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〜平成21年度一般公開開催報告(その1)〜
独立行政法人産業技術総合研究所中国センター【所長 多屋 秀人】は地域社会に貢献する産業技術総合研究所を御理解頂くとともに、科学技術への関心を高めていただくことを目的として、6月27日(土)に「一般公開」を行いました。
呉市における最後の一般公開ということで「ありがとう瀬戸内海大型水理模型」というキャッチフレーズで開催しましたが、梅雨の中日で好天に恵まれて1,605名の来場者で賑わいました。御来場いただいた皆様には、誠に有り難うございました。
■開催日時 | 平成21年6月27日(土) 10:00〜16:00 |
■場 所 | 産業技術総合研究所中国センター(広島県呉市広末広2−2−2) |
■来場者数 | 1,605名 |
■内容
●公開セミナー(10:00〜12:15)
@「産総研中国センターのこれまでの活動と今後について」 | A「瀬戸内海大型水理模型の歩み−何がわかったのだろうか」 |
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多数の御来場有り難うございました。 | この講演には、事前に問い合わせが多くあり、会場では熱心にメモを取る姿が見られました。 |
中国センター所長 多屋秀人による講演 |
長岡技術科学大学名誉教授 早川典生氏による講演 |
B「水理模型実験の効用と魅力、新たな活用法」 | C「水理模型の環境教育への利用」 |
潮汐のメカニズムについてお話していただきました。 | 水理模型は米国では退役後も環境教育の実践の場として利用されていることを紹介していただきました。 |
東海大学教授 杉本隆成氏による講演 |
東京都市大学教授 村上和男氏による講演 |
●科学工作教室(@10:30〜A13:00〜B14:30〜)
瀬戸内海大型水理模型内において工作教室を設けて、科学創造塾塾長 久家光雄氏による「バイオエタノール船を作ろう」を開講しました。
各36名、合計108名の子供達が色鮮やかな船を製作し、バイオマス研究センターで製造した「バイオエタノール」を燃料にしたポンポン船を瀬戸内海大型水理模型に走らせました。
作っている子供達より同伴した家族の方が熱いまなざしを注いでいました。
瀬戸内海大型水理模型内をスイスイと走り回る「バイオエタノール船」に子供達による声援が飛び交いました。
●移動地質標本館
つくばセンターの「地質標本館」から応援を得て、岩石の展示や「久井の岩海」の展示、鳴り砂の実験、液状化現象の実験、水路堆積実験や赤青メガネでみる立体図等の体験コーナーを設けました。
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