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虐待で「生命の危機」129人 「実母から」が半数以上
このニュースのトピックス:暴行・虐待
全国の児童相談所が昨年4〜6月の3カ月間に「虐待を受けた」と判断した18歳未満の子供8108人のうち、2%程度に当たる129人は大けがや衰弱などで生命の危機があったことが21日、全国児童相談所長会の調査で分かった。
129人について、虐待の内容を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは暴行など身体的虐待の89人で、骨折や頭にけがを負っていた。子育ての怠慢・拒否(ネグレクト)による栄養不良で衰弱死などが懸念されたのが40人に上った。暴言や差別などの心理的虐待が16人。性的虐待(2人)の中には妊娠しているケースがあった。
主に実母から被害を受けた子供が77人と半数以上を占め、次いで実父が32人。虐待のあった期間は1カ月未満が49人、1カ月以上3カ月未満が20人で、比較的早い段階で児童相談所が把握できたケースが多いが、3年以上に及んだ子供も9人いた。
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