dislocated passage

2009-09-19 こたつ問題

[]こたつ問題 01:31

まぁそんなに遠くない存在の人がやり玉にあがっているので、建築系ラジオを聞いてみた。

殊に作品や作家を弁護するつもりは毛頭ない。

正直、作品は酷いものである。責任感のなさを露呈し、今後自分の名前で活動はほぼ不可能に近いであろう。

ただ院生、東大というキャッチーなターム。的を射ない発言の連呼。笑いの応酬。

べつに叩くことは悪いことではない。ネットで叩かれるだけましだし、作品を叩くことなどは昔からよくある。

しかし、根本的な問題を捉えきれてない建築家等の発言が幼稚である。

それなりの長い時間をラジオにかけるのであれば、学生でももう少し議論を膨らませることはできる。

もう少しネットサーフィンをしてみたが、この配信自体が問題になっていることがどうのこうのとラジオ出演者等のコメントを多数発見。

批評がどうこうだとか、笑いがどうこうだとか。配信自体に愛を感じるだとか。なんだかね。

作品やラジオの内容がどうのこうのというよりも、この作品が建築界を象徴し、討論会自体が建築界の現実である。