「40年で未婚率10倍増!」から男のホンネを読み解けば…R259月25日(金) 17時 0分配信 / 国内 - 社会それもそのはず、若者世代の未婚率も急上昇中なのである。下表をご覧いただきたいが、この数値も年を追うごとに右肩上がりで増えている。たとえば、ほぼ30年前には21.5%だった30〜34歳男性の未婚率は、05年には47.7%に。ほぼ2人に1人が独身という状況になっているのだ。 日本にいったい何が起きたのか。そもそも30年前、未婚率がこれほど低い数値だった理由を、All About「恋愛」ガイドの石田陽子さんはこう語る。 「結婚するのが当たり前で、まわりも放っておいてくれなかったからでしょう。男性が仕事に専念するには、家事全般を引き受けてくれる妻の存在が必要でした。女性は経済的な理由、世間体もあり、結婚で幸せになると信じ、男性も女性も結婚に関してわがままをいえる状況になかったんです」 では、なぜ結婚しなくなったのか。好景気時代も未婚率が上がり続けてきたところを見ると、経済的理由だけではなさそうだ。 「本音は、いい結婚しかしたくない、ということではないでしょうか。結婚生活は山あり谷あり。長い人生を歩んでいける、と確信できる相手、自分にプラスになる相手でなければ、とまずは考えてしまう。だから、なかなか結婚に踏み切れない。20代の男性に聞くと、結婚したいと答える人がほとんどですが、今の自分の生活を大切にしつつ、恋愛の先に結婚があったらいいな、くらいのゆるい結婚願望の印象です」 今後、若者世代の未婚率が上がれば、生涯未婚率も上がるだろう。男性の3人に1人は生涯未婚、との予測もある。 (R25編集部) ※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです ※一部のコラムを除き、R25.jpでは図・表・写真付きのコラムを掲載しております 【関連記事・情報】 ・ まだオレは本気出してないだけ?男子が知らない婚活プロフの落とし穴 (2009.09.09) ・ 転職のプロに聞く、返事がもらえる「はじめましてメール」2つのポイント (2009.08.12) ・ 満員電車内での“オナラ”を罪に問うことはできるのか!? (2009.01.15)
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