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舛添氏に教え請うた長妻氏 発足10日の鳩山新政権 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:年金問題
これを耳にした舛添氏は引き継ぎでじっくり課題ごとにポイントの説明した上で、大臣室に局長らを集め「長妻氏をいじめるな。国民のために支えてあげてほしい」と訓示、独自の人脈でつくっていた「ブレーン役の官僚特命チームもそっくり引き継いだ」(厚労省幹部)という。民主党内からは「舛添氏は意外に『いいひと』だった」(政調関係者)と再評価する声も。
老獪VS原理主義
今回の副大臣、政務官の人事は、各閣僚による「早い者勝ち、力次第のつかみ取り、奪い合い」(党幹部)というのが実態だった。
その一例が、副大臣人事に先駆けて、古川元久衆院議員が国家戦略室長(内閣府副大臣)に早々と内定したことだ。ある閣僚は「また菅(直人副総理・国家戦略担当相)さんの抜け駆けだ」とこぼした。
また、外交・防衛通の長島昭久衆院議員をめぐっては当初、それぞれ岡田克也外相が外務政務官、北沢俊美防衛相が防衛副大臣への起用を狙い、激しい駆け引きが行われた。
「長島氏がほしい。何とかならないの」
こう求める北沢氏に、岡田氏は原則論で「もう、うちでの起用が決まっているんですよ。それに当選3回(の長島氏)はまだ副大臣じゃないでしょう」といったんは一蹴(いっしゅう)した。
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