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2009年9月26日(土) 12:10 |
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漆芸家・大西忠夫さん回顧展
善通寺市出身の漆芸家、大西忠夫さんの作品を集めた回顧展が、高松市で開かれています。
大西忠夫さんは1918年に善通寺市で生まれ、伝統的な漆芸に先進的な手法を取り入れて、絵画のような作品を多く手がけました。 会場には、幾重にも重ねた色漆を削って模様などを描き出す彫漆という技法で作り上げた屏風など、約100点が展示されています。 繊細に、時には大胆に、色漆を削ることで、筆で描いた絵のような作品が生まれます。 彫刻刀などの跡からは、作家の息遣いが聞こえてくるようです。 また、晩年に発表した四国霊場八十八ヵ所シリーズ35点も並べられています。 大西忠夫回顧展は、10月4日まで、高松市の香川県文化会館で開かれています。
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