団の乱でのドイツ軍鉄道部隊で活躍した。 総合ジャーナリズム研究 (社)総合ジャーナリズム研究所 東克社 月刊 装甲巡洋艦 日露戦争のころまでつかわれた艦種の名称。後の重巡洋艦のこと。 装甲擲弾兵 ドイツ軍の機械化歩兵のこと 捜査研究 東京法令出版 月刊 総参謀長 規模の大きい軍はスタッフの長は参謀長ではなく、総参謀長となる。 総参謀副長 総参謀長がスタッフ達の長であれば、総参謀副長はNO2 操縦桿 どの方向にも傾けられるようになっていて、傾けた方向に機体が動く。右手で操作する。戦闘機の操縦桿には、武器発射スイッチ、レーダーコントロール、トリムスイッチなど様々なスイッチが付いている。("スロットル・レバー"参照) 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 総政治作戦局 → 政治作戦局 参照 総政治作戦部 → 政治作戦局 参照 送弾不良 銃の故障でリンクが弾薬止め板にひっかかるなどして弾薬が送り込まれない状態。 装てん不良 銃の故障で弾薬が完全に薬室に入っていない状態。 造反有理 1939年に毛沢東がマルクス主義の要諦について、「造反有理」(造反には道理があるといった意味合い)であると語ったことから、文革では紅衛兵達が叫んだスローガンの一つとなった。 総理大臣官邸警備隊 警視庁警備部警護課に属している総理大臣官邸だけを守る警備隊のこと。以前から首相官邸の警備力不足が軍事関係者・自衛隊関係者より指摘されており、ついに陸上自衛隊で首相官邸を守る警備隊の編成の話が具体化するに至ったが、警察庁の反発と、旧軍・自衛隊に強い不信感を持つ元警察庁長官の後藤田氏の強い反対もあり、自衛隊による官邸警備案は廃案となった。その代わりとして、警視庁に総理大臣官邸警備隊は編成されることとなった。隊員数は100名で、サブマシンガン(MP5)と化学防護服などを装備している。自動小銃すらも装備していない点から火力不足ではないかと不安視する声もある。 日本警察・警視庁 投稿者 名無しさん 2008/02/17登録 ソヴリン・オブ・ザ・シーズ オランダ人から「黄金の悪魔」とよばれた戦艦 イギリス 1696年焼失 ソキ 九五式装甲軌道車 旧軍 速射砲 軍艦などで速射性能に優れた小口径の大砲のこと。まったく意味が違うが、陸軍の対戦車砲でも、おそらく高初速であることからか、速射砲という言葉がつかわれた。今日では艦載兵器としての速射砲は言葉として生き残っている。 ソクラテス ギリシャの哲学者 紀元前432年〜紀元前429年続いていたポテイダイア包囲戦、紀元前424年のデリオンの戦いではしんがりを務め、紀元前422年のアンフィポリス奪回戦と3度出征した経験をもつ 測量 測量とは、互いに位置の異なる点の間の相対的位置関係を求めること 砲兵部隊は正確な砲撃を行うために自分たちと敵の相対的な位置関係を知る必要があり、これらを測量と称する。また、砲兵部隊の各砲門の位置を正確に測量し、地図上に表示する必要もある。これらから、現在の気象条件も計算し、試射を行い修正した後に、数十q先に十数メートルの誤差で砲弾を撃ち込んでいく。 1970年代までは砲を布陣する前に近傍の三角点や水準点の情報を、砲を布陣する位置まで尺取り虫のようにトラバース作業を行う必要があり、これらの作業に十数時間を必要としていた。これらの作業が車輛に取り付けられた位置標定装置の登場で数時間まで短縮された。現在ではGPSなどを利用した試射無し効力射や試射から効力射までの時間を限りなく短くすることなども研究されている。 ソダ 九八式装甲運搬車 旧軍 ソッピース タブロイド 1913年に開発され、14年の開戦当時、英国海軍航空隊のほか、 一部は英国航空隊で採用されていた。開戦前はレースで優勝するなど速度にすぐれ、上昇力も優れていたが、武装は無く、開戦後は胴体や翼に小銃やルイス機銃をくくりつけて補った。 この機体に積んだ9キロ爆弾で海軍航空隊は。コローニュ駅とデュッセルドルフのツェッペリン工場爆撃を成功させた。15年には生産が中止されるが、軍艦アークローヤルなどに搭載された ゾディアック フランスの会社名からとられた大型ゴムボートの通称 ソトゴト 外事警察のこと。 投稿者 ゴダイ 2006/08/13更新 ソブレメンヌイ級 基準排水量6300トン ミサイル駆逐艦 1981年から竣工 ソ連 ソマービル 1939年に体をこわし東インド諸島艦隊司令官を退き、療養のため役職には就いていなかった。ダンケルク撤退のさいには自発的にラムゼー提督を補佐した。41年にはH部隊司令官としてビスマルク追撃戦に参加し、42年にインド東洋艦隊司令官となった。44年にワシントンのイギリス海軍使節団長となり、戦後もその役を務めた。イギリス海軍元帥 ソマン (GD) 神経ガスの一種でタブンよりも毒性が残留するの持続性が長い 空 航空兵の兵科色 陸軍 空の神兵 パレンバン奇襲降下作戦の実録報道映画「空の神兵」のために作られた歌で、この映画をきっかけに軍歌として広く普及した。 ゾルゲ 1920年頃からGRUのスパイとして、ヨーロッパやアジアなどで広く活動を行い、33年にフランクフルター・ツァイトゥング紙のドイツ人ジャーナリストとなって、日本に入国した。そして誰にも怪しまれることがなく、ドイツ大使館や日本政府から重要な政策情報をつかみ、これをモスクワに送り続けた。1941年10月16日に警視庁に逮捕され、44年に絞首刑となる。ソ連ではソ連邦英雄の称号をおくりこの功績を称えた。 ソロ 単独飛行のこと。訓練生は離発着をマスターして初めて単独飛行が許される。 空軍 投稿者 名無しさん 20070408更新 ソロモン諸島 ニューギニア東部の西太平洋にある島嶼群。WW2では激戦が繰りひろげられた。 宋(ソン)型 中国国産の通常動力型潜水艦。1番艦は1999年に就役。涙滴型船形が特徴。2200〜2300トン。 2004.10.02更新 |