2009年9月26日 19時15分更新
実りの秋を迎え岡山県鏡野町では真っ赤に色づいた姫とうがらしの天日干しが、最盛期を迎えています。
姫とうがらしは、岡山県鏡野町の奥津地区で古くから栽培されてきた15センチほどのとうがらしで、独特の辛さと香りが特長です。
ことしも真っ赤に色づいた姫とうがらしの収穫が今月初めから始まり、地元の温泉施設に設けられた加工場では加工用に乾燥させるための天日干し作業が最盛期を迎えています。
集められた姫とうがらしは、水洗いのあとかごの上に広げられます。そして日当たりのいい場所でおよそ1週間かけて乾燥させたあと細かく砕いて加工用にするということです。
奥津地区では数年前から地域おこしのグループが姫とうがらしを加工した特産品づくりに取り組んでいて、七味とうがらしやサラダ用のドレッシングなどが地元の温泉や道の駅などで販売されているということです。