インターネット通販大手の楽天(東京、三木谷浩史社長)が運営するインターネット商店街「楽天市場」の「沖縄エリア」への出店が急増している。2008年の県内店舗数は156だったが、今年8月末現在で209(前年比34%増)で、佐賀県(37%)に次ぎ九州で2位の伸びとなっている。08年9月から09年8月までの県内流通額は15億6322万円で、前年比24%の伸びを示した。紅イモを使った菓子やマンゴーなどの商品構成で、年商1億円を超える店舗も出てきた。
東京以外の道府県を巡り、新聞、テレビなどへのPR行脚を続けている楽天市場の須藤淳子氏(事業戦略部PR推進グループ所属)は「沖縄は魅力的な商材が多く、潜在需要はまだまだある。ビジュアル面など、ネット店舗の強化にしっかり取り組めば、成果が付いてくる。本土と遠い地理的ハンディを克服する販促手法を活用してほしい」と話している。
楽天市場は昨年、「沖縄エリア」を開設した。各店舗の売り上げ増に向け、「出店したら終わりではなく、沖縄発の売れ筋を見極め、楽天市場のノウハウを生かし、きめ細かなサポート体制を敷いている」(須藤氏)としている。
特産品を地域単位でまとめ、各地の魅力を紹介する楽天市場の「まち楽」内には、県との共同企画「いっぺーじょうとう沖縄」を開設。プロ野球・楽天のキャンプ地、久米島の情報を伝えるブログサイト「めんそ〜れ 球美の島」も併設している。
次の記事:アイフル、2000人削減・2...>>
今日の記事一覧 今月の記事一覧 最近の人気記事
Photo History 琉球新報掲載写真でつづるオキナワの歴史
しんぽう囲碁サロン 世界中の囲碁ファン会員と対局
ライブカメラ 琉球新報泉崎ビルに設置したライブカメラ
りゅうちゃん商店 ウェブサイトからも購入可能に!
ちょBit 新報パーソナルアド
ウイークリー1 沖縄県内・県外就職・求人情報ニュースサイト
琉球新報の本 琉球新報の本がネットでも購入できます
週刊レキオ 生活情報満載の副読紙。毎週木曜お届け
新報カルチャーセンター 130講座 学ぶ楽しさがいっぱい
新報ローカルブログ ミニコミ紙連動のローカル情報
〒900-8525 沖縄県那覇市天久905
紙面・記事へのお問い合わせは、読者相談室までどうぞ。
電話098(865)5656 (土日祝日をのぞく平日午前10時〜午後4時)
©The Ryukyu Shimpo
本ウェブサイト内に掲載の記事・写真の無断転用は一切禁じます。すべての著作権は琉球新報社または情報提供者にあります。