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舛添氏に教え請うた長妻氏 発足10日の鳩山新政権 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:年金問題
鳩山政権がスタートして26日で丸10日。各府省とも新閣僚は前閣僚からの引き継ぎを終え、副大臣、政務官による「政務三役会議」を開催した。民主党政権で始まった閣僚が自ら副大臣ら部下を指名して「チームを組んで課題にあたる」(民主党幹部)試みは、まだ端緒についたばかりだ。政権交代と組閣に伴うエピソードを拾った。
「意外にいいひとだった」
「私は年金しか分からないんです。いろいろ教えていただけませんか」
17日午前に行われた新旧閣僚の事務引き継ぎの前、長妻昭厚生労働相は前任の舛添要一前厚労相にこう打ち明け、頭を下げた。
さらに長妻氏は念を押したという。「できれば2人きりで。最低でも、40分以上は時間をとっていただけないですか」
厚労省は、新型インフルエンザ対策をはじめとする医療や社会保障問題、雇用など労働行政など多岐にわたる問題を管轄する巨大官庁だ。「ミスター年金」といわれ、年金問題では厳しく舛添氏を追及してきた長妻氏だが、これからは未知の分野、苦手分野にも取り組まなければならない。
これに先立つ長妻氏の初登庁時には、出迎えの職員らからは恒例の歓迎の拍手も起きなかった。
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