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J2仙台 きょうアウェー4位甲府戦
J2仙台は23日、甲府市の山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場で4位甲府と対戦する。2位仙台が勝ち点4差で上回るが、今季の直接対決は2戦2敗と分が悪い。ともにミス絡みの失点が敗因となっただけに、攻守とも集中し、ライバルを昇格圏外に遠ざける大きな1勝を奪いたい。
先発は快勝した前節の栃木戦と変わらない見込み。控えは中島裕希に代わって永井篤志が入り、試合途中で中盤の人数を増やす布陣への変更を見据える。
選手たちは22日、仙台市泉サッカー場で最終調整。中2日の過密日程を考慮し、約1時間の軽めのメニューをこなした。ミニゲームではセットプレーの守備の位置取りを徹底して確認した。鼻骨が折れている渡辺広大は、フェースガードを着けてプレーに励んだ。
甲府は21勝12分け7敗。前節は草津を押し込みながら敗れただけに、巻き返しを懸けた上位対決に気合十分で臨むとみられる。右サイドバックのDF杉山新を出場停止で欠くが、ここ4戦で4得点のFWマラニョンが軸の強力3トップに注意したい。
手倉森誠監督は「素早い攻守の切り替えが鍵。昇格争いをする相手にダメージを与えたい」と意気込みを語った。
<苦手攻略の鍵は“元同僚”> 仙台は甲府とのアウェー戦が苦手。2001年11月から8戦で4分け4敗と白星がない。近年は、1万人を超すサポーターの熱狂的な応援を背にハードワークを仕掛ける相手に苦しんでいる。
「(片道約4時間の)移動も長いし、本当の敵地の感じがある」と手倉森監督。何度も苦杯をなめさせられてきただけに、「全敗というわけにはいかない」(梁勇基主将)と、イレブンは闘志を燃やす。
今回は心強いデータがある。前節の草津―甲府戦で、元仙台の草津・熊林が甲府の3ボランチを封じたビデオを入手した。「クマさんがうまく弱点を突いていた」と渡辺。かつての仲間の動きを参考にして決戦に挑む。
◎前回の対戦/すき突かれ2失点
甲府 2(1―0 1―1)1 仙台
仙台が立ち上がりと終了間際に失点。試合運びのまずさが響いて競り負けた。 前半2分、FW登録の5人が先発した甲府の力強いカウンターに守備が崩され、最後はガウボンに頭で押し込まれて先制を許した。その後は相手の中盤に生じたスペースを突いて攻勢に出たが、決定力を欠いた。後半39分、梁勇基の右CKをエリゼウが頭で合わせてようやく同点。しかし、ロスタイムに前掛かりになったところを突かれ、国吉に決勝ゴールを奪われた。 (7月26日・アウェー)
2009年09月23日水曜日
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