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県内店舗数34%増 ネット商店街「楽天市場」2009年9月24日

 インターネット通販大手の楽天(東京、三木谷浩史社長)が運営するインターネット商店街「楽天市場」の「沖縄エリア」への出店が急増している。2008年の県内店舗数は156だったが、今年8月末現在で209(前年比34%増)で、佐賀県(37%)に次ぎ九州で2位の伸びとなっている。08年9月から09年8月までの県内流通額は15億6322万円で、前年比24%の伸びを示した。紅イモを使った菓子やマンゴーなどの商品構成で、年商1億円を超える店舗も出てきた。
 東京以外の道府県を巡り、新聞、テレビなどへのPR行脚を続けている楽天市場の須藤淳子氏(事業戦略部PR推進グループ所属)は「沖縄は魅力的な商材が多く、潜在需要はまだまだある。ビジュアル面など、ネット店舗の強化にしっかり取り組めば、成果が付いてくる。本土と遠い地理的ハンディを克服する販促手法を活用してほしい」と話している。
 楽天市場は昨年、「沖縄エリア」を開設した。各店舗の売り上げ増に向け、「出店したら終わりではなく、沖縄発の売れ筋を見極め、楽天市場のノウハウを生かし、きめ細かなサポート体制を敷いている」(須藤氏)としている。
 特産品を地域単位でまとめ、各地の魅力を紹介する楽天市場の「まち楽」内には、県との共同企画「いっぺーじょうとう沖縄」を開設。プロ野球・楽天のキャンプ地、久米島の情報を伝えるブログサイト「めんそ〜れ 球美の島」も併設している。


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