2009年9月6日放送
持ち主いない・・・巨大観音像の末路
淡路島(兵庫県)で、高さ100mの巨大観音像の観光施設が閉鎖、持ち主のいないまま3年間も放置され、周辺の住民たちが「いつ、壊れるかわからない」などと不安を募らせていることを放送しました。
建てたのは、事業で成功した淡路島出身の実業家(21年前に死亡)。「故郷に飾った錦」だったはずの観音像が今では、故郷のお荷物になっているとは皮肉なものです。あんな巨大な建造物の所有者や管理者が、いないということに驚きました。そして、何か割り切れないものを感じました。
(ディレクター・大江 裕之)
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