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箕面のサル“餌づけ”に罰金1万円…条例案可決

観光客などからもらったエサを食べる箕面市のニホンザル(箕面市のホームページより)

◆ 来年4月から施行 ◆

 大阪府箕面市議会は25日、市内の「箕面大滝」周辺に生息するニホンザルへの餌やりを過料付きで禁じる条例案を、全会一致で可決。来年4月から施行される。ニホンザルの餌づけは栃木県日光市でも禁止されているが「過料まであるのは珍しい」(箕面市)という。

 箕面市の条例は、サルが滝周辺だけでなく市街地にも出没しているため、市内全域での餌やりを禁止。市職員が巡回して指導する。違反が続けば勧告や命令をし、従わない場合は1万円以下の過料支払いを求める。同市は54年ごろ、観光客呼び込みのため約90匹いたサルの餌づけを開始。だがその後、土産物店や農作物を荒らす被害が深刻化し、市は餌場を山奥に移動。観光客に餌づけをやめるよう求めた。

[ 2009年9月26日付 ]

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