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名城「KOで決着を」挑戦者の大増量発言に反発

必死の形相でサンドバッグを叩く名城

◆ 大阪市内のジムで練習を公開 ◆

 2度目の防衛戦に臨む世界王者・名城信男が25日、大阪市内のジムで練習を公開。挑戦者カサレスが前日の会見で、計量からゴングまでの1日で8〜9キロ増量するとした発言に対して「自分ならリングで動けない。違うと思う」と、反発した。

 前日計量のリミット52・1キロから61キロでリングに上がったら現実は5階級上のライト級ボクサーであり、スーパーフライ級世界戦と呼ぶべきか否か…。日本ボクシングコミッションはリミットの5%を超える増量が判明すれば階級を上げるよう勧告する。ただ、世界戦はWBA、WBCが管理するため、その立場にない。4〜5キロという名城自身の2倍もの増量がスタミナを損なうなど技術的にも誤りと、勝って証明しなくてはならない。名城は「KOで決着をつけたい」と意気込んだ。


◆ WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ ◆
(9月30日・大阪府立体育会館第2競技場)
王者
名城 信男
(27・六島)
<12回戦> 同級1位
ウーゴ・カサレス
(31・メキシコ)
13勝8KO1敗 30勝22KO6敗1分

[ 2009年9月26日付 ]

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