2009年9月25日
昨日も今日も、うちが負けたらカージナルスが自動的に優勝する、という状況でした。
しかし、それだけはさせじ、と連勝したカブス。
特に今夜は、エースのBIG・Z(ズィー)ことカルロス・ザンブラーノ投手が快投。
2時間を切る試合は久しぶりです。
Zの映像がテレビに流れるとき、たいていの場合は食って掛かっていたり、誰かにつかみかかりそうになっていたり、ベンチの備品を壊していたり、と、とかく暴れん坊のイメージが先行します。
しかし僕らの中にいるZは、陽気で暖かな、人の好い男です。
とにかく好奇心旺盛で、頭もいい。
日本語にも興味津々で、日本語組の会話を傍らでじーっと聞いていて、
「ハハーン、わかった。車の話をしてただろ?」と、トピックを言い当ててくる。
「こんにちは!」なんていう挨拶は朝飯前で、現在の彼のブームは「いいかげんにしなさい」。
もちろん、アクセントは、「な」です。
そして手の甲で、相手をぼん、と叩く。見事な突っ込みぶりです。
お見せしたくてたまりません。
カリフォルニア州サンフランシスコにて 田口壮 
2009年9月24日
土井正三さんが亡くなってしまいました。早すぎるやろ・・・まだ67歳。
仰木さんといい、高畠さんといい、梶本さんといい、どうして僕の師匠は急いでどこかへ行ってしまうのでしょうか。
あちらの世界で急ぎの会合でもあるのでしょうか。
僕がプロ入りするきっかけを作ってくださった方です。
くじ引きで、僕を引き当ててくださった方です。
僕が土井監督のもとで、ショートの守備に苦しみ、送球難でイップスになったことで、その責任の一端を課せらてしまったことは、今でも申し訳なく思っています。
あれは僕の弱さ。心の弱さと、技術の拙さ、それに尽きます。
今なら「図太くなった僕を見てください」と言えるのに、それを聞かずして逝ってしまわれました。
土井さん、もうしばらくやってみますから、どうか見守っていてください。
ご冥福を心からお祈りしております。
不肖の弟子より
カリフォルニア州サンフランシスコにて 田口壮 
2009年9月23日
本日は深夜移動のため、メールはお休みさせていただきます。
ウイスコンシン州ミルウオーキーにて 田口壮 
田口選手宛のファンレターはこちらまで letter@taguchiso.com
|