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【酒井法子覚醒剤】やまない芸能界薬物汚染 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:メンタルヘルス
また、「芸能人はお金を持っているので、覚醒剤など価格が高い薬物にも手が届く。浮き沈みの激しい業界ゆえか、精神的に不安定で、それが薬物に手を出す動機になっていた芸能人もいた」と振り返る。
酒井容疑者は平成10年、覚せい剤取締法違反容疑(所持)で逮捕された自称・プロサーファー、高相祐一容疑者(41)と結婚し、翌年長男を出産。復帰後はCMなどで母親や家庭人の優しいイメージを保ってきたが、家庭内での不仲説や別居もささやかれていた。
押尾容疑者も、19年に女優の矢田亜希子さん(30)と結婚、1児の父となるが、最近は矢田さんと別居状態と伝えられ、その後離婚、ここ数年はメディアへの露出も減っていた。いずれも、「表と裏」のギャップに苦しんでいたようにもみえる。
精神科医でヒガノクリニック院長の日向野春総(ひがの・はるふさ)医師は「漠然とした不安やストレスを抱いている人ほど、鬱病(うつびょう)の薬を飲む感覚で大麻や薬物に手を出すケースも多い。芸能人は自分が落ち目であることに非常に敏感」と指摘する。
こうした現状から、芸能界として薬物対策に乗り出すべきだとの意見もある。
芸能リポーターの梨元勝さん(64)は「芸能人としての特権意識や、『逮捕されても復帰できる』といった甘えの意識、業界の構造的問題も影響しているのではないか。芸能界も、角界のように抜き打ち検査をやるなど業界全体で薬物撲滅に取り組むべきだ」と警鐘を鳴らしている。
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