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【長野】「自転車のまち」実現へ 飯田市が共同利用を推進2009年9月25日
飯田市は市民や事業所への自転車の貸与を柱とする「自転車市民共同利用システム」の推進に乗り出す。環境モデル都市として二酸化炭素(CO2)排出量削減に取り組み「自転車のまち」実現を目指す。 中心市街地の公共施設に電動を含む自転車を配置して市民に貸し出すほか、市内の企業や宿泊施設、中学校にも配置。通勤、通学、観光の足として自転車の利用促進を図る。 自転車を配置するのは、市役所や美術博物館、6公民館など中心市街地10カ所に42台、企業10社に30台、竜東中学校に3台、宿泊施設16カ所に55台の計37カ所、130台。環境省の全額補助事業で、総事業費は1837万5000円。 このうち、中心市街地の公共施設では、事前に申請した中学生以上の市民を対象に利用証を交付。午前9時から午後5時まで無料貸与する。貸出開始日の10月26日に市役所でセレモニーを開く。 11月8日には本町プラザで「自転車のまちづくりフォーラムin飯田(仮称)」を開催。トークショーや自転車による市街地散策などを予定している。 (長谷部正)
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