アストラムラインを運行する広島高速交通(広島市安佐南区)は24日、運賃支払いICカード「PASPY(パスピー)」について、各駅での定期券以外の販売を26日から中止すると発表した。販売数が予想を大幅に上回り在庫が不足した。
追加発注し、12月中旬までの販売再開を目指す一方、10月末に終了予定だった磁気カードの販売は延長する。
同社は、アストラムラインの定期券と磁気カードの利用者計約2万人がパスピーに移行すると推定。8月8日の販売開始時に3万枚を用意した。売れ行きは予想以上で約2万枚を今月23日までに販売。残りは定期券用に確保する必要があり、販売中止を決めた。
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