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6 みなさんの疑問にお答えします
     
Q   八ッ場ダムについて「設計図も出来ていない」とか「地元も反対している」といった報道がありましたが?
     
     
A  
以下の書簡をTBS宛てに送付しているところです。

平成18年4月14日
「みのもんたの朝ズバッ!」制作担当部長様
国土交通省八ッ場ダム工事事務所長 安田吾郎
「みのもんたの朝ズバッ!」における放映内容について


 この度、3月10日の放送において当事務所が建設を進めている八ッ場ダムを取り上げていただきましたが、貴番組の放映内容のうち、いくつかの点について、次のとおり実状を御説明させていただきます。

 番組中で(八ッ場ダムは)「設計図もまだできていない」というコメントがありました。八ッ場ダム本体の設計については、平成17年度までにダム建設に必要な構造等の設計図は既に作成されています。さらに、平成18年度より本体工事の発注に必要な図面や数量等の設計図書の作成を引き続き行う予定です。

 また、「地元も反対している」とのコメントがありました。八ッ場ダムの建設については、地元との調整を進めた結果、昭和60年に群馬県、平成4年に長野原町、7年に吾妻町の同意をいただいています。用地補償等に係る基準についても水没関係者との間で全て妥結しています。現在では、「少しでも早くダム事業を進めてほしい」という声を多数の地元の方々からいただく状況となっております。

 3月8日放送の貴番組で、八ッ場ダムについて、「2500億円強が宙に浮いた状態に」、「いまだ着工されていない八ッ場ダム」等のテロップが放映されました。ダム建設は、調査・測量・設計、用地補償・家屋移転、付替道路・工事用道路といった手順で進め、最終的にダム本体工事を実施することとなります。これまで八ッ場ダムでは約2200億円の事業費を投入し、調査をはじめダム建設工事の重要な部分を占める付替道路・鉄道等の施設工事を順次進め、現時点で事業費ベースで約48%(平成17年度末見込み)の進捗が図られています。これらの工事にある程度目途が立ったことから、平成18年度に、ダム本体関連工事(転流工)に着手し、順次ダム本体工事を進めていく予定です。

今回、貴番組の取材の申し込みは撮影日の直前(前日)でありましたが、今後につきましては誤解を招かないよう、十分説明したいと考えておりますので、できるだけ早めに御連絡いただきますようお願い致します。

 なお、貴番組の放映内容について、当事務所に問い合わせが多く寄せられているため、この文書は当事務所ホームページにて掲載させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

     
 
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国土交通省 八ッ場ダム工事事務所:
〒377-1395 群馬県吾妻郡長野原町大字与喜屋11番地
TEL:0279-82-2311