ミステリー作家・藤岡真のみのほど知らずの、なんでも評論

机上の彷徨

このページでは、ミステリ作家の視点から、書籍、映画、ゲームなど色々な「表現」について評論したいと思います。

              日記風日記(2008/03/12)



 二日酔い。朝食はトマトジュースのみ。
 どちらにしろ朝飯食っている暇は無い。某撮影現場に8時集合とあって、そそくさと新幹線に乗る。実はこれが3回目で、過去二回は天気に泣かされてNGとなっている。さらに本日は別件で、ヘリ撮があり、こちらは被写体(フェリー)とヘリコプターの都合で本日がぶっつけ本番。こちらはクリエイティヴディレクターのHくんに任せた。
 新幹線内でマイミクの霞流一さんの『死写室』を読む。霞さんが20年も映画会社にお勤めだったとは全然知らなかった。本書、“バカミス”と思いきや、端正な本格ミステリ。まあ、もの凄い凶器が出てくる辺りはいかにも霞さんだが、こちらは『笑う公家』みたいのを予想していたんで。

 現場について、スタッフ全員狂喜乱舞。過去二回とは大違いの、雲ひとつ無い快晴。青空のグラデーションが美しい。一時間で終了。ヘリ撮も成功の連絡が入った。

 5月16日、北沢タウンホールで「筒井康隆、筒井康隆を読む」というイベントが開かれる。ピアノ、山下洋輔という豪華メンバー。ホリプロ、筒井康隆担当マネージャーO氏に電話、色々話す。驚いたり、怒ったり、最後にはお礼を言われた。

 夜はまた送別会。そういうシーズンなのだなあ。来週はわたしの送別会だし。


           唐沢俊一は正しかった(2008/03/11)



        自己の経験に裏打ちされた貴重なご意見


             創

 毎朝、以下のサイトを覗くのがここ一月くらいの愉しみになっている。

 「トンデモない一行知識の世界」

 ネット(主に2ちゃんねる)で指摘された、唐沢の書籍の「ガセ」「パクリ」をきちんと検証・整理して掲載しているのだが、よくもまあ、杜撰で悪質なことを繰り返してきたものだと、改めてあきれ果てる。特に、『唐沢俊一の雑学王』に至っては、もはや紙屑と呼ぶ以外ないほどの惨憺たるもので、こんな本がよく出版できたものだ。廣済堂という会社、以前、営業部長だった頃、協働体制をとっていたこともある。その年の廣済堂の売り上げベスト10にわたしの“部”が入っていたくらいだから、当然知らないわけではない。今後はこんな紙屑、出版しないように助言しておこうかしら。

 おっと、本日のエントリの主旨はそこではない。「創」2月号で唐沢俊一は、インターネットを誹謗し、「ネットをやると馬鹿になる」とまで言い切った。これらの発言がネット上で非難の対象になったのは当然だが、実はこのご意見、実に的を射たものだと感心すること仕切りなのだ。
『古本マニア雑学ノート人生に大切なことはすべて古本屋で学んだ』(ダイヤモンド社)は、唐沢の古本マニアの面目躍如というべき好著である。「おれはこんな変な本持ってるんだぞ、凄いだろう!」と数々の奇書の書影を掲載する堂々たる態度には好感が持てたし、その奇書(前年、既に『トンデモ本の世界』が発売されていたのに、その言葉は使わず『能天気本」と呼んでいた)の半分以上を所有していたわたしは「世に同好の士あり」と微笑んだものだった。さらに『古本マニア雑学ノート 2冊目』『カラサワ堂怪書目録』『カラサワ堂変書目録』『トンデモ怪書録僕はこんな奇妙な本を読んできた』などという著作もそれなりに楽しめた。
 ところが―
『唐沢俊一の裏モノ見聞録』(講談社 2001)を読んで、あれ? と思ったのだ。これはネットから奇矯なWebサイトを見つけてきてそれを紹介するという主旨の本なのだが見事に面白くない。一つには、そうしたネットの使い方をする人間(たとえばわたし)なんかにとって、そこで紹介されているサイトは既知で、もっとずっと面白いサイトを知っていたし、一つには、例え未知のサイトでも、自分でそこに行って見ればよいことで、唐沢の解説など読む必要がないからだ。
 唐沢は古書の紹介、つまり、「おれはこんな変な本持ってるんだぞ、凄いだろう!」のノリで、「おれはこんな変なサイト知ってるんだぞ、凄いだろう!」とやって、大失敗してしまったのだ。
 唐沢は一計を案じた。つまり、ネタ元をばらさずに、「おれはこんな変な話を知ってるんだぞ、凄いだろう!」という立ち位置をとることにしたのだ。それから。唐沢はネットを検索してはネタを仕入れ、それをコピペして、引用元を明かさずに自己の著作に反映させるということに没頭した。それが、ここ数年のガセ&パクリ本の正体だ。

 まさに、「ネットをやると馬鹿になる」ということを、実践を以って証明したのである。


             広川太一郎さんのこと(2008/03/08)



 声優の広川太一郎さんが亡くなった。
 広川さんは一世を風靡した声優だった。真面目な語りは格調があり、エリック・アイドル(モンティパイソン)の吹き替えの「―しちゃったりなんかしてりしてー」なんていう「広川節」にも味わいがあった(でも、録音のとき「広川節で」なんてリクエストすると「広川節ってなんですか」と不機嫌そうに訊き返されたりしたけど)。
 東芝の担当をしていた頃、広川さんは専属といっていいくらい頻繁に登場していたから、3年間ほど、毎月のように仕事をしたものだ。
 近頃は、アニメも洋画も、声優ではなく一般のタレントを起用するのが流行らしいけど、それは止めていただきたいなあ。「Mr.BOO」のマイケル・ホイの台詞なんて、ほとんどがアドリブだったらしいが、あんな芸当が出来る人ってもういないだろう。
 ご冥福を祈ります。


            忙中の閑(2008/03/07)



 いろいろなことが突然に決まるから、忙しくてしょうがない。その最たるものが社屋の移転だ。田町のグランパーク・タワーから、赤坂の赤坂Bizタワーに移るのだが。今朝のみのもんたの番組から推すに、なんともバブリーなビルじゃありませんか。こんな場所で広告代理店だなんて、なんかまんま過ぎて野趣がないよなあ。
 なんせ、わたしは東京の西側が大嫌いでね。渋谷、青山、六本木、赤坂なんて足を踏み入れたことがないのだな。六本木ヒルズなんていったことないし。それに素敵な居酒屋が全くない(と言い切っちゃおうか)。
 東京はやっぱり東側。新橋、銀座、日本橋、神田から、足を伸ばして、森下、深川、門仲。さらに進んで、北千住から京成線沿線。うーん、赤坂なんかいきたくないよぉ。とは言っても引越ししないわけにもいかないし、仕事は立て込んでくるし。
 で、東京創元社にメールして、「4月になったら引越し騒ぎでどうしようもないから、昨年ゲラにすると言ってた原稿、どうなっているのか教えておくれ」と問うてみた。あっさり返事が来て「夏から秋にかけて出版の予定です」だって。
 今年中に出れば、御の字というところかしら。


             文章探偵(2008/03/05)



            
           マル秘プロジェクト進行中

              文章

 実はマイミクの某ミステリ作家氏のマル秘プロジェクトが進行中で、ひょっとすると、小生もそれに係わることになるやも知れません。具体的な内容は書けませんが例の件とは関係ありません。その件が書かれた某氏の友人限定日記に

「ハウツー本のミステリというのはずっと考えておりました。究極は『あなたもミステリが書ける』というハウツー本がミステリになっているという奴」

 というコメントを付けたら、直ぐに鈴木輝一郎さんが―

「あ、それ、すでに出てます。草上仁『文章探偵』(早川書房・本体1800円)」

 と、返してくれ、内容をざっと紹介してくれました。

「推理小説として面白いのはもちろんなんですが、圧倒的に面白いのは、殺人事件が出る前の、主人公が提出作品の著者を次々と的中させてゆくくだり。
 ワープロやパソコンのキーボードの癖や、誤字・誤変換の癖、登場人物の描写などから著者を探るプロセスは、殺人もなにも起こらないというのに、スリルとサスペンスに満ちてます……下世話な読み方をすると、推敲する参考にもものすげえなります」

 いかにも面白そうじゃありませんか。で、早速、出勤途上書店に寄って購入いたしましたが、徒歩出勤のつらいところ、なかなか読む暇が無い。そこで一計を案じたのが、同じくマイミクの伯方雪日さんのやり方。すなわちファミレスラーと化して読書に没頭いたしました。伯方さんはドリンクバーで3時間と書いていますが、小生の場合、まずはビールを2本。それからコーヒーで3時間。二日かけて読了いたしました。

 カルチャーセンターで小説作法を教えている作家左創作は、文章の癖から書き手を見破る“文章探偵”。この設定が誠に面白い。生徒になにか書かせて添削していくという従来のやり方(そうなんでしょう?)ではなく、どの生徒が書いた文章なのかを講義中に推理して当ててみせ、そうやりながら、文章力、洞察力の訓練をしていくという極めてユニークな授業なんです。
 途中『ミザリー』に触れる箇所があり、ひょっとするとと思ったら、やはり物語りはそっちの方向に進行していく。そうなると、作品の面白さとは別次元の、小生が考えている―

「究極は『あなたもミステリが書ける』というハウツー本がミステリになっているという奴」

 というのとは、ちょっと違うんだよなあ。

 もっともこの小説(以下 ネタバレ注意) ↓

 頻繁に引用される(太字になっている)書き手不詳の文章が、実は大きな意味を持っていて、最初のうちはそれが左創作の授業の例文として登場するのだが、左によるその分析も含めて、大変な伏線にもなっているのである。つまり、そうした構造を隠蔽するためにも、カルチャーセンターという世界が必要だったわけで、読み進めながら“これひょっとして日常の謎?”なんて思わせるミスディレクションの要素もあるのだ。いやはや、まんまと騙されました。

(ネタバレ ここまで ↑)

 日頃から文章が下手とかあちこちのブログに書かれ、校閲では「漢字の使用法に一貫性が無い」としかられ、後ろめたいものを持っている小生なんか、ドキドキしながら読んでおりました。
 瑕疵と言っていいのかも知れないけど、作中指摘される「キーボード上でUとOが並んでいる」というのが理解できないのと、「すべらかく」って、これじゃあ、2ちゃんねるの「ふいんき ← 変換できない」のギャグとしか思えんのですが(「須らくす可し」の意味も違うし)。

 そういえば、キングだって「リチャード・バックマン」名義で作品を発表したけど、文体とか癖で、すぐにキングの筆とばれたんじゃなかったっけ。

『文章探偵』 草上仁 早川書房 2006


        赤塚不二夫をデビューさせたのは私である(2008/03/04)



           大傑作『インスタントくん』

 グループインタビューというマーケティング手法をご存知かな。なに、ターゲットを集めて、言いたい放題言わせて、マーケティングデータを収集するというやりかたなんだが。わたしが、小学6年生のとき、少年サンデーの編集部の方が、わが鎌倉市立御成小学校にいらっしゃり、その週に発売された「少年サンデー」「少年マガジン」をテーマにして色々話し合ったのですよ。

 で、どんな記事が読みたいかという質問に、六年生を代表として、わたしと一緒に出席していたTくん(名古屋大学工学部 → 日立電子)は、「ラジオの製作法など」と答えたのだ。このころ「初歩のラジオハンドブック」とか「子供の科学」とかが、マイブームとかアワブームだったんだが、子供心にそりゃねーだろうと思った。
 わたしも質問されて、その答えは「長い読み物が読みたい」だったのだが、そのココロは「力道山ハワイで特訓」という記事が、目次では大きかったのに、二分の一ページしかなかったことに関するものだった。で、このときサンデーに掲載されていた『インスタント君』という。「お湯をかけて三分間」ネタのギャグ漫画をわたしは大絶賛して、この人のマンガをもっと読みたいと主張したのだ。

 それから一ヶ月、少年サンデーの誌面を飾ったのは「3球ラジオの作り方」という思い切り間違った連載、さらに「新戦艦高千穂」平田晋作という時代錯誤の読み物。わたしのリクエストを思い切り勘違いした上、著作権の関係か無理矢理持ってきたような企画でしたな。こんな馬鹿な連載のおかげで、サンデーは思い切りマガジンに水をあけられたんだと思うよねえ。

 で、その号にもう一つ、リクエストにお応えした企画が載ったんだわ。それが『おそ松クン』なんだよねー。

 こうして、スーパースター赤塚不二夫は世に出たんだよね、と本気でそう思っているぞ。


            祭の季節(2008/03/01)



             実にいい気分。

 
          祭り

 浜松祭は5月の3、4、5の三日間に亘って行われる、喧嘩凧の祭であります。昨年に続いて本年もそのポスター制作業務を競合の末獲得いたしました。この季節、浜松の町を歩くのは実にいい気分で。なにしろ、街の至るところにこのポスターが連貼りされているんであります。さらに、浜松の皆様は、この祭中心に一年を生きているといってもいいほどの熱狂振り。呑屋に入っても、ファッションビルに入っても、このポスターを食入るように見つめ、あるいはなにかを語る人がそこかしこにいて、心中ほくそ笑んでしまいます。


             またまた日記風に(2008/02/29)



 日記風というか、もともと日記なんだよな、ここは。

 6時起床。朝食、鯵開き、納豆、キムチ、若布の味噌汁、小岩井野菜ジュース。

 例によってスパムメールの処理。
 共同テレビジョン執行役員H氏からのメール。Youtubeを使った不法イベントに関してCXの幹部と話したとのこと。

>メディアまわりに巣くう変な人物ですな。

 というのが感想だったそうな。現場に下ろすかも知れないとも。
 
 マイミク西上心太さんの日記に気になるお言葉。ワセダミステリクラブの先輩について。

 実はこの方のお父様が、有名なベテラン舞台俳優。
 萬屋錦之介主演「子連れ狼」で、毒味役阿部頼母を怪演した俳優といえばお分かりだろうか。


 おお! あの方がお父上ということは、この先輩は、わたしと同期入社のK.Tくんではないか。早速、その旨コメントをつけたら、直ぐに

 おお、同期でしたか。
 では「妖艶な美女」のS木K美子さん(旧姓・N本さん)も同期ですね。
 やはりうちのクラブのOBで、お二人は同学年のはずです。


 残念ながら妖艶な美女の方には心当たりないんだよねえ。
 午前中は原稿書き。午後出社。車でプレゼンに。
 CM、グラフィック、簡単に決定が出て、来週から制作作業に入る。火曜のプレゼンもCM2企画が採用になり、5月オンエアを目指して作業中なので、3月は忙しいだろうな。
 夜はTV局の担当者が大阪転勤ということで、グランドホテル地下の宴会場で送別会。いささか飲みすぎたかな。


            馬鹿で助平な雑学王(2008/02/29)



 以前、「唐沢俊一の本は全部買っている」と書いたが、正直に申せば、『唐沢俊一の雑学王』のあまりに杜撰、かつ中身の薄さに呆れ、実は以降の本は買っていなかった。例の盗作UFO本に手を伸ばしたのは、テーマがUFOだったからに過ぎず、別のテーマだったら、買うことはなかったろう。
 で、ネットで『唐沢俊一の雑学王』のいい加減さが検証されているが、よくもまあ、こんな本が出版出来たものだと呆れるほど酷いものだ。全ページ、手抜き、出鱈目、パクリといっていいほどの惨状だが、極めつけという奴をここに曝すとするか。

 ところで一口に「青森」といっても、南部と津軽とでは住人の性格も言葉もかなり違う。もともと、南部藩の家臣だった大浦為信が独立して津軽藩を作ったという経緯もあり、両者は長く対立していた。大ざっぱにいうと、上品な南部と、活動的で荒っぽい津軽に分けられる。一例を挙げれば、青森の名産品であるリンゴを、南部では「千成」、津軽では「マンコ」と呼ぶ。違いはこれで明らかだろう。


 重箱の隅だが「津軽藩」は俗称、正式名称は「弘前藩」。
「活動的で荒っぽい」津軽を端的に述べるのにリンゴの呼称「マンコ」を例に挙げるのがそもそも意味不明だよなあ。女性器を表す言葉を林檎の呼称にするのが豪快とか言いたいのかしら(そうとしか思えんが)。因みに津軽弁なら「ベベ」「エベ」「イベ」「マンジュ」。
 しかし、このエピソードの酷さは、なにより、 「マンコ(満紅)」は南部弁で、津軽弁でリンゴは「千成」という事実を、丸っ切り逆に取り違えていることだ。だから、もう「一例を挙げれば―」以降の論旨が全部破綻しているわけね。
 
 唐沢氏、以前も「ボボ」を大阪弁と書いたくらいで、どうやら淫語関係は疎いようである。さらにこんな文章を見ると(同書 P58)―

 また、女性を酒場で口説くのであれば、クレーム・ド・カカオなどのカカオ・リキュールをベースにしたカクテルを飲んでいる子が狙い目。なぜかというと、カカオに含まれる興奮性物質は一番セックスと似た快感を味わわせてくれるそうで、つまりこれを好んで飲むタイプはセックスに飢えている、と見てもいいのだとか。

 童貞の先輩が自慢げに話すエロ話って感じですね。いやはや、この方マジで童貞なんじゃないかしら。

 津軽に旅して、八百屋の前で「マンコ」を連呼して大恥をかかぬかと心配であります。

※ 2ちゃんにも同じ主旨のレスがありますが、わたしが書き込んだものです。パクリじゃありません。


             松果体ガセビア三度(2008/02/28)



 「花見時期に女性が色っぽくなるのは、オデコに日が当たると、オデコの奥にある“松果体”からエストロゲンという女性ホルモンが分泌されるから」という大ボケをかましてくれた唐沢先生(正しくは目を通して闇を感知すると、松果体からメラトニンが分泌される)。さらに「ハゲに陽気な人が多いのは、人間の脳には日の光を受けて体内のリズムを整える器官があり、ここに日光が当たると精神が活性化するから」というガセビアに使いまわしたのだが、もう一つ見つけちまった。

『唐沢俊一の雑学王』P136 「冬季オリンピック」のトリビア

 人間はおでこの裏側にある「松果体」という部分に光を当てることで、活力を生む腸内物質を分泌している。日光が不足し、極度の不安や孤独感に襲われた選手たち(註:冬季オリンピックの選手)が、それらを紛らわせようとセックスに走るというわけである。

 わけであるじゃねーってんだよ。まあ、松果体とは便利な器官で、日当たりがよければ女を色っぽくし、ハゲを陽気にし、日当たりが悪けりゃ人を不安にさせて、セックスに走らせる。
 あーあ。しかも、この三つ、三つとも大嘘なのだ。

 酷いなあ。多分、全ページにパクリとガセがあると思われる。


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