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自民党総裁選 3候補が党の青年局と女性局が主催する公開討論会で持論を展開

9月24日20時27分配信 フジテレビ

自民党総裁選の3人の候補者は24日、党本部で党の青年局と女性局が主催する公開討論会に臨み、年金制度改革などで持論を展開した。
西村康稔前外務政務官は「今の年金制度プラスアルファが必要。それは生活保護とのバランスとか、年金加入期間を短くするとか、あるいは年金が足らない人に何らかの手当てを税金で投入するかどうか、いろんな工夫の仕方がある」と述べた。
河野太郎元法務副大臣は「現在の制度を抜本的に変えなきゃどうにもなりません。基礎年金は全額税方式にして、わたしは消費税がいいと思っています」と語った。
谷垣禎一元財務相は「ここ(国民年金)の空洞化が非常に大きな要因、不安の源泉になっている面があります。ここをどうしていくかということを、対案を考えていく必要が差し当たってある」と話した。
党総裁として北朝鮮を訪問し、拉致被害者を取り戻すべきかという質問には、3人とも「イエス」と答え、2010年の終戦記念日に靖国神社を参拝するかという質問には、西村・谷垣両氏が「イエス」、河野氏だけが「別の日に参拝する」と答えた。
また、討論会のネット中継の視聴者からの質問として、小泉 進次郎議員が読み上げた「模範とする総裁」では、西村氏が「吉田・岸両元首相」、谷垣氏が「吉田・宮沢元首相」を挙げる一方、河野氏は名前を挙げず、小泉元首相には誰も言及しなかった。

最終更新:9月24日20時27分

Fuji News Network.