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鳩山首相も“オタクエリート”だった

 民主党鳩山由紀夫首相(62)も漫画&アニメオタクだった? 鳩山首相が、同党幹事長だった05年、オタク専門誌「オタクエリート」に登場、「日本の漫画・アニメ文化」について「世界一」「世界をリードしている」と称賛し、発展させるべきと主張していたことが23日、分かった。漫画で歴史を勉強していることや、「漫画ベスト10」も明かすなど、自身のオタクぶりも披露。自民党麻生太郎前首相(69)だけでなく、新首相も「オタク文化」推進に理解を示していた。

 鳩山氏が出ていたのは、ビブロス社(破産)から05年12月に出版されたオタク誌「オタクエリート」NO・1号。表紙モデルも務めた鳩山氏は、「鳩山由紀夫が語るニッポンの漫画・アニメ」と題された巻頭ロングインタビューに登場。

 まずは漫画について「漫画の効用はある」などと評価した。さらに、自身も「三国志」などの漫画で歴史の勉強をしていることを明かし「最近は歴史の勉強をするのに、役立っていましてね。(『三国志』は)そりゃあもう、劉備玄徳になりたい! と思いながら読んでいますよ」と告白。同誌が、漫画「ロボット三等兵」復刻版を持参すると「これなんだよ、これ! 名著なんだよ、名著」と激しく興奮した。

 大学生時代には「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」のほか「ガロ」まで読破。最近でも、97年~00年まで「週刊少年ジャンプ」に連載されていた桂正和氏原作の恋愛漫画「I”s(アイズ)」を毎週愛読していたといい「淡いロマンが良くってね」と恋愛観も明かしていた。

 アニメについても、宮崎駿監督(68)作品を高く評価。「宮崎駿さんはいいね。『もののけ姫』と『千と千尋の神隠し』。自然と人間というのを実にうまく描いて、見ている人を導いていく人だと思います」と分析。さらに、自身の「漫画ベスト10」「漫画家ベスト10」「アニメ作品ベスト5」も選ぶなど、オタクぶりも披露していた。

 「日本の漫画・アニメ」文化について「日本はですね、アニメでは世界一であることを誇りとして、これを発展させていく。産業としてリードさせていくということは非常に重要だと考えています。役所は規制するのではなく、大いにプロモートするべく努力してほしい。今、日本は世界の中で価値が乏しくなっています。その一方で漫画とアニメは世界をリードしているのだから、推し進めていくべきではないでしょうか。日本人は近年、夢や希望を失いかけているように思います。失いかけている日本人の大切な部分を、漫画やアニメを通じて取り戻してほしい」と、推進策を熱く提言していた。

 同誌は、「全国統一オタク検定試験」が掲載されていたほどの“ディープな”雑誌。「オタク文化支持」といえば麻生前首相が有名だが、鳩山新首相も負けていなかった?

 [2009年9月24日9時17分 紙面から]


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