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堕ちたご当地ヒーロー 茨城の「イバライガー」逮捕
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茨城県つくば市のご当地ヒーロー「時空戦士イバライガー」に扮していた男が、戦隊ヒーローの衣装を勝手に複製し、ネットオークションで販売したとして、警察に逮捕されていたことが26日、分かった。「イバライガー」は昨年から県内各地で子供向けイベントを中心に活動。チビっ子たちに愛されたヒーローの思わぬ“転落”に、県内のイベント関係者は対応に追われた。
愛知県警生活経済課と一宮署に、著作権法違反の疑いで逮捕されたのは、茨城県つくば市上ノ室、サーフショップ経営、卯都木睦容疑者(41)と、愛知県一宮市小信中島、小児科医、城後創容疑者(47)。卯都木容疑者は「イバライガー」として“活躍”。「趣味が高じてしまった」と供述しているという。
調べでは、2人は5月から6月にかけ、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の衣装2着を大阪府枚方市の無職男性(38)ら2人に計約18万円で販売し、東映の著作権を侵害した疑い。卯都木容疑者が衣装を制作し、城後容疑者が販売を担当。昨年5月ごろから約40着を販売、約300万円を売り上げた。
衣装は非常に精巧で、愛知県警は卯都木容疑者がアトラクション関係の知人から衣装を借り、型を取ってつくったとみて調べている。2人は特撮番組が好きで、インターネットを通じて知り合った。
卯都木容疑者逮捕を受け、茨城県つくばみらい市で26日に予定されていたイバライガーを招いての秋の交通安全キャンペーンは、同県警常総署や同市などの関係者だけで行った。同県日立市で27日行われる市民生活安全フェスティバルで予定されていたイバライガーショーも中止が決定。つくば市のケーブルテレビ「ACCS」は、5分間のイバライガーの番組を1日2回放送していたが、卯都木容疑者逮捕により26日から放送を中止した。
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