イチロー、メジャー初の退場処分！

　マリナーズ・イチロー外野手（３５）が２６日（日本時間２７日）、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「１番・右翼」で先発出場したが、五回の第３打席で判定に抗議し、メジャー初の退場処分を受けた。

　イチローは初回の第１打席で二ゴロ、三回の第２打席では左飛とブルージェイズの先発左腕バーセイの前に２打席連続で凡退していた。異変が起こったのは五回。イチローは２−０の後に見逃した３球目をブライアン・ランジ主審がストライクと判定したことを不服として抗議、ランジ主審が退場処分を宣告した。結局この日のイチローは３打数無安打で打率は．３５３に下がった。

　今季のイチローは９年連続シーズン２００安打や、日米通算安打といった新記録の樹立や、大リーグ通算２０００安打を達成した。さらには自己新記録の２７試合連続安打、メジャー９年目で初のサヨナラホームラン、胃潰瘍（かいよう）で初の故障者リスト（ＤＬ）入りなど色々ながあったが、シーズン終盤に予想外のことが起こってしまった。城島健司捕手（３３）は欠場、チームは八回に追い付かれ、延長十回に４−５でサヨナラ負けを喫し、後味の悪い敗戦となった。

• 試合結果へ