「レスリング世界選手権・第3日」(23日、ヘルニング)
女子51キロ級で25歳の甲斐友梨(アイシンAW)が銅メダルを獲得した。甲斐は準決勝で敗れたが、3位決定戦で洪迪(中国)にフォール勝ち。19歳のマットソンが初優勝を飾った。第4日(24日)は、7連覇を狙う女子55キロ級の吉田沙保里(綜合警備保障)が、準々決勝へ進んだ。
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非五輪種目ながら前回大会まで4連覇した坂本日登美からバトンを受け継いだ階級で、甲斐は銅メダル。「どうしても金が取りたかった。すごく悔しい」。全日本選手権優勝の堀内優(日大)が肩を故障したことによる代替出場。栄監督に「将来は見えてきた」と合格点を与えられた成長株は「まずは日本で一番になる」と、国内制覇を大目標に掲げた。
(2009年9月25日)