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ハンガリーの医大、 韓国人留学生に人気の理由(下)

■「医大に入りさえすれば」と思っていると失敗

 しかし、いい面ばかりではない。韓国で医大進学に失敗し、学費が安く英語の授業があるハンガリーの医大に「迂回(うかい)入学」しようとする学生も少なくないからだ。大学ごとにやや違いはあるが、外国人学生が医大に入学しようとする場合、化学・生物・物理・英語・面接などの試験を受けなければならない。試験は、韓国で医大受験に備えるときほど高い水準は要求されない。このため、入学そのものは韓国の医大に比べ容易だとみることができる。

 しかし、ひとたび入学すると、1学期当たり36-38単位以上を受講しなければならないハードなスケジュール、毎週行われるテスト、難しい進級試験、言葉の問題などが大きな負担となる。

 二人の子供をデブレツェン医大に留学させ、ハンガリーの医大への進学相談に乗っているハン・スンフンさん(53)=コチャン国際学校理事長=は、「単に“医大に入りさえすればいい”という安易な考えでは、絶対にこの医大には適応できない」と語った。「世界を舞台に夢を実現する覚悟ができている人だけが挑戦すべき。それでこそ、生き残れる」

デブレツェン=呉允熙(オ・ユンヒ)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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