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2009年9月24日(木) 19:15 |
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新型インフルワクチンのサンプル完成
新型インフルエンザワクチンの製造を進めてきた観音寺市の阪大微生物病研究会は、ワクチンのサンプルが完成したことを明らかにしました。 本格的な出荷は10月中旬頃だということです。
観音寺市にある阪大微研が、今月20日に製造しました。 阪大微研は、今年6月9日に厚生労働省から提供された新型インフルエンザワクチンのウイルス株を、ニワトリの有精卵に植え付けてワクチンの製造を進めてきました。 ワクチンは現在、1ccの瓶入り14万本が完成しています。 完成したサンプルを国へ提出し、安全検査を受けた後、10月中旬からの出荷を目指しています。 しかし、いつどこにどれだけの数を出荷するのかなど、スケジュールについては、いまだ国から何も示されていないといいます。 阪大微研は、今年度中に500万本のワクチンを製造する予定で、国内4つのメーカーあわせての製造量は約2000万本になるのではと話しています。 しかし、厚生労働省はこの冬までに5300万人分を必要としており、大流行を前にどれだけのワクチンを確保できるかが大きな課題となっています。
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