第41回「愛馬の日」のイベントとして第1回ジョッキーベイビーズ関東予選(ポニー競馬)が23日、東京・世田谷区のJRA馬事公苑で行われた。
午前の予選(15人=5頭立て×3R)に続き、午後の決勝(ダ230メートル)では約1000人の観衆が見守る中、予選で上位2着までに入線した計6人が出場。木幡初広騎手の二男、巧也(たくや)君(13)=美浦TC少年団=が見事な手綱捌きで優勝。2着の湯浅玲雄(れお)君(11)=日本乗馬倶楽部=とともに11月8日のジョッキーベイビーズ決勝(東京競馬場、芝直線400メートル、計8人)への出場が決定した。
巧也君は「(年齢制限で)これが最初で最後のチャンスなので絶対出たいと思っていた。馬が良かったし、勝てて最高。東京でも1位を獲りたい」と本戦に向けて力強く語った。父親の木幡騎手は「発走が近づいてくるとオレの方がドキドキしてきた。それにしてもよく頑張った」と息子の優勝に終始笑顔だった。