岡山放送局

2009年9月27日 13時58分更新

約9年間 母親と2人暮らし


26日夜、倉敷市で、介護をしていた88歳の母親の首を絞めて殺害したとして59歳の次男が逮捕された事件で、次男はおよそ9年にわたって母親と2人で暮らしていたことがわかりました。
警察は介護に疲れて犯行に及んだものとみて調べを進めています。

この事件は倉敷市水江の無職、真田勝重容疑者が、26日夜、アパートの自宅で、母親のナツ子さん(88)の首を絞めて殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いが持たれているものです。
ナツ子さんはその後、死亡し、警察は容疑を殺人に切り替えて調べています。
関係者によりますと真田容疑者は事件のあったアパートにおよそ9年前に入居し、それ以降、ナツ子さんと2人で暮らしていたということです。
また、警察の調べに対し、真田容疑者は「母親に認知症の症状が出ていて、介護に疲れたため首を絞めた」と供述しているということです。
警察では介護に疲れて犯行に及んだものとみて詳しい動機や経緯について調べを進めています。