何かしらコメントや状況報告を求められていると思うのでご報告。
まず矢面に立たされている演者を叩くことは間違っているので
そこは皆さん配慮してください。立場は自分と同じようなものです。
自分の携わった範囲だと「Lost Meaning」のときは、
ブローウインドレコードさんとしっかり契約しましたし、
アレンジの代金等も多少遅延はあったもののちゃんと頂きました。
ブローウインドレコードのときはレーベルとしての機能は一通り果たされ、
楽曲もJASRACに登録し、今現在に至っても印税の明細はちゃんと届きます。
JASRACのサイトで作品データベースがあるので、そちらで検索して頂ければ
それはすぐにでもわかると思います。
問題はシングル「Blue Star」のカップリング曲である「Eternity」。
これはzoomeさんにおけるネット連動企画も絡んだもので
アスワンエンタテインメントが音楽周りは仕切っておりました。
この頃にブローウインドレコードが撤退し、CDの企画・発売を
アスワンエンタテインメントが全て運営することになったのですが、
実際のところはどうなっていたのかさっぱりわかりません。
発売されたCDのサンプル盤さえ送られてきませんし。
というのも、あるときから一切アスワン側と連絡が取れなくなってしまい、、、
端的に言えば、zoomeにおける使用料の支払、アレンジ代の支払、
JASRACへの登録もしくは原版権の買取、
いずれもスルーされてしまっています。
自分個人としては、アスワンから別件でもう一本アレンジの仕事を依頼され、
そちらも歌手のレコーディングまで終了している状況、
アレンジャーとしての納品作業は終了している段階で、
こちらもアレンジの代金が未払いとなっています。
この諸々の未払いの件に関して、落合さんの現事務所であるインターセプトサイドも対応を迫られ、
状況確認をしている状態でした。
自分のところにも同社や落合さん本人から諸々連絡が入りました。
本来インターセプト社はこれらの件に一切関係ないのですが、
各関連企業や関係者と情報を一本化して事実関係を明らかにし、
滞納されている支払いなどをきっちりさせていこうという流れでした。
ここで、ひとつわかってほしいのは
落合さんもある程度自分と同じ立場ですよ、ということです。
JASRACに登録されれば作詞者はもちろん、歌手にも歌唱印税が入ります。
アスワンに制作体制が移って以降、いくつかの楽曲が登録されていないようです。
売れてる売れていないに関わらず、どこにあるのかはっきりすべき権利が宙に浮いた状態で、
自分ももはや為す術がない状態です。泣き寝入りです。
フリーランスである分、自分の方がダメージが大きく感じると思いますが。。。
12ヶ月CDも、最初はそのような企画・予定ではなかったと聞き、
一部の権力者によって主導されたものであることは確かで、
その方法のミスリードが最終的に企画や企業の自壊を招いたものであると思います。
矢面に立たされている人はそのミスリードに巻き込まれた側であることを
どうかご理解頂きたいと思います。
そのような状況下で、ちょっと記事のURLは失念してしまったのですが
(何せ投稿量がハンパないですしw)
12ヶ月をやり遂げることに意味がある、とか、意地でも、とか
そんなようなニュアンスの記事を書かれていたと記憶しています。
その姿勢に自分は賛同でした。
だからフラフラになりながらも12ヶ月を完走出来てホントに良かったと思っています。
これで12ヶ月の企画を止められたら、馬鹿みたいですよ、ホントに。
いろんなもの壊されて、いろんなことを言われて、
それで、ほら見たものかと企画が頓挫した状態になったとしたら、
もっと大きなもの、、人間的な、自分自身的な意味で、
何か取り返しのつかないものを失っていたと思います。
夜逃げみたいに消えた会社を見返したいじゃないっすか。
たぶん大人げないことだけど、オレが同じ立場なら
インディーズみたいな力ずくな方法を取ってでも
やはり同じく12ヶ月やりきって見せたと思います。くやしいですもん。
(最後の方、実際はどのようにリリースされていたか自分は知らないですが…)
企業・法人が関わり、娯楽産業として制作される音楽、その活動は
ボランティア活動ではありません。仕事です。
仕事をした分の給料が支払われないことは、全くもって正しいことではありません。
自分のように稼ぎの少ない人間にとってはひとつのそれが大きな痛手となります。
自分に至らぬ点があったからこのような状況に巻き込まれたことも理解し、反省しています。
今後このようなことにならないようもっと知識を蓄え精進していきたい次第です。
というワケで権利がどこにあるかもわからない、「Eternity」貼っておきます。
少なくとも落合さんとオレにはこの作品の権利があると思います。。。
どこかから怒られたら止めますが、オレ自身はこの楽曲が
こんなゴタゴタに巻き込まれてほしくはありませんし、
しがらみなく、一人でも多くの人に聴いてほしいと思っています。
自分自身はこの楽曲の制作に、いつも通り全力を注ぎました。
ミックス等が違うスタジオで行われたために、
バランスも聴きやすくなっているように感じます。
「Lost Meaning」よりも良い出来に仕上がっていると思います。
落合さんの歌声もこの楽曲に違和感なくはまっていると思います。
1年近く遅れですが、涼しい季節を迎えるにあたって、
ぜひプレイヤーにでも突っ込んで聴いてあげてください。
※本件に関して自分はこれ以上のことを知り得ませんので
質問等を頂いてもお答え出来ないと思います。
こちらが教えてほしいぐらいの勢いです。。。
またこの記事は落合祐里香さんご本人や関連企業とは一切関係なく
一部推測を含めて個人の意思で書いたものです。
まさかそこまで大変だとは思いませんでした
あまり業界等に詳しくない私がコメントをするのは差し出がましいことで申し訳ありませんが、
ただ間違えなく言える事は
「Eternity」は良い曲だと思いました
今後も作曲活動等頑張って下さい
陰ながら応援させていただきます