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“新首相”はこんな人2…資産16億円、政界トップ

 次期首相就任が確実になった鳩山由紀夫氏は、預金などの総資産が16億円を超える政界トップの資産家だ。政治資金は2007年分が計2億2194万円と当時の国会議員中で10位。ただ個人献金欄に、実際は献金していない人や故人の名前がある虚偽記載問題が発覚し、十分な説明がなされないままだ。

 【資産】

 06年2月に公開された資産報告書によると、資産の主体は預貯金12億8100万円。08年の補充報告で50万円上積みした。東京・田園調布の自宅など土地、建物の固定資産税課税標準額が約3億7000万円。総資産は16億5641万円に上る。

 資産総額には計上されないが、母親が創業家出身のため保有するブリヂストン株350万株は市場価格に換算すると数十億円。09年の所得公開によると、株式の配当所得は840万円だった。

 【政治資金】

 07年分の政治資金は、鳩山氏がそれぞれ代表を務める資金管理団体「友愛政経懇話会」と党支部「民主党北海道第9区総支部」の分を合計。党本部からの寄付が45%と最多で、個人献金24%、パーティー収入21%と続く。企業・団体献金は1%の205万円。

 友愛政経懇話会の収入は2億31万円。虚偽記載の発覚で、個人名を記載しなくてよい5万円未満の献金も2779万円と多額。パーティー収入4583万円のうちでは、記載が義務付けられる20万円超のパーティー券購入はない。

 虚偽記載と判断した05年から4年間の総額2177万8000円の献金については、費目を鳩山氏個人から資金管理団体への貸付金に変更した。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年08月31日 17:02 ]

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