| 鳩山内閣がスタートして1週間。多角的に検証すると、この国は変わり、良くなりそうなのか。訪米中の鳩山首相は国連で演説したり、各国首脳と会談。ようやく日本が国際舞台でまともに存在するという印象を与えた。内政に目を転じても、役人のデタラメと天下り法人の実態があぶり出され、予算の編成や配分先もガラリと変わりそう。ただ、政権が代われば、景気や株価は上向きそうなのに、なかなかそうならない不満とか、鳩山首相の裏側で小沢幹事長がいるという「二重権力構造」批判とか、郵政と金融を仕切る亀井静香大臣の存在とか、大マスコミをはじめ外野からはいろんな不安が渦巻いている。それらのことを含めても、この新政権には国民の期待が集まっていることに変わりない。 |