岡山放送局

2009年9月24日 19時0分更新

古代米刈り入れ体験


古代から栽培されていたとされるコメの品種、「古代米」の稲の刈り入れに真庭市の子どもたちが挑戦しました。

古代米は、縄文時代や弥生時代から栽培されていたとされるコメの品種で、現代では赤米や黒米など健康に良い食品としてその価値が見直されています。

24日は、真庭市の蒜山郷土博物館の隣のおよそ10アールの田んぼで地元の八束小学校の6年生13人が、春に自分たちで田植えをした古代米の稲の刈り入れに挑戦しました。

八束小学校では、総合学習の一環として子どもたちにも稲作を体験してもらおうと8年前から古代米の田植えや刈り入れを行っています。

子どもたちはまず石包丁を使って昔と同じ方法で稲を刈ったあと、今度は、かまを使って1本1本ていねいに刈り取っていました。

子どもたちは「昔の人はこんな方法で稲刈りしていたと知っていい経験になりました」と話していました。