武蔵「カッコより勝ちにこだわって」バンナ倒す
K―1ワールドGP開幕戦(26日、韓国・ソウル市オリンピック第1体育館)に出場する武蔵(36=正道会館)が24日、ソウル市内で行われた個別会見で引退宣言後、初めて公の場に姿を見せ、ジェロム・レ・バンナ(36=フランス)戦への抱負を述べた。
「かっこよく倒して勝ちにいきたいが、勝ちにこだわる」。だが、その言葉とは裏腹に、会見の席に着いた武蔵はまるで試合後のように左目のまぶたに青あざ、上唇には切り傷をつくっていた。「きつい練習に耐えて頑張ってきたが疲労がピークで不用意なパンチをもらった」。9月上旬の練習中に後輩の右パンチを顔面に受けたことが傷の原因だったが「集中力を切らさないことが教訓になった」とプラスにとらえた。その後は高い集中力で練習を積み重ね、準備は万端。負けたら引退の決意をそのままバンナにぶつける。
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